奥さまは魔女 シーズン2 第37話~第38話 あらすじ・感想

第37話 ナヤみ多きハナ

あらすじ・感想

サマンサは3日も前から雑誌のコートのページをながめていて、ダーリンは自分の稼ぎがもっとよかったら買ってあげられるのにとなぐさめる。大手クライアントのウォーターハウスの仕事も他の担当者に決まり、自信をなくしかけていた。

ちょうどルイーズからサマンサ宛に電話があり、ラリーがウォーターハウスの仕事はダーリンに頼むと言っているらしいが、自分の口から言いたいから内緒にしてくれと頼まれる。出社したダーリンはラリーに自分はこれまで会社に貢献してきたから、ウォーターハウスの仕事をやらせてもらえないなら、会社を辞めると宣言。

ラリーは最初からそのつもりだったとダーリンに仕事を任せようとするが、サマンサと会ったと聞いたとたんにダーリンの態度が豹変してしまう。ダーリンはサマンサが裏から手を回し、魔法で仕事をダーリンにやらせたと早合点してしまった。

ウォーターハウス氏の前でも失礼な態度を取って過去の宣伝をけなすが、ウォーターハウス氏はダーリンのアイデアは気に入ったと仕事を任せるのに同意する。


ダーリンがイライラしてサマンサに電話して怒りをぶつけるけど、番号間違いでシュンとしていた姿がかわいかったですね。
サマンサほどできた奥さんなら、ダーリンの気持ちをよくわかっているから、魔法で仕事を取ってくるなんてことはしないはずです。

それにしても、雨が突然止んだり秘書の出生地が違っていたのを当てたりと、偶然にしては出来すぎだったから、裏にエンドラがいるんじゃないかと勘ぐってしまいました。

娘にコートくらい買ってやれる旦那にしたくて、エンドラならやりそうです。
サマンサのモスグリーンのドレス姿がとても美しかったし、信頼が大事だという言葉もグっときますね。

ゲスト

ウォーターハウス氏 – オリバー・マッゴーワン
ベティ – アリス・バックス

DATA

原題:The Girl with the Golden Nose
放送日:1966/6/2
監督:R・ロバート・ローゼンバウム
脚本:シド・ツェリンカ、ポール・ウェイン

第38話 ズボンが落ちて

あらすじ・感想

グラディスさんの弟ルイスがナショナルテレビに出ることになり、スティーブンス家でみんなでテレビを見る予定になっている。サマンサとダーリンは初めてルイスに会った時のことを思い出していた。

当時はまだサマンサが妊娠中でルイスも有名ではなく、ちょうどグラディスさんの家に来ていて紹介された。子供の頃カーネギー・ホールで演奏中、ルイスのズボンがずり落ちて、それがトラウマになっているらしい。

みんなの前でルイスは素晴らしいバイオリンの演奏を披露し、サマンサはきっかけさえあればルイスはトラウマを克服できると手助けすることに。サマンサはチャリティー・ショーでルイスが演奏できるよう話を付けてくるが、本人は逃げ腰でショーを中止させようと目論んでいる。

自分のバイオリンを壊そうとするがサマンサが魔法で阻止するが、アブナーがバイオリンが置いてあったソファーにうっかり座り、ルイスの目論み通りバイオリンが壊れてしまう。


サマンサは困っている人や心に傷を抱えている人をどうしても放ってないのはいつものことですね。
久々のクラビッツ夫妻登場で、グラディスさんのあたふたぶりや健在ですし、アブナーのボケっぷりも最高でした。

グラディスさんはかわいい弟のためにあれこれ世話を焼いていましたが、アブナーは厄介者扱いしていました。
いくらバイオリンの腕がピカイチでも、あんなに卑屈だったらアブナーみたいに迷惑がられても仕方ありませんね。

でも、サマンサのおかげでルイスはステージ恐怖症やトラウマを克服できて、人生が180度変わって、ずっと夢だったバイオリンで大成功を収められました。
オチもきれいに決まって、全国ネットのテレビ放送でズボンがずり落ちてしまうなんて、ルイスもついてないですね。

ゲスト

ルイス – ジャック・ウェストン

DATA

原題:Prodigy
放送日:1966/6/9
監督:ハワード・モリス
脚本:フレッド・フリーマン、ローレンス・J・コーエン

奥さまは魔女

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