奥さまは魔女 シーズン5 第13話~第16話 あらすじ・感想

第13話 親切な親切な男

あらすじ・感想

ダーリンは朝からエンドラに嫌な態度を取ってしまう。サマンサはダーリンは親切だとエンドラに言ってしまい、ダーリンが会社に行くのを見送りに。エンドラはダーリンに礼儀を教えようと、親切になる魔法をかけてしまう。

会社に着いたダーリンはすれ違った知り合いに必要以上に挨拶したり、秘書のコートをかけたりタイプライターの用意をしたりしている。ラリーがオフィスにやって来ると、彼を部屋に先に入れたりタバコを出したらライターで火を点けたりして、ラリーに変に思われてしまった。

クライアントのセバスチャンと管理職のトレイナーがやって来て、ラリーと一緒に宣伝案を見せることに。ここでもダーリンは親切ぶりを発揮し、女性社長のセバスチャンはダーリンの紳士振りを気に入った様子だ。

しかし、仕事第一で時間がもったいないとムダを省こうとするトレイナーは、ダーリンの煮えきらない態度に我慢ならない様子。別の宣伝案をダーリンが取りに行くが、ラリーのオフィスに入る前に秘書の手伝いをしていて時間がかかりすぎ、契約はお流れに。頭に来たラリーはダーリンにやんわりとクビを申し渡す。


エンドラの魔法が結局はダーリンを助けることになり、サマンサが言うようにきっと真実を知ったら、悔しくて1週間は眠れなくなりますね。
フェミニストは外国では当たり前だと思っていましたが、男性にまで親切すぎるくらい親切にしてしまうと、逆にウザがられてしまうのでしょう。

特に何でも言い合える仲のラリーだからこそ、余計にダーリンの親切の押し売りが我慢ならなかったのでしょう。

サマンサもこっそり魔法でダーリンをバックアップして、ラリーを家まで来させて仲直りさせてくれました。
怒っていたセバスチャンさんにまで魔法をかけて、契約が決まったのはエンドラのおかげと言うよりサマンサのおかげと言った方がいいですね。

ゲスト

ベティ・ウィルソン – ジル・フォスター
スプリンガー – シャロン・ボーン
フランク – ラリー・バートン
チャーリー・トレイナー – ハーブ・ヴォランド
エイドリアン・セバスチャン – マーラ・パワーズ

DATA

原題:Instant Courtesy
放送日:1968/12/26
監督:R・ロバート・ローゼンバウム
脚本:マジョン・L・グリーン、アーサー・アルスバーグ

第14話 スーパーお手伝いさん

あらすじ・感想

ダーリンがゴルフに行った後、ダーリンの母フィリスが突然訪ねて来る。夫の出世のためにもっと婦人会の仕事をした方がいいので、お手伝いさんを雇うようアドバイスする。

サマンサは大丈夫だと言うが、もうフィリスが紹介所に頼んであり、1人目のお手伝いさんが面積にやって来た。あまりの迫力にサマンサは圧倒され、こちらの条件を言えないままだったが、子供がいると知って自分から帰ってしまった。

2人目にやって来たアメリアは控えめで何事も受け入れるタイプで、フィリスも気に入ってその場で採用に。フィリスが帰りダーリンが帰宅してサマンサが事情を説明し、ダーリンがアメリアにクビ宣言をしに行った。だが、家や家族のことをほめられて話を切り出せなくなってしまう。

翌日、サマンサはエンドラに相談し、エンドラが魔法で家中を荒らしてしまう。買い物から帰ったアメリアは家の様子を見て驚くが、さっそく片付けに入った。運悪くフィリスが婦人会の人を連れて来て、サマンサは書斎でもてなすことに。

急な来客で嫌がらず食事も作るというアメリアのことを知り、婦人会の女性はうちにアメリアをほしいともらしていた。サマンサはいい機会だとスピードアップする魔法をアメリアにかけ、キッチンや家の片付けをあっという間に終わらせてしまう。


相変わらずエンドラとフィリスは敵対しているようで、エンドラが帰ると言ったとたんにフィリスの機嫌がよくなりました。
何かとスティーブンス家に口出しするフィリスですが、まさかお手伝いさんを雇えと言うとはビックリです。

しかも、勝手に紹介所に頼んでいるなんて、サマンサが断るとは思わなかったのでしょうか。
アメリアはできた人で、温和だしこんなお手伝いさんなら、誰もが家に置きたいと思うことでしょう。
魔法でスピードアップして片付けしたら本人まで自信を取り戻すことができて、ここに骨をうずめる覚悟だなんて、サマンサの思惑が外れてしまいました。

でも、婦人会の人がいい具合にアメリアを引き抜いてくれて、フィリスの顔も立ったしスティーブンス家の秘密も守られてよかったです。

ゲスト

アメリア – ネリー・バート
レスリー・オーティス – ヴァージニア・グレッグ
ハーパー – ノラ・マーロウ

DATA

原題:Samantha’s Super Maid
放送日:1969/1/2
監督:R・ロバート・ローゼンバウム
脚本:ペギー・チャントラー・ディック、ダグラス・ディック

第15話 サルになった女社長

あらすじ・感想

ダーリンとサマンサが寝ていると、深夜にセリーナがバイクに乗ってやって来る。明日、大事なクライアントを食事に呼ぶと知り、自分も参加したいと言い出して去って行った。

今回のクライアントは大口の女社長クレオさんで、気難しい人だからダーリンも神経質になっている。ラリーとルイーズ、クレオさんが食事にやって来て、さっそくクレオさんはダーリンがキュートだとベタベタし始めた。キャッチフレーズをダーリンが聞かせるが、今イチ気に入っていない様子。

セリーナがキッチンにこっそりやって来て、サマンサに気づかれないようにサマンサのふりをしてクレオさんをこき下ろすような発言をしてしまう。

クレオさんがダーリンに庭を案内してくれと言って迫り、明日までに自分をうならせるような素晴らしいキャッチフレーズを考えられないなら、契約は御破算、それか、一緒にローマまで来てくれと言い出す。

こっそりこれを聞いていたセリーナは、いとこを悲しませたくないと、ダーリンが逃げた後、魔法でクレオさんを猿に変えてしまう。サマンサが庭に来てセリーナから事情を聞き、ラリー達にはクレオさんは頭痛で書斎で休んでいると伝え、ラリー夫婦は帰宅する。


にぎやかなセリーナがやって来て、またまたトラブルを起こしてくれました。
セリーナはサマンサを悲しませないように、権力を持つクライアントにお灸をすえるためにサルに変えてしまったのでしょう。

クレオさん役の女優さんはどこかで見たことがあると思ったら、ダーリンの元恋人シーラ役で出ていた人と同じですね。
お金持ちで自信たっぷり、人に嫌味ばかり言う役ばかりだけど、とても美しい人です。
サマンサの嫉妬で魔法のえじきになっていましたが、今回はサルに変えられてしまって、出てくるたびにひどい目にあっていてちょっとかわいそうでした。

セリーナを怒らせてしまったダーリン。
どうやってこの危機を乗り越えるのか、次回が楽しみです。

ゲスト

クレオ・バニタ – ナンシー・コバック

DATA

原題:Cousin Serena Strikes Again (Part 1)
放送日:1969/1/9
監督:リチャード・マイケルズ
脚本:エド・ジュリスト

第16話 サルものは追え

あらすじ・感想

朝が来てもセリーナの行方はつかめず、クレオさんは朝から会議が入っている。ラリーがダーリンを向かえに来るが、まだ仕度ができていないと先に会社へ行かせる。

やっとセリーナがつかまって庭に連れて行ってサルを元通りにしてもらおうとするが、つないでおいたはずのサルの姿はなかった。とりあえず、ダーリンは会社へ行き、サマンサがクレオさんを探すことに。

近くの少年が連れて帰ったらしいが、少年は近くのペットショップへ売ってしまったらしい。ペットショップではスカベッティという男がサルを買って行ったと言っていて、スカベッティがいる場所を教えてもらう。

イタリア出身でオルガン弾きのスカベッティは、路上でオルガンを弾きながらサルを横に置いていた。サマンサは譲ってほしいと頼むが、商売の役に立っていると断られてしまう。そうこうしているうちに警官がやって来て騒ぎになり、隙を見てサマンサはクレオさんをダーリンの会社へ連れて行く。

化粧室に入って出て来たのはサマンサと、人間に戻ったクレオさん、その後からセリーナが出て来て警官は帰ってしまう。クレオさんにはお酒を飲みすぎ頭痛がして、ホテルで休んでいただけだと説明し、ラリーとダーリンのいるオフィスに送って行く。


後編もハプニング続出で、クレオさんはすんなりサルから人間には戻れませんでした。
今回もサマンサの大活躍でクレオさんは人間に戻れたし、仕事のアイデアまでもらえてダーリンは万々歳でしたね。

ダーリンよりもサマンサの方が、広告宣伝の才能があるんじゃないかと疑ってしまいたくなります。

イタリアに帰りたがっていたスカベッタさんも、広告出演が決まればお金もできて、ふるさとのイタリアに帰ることができるでしょう。
クレオさんはサルが気に入っていたようだから、スカベッタさんと話が合って、意外なカップル誕生になるかもしれませんね。

オチも最高で、またもやダーリンがセリーナを怒らせて魔法のえじきになってしまいました。
セリーナの頭が冷えるまで待とうと、大慌てなダーリンに対してサマンサは冷静で、すったもんだしてまた、ダーリンの鼻を治してもらうのでしょうね。

ゲスト

クレオ・バニタ – ナンシー・コバック
ジョー・スカベッタ – クリフ・ノートン

DATA

原題:Cousin Serena Strikes Again (Part 2)
放送日:1969/1/16
監督:リチャード・マイケルズ
脚本:エド・ジュリスト

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