奥さまは魔女 シーズン6 第13話~第16話 あらすじ・感想

第13話 ハイハイ、イエスマン

あらすじ・感想

サマンサの頼みでダーリンはエンドラに一切逆らわず、優しく接して会社へ行こうとしている。エンドラは面白がって、ダーリンに何に対しても「イエス」としか言わない魔法をかけてしまう。

車に乗ろうとしているとグラディスさんにつかまり、市役所に出す書類に署名を頼まれてOKし、ついでに書類を他所に回すことにも同意してしまう。

会社でラリーと一緒にクライアントのショットウェルに新しいレイアウトを見せていたが、ショットウェルは大の頑固者でイエスマンが大嫌いだった。今日のダーリンは何でも人の言いなりになっているので、クライアントからも見放されラリーにクビ宣告されてしまう。

自宅に戻ったダーリンはサマンサに会社での出来事を話すと、そろそろ潮時で別の会社を探すよう言われる。ウォッシュバーン社に入りたいとダーリンが言ったものだから、サマンサはこっそりウォッシュバーンの後を付け、ダーリン・スティーブンスの名前を売り込み、とうとうダーリンはウォッシュバーン社入りが決定する。

やっとダーリンの様子がおかしいのに気づき、エンドラを呼び出して魔法を解いてと頼むが、エンドラは呪文を逆さにしてしまう。


ダーリンはエンドラにちょっと優しくしただけなのに、また魔法をかけられてしまいました。
行って来ますのキスをエンドラにしようとしたのがダメだったのか、心の中では嫌いなのにおとなしくしていたのがエンドラの勘に触ったのかはわかりませんが、魔法のせいでまたもや会社をクビになりかけてしまいました。

ラリーが調子いいのはいつものことですが、何回ダーリンをクビにすれば気がすむのでしょうね。

エンドラも素直に魔法を解かずに、イエスマンから何でも反発する怒りんぼにダーリンをしてしまって、本当にいたずら好きです。
ラリーとダーリンが仲直りする時もバイオリンで演出して、ラリーのダーリンに対するセリフもエンドラの魔法だったみたいですね。

ゲスト

ショットウェル – チャールズ・レイン
ウォッシュバーン – J・エドワード・マッキンリー
ジョンソン – モーガン・ジョーンズ
ワイリー – マリオン・マッデン

DATA

原題:You’re So Agreeable
放送日:1969/12/11
監督:ルーサー・ジェームス
脚本:エド・ジュリスト

第14話 舞いこんだサンタクロース

あらすじ・感想

クリスマス直前でサマンサは大忙しなので、エスメラルダを呼んで手伝ってもらうことに。相変わらずくしゃみをしては変なものを出してしまうが、すぐに消えるので問題なかった。

ところが、エスメラルダがくしゃみをしてサンタクロースを出してしまって、なかなか消えてくれない。クリスマス前で子供達へのプレゼントの用意があると、サンタも困っていた。

そんな中、グラディスさんがやって来て、街のクリスマスコンテストについてしゃべって行き、偶然通りかかったサンタをダーリンが仮装しているものだとばかり思い込んでしまう。

サマンサはサンタのために、プレゼントを用意できるように道具や人などを一式スティーブンス家へと移動させることに。夜中になってもリビングではサンタと仲間達が準備をしていて、眠れないダーリンはリビングを見に行くと、フルスピードで働いているサンタ達を目にする。

ちょうどグラディスさんも窓の外からサマンサ達の家をのぞいていて、ビックリしてアブナーに報告するが、信じてもらえなかった。


クリスマスエピはどんな海外ドラマでも、心温まるものばかりでほっこりしますね。
今回のストーリーもコメディを織り交ぜつつ、心が温かくなる展開で楽しめました。

いつもお調子者のラリーでさえ、ダーリンとサマンサに幸せになるようにとメッセージを残していました。
グラディスさんとアブナーだけは別で、いつも通り変な魔法を目にしてはアブナーに妻が相手にされないというパターンでしたね。

サンタがソリで空を走っているのを目にしたラリーに、空軍の新型ミサイルじゃないか?なんてちょっと苦しい言いわけでしたが、ラリーも素直に信じたようです。

クリスマスだからダーリンもトラブルが起きたのに文句を言わなかったし、ヤドリギの下でのサマンサとのキスはとてもロマンチックでしたね。

ゲスト

サンタクロース – ロナルド・ロング

DATA

原題:Santa Comes to Visit and Stays and Stays
放送日:1969/12/18
監督:リチャード・マイケルズ
脚本:エド・ジュリスト

第15話 愛と仕事の間に

あらすじ・感想

ダーリンとサマンサは明日からカリブ海へ旅行へ行くことになっていたが、ラリーが急にやって来る。ルイーズの体調が悪く自分はシカゴに出張で、ダーリンに代わってほしいとほのめかしながら、旅行のプレゼントにミニバーを置いて帰って行った。

ダーリンとサマンサは以前にもこんなことがあったと、出産間近のことを思い出していた。ダーリンは東京に仕事で行かなくてはいけないが、サマンサの出産が近づいていて側を離れたくないと悩んでいた。

エンドラはそんなダーリンの悩みを魔法で解決しようと、ダーリンを2つに分けてしまう。仕事中毒のダーリンはクライアントと飛行機で東京へ向かい、愛情深いダーリンは自宅に残ってサマンサの世話を焼いている。

どうもおかしいと気づいたサマンサはエンドラに元に戻すよう言うと、東京にいたダーリンと家にいたダーリンの場所が入れ違っただけで、相変わらず2人のダーリンが存在している。


珍しい回想エピソードで、エンドラの余計なおせっかいで厄介なことになっていましたね。
1人の人間を2つに分けるとなると、感情を共有することはできないのでしょうか。

仕事に特化したダーリンは冷淡で怖そうだったし、家に残ったダーリンはサマンサの世話を焼きすぎで、むしろウザいくらいです。
ちょうどいい感じに分かれてくれたら、両方うまくいったことでしょう。

ラリーの小芝居には笑いましたね。
腰を痛めたとウソまでついて、どうしてもダーリンをシカゴに行かせたかったのでしょう。
つまり、自分がルイーズの側にいてあげたいと、愛情が強かったからなのかもしれませんね。

今回はサマンサも負けなくて、ダーリンのシカゴ行きをしっかり阻止していました。

ゲスト

タナカ氏 – リチャード・ロー
タナカ夫人 – フランシス・フォン

DATA

原題:Samantha’s Better Halves
放送日:1970/1/1
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:リラ・ギャレット、ーニー・カーン

第16話 食べろや食べろ

あらすじ・感想

タバサはサマンサがアダムの世話ばかりしているため、ストレスでご飯を食べようとはしない。家事を手伝ってもらおうとサマンサはエスメラルダを呼び出し、タバサの様子を見てご飯が食べられるようにとミルクに魔法をかけてしまう。

ミルクを持って行こうとするとサマンサに止められ、魔法のかかったミルクをもったいないからと、サマンサが飲んでしまう。急に食欲がわいてきたサマンサは、タバサが残した食事や、自分でサンドイッチを作ってモリモリ食べている。

何とかしようとエスメラルダは魔界の薬屋に行き、サマンサの症状が治る薬を発注する。サマンサは古くからある病気だとドクター・ボンベイを呼び出し、治療してもらったとたんに食欲が失せてすっかり治ってしまった。

翌日、サマンサはドクターの治療の後遺症のようなものが出て、いきなり眠ってしまうようになった。サマンサが寝てしまうからドクター・ボンベイを呼び出せず、薬が出来上がって戻って来たエスメラルダにドクターを呼び出してもらうことに。


サマンサは病気だと思っていたけれど、エスメラルダの魔法の影響だから、ドクター・ボンベイの治療では治らなかったというわけですね。

エスメラルダは魔力がほぼゼロなはずなのに、結構、しっかり魔法が効いていました。
魔力ゼロだと本人が思い込んでいるだけで、実は魔力がそなわっていて使いこなせないだけかもしれませんね。

今回はグラディスさんじゃなくてアブナーがスティーブンス家にやって来て、変てこなものを目にしていました。
のんびりやのアブナーだから、グラディスさんほど大騒ぎしなくてサマンサ達も大助かりでしたね。

久々に登場したドクター・ボンベイも相変わらずアクティブで、色んなスポーツをやっていてユニークなコスチュームでした。
あんな美人なナースもいて、仕事もプライベートも楽しいことでしょう。

DATA

原題:Samantha’s Lost Weekend
放送日:1970/1/8
監督:リチャード・マイケルズ
脚本:リチャード・ベア

奥さまは魔女

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