ホワイトカラー シーズン1 第10話~第12話

第10話 致命的な症状

ニールはジューンと彼女の孫サマンサのサッカーの練習を見ながら、ジューンからある相談を受ける。腎臓が悪いサマンサが移植リストのドナーから外され、あるチャリティ団体がジューンに接触してきて腎臓を提供するので寄付金10万ドルを払って欲しいと言うのだ。

まずはモジーがジューンの経済顧問としてチャリティ団体「心を開いて」のメリッサと間にニールが彼女の車を調べ、あるテニスクラブのパーティーの招待状を見つける。ピーターに報告して2人は医師のふりをしてパーティーに忍び込むのに成功し、ニールは団体の創設者パウエルから話を聞きだすことに。パウエルは腎臓が1つしかなくインドで自分に適合する腎臓を探しているという情報を得る。

一方、メリッサはピーターのことを気に入り背中のマッサージを頼み、すっかりピーターの魅力に参っていて、ハウザークリニックを開いているとピーターに名刺を渡す。臓器違法取引の証拠はクリニックにあると目星を付けたピーターは財務記録の提出を求めるが、モジーの調べではクリニックは書類をどんどん処分していて、早くしないと証拠が消えてしまうと指摘し、2人はクリニックに潜入することに。

珍しくピーターが女性にモテてニールのお株を奪っていましたが、飾らない素直な誘い方にメリッサも誠実さと優しさを感じたのでしょう。
鎮静剤らしきものでハイになったニールが、ピーターに普段では絶対言わないような告白をしたのがピーターの心を動かしました。
ピーターの素っ気ない誘い方に笑っていたエリザベスも、ちょっと焼きもちを焼いていたのもかわいかったです。

第11話 逃げる女

ニールは昔なじみの泥棒兼骨董品バイヤーのアレックスにコンタクトを取り、オルゴールの行方を教えてくれと頼む。

ピーター達は株トレーダーグレイの張り込み中に銃声が聞こえ現場に突入すると、グレイは撃たれて死亡し彼が連れ込んだコールガールピアースが怪我をして怯えていた。ピアースの証言で犯人は窓から侵入してグレイを撃ってドアから逃走し、ピアースを病院へ連れて行って手当てをした後事情聴取することに。

現場にニールを呼んでピーターが事件の経緯を説明している最中、ニールは彼女の身分証が偽造で撃ったのはピアースだと指摘すると、彼女が病院から逃げたと連絡が入る。ピアースの暗号メモを自宅に持ち帰って分析中だったニールの元へアレックスがやって来て、オルゴールの在り処を聞こうとしているところへピーターがやって来る。

ニールはアレックスとベッドにいたふりをしてドアを開けるが、ピーターがFBIだと知ったアレックスはすぐに帰ってしまう。家のテレビの交換で電気が使えないピーターはニールの家に泊まることに。暗号メモを解いたピーターとニールはリストの残り1人パイカに会いに行くが、ピーターはこっそりとアレックスの指紋をジョーンズに調べるよう支持する。

今回はエリザベスの登場なしでモジーの出番もほとんどなくちょっと寂しかったですが、代わりに謎のアレックス登場で面白くなってきました。
ニールとピーターはけんかしてもやっぱり信頼し合っていて、追跡装置のモールス信号でピーターには行くべき場所がすぐに解っていました。
あのヒスイの象はどう見てもインドとかネパールとか東南アジアっぽいですね。

第12話 ライバルの出現

チェスの手が今回は自然史博物館の絵葉書で届き、ニールは送り主が昔の因縁ある宿敵ケラーだと解る。ある自然史博物館で盗難事件が起こり現行犯でカンポスが逮捕され、今日保釈されると知ったニールとピーターは会いに行くと、目の前で車にひき逃げされてしまう。

ニールは博物館から盗まれたものと昔のケラーとのゲームから、彼が偽造不可能なフランクリンのワインをオークションに出品しようとしているらしい。オークショニアの ローランド卿から仲介者グレイスの名前を聞き出しニールが顧客の代理人として会いに行くと、ワイン貯蔵庫でケラーからのメッセージを発見する。

指定場所に出向くとケラーがいて、フランクリンのボトルの偽造で勝負しようと持ちかけられ、ケラーを逮捕できるとピーターを説得し、モジーと協力してボトルの偽造を始める。ピーターの調べでケラーはロシアンマフィアの金を持ち逃げして追われていて、オークションの金をマフィアに払うつもりだとのこと。

ニールはボトル偽造に欠かせない古い蜜蝋を手に入れるため、ピーターに顧客のふりをしてもらって、グレイスのワイン貯蔵庫から蜜蝋を削り取ることに。

ピーターがニールの技を盗んで、レストランのメニューを捜索令状に見せかけてローランド卿に揺さぶりをかけていました。
お堅いピーターがほんの少しクレーゾーンに踏み込んでくれたのは全てニールのためですね。
ケラーとニールとの間には意外な関係があり、ケイトを取り合った仲だったみたいです。
どう考えても乱暴で腹黒いケラーよりも、ボーダーゾーンをわきまえていて人を傷つけないニールの方が魅力的です。

ホワイトカラー

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