第13話 怪しい隣人
ピーターは無線傍受機器を家に持ち帰ってそのまま仕事に行き、エリザベスは自宅で仕事中に機械から男の会話が聞こえてきて、犯罪計画について話し合っていた。時間と場所をピーターに伝えてニールとその場所に行くとエリザベスもやって来るが、何も事件は起こらず、ケラーの件でエリザベスはショックを受けいて、被害妄想を抱いているとピーターは思い込んでいた。
納得がいかないエリザベスはモジーを呼んでひたすら無線を聞いていると、昨日と同じ男の声が聞こえてきて、ご近所さんだと判明し、窓からのぞくとその男は銃を持っていた。ニールに知らせて男の持ち物を探ってもらおうとすると窓辺に警察仕様のピッキングセットが置いてあったが、探る前にモジーがその家の妻に見つかってしまう。
何とか証拠をつかむためにエリザベスは引っ越し祝いだと家庭菜園で取れた豆を持って行って、妻レベッカに無理やり食事に招待してもらう。ベジタリアンのベンとレベッカ夫妻の家にピーターとエリザベスで食事に行き、エリザベスは化粧室に行くと席を立ち2階の部屋でベンのバッグを探っていたが、物音に気付いたベンは部屋に外から鍵をかけてしまう。
脱出できなくなったエリザベスは窓からハンカチを振ってニールを呼び、ピッキング道具で手ほどきを受けながら鍵を開けるのに成功するが、現場をピーターに見つかってしまう。
エリザベスがとてもアグレッシブで、初心者向けのピッキングまでマスターしてしまいました。
モジーに腰に手を当てちゃダメと言われていたのに、コナーのバーでワンダーウーマンポーズで腰に手を当ててFBIだと名乗った時はなかなかカッコよかったです。
仲良しのエリザベス&モジーコンビの活躍を今後もたまには見たいですね。
第14話 名器の秘密
週末はエリザベスの誕生日なのでピーターは妻の両親と共に誕生日を祝うことに。ニールはサラからの依頼で、盗まれたバイオリンストラディバリウスを見つけるのを手伝うことに。オーケストラが北京でのコンサートから帰ってきたら後バイオリンが消えていて、北京にはサラの上司で副支部長のブライアンも行っていたため、サラは怪しいと見ている。
ブライアンの家を調べようと相談しているところにワシントンのクレイマー捜査官がやって来て、不法侵入はだめだと止められる。クレイマーはニールの審問会の準備のために来ていて形式的なものだと言っているが、ニールは気になって仕方なかった。
サラがブライアンの家の鍵を持っているので、留守中にニールと調べに行くとサラとブライアンのツーショット写真が幾つかあり、2人が付き合っていたことを知らされる。調べている最中にブライアンが帰宅し、サラが気を引いている間にニールは隠されていた録画テープを発見する。
ピーターはエリザベスの父と気まずい時間を過ごし、両親が彼女に昔の人形をプレゼントしているのを見て、自分のプレゼントを取りにキッチンへ行くが、予定と全く違うものだった。エリザベスは子供の頃から大嫌いで地下室に隠しておいた人形をプレゼントされ、ピーターのプレゼントに期待していたため、ピーターは急遽モジーを呼んで助けてもらうことに。
録画テープにはストラディバリウスを持った女性が映っていて、ブライアンがサラとコンサートに行くつもりだと知って、ニールはチケットを偽造してダイアナと共にコンサートへ。
セーター姿のピーターも珍しかったですがサッチモとおそろいというのが笑えます。
ニールは元カノのサラとの捜査にブライアンが絡んでちょっとトゲトゲしていましたが、最後には和解できて良い関係が築けそうです。
そして、ダイアナ、婚約おめでとう。
第15話 ホームランボールを奪え
今まで決してつかまったことがなく泥棒を請け負って、みんなを儲けさせる世界的に人気の高い泥棒ゴードン・テイラーがニューヨークにやって来る。ピーターはダイアナからクレイマーがニールの減刑に反対していて、ケイトの手紙の中に隠された暗号を解こうとしていると聞かされる。
ニールはモジーからテイラーの仕事に誘われたと大喜びしていて、ニールもメンバー候補になっていることを知り、まんざらでもない様子だった。これを捜査に生かそうとニールはテイラーの面接のためにビリヤードのキューをジューンから借りる。ピーターはサラにニールの審問会で証人になってくれと頼むが、過去のことがあるので考えさせて欲しいとのこと。
ニールはテイラーのビリヤード面接を受け、媚を売って勝たせようとはせず、難しいショットを決めたら即仲間に加えてくれと強気に出てショットを決める。テイラーのターゲットはヤンキースタジアムで、ギリギリになるまで何を盗むかは知らされていなかった。FBIはテイラーの金の動きを追っていて富豪のウィスローに行き着き、そのせいでテイラーはウィンスローホテルに宿泊していると判明する。
ピーターはニールに盗聴器をつけて送り込むが電波妨害装置でニールの盗聴器は役に立たなくなる。テイラーは盗みのターゲットはベーブ・ルースのサイン入りボールで、どうやって盗むかの説明をしていると、ウィンスローが手下を連れて現れる。ウィンスローは銃を持った手下を仲間に加えろと言ってくるがテイラーは断り、盗みを中止しようとする。
ピーターがプロの野球選手でカードまで出ていたと意外な過去が判明しました。
モジーがほれ込んでいるテイラーは本当に紳士で、細部にいたるまで計画を立てて盗みを働き、ニールも彼に捕まって欲しくなかったから、土壇場で計画変更したのかもしれません。
モジーやニールにとってはヒーローのような泥棒なんでしょう。
第16話 自由への想い
いよいよ聴聞会が始まり最初はニールが証言して最後にまた話を聞く機会が与えられる。他にもジューンやサラ、エリザベスらがニールに有利な証言をして何とか減刑を勝ち取ろうとするが、FBIのジョーンズやダイアナ、ピーターはどんなことをしゃべるか不明である。
クレイマーは犯罪者は犯罪者のままだと思い込んでいて、ニールをワシントンに連れて行って自分の元で働かせようとしている。そのための粗探しをしていてクレイマーは盗まれたラファエロの絵を追っていて、ニールはクレイマーのカバンからそれに関する書類を見つけてしまう。
急いでサラの元へ行ってクレイマーの件を話してラファエロの絵を返すと約束し、時間を稼いでくれと頼んで6時間の猶予が与えられた。そのままニールはトラムでルーズベルト島へ向かうが、追跡装置の行動範囲外になるのでピーターに頼んで距離を伸ばしてもらうことに。
ニールは絵を預けていたエレンのところにいて、懐かしい父との写真を見せてもらってつかの間の再会を喜び合う。エレンは警官だった父の相棒で父が汚職警官だと教えてくれた人だった。GPSでニールの行き先を調べたピーターもまたエレンの家の前まで来ていて、ニールと共にマンハッタンへ戻るトラムに乗る。
ピーター宛にダイアナから電話が入り、トラム乗り場でクレイマーとFBI捜査官が待ち受けていると知らせてきて、ニールはトラムの上に乗り反対側のトラムに飛び移り、待っていたモジーと共にサラへ絵を届けようとする。
シーズンファイナルらしくスリリングな展開でした。
ニールは足かせがあろうとなかろうとピーターの元にとどまる決意を固めていたのに、憎たらしいクレイマーのせいでそうもいかなくなりました。
みんながニールを助けようと動いて、ダイアナが「絶対後悔する」と言いながらもニールに手を差し伸べたのが印象的でした。
最後のピーターの目配せですべてを察したニールは逃走し、やっぱりモジーとロラーナは一緒でしたね。
ホワイトカラー
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