奥さまは魔女 シーズン5 第17話~第20話 あらすじ・感想

第17話 売れて、売れて

あらすじ・感想

サマンサはタバサのドレスを手作りしていて、そんな様子を見ていたエンドラは不機嫌そうだった。翌日、朝からダーリンのオフィスにマカリスターという男が訪ねて来る。モジャという人形を売り出したいとサンプルを持って来て、見てるだけで楽しくなってくるという代物。

これは売れるとダーリンは仕事を引き受け、近くのデパートにサンプルとして置いてもらうことに。会社中でモジャは大人気になっていて、デパートからは追加注文まで入って来た。

モジャをお土産に帰宅するが、サマンサもタバサも愛嬌があるとは言うが、みんなほど夢中になっていない。モジャ人気は衰えずどんどん拡大していて、ラリーまで仕事に加わりたいと言ってダーリンもOKする。

儲かっているダーリンはどんどん調子に乗り始め、大量のプレゼントを買って来るだけでなく、家をオフィス代わりにして仕事を進めている。とうとう家まで売り払って大きな屋敷を買うと言い出し、サマンサは魔法が絡んでいると疑っていた。


やはりこっそりエンドラが魔法をかけていて、モジャ人気はエンドラの仕業でした。
愛嬌のある人形で、瞳がとてもウルウルしていたから、売れてもおかしくないかわいらしい人形でしたね。

ダーリンも日頃苦労をかけているサマンサに何とかお返しがしたかっただけで、つい調子に乗りすぎて贅沢三昧してしまいましたね。
いつもならエンドラがほくそ笑んでいる様子なんかもわかるのですが、今回は誰が仕掛け人かわからない状態で物語が進んで、ちょっと違うパターンで面白かったです。

お金が絡むところにラリーありで、やはり商売に一口乗せてくれと言ってきましたね。
人形が売れなくなって儲からないとわかったとたん、ダーリンのせいにしていたのが、いかにもラリーらしかったです。

ゲスト

プロフェッサー・マカリスター – クリフ・ノートン
ドブリン – メグ・ワイリー
ベティ・ウィルソン – ジル・フォスター

DATA

原題:One Touch of Midas
放送日:1969/1/23
監督:リチャード・マイケルズ
脚本:ポール・L・フリードマン、ジェリー・メイヤー

第18話 リズムに乗りすぎて

あらすじ・感想

朝起きたら、サマンサのしゃべり方がおかしくなっていた。言葉がリズムに乗ってしまって、普通にしゃべれない。ドクター・ボンベイはどこにいるのかわからず、ダーリンのすすめでエンドラを呼ぶことに。

エンドラも驚いてリズムはいいけど内容が良くないとぶつぶつ言いながらも、ドクターを探しに行く。出社したダーリンはラリーからクライアントと食事に行くから、サマンサを連れて来るよう指示される。

エンドラがドクターの特効薬を持って来るがサマンサの症状は全く良くならない。無理やりエンドラはドクター・ボンベイを引っ張ってきてみてもらうと、C級リズム変調病にかかっているとのことで、音叉を使って治してしまう。

ラリーとクライアント夫妻との会食に出かけたサマンサとダーリン。普通にしゃべっていたサマンサだがまた症状がぶり返して、リズムに乗ってしかしゃべれなくなってしまう。食事も終わりサマンサは電話しに行くと言って席を立ち、ドクター・ボンヘイの元へ。


五七調の変てこなリズムでしかしゃべれなくなったサマンサですが、何かの標語とかキャッチフレーズとかなら即採用されそうなフレーズも混じっていました。
アブナーに懸賞に応募するなんて言っていましたが、本当に応募したら優勝できそうな勢いでした。

C級だと花瓶が割れる程度ですみましたが、A級だと雪崩が起きるほど強烈な症状だったんですね。
ドクター・ボンベイは奇病を見事に治してしまう優れた医師なんでしょうが、一発で症状を見抜けないあたりがヤブなんて言われているのでしょうか。

いつもなら毛嫌いしているエンドラがやって来ると迷惑そうにしているダーリンですが、今回ばかりはエンドラに投げキッスして喜んで迎えていたのは、珍しいシーンですね。

ゲスト

エドナ・ダーフィー – サラ・シーガー
オスカー・ダーフィー – ラリー・D・マン

DATA

原題:Samantha the Bard
放送日:1969/1/30
監督:リチャード・マイケルズ
脚本:リチャード・ベア

第19話 おしゃべり首

あらすじ・感想

タバサが粘土細工を始めてダーリンが部屋へ見に行くと、魔法を使っていた。サマンサに話すと、まずは自分が彫刻を習ってタバサに教えるとのこと。

ダーリンが会社へ行くとクライアントが来ていて、ラリーと3人でランチに出かけるが、クライアントは大酒のみでマティーニを10杯も飲まされてしまう。仕事の話どころではなくなり、改めて夜、ダーリンの家で会食を行うことに。

酔って帰宅したダーリンは食事のことをサマンサに伝えると、さっそくサマンサが作った奇妙な粘土細工を見せられ、何となくほめておいた。エンドラはサマンサやタバサが手を使って粘土をいじるのに反対で、魔法をかけて粘土細工をダーリンの顔にしてしまい、さらにおしゃべるまでする始末。

ラリーとクライアントがやって来ると粘土細工はもう1つ増えていて、ラリーの顔そっくりなものが並んでいた。


クライアントが酒飲みでお酒に酔って変なものを見たと思ってくれたからよかったです。
今回はダーリンだけじゃなく、ラリーの首まであって不平不満をもらしていたのが面白かったですね。

ラリーがエンドラはユーモアがあるなんてほめるから、いい気になってラリーの首まで作ってしまいました。
ダーリンとサマンサからしたら大事だったのでしょうが、エンドラのいたずらのセンスが抜群でした。

お決まりのダーリンがエンドラを怒らせて魔法の反撃にあうというパターンでしたが、ラリーの首がプラスされたことで、面白さが倍になった感じです。
ダーリンじゃなくて、たまにはラリーが魔法の被害にあって大騒ぎになるというパターンも見たいですね。

ゲスト

ウォールデン・R・キャンベル – クリフ・ノートン

DATA

原題:Samantha the Sculptress
放送日:1969/2/6
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:ダグ・ティブルス

第20話 ネコババしちゃった

あらすじ・感想

ダーリンが出張に出たが書類を忘れてしまい、サマンサが届けることに。ちょうどセリーナが来たので、タバサの子守りをお願いして出かけて行く。サマンサの留守中にフィリスがやって来て、セリーナが相手をしていた。

砂が落ちるのではなく上に上がる砂時計を奇妙に思いながらも、フィリスはサマンサの親族についてあれこれと余計なことを言ってしまう。親戚をバカにされて怒ったセリーナはフィリスを猫に変えてしまうと、猫は窓から外へ出て行ってしまった。

ご近所のパーソンズさんが迷っている猫を見つけて家に連れ帰ってしまう。帰宅したサマンサはセリーナから何があったかを聞かされ、猫になったフィリスを探している。

パーソンズさんが家に招き入れるが、猫屋敷でたくさんの猫がいるため、どれがフィリスなのかサマンサにはわからない。そこで、魔法で玄関のチャイムを鳴らしたすきに魔法を使いフィリスが変身した猫を見つけ出す。


セリーナにダーリンの両親まで登場して、ゲストが割と充実していました。
みんなセリーナのことをサマンサだと勘違いしていましたが、こんなにサマンサが弾けていたらおかしいとは思わないのでしょうか。

自由奔放なセリーナは、サマンサを演じている時とはまた違った女優さんの魅力がありますね。
本人もいきいきと楽しんで演じているみたいです。

フィリスはエンドラのメイクが濃いとみんなが言えないことを堂々と口にして、エンドラの耳に入ったら大変なことになっていたでしょう。

セリーナは1200歳に見えるとエンドラが若いというのを言いたかったのでしょうが、人間の寿命からしたらあり得ないことで、フィリスが仰天していたのが面白かったです。

ゲスト

パーソンズ – ルース・マクデヴィット

DATA

原題:Mrs. Stephens, Where Are You?
放送日:1969/2/13
監督:リチャード・マイケルズ
脚本:ペギー・チャントラー・ディック、ダグラス・ディック

奥さまは魔女

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