第5話 今頃呪いなんてヤダヤダ…
あらすじ・感想
ダーリン方の叔母ジェリーがやって来て、叔母さんにはみえないくらい若くて美人だ。得意な裁縫を生かして仕事を探したいと言っていて、猫が苦手らしい。
ダーリンのスーツの穴を全然わからないくらいに直してしまうが、こっそりママが現れてジェリーは人間ではないと警告し、猫が苦手な木の精だとわかる。何をしに来たのかサマンサが問い詰めると、15世紀からの恨みでダーリンに呪いをかけに来たとのこと。
木の精に優しくしてくれた赤毛のルーファスを雷ダーリンが殺してしまって、それ以来、子孫に呪いをかけているらしい。ダーリンの呪いを解くため、サマンサは15世紀に行って歴史を変える決心をするが、15世紀ではサマンサは魔法は使えない。
ママは反対するがそれでもサマンサは聞かず、ママの協力で15世紀に魔法で送ってもらう。女好きの雷ダーリンはメイドに化けたサマンサにすぐに言い寄ってきて追いかけ回している中、赤毛のルーファスが野営地を求めてやって来る。雷ダーリンは馬の飼葉や兵の食べ物代を出せと迫り、怒った赤毛のルーファスは決闘を申し込んでしまう。
魔法が使えない時代に行って、サマンサも頑張りましたね。
ダーリンのご先祖様はどんな人なのか、サマンサもちょっとは興味があったんじゃないでしょうか。
でも、あんなに女好きとは思っていなかったでしょうから、今のダーリンがそうじゃなくて優しくて妻だけを愛するダーリンで、余計に幸せを感じたことでしょう。
双方にウソを吹き込んで相手が強いと思い込ませて、決闘を止めさせてしまうとは、魔法が使えなくても聡明なサマンサのアイデアと行動力が実を結びました。
何やかんや言ってもエンドラはいつもサマンサの味方をしてくれて、魔法の使えない過去に送り届けてくれるとはやっぱり優しいママですね。
ゲスト
マルドゥーン – ヘンリー・コーデン
ジェリー・オトゥール – キャサリン・ノーラン
赤毛のルーファス – マイケル・アンサラ
DATA
原題:A Most Unusual Wood Nymph
放送日:1966/10/13
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:エド・ジュリスト
第6話 ジジ対ババ
あらすじ・感想
アーサーおじさんがタバサの相手をしにやって来て、昔からそりの合わないエンドラと口げんかを始めてしまう。金輪際ここには姿を現さないと宣言し、エンドラは姿を消してしまった。
ママを追い払ってくれたとダーリンも快くアーサーおじさんを迎えた。しかし、じゅうたん付きのベビーカーでタバサを散歩させたり、近所の人に魔法で出した花をプレゼントしたりと、魔法を使い放題だ。
さすがのダーリンも頭に来てママの方が良かったと文句を言い始めるとママがやって来て、アーサーを追い払ってやると言い出す。この近所に住むと通りの向こうの空き地に大きな家を魔法で建て、家を見たアーサーが帰宅するとさっそく争いが始まってしまう。
エンドラが家を出せばアーサーが家を消してしまう始末。家が消えたり出たりするのを見たグラディスさんは警察に連絡し、警官2人が家を確認しにやって来てしまう。
今回からグラディスさんの役者さんが変更になっていて、見た目が全然違うからまだ慣れません。
前のグラディスさんよりも美人でスタイルもいいし、年齢的にも若いような気がします。
今回はアブナーと一緒のシーンがなかったから、いつもの夫婦の会話や絡みを早く見てみたいですね。
アーサーとエンドラの姉弟げんかはなかなか激しくて、魔法合戦になってしまいました。
真っ昼間にあんなにデカい家を出したり消したりしたら、グラディスさんだけじゃなくて近所の人が何人も気づくでしょう。
やっぱり2人を止めるのはサマンサの役目で、家族を守るためにピシっと言ったら2人とも素直に仲直りしていましたね。
どんなに仲たがいしていてもやっぱり家族だから、上手く付き合っていく秘訣は心得ていたようです。
ゲスト
フロイド – ポール・スミス
ノエル – シドニー・クルート
DATA
原題:Endora Moves in for a Spell
放送日:1966/10/20
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ロバート・ライリー・クラッチャー、ルース・ブルックス・フリッペン
第7話 魔女だらけのある夜
あらすじ・感想
万聖節にママが親しい人を集めてパーティーを開こうとしていて、向かいの空き地に魔法で家を出してしまう。サマンサはパーティーを楽しみにしていたが、ダーリンはカンカンに怒って、家をすぐに消せと言って会社へ。
そんなやり取りをアーサーおじさんが聞いていて、自分をパーティーに招かないと不満そうだ。仕方なくサマンサはママを呼び出して、結婚生活の危機だから、家を消してどこか別の場所でパーティーをしてくれと頼む。
ママはいいアイデアを思いついたらしく、家をすぐに消してスティーブンス家でパーティーをやることに。サマンサが気づいた時には今に噴水を出していて、部屋のデコレーションまでしっかりやり終えた後だった。
サマンサもママの気持ちを考えて、パーティーを家でやるのを許可する代わりに、アーサーおじさんも招待しろと言い出して、ママも渋々OKする。ダーリンが帰宅すると嫌な顔をしていたが、ダーリンもパーティーに招かれているとサマンサが説得する。
風変わりな人がスティーブンス家に入って行くのを見たグラディスさんは、議員に連絡してパーティーを探ってくれと頼む。議員と助手らしき2人組がスティーブンス家にやって来るが、アーサーおじさんが魔法で入口から入っても、すぐ裏口に出てしまうように家を細工してくれる。
ダーリンもよく魔女パーティーを自宅で開くことをOKしましたね。
サマンサが楽しみにしていることもあったし、魔女パーティーにちょっと興味があったのかもしれません。
スポーツ選手が実は魔法使いだったりと、ダーリンも結構パーティーを楽しんでいたみたいでした。
アーサーおじさんはエンドラをからかわないと気がすまないみたいで、みんなが集まった前で茶々を入れて完全にエンドラを怒らせてしまいました。
こんなことになるから、最初からエンドラはパーティーにアーサーを呼ばなかったのでしょう。
ジョーク好きなのはいいですが、エンドラをからかったらその分しっぺ返しされると、いい加減学ばないといけませんね。
ゲスト
グリーン議員 – ジェフ・ デベニング
ウィリー・メイズ
ボリス – バリー・アトウォーター
モーガン – ジム・ベッグ
エヴァ – ジョアン・ハンティントン
DATA
原題:Twitch or Treat
放送日:1966/10/27
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ロバート・ライリー・クラッチャー、ジェームス・S・ヘナーソン
第8話 おシメのうらみ
あらすじ・感想
スティーブンス家におむつ屋さんがおむつの交換にやって来て、サービスでガラガラを置いて行く。その中には隠しマイクが仕掛けられていて、ダーリンのライバル会社キンバリーが広告のアイデアを盗もうとしていた。
何も知らないサマンサはルイーズと電話で夫の仕事のことを話し、ライバル会社にアイデアが漏れてしまう。クライアントの前でプレゼンするが、クライアントはもうキンバリーのところで同じアイデアを聞いたとのこと。
24時間もらってラリーとダーリンは新しい広告を考えることに。しかし、新しいアイデアもサマンサが偶然口にしてキンバリーに聞かれてしまい、やはり先を越されてしまう。
社内にスパイがいると気づいたラリーとダーリンはオフィス中をひっくり返して探すが、隠しマイクは見つからない。次のアイデアは誰にも話すなとダーリンはラリーから警告され、ブリーフケースを手錠でつながれてしまう。
アイデア漏れでダーリンはサマンサがうっかりしゃべったのではないかと疑い、けんかしてお互い会話しなくなってしまった。これではアイデアが盗めないとおむつ屋は、ダーリンとサマンサそれぞれにプレゼントを贈って仲直りさせ、サマンサはてっきりママの好意だと思っていた。
1回なら偶然アイデアがかぶったとも考えられますが、さすがに2回もだと、スパイがいるとラリーみたいに疑うしかありません。
でも、オリーブに隠しマイクが入っていると、ダーリンとラリー、バーのバーテンまで凝視して、ぶっ潰すところは面白かったです。
水に濡れたら機械が動かないでしょうから、オリーブはないでしょう。
女はゴシップ好きでおしゃべりだという前フリをちゃんとした上で、それを上手く利用したストーリー運びでした。
会話しなくなった2人を何とか仲直りさせようと、花やネクタイを贈ったおむつ屋もなかなか頭がよかったですね。
どこでサマンサとエンドラが反撃に出るのかが見物でした。
実際に被害にあったのはダーリンだったから、反撃の様子をダーリンにも見せてあげたかったです。
ゲスト
A・J・キンバリー – ドン・キーファー
ライト氏 – アレックス・ジェリー
ピーターソン – ジム・ベッグ
ダン – マーティ・インゲルス
DATA
原題:Dangerous Diaper Dan
放送日:1966/11/3
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:デビッド・ブレイバーマン、ボブ・マーカス
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