第5話 ついに二人目誕生
あらすじ・感想
サマンサの出産が近づき、ダーリンは車で病院までサマンサと共に行く。子供が生まれるまで誰にも知らせていないのに、病院にはモーリスが来ていた。ダーリンとモーリスはサマンサが出産を終えるまで、2人で待合室で気まずい雰囲気の中待っていた。
看護師が元気な男の子が生まれたと知らせに来てくれて、モーリスは魔法で葉巻を出してお祝いする。
新生児室に孫を見に行ったモーリスだが、孫は部屋の一番奥の端っこにいて顔がよく見えない。看護師にうちの孫は特別だから、もっと真ん中の前の方に動かしてくれと頼むが、断られてしまう。
頭に来たモーリスは赤ちゃんをひと目見たものはとりこになってしまうと魔法をかけ、まん前のど真ん中にベッドごと移動させてしまう。看護師を始めとして、訪れる人みんながスティーブンスの赤ちゃんに夢中になり、出産祝いに駆けつけたラリーまで魔法にかかってしまう。
ベビーフードの宣伝にダーリンの赤ちゃんを使うと言い出し、病院でカメラテストを始めようとしていた。
無事にサマンサの出産が終わりましたが、今度は男の子でしたね。
さっそくモーリスが自分のわがままを通すために魔法をかけてしまって、周りの人がみんなサマンサの赤ちゃんのとりこになってしまいました。
意外と頑固者のモーリスはエンドラの説得にさえ応じず、魔法をどうやって解くのかと思ったら、サマンサがいい考えを思いついてくれました。
パパの弱みをちゃんと知っていて、やんわりと脅しをかけるなんてさすがです。
家に戻って物が赤ちゃんの方へ飛んで行った時には、やはり魔法使いなのかな?と思いましたが、タバサのかわいいプレゼントだったんですね。
果たして、赤ちゃんは人間の子なのかどうか、これからが楽しみです。
ゲスト
ラルフ・デイビス – アート・メトラーノ
ホーガン看護師 – ボボ・ルイス
バークレー氏 – ジョン・ヒーシュタント
ヘレン – マーガレット・レイ
グドール夫人 – パット・プリースト
ボブ・パイコフスキー – ゴードン・デ・ヴォール
パイコフスキー 夫人 – ヒラリー・トンプソン
ジョンソン氏 – ロバート・グロス
DATA
原題:…And Something Makes Four
放送日:1969/10/16
監督:リチャード・マイケルズ
脚本:リチャード・ベア
第6話 孫の名前で内ゲバ
あらすじ・感想
今日はダーリンの両親が赤ちゃんを見に来ることになっているが、エンドラが突然姿を現し、モーリスが赤ちゃんに会いにやって来ると伝える。ダーリンの両親がやって来ていつものようにフィリスとエンドラが嫌味を言い合っている中、雷鳴が聞こえてきた。
ダーリンは両親を庭に呼び出し、そのすきにモーリスが姿を現す。フランクとフィリスがリビングに戻って来てみんなで挨拶をかわしていると、ダーリンの両親は赤ちゃんを「フランク」と呼んでいるのにモーリスが気づく。
自分の名前をつけてくれたものだと思っていたが、ミドルネームだと知って腹を立て、魔法をかけてダーリンの両親を追い出してしまう。
ダーリンとサマンサ、モーリスの3人で名前について話し合っていたが、ダーリンはフランクがいいと言って譲らず、怒ったモーリスはダーリンを鏡の中に閉じ込めてしまう。魔法が消えて戻ってきたダーリンの両親は玄関の鏡の中にダーリンの写真があると気づいて、驚いていた。
親族大集合で、ダーリンの両親とサマンサの両親全員がそろった珍しいエピソードです。
個性的な面々が集まると大騒ぎになると思っていましたが、それほどでもなかったですね。
エンドラがおとなしくしていたのと、モーリスが控えめな魔法を使ったからでしょう。
プライドの高いモーリスからしたら、赤ちゃんに下等動物の名前を付けるなんて、言語道断なのでしょう。
案の定腹を立ててしまって、ダーリンを鏡の中に入れてしまいました。
それを画期的な発明だとフランクが興味を持っていたのがおかしかったですね。
名前でもめていましたが、最後にはサマンサが好きな「アダム」という名前を付けることができてよかったです。
DATA
原題:.Naming Samantha’s New Baby
放送日:1969/10/23
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:エド・ジュリスト
第7話 魔女にされたダーリン
あらすじ・感想
サマンサはタバサの万聖節用の衣装を作っているとエンドラがやって来て、文句を言い始める。ダーリンの影響でサマンサが魔女を侮辱するような万聖節を祝う行動をするなんて、何たることかと怒っている。
ダーリンが現れてエンドラと言い合いになり、怒ったエンドラは強風と共に去って行った。翌日、ダーリンはオフィスで仕事をしていると、だんだんと顔が醜い魔女のように変わってくる。クライアントのバーデンバッハから宣伝案のだめ出しを倉って、自宅で練り直すと車に乗って帰宅することに。
だんだんと眉毛がボーボーになり髪はボサボサの長髪になってしまって、爪まで伸びてくる。家に着いた頃には、完全に悪い魔女の見本みたいな姿になっていて、サマンサを驚かせてしまった。
ダーリンはエンドラに素直に謝って許してもらえたが、スティーブンス家は万聖節の寄付集めには参加しないという条件付きだった。しかし、バーテンバッハさんの妻が寄付集めの委員をしていて、ラリーのところへ苦情が来て、ダーリン達は寄付集めに仕方なく参加することに。
またエンドラを怒らせてしまって、ダーリンは魔女の姿になってしまう。
エンドラは毎年万聖節には神経過敏になっていて、間違った魔女のイメージを人間が作ったと怒っていますね。
初期の頃はサマンサもエンドラみたいに万聖節が嫌いでしたが、タバサが生まれて人間に合わせて生活していくうちに、受け入れられるようになったようです。
ダーリンが絵本に出てくるような醜い魔女に変えられてしまったのには笑いました。
車を止めた警官も、ダーリンの顔を見てよく驚かなかったものです。
おかげで寄付がたくさん集まって記録を樹立できたので、ダーリンのあの姿も無駄じゃなかったですね。
最後には北のいい魔女を宣伝に使うことになったし、万聖節も終わってエンドラも落ち着いて丸く収まりました。
ゲスト
ハロルド・バーデンバッハ – ラリー・D・マン
バーデンバッハ夫人 – ジュディ・マーチ
タウンゼント夫人 – ジーン・ソレル
ベティ – ジーン・ブレイク・フレミング
DATA
原題:To Trick or Treat or Not to Trick or Treat
放送日:1969/10/30
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:シャーリー・ゴードン
第8話 フィアンセはウサギ
あらすじ・感想
サマンサとダーリンがタバサの誕生日パーティーを準備していると、アーサーおじさんがやって来る。タバサに何でもほしいものを出せる箱をプレゼントして、タバサはふわふわのうさぎがほしいと願い、かわいいうさぎが箱の中から現れる。
子供達が集まって、アーサーおじさんはマジックショーを開始。
その頃、会社ではクライアントのシルベスターさんが宣伝案を気に入らず、ラリーはダーリンにレイアウトを手直してもらおうと、シルベスターさんをスティーブンス家へ連れて来てしまう。
アーサーおじさんは魔法でマジックに見せかけ、タバサのうさぎを消して代わりにバニーガールが出て来てしまう。シルベスターさんはバニーを気に入り、2人でバーへ行ってデートしていた。
サマンサがシルベスターさんとバニーを食事に招くと、2人は婚約したとみんなの前で報告する。しかし、うさぎのバニーとシルベスターさんとでは話が合わず、ハンティングでうさぎを撃つと言ってしまったシルベスターさんはバニーに嫌われてしまう。
セクシーなバニーが出てきたとたん、シルベスターさんもラリーも、バニーに釘付けになっていました。
バニーは美しいから男性陣が夢中になるのはわかりますが、バニーはシルベスターさんのどこに惹かれたのでしょうね。
マジックに見せかけて子供達を喜ばせようとするアーサーおじさんも意外と優しいですね。
きっと、大切なタバサの誕生日だったからこそ、盛り上げようとしたのでしょう。
今回はいつもみたいなおふざけやしつこいくらいのユーモアがなくて、ちょっとアーサーおじさんもパワーダウンしていましたね。
魔法使いも魔法の調子が悪くなると、ドクター・ボンベイのお世話になっているんですね。
どうせならドクターも出て来て、治療している姿が見たかったです。
ゲスト
A・J・シルベスター – バーニー・コペル
バニー – キャロル・ウェイン
アニタ – ジョン・スウィフト
ロバート – ダニー・ボナデュース
ダイアン – ダイアン・マーフィー
DATA
原題:A Bunny for Tabitha
放送日:1969/11/6
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:エド・ジュリスト
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