第10話 48時間の決断
ニールはモジーに頼んでドガの絵の仲介を頼んだ故売屋ラスティから誰に売ったのかを突き止めてもらうことに。ニールの恩師でもありワシントン芸術犯罪犯のチーフクレイマー捜査官が闇市場でドガの絵が売られたと、ニューヨークにやって来る。ニールはモジーから48時間以内に財宝を持って逃げるかここにとどまるかを選択してくれと、決断を迫られる。
クレイマーの調べで2名の故売屋が候補に挙がっていて、意見を求められたニールは地元に顔のきくラスティが怪しいと言う。FBIはすでにラスティを監視していて、ピーターとニールがはさみうちにして、追いかける途中でニールはラスティの携帯の履歴を消去し逮捕にこぎつける。
ラスティが絵を売ったのは武器商人のリッチモンドだと判明し、ピーターとダイアナが武器を売り込みに行って取引きの計画を立て、金の代わりに高価な絵で代金を支払ってもらうことに。
ニールは明日の午後リッチモンドの家が家宅捜索されるという情報をつかみ、モジーと協力して家宅捜索直前に絵を贋作とすり替える計画を立てる。モジーにケラーが接触してきてお宝の分け前をよこせと警告しに来るがモジーは拒否する。
緊迫しただまし合いが続いて、ニールは何としてもドガを取り戻そうと暗躍して、モジーもしっかりサポートしていました。
ニールとモジーの間がもっとこじれるかと思いましたが、多少ぎくしゃくしていたものの相変わらずのチームワークの良さでドガも贋作とすり替え成功してお見事でした。
パラシュートで脱出するシーンは迫力があったし、ちゃんと帽子を忘れなかったところもニールらしいです。
第11話 ライバルの自供
ケラーはエリザベスを誘拐し財宝を渡さなければ殺すとピーターに脅しの電話をかけてきた。ニールは財宝を隠している倉庫へピーターを連れて行くが、中には何もなくモジーが持ち去った後だった。モジーとはけんかしたと事情をピーターに説明し何とか連絡を取ろうとするが、携帯もメールも解約してしまって痕跡が消されていて、恐らく町を去ってしまっていだろうと考えていた。
ニールは伝書鳩を使ってモジー宛のメッセージを届けFBIにモジーが現れる。財宝をケラーにすぐに渡してしまったらエリザベスの命が危ないので、ピーターはおとりを使って大掛かりな詐欺をケラー相手に働くことに。モジーは捕まってもいい2人組の犯罪者に仕事をちらつかせて引き受けさせるように仕組む。
サッチモが誘拐犯に噛み付いてあごに付いていた血液から、ケラーと組んでいるのはグラントだと判明する。エリザベスは室温をわざと上げて、心拍数が上がり汗をかき始めたら敗血症になるかもしれないとグラントをあおる。
ピーターとニール、モジーはケラーを倉庫に連れて行って、10番コンテナを開けてお宝を確認させて、出てきたところに別のコンテナに警察が踏み込んできて、モジーがはめた2人組が捕まり倉庫ごと封鎖されてしまう。
ピーターの怒り具合がハンパなかったです。
モジーにメッセージを届けるのに伝書鳩とは古風だけど安全な方法だし、モジーもエリザベスが誘拐されたと知ってすぐに戻ってくれて、やっぱりモジーにとってはエリザベスは友達で大切な存在なんですね。
何回もニールとピーターを巻き込んだケラーとも決別できて、ニールには明るい未来が待っていそうですが、もうひと波乱あるんでしょうね。
第12話 父の弱み
ピーターはケラーの自供を認めるかどうかの意見を聞かれることになっていて、ニールはゴマすりをしようと野球のチケットをプレゼントする。
オフィスに行くと名門マンハッタン学園の生徒エヴァンが待っていて、奨学金の額が年々減っていてとうとう打ち切られることになったと、自分で作った資料を持って来た。奨学金が減り始めたのは寄付金の管理をアンディー・ウッズが始めてからとのこと。
このアンディー・ウッズは投資家だがマフィアの資金洗浄をしていると疑いをかけられていて、ピーターは子供をマンハッタン学園へ入れたい父親としてウッズと接触することに。
ニールは書記としてピーターに付いて行き、ピーターが校長やウッズと話をしている間外のベンチで待っていたのだが、臨時教師のクーパーと間違われ、生徒にウッズの娘クロエがいるのに気付きそのまま先生になりすますことに。校長もウッズとグルだと考えたニールとピーターは校長がクロエの教科書に財務報告書を忍ばせて、いくら寄付金を着服するか計算しているのを発見する。
ウッズの口座を探って金の流れを追うのがいいと判断し、ピーターはダイアナを連れてウッズの家へ食事へ行き、ニールは家庭教師としてエヴァンとクロエの仲を取り持ちつつウッズのパソコンからデータをコピーすることに。
ニールだけでなくモジーまでエヴァンの恋のバックアップを始めて、ロマンチックな詩とゴージャスなバラの花でクロエも大喜びでした。
ピーターがちょっと目を離したすきにニールが臨時教師になっていて、なかなか様になっていました。
ピーターが「ヴァンパイア映画に出てくるイケメン俳優を見るようにうっとりしてた」と言うように、女の子達はニールに憧れのまなざしを向けていましたね。
ニールになびかない女性の方が珍しいくらいですから、10代のティーンのハートはニールならすぐにつかみそうです。
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