ホワイトカラー シーズン2 第13話~第16話

第13話 最後の花火

ジューンの亡くなった夫バイロンの仕事仲間でジューンとも付き合いの長い旧友フォードがやって来て、ニールにコインを渡す。ゆっくり話でもしようとジューンとフォードからディナーに誘われてOKするが、ニールは何となくフォードに魂胆があるのではと心配になり、ダイアナに頼みコインの指紋を調べてもらうことに。

指紋から出たのはフォードの刑務所仲間ガンツで、殺人などの罪で服役していた危険な男。フォードが何の目的でガンツと組んでいるのかを調べるため、ニールはピーターとエリザベスも一緒に食事に招いて探りを入れてもらうことに。

バイロンのスーツのポケットにあった古い家具屋の伝票からコーヒーテーブルの細工を見抜き、テーブルを調べたニールは昔バイロンが隠した古い100ドル札の原版を見つける。ちょっとした隙にフォードは原版を盗んで去って行き、ピーター達はガンツが偽札作りを計画していると解り、フォードの協力で偽造屋を逮捕して代わりにニールを潜入させることに。

印刷機などの機械は全て揃っているらしく偽造屋の指紋からインクが出たため、必要なのは紙だけだった。隙を突かれてニールは強引に連れて行かれ、輸送車から必要な紙を選び出せと脅され、紙を盗まれてしまう。

ニールはピーターが詐欺師のふりをして食事に来るのを嫌がったので、ターゲットをエリザベスに変えたらあっさりOK。
エリザベスの頼みならピーターも断れないのをちゃんと解っているニールの作戦勝ちでしたね。
語呂合わせでピーターがジョークで「バークのバーカ」と言ったのが本当に当たっていたのには笑いました。

第14話 仕組まれた取引

過去にピーター達が逮捕したケラーは刑務所で豪華な暮らしを送ってきたが、近々別の刑務所に移送されることになっている。そのケラーから取引を持ちかけられ、ピーターとニールは刑務所へ。ケラーの移送先の刑務所にはロシアンマフィアがたくさんいてケラーは奴らに多額の借金がありただではすまないと、切羽詰って取引を持ちかけてきた。

ニール並みに腕のいいパスポートの偽造屋の名前を教えるから移送を中止して欲しいとのことだが、移送は既に決まっていて中止するのは難しい状況だった。ケラーから聞いた偽造屋ジェイソン・ラングはカメラマンだが、スタジオ内には偽造にも使える機器がたくさん並んでいた。ピーターとニールが会いに行くと電話で席を外したラングが逃げ出し、追いかけていたピーターが誘拐されてしまう。

その直後ケラーからニールに電話が入り、スコットランドの博物館から盗んだ指輪を渡さないとピーターの命はないと脅してくる。ヒューズはケラーと取引するつもりはなく総力をあげてピーター捜索に当たり、ケラーの移送にはジョーンズが同行し、ニールは捜査から外されてしまう。ニールはダイアナに家まで送られている最中に説得し、裏で取引を始める準備を進める。

あの優秀なピーターを誘拐するとはケラーも大胆な行動を起こしたものです。
ニール VS ケラーはこの先もありそうですね。
安全ピンがこんなところに出てきて小道具の使い方も小粋で上手かったです。
ピーターとエリザベスが抱き合う姿は本当のお似合いの夫婦で、朝言えなかった「愛してる」でより一層愛が深まったことでしょう。

第15話 おとり捜査

猛暑の影響で電力が不足が起きていて、停電したりエアコンが止まる現象が起きていた。エリザベスは気難しいスタンズラーのイベントを手がけていて彼の秘書ブルックから、スタインズラーが電力供給量を意図的に操って高く売りつけていると相談を受ける。

翌日、ピーターとニールを交えてエリザベスがブルックに美術館で引き合わせる計画になっていたが、ニールだけ到着しピーターは渋滞に巻き込まれ遅れていた。スタンズラーが予定を変えて美術館に来ると知ったブルックは今すぐ帰りたいと怯えていて、仕方なくニールがピーターのふりをしてブルックと話をする。

改めてFBIに来てもらう約束をするが、ブルックの信頼を崩さないためにもニールがピーターだという芝居を続けることに。サラがアルゼンチンから戻り、アドラーがゲルハルト・フォグナーという人物を探していることが判明する。ブルックからスタンズラーが泥棒できる者を探しているという情報を得て、仲介を頼んでニールに扮したピーターを紹介してもらう。

スタンズラーはピーターにフランシス・ランツの家でUSBメモリを盗めと指示し、計画実行までにモジーから盗みの特訓を受ける。サラの調べではフォグナーはドイツ潜水艦の通信士でアメリカに亡命し、刑務所に入れられていたがその後の消息は不明だった。ニールとサラは一緒に歩いていたが何者かが2人を尾行しているのに気付く。

ニールがピーターでピーターがニールに。
FBI内は爆笑の渦で、後々のミーティングでもピーターはからかわれていました。
ニールは日頃のうっぷんを晴らそうとここぞとばかりに捜査官を指で呼んで、ピーターにやってみたかっただけなんだろと突っ込まれていて面白かったです。
ピーターの泥棒レッスンの先生がモジーでゲスト講師がジューンで、ピーターも楽しそうにレッスンを受けていました。
アドラーの件もサラが戻ったおかげで大きく進みましたし、アレックスがオルゴールに執着していた謎もこれで解けました。

第16話 財宝の行方

アドラーを探すにはアレックスの協力が必要でニールは何度も電話しているが連絡が取れず、やっと電話に出たかと思えばアレックスではなくアドラーだった。最後にアレックスが目撃された場所へピーターとニールが向かうが、アドラーに捕らえられ薬を飲まされてしまう。目が覚めたらアレックスとピーター、ニールの3人は古い倉庫にいて、アドラーは潜水艦を手に入れていた。

潜水艦の出入り口には爆弾が仕掛けられていて、アレックスの命を助けたければ爆弾を解除しろと脅し、ニールはピーターと共に解除することに。パネルを開けるとタイプライターのようなものにつながった爆弾が出てきて、機械につながっている線を切るとタイマーが動き出してしまう。

暗号を解かなくてはタイマーをストップできず、アレックスは祖父から聞いたこと全てをニールに伝え、爆弾を無事解除する。中にはナチスが持ち去ったお宝が山のようにあり、ニール達は通信機を見つけて車のバッテリーにつないで信号を送ろうと目論む。3人はまた薬で眠らされ気が付いた時には手足を縛られ重石を付けられて、ダムの底にいた。

一方、ニールの家に待ち合わせしていたサラが来るが、モジーが待っているだけだった。ニールともピーターとも連絡が取れずFBIに連絡し、バンで捜索中にモジーは信号を受信し、その方向へと進む。

シーズンフィナーレらしい終わり方でケイトが死んだ原因や黒幕も解ったし、スケールの大きさも良かったです。
ニールは財宝を盗んだのかどうかは最後に解るのですが、誰が盗んだのかは謎のままです。
モジーかアレックスか2人が共謀したのかは解りませんが、最後にニールがにんまり嬉しそうだったのが気になります。

ホワイトカラー

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク