第29話 マネキンになーれ!
あらすじ・感想
エンドラの甥っ子でサマンサのいとこ、ヘンリーがやって来る。サマンサはタバサの洋服を買いたいと言うので、エンドラとヘンリーも一緒にヒンクリーデパートへ行くことに。
父親の後を継いだジュニアがタバサの洋服をすすめてきて、サマンサは2着買うことに決めた。ヘンリーが紳士服を見たいと言うので、ジュニアの案内でエンドラも一緒に紳士服売り場へ。
ヘンリーは魔法でいたずらしてスーツを破いたりと、やりたい放題。仕事初日で父に認められたいジュニアは、しつこくヘンリーにスーツや上着をすすめてくる。うっとうしくなったヘンリーは、ジュニアをマネキンに変えてしまい、姿を消してしまう。
サマンサがやって来て何があったのかを聞き、エンドラにヘンリーを探して連れて来るよう頼む。サマンサがちょっとはずしている間に、マネキンは地下の倉庫へ運ばれてしまった。
従業員の1人が倉庫を出ている間にサマンサは魔法でマネキンを外に呼び出し、一緒に家に連れて帰って対処法を探すことに。
サマンサの親族は多そうで、今回はヘンリーが初登場です。
アーサーおじさんの血を引いているらしく登場した時はユーモアたっぷりでしたが、意外と怒りっぽくて子供っぽいところがある人ですね。
タバサがヘンリーがどうやって魔法をかけたのかを覚えていたから、エンドラが魔法を解くことができて丸く収まりました。
ヘンリーもマネキンにしてしまうなら、しゃべれなくしてしまわないと周りがびっくりします。
倉庫にマネキンを運んでいた作業員2人もお互いが腹話術だと思って言い合いになっていましたし、ちょっとツメが甘かったですね。
仕事初日でジュニアは張り切っていたから、どうしてもヘンリーにスーツを売りつけたかったのでしょう。
サマンサのサポートのおかげで、父親から誇らしく思われてよかったです。
ゲスト
ヘンリー – スティーヴ・フランケン
フレッド – デイヴ・マッデン
ハリー – ハーバート・エリス
ジョゼフ・ヒンクリーJr – ジョナサン・デイリー
ジョゼフ・ヒンクリーSr – ジャック・コリンズ
ジャック・スノー
DATA
原題:Samantha’s Shopping Spree
放送日:1969/4/17
監督:リチャード・マイケルズ
脚本:リチャード・ベア
第30話 しゃべると消える
あらすじ・感想
ダーリンはメキシコの新しいクライアントの飲料の広告を担当し、メキシコへ行けると楽しみにしていたが、結局ラリーが行くことに。自分が宣伝担当なのにと落ち込んでいると、サマンサはメキシコまで魔法で行ってクライアントに魔法をかけ、ダーリンもここへ呼ぶようラリーに指示させる。
ダーリンは向こうでスペイン語を話せるようにと練習中で、エンドラがこっそり魔法をかけてしまう。ホテルに着いてダーリンがスペイン語の勉強をしていると突然姿が消えてしまい、サマンサはママの仕業だと魔法を解いてもらおうとするが失敗してしまう。
クライアントとの打ち合わせでダーリンは一切スペイン語をしゃべらなかったが、ラリーは不機嫌になりスピーチまでにスペイン語を練習しておくように言う。何とかサマンサはママに逆の魔法をかけてもらうが、今度はダーリンが英語をしゃべると姿が消えてしまうようになる。
またもやエンドラのいたずらで、ダーリンがピンチになってしまいました。
サマンサの天才的頭脳でその場を切り抜ける上手い言い訳を考えて、ラリーはおかんむりでしたがクライアントを怒らせずにすみました。
今回はサマンサの魔法が大活躍で、スピーチ中に英語にしたりスペイン語にしたりと、とても忙しそうでした。
結局、ダーリンが「ごめんなさい」と一言言えば、エンドラの魔法は解けるようになっていたみたいですね。
サマンサも日頃のラリーへの不満をここで晴らそうとして、ラリーにだけ全部スペイン語で聞かせるなんて面白すぎです。
自分だけ何を言っているかわからないラリーは首をひねっていて、ダーリンもサマンサもちょっとは気分がすっきりしたことでしょう。
次のシーズンはサマンサのお腹がまた大きくなって、新しい家族が増えてドタバタもさらに楽しくなりそうな予感です。
ゲスト
ガルシア – トーマス・ゴメス
アラゴン – ビクター・ミラン
リザ – シャロン・ボーン
ルーシー – サンドラ・カルーソ
DATA
原題:Samantha and Darrin in Mexico City
放送日:1969/4/24
監督:R・ロバート・ローゼンバウム
脚本:ジョン・L・グリーン
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