BONES (ボーンズ) -骨は語る- シーズン4 第24話~第26話 あらすじ・感想

BONES/ボーンズ-シーズン4第24-26話 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン4の24話から26話のあらすじと感想です。
25話ではブレナンの子作り宣言が飛び出し、ブースに協力を求めます。
シーズンファイナル26話ではいつもと違った設定で、仲間達が勢ぞろいしています。
懐かしのあの人も登場でとてもゴージャスです。

第24話 マスコット殺人事件

大学の着ぐるみ中から遺体が発見され、ブースとブレナンは捜査を開始。被害者は社交クラブのメンバーからは人気だったが、他からは恨みを買っていた。一方、墓堀人事件で仕事を失ったジャレッドのために、ブースは仕事を世話しようとする。

あらすじ

大学のマスコットの中から遺体が発見され、イベントの真っ最中のため丸焦げになっていた。被害者の身元が確定し、社交クラブベータのジェームス・ブービエで相性ビーバーで親しまれていた学生だった。

ブースとブレナンは大学でイベントの主催者3人と会い、生徒達はマスコットに人が入っているとは思わなかったと話す。前日にマスコットを相手チームから盗んできて残飯を中に入れ、倉庫のステージ用セットの下に押し込んであったとのこと。

ビーバーについて聞くと、いたずら好きで愛嬌がある人気者で誰からも好かれていたと語る。遺体はイベントのせいで様々ななものが体内に撃ち込まれていて、怪しいものとして溶けたUSBメモリーと22口径の弾が発見される。

ベータで話を聞くとスコアボードにメンバーが寝た女の子の数で競争していたようで、ビーバーはたった星1つで相手はモリー・ブリッグスで、イベント主催者グレッグの恋人だった。

遺体から見つかった弾はROTCのもので、イベント中にグレッグが撃ったものだった。グレッグはマスコットの中の人物がビーバーだとは知らず銃は空砲で、ビーバーとモリーの仲はただの噂で本当に寝たわけではないと主張する。

モリーもビーバーとは寝ていない、DNAテストでも何でもしてくれと強く反論している。DNAテストをするにしても比べるサンプルが必要で、ブレナンはベータから全員のシーツを押収してDNAサンプルを検査することに。

感想

みんなが帰った後ジャックはバジリと落下の実験をしようと念入りに準備をしたのに、カミールからストップがかかって今回は楽しい実験パートがなくて残念でした。

バジリは計算で落下の高さは割り出せると知っていたけど、ジャックとの絆を深めようとわざわざ実験に付き合う気でいたのは大人な対応です。
少し前にムスリムについてきついことをジャックに言われたからこそ、誤解を解いて仲良くなりたかったのでしょう。

久々にブースの弟ジャレッド登場で、あの墓堀人事件で不名誉除隊になってしまいました。
ブースとしては自分のせいで弟が軍を追い出されたのを負い目に感じて、仕事を世話しようとしたのでしょう。

スイーツの助言もあり、弟を独り立ちさせさせるために1人でインド行かせ、兄としての懐に深さを見せてくれました。
ジャレッドの夢を受け入れて送り出したけど、無事を祈ってペンダントをプレゼントしたのが感動的でした。

悪いことをしたことがないブレナンにスルリを味わってもらおうとこっそりお金を置いて、食い逃げしたのは素敵なシーンです。
ブレナンが心から楽しんでいて普段見せないような笑顔だったのが印象的でした。

ゲスト

モリー・ブリッグス – ジェイミー・アレクサンダー
グレッグ・ハーマラード – ニック・バラード
ディーン・バーノン・ワーナー – リック・ピータース
ロバート・フーパー – エドウィン・ホッジ
ティナ・マリンズ – マイケル・ハイアット
マーリーン・トヴォメドッシュ – ローナ・レイヴァー
ゲイリー・ベーコン – ジョナサン・チェスナー
イーライ・ラウンダー – ライアン・ピンクストン
ジェームス・”ビーバー”・ブービエ – フィリップ・バンクス
ダルトン・アボット – ジェームズ・エリス

DATA

原題:The Beaver in the Otter
放送日:2009/4/30
監督:ブラッド・ターナー
脚本:スコット・ウィリアムズ

第25話 赤ワインは血の香り

ワイナリーの樽の中から死体が見つかり、被害者はワイン評論家。被害者が記事にした評論が原因で、殺された可能性がある。一方、ブレナンは人工授精で子供を作ろうと決心し、ブースの子供がほしいと言い出す。

あらすじ

ワイナリーで数人がテイスティング中に2つ目の樽から注いだワインの味が変で、客のグラスから指の骨が発見される。ワイナリーで樽を開けてみると人間の骨が入っていて、ワインのせいで骨が変色して柔らかくなっていて男性だということぐらいしか解らず、ブレナンは樽ごとラボに運ぶことに。

被害者は8ヶ月は樽に浸かっていて頭蓋骨にはカツラをネジで止めてあった跡が付いていた。被害者はワイン評論家のスペンサー・ホルトだと判明し失踪してから1年経っていて、ブースとブレナンは妻に話を聞きに行く。

妻ジェニーは赤ちゃんがいてブレナンは赤ちゃんをあやしながら質問し、ホルトの顔の傷はワイナリーのショーンとお隣のチャーリーのけんかの仲裁に入ったせいだとのこと。

ラボではフィッシャーが肋骨辺りに何かで刺されたような跡を見つけるが、ワインに染まっていて傷が良く解らず、ジャックと話しながら入れ歯洗浄剤でワインが取れると大きな水槽に大量の洗浄剤を入れて待つことに。

ショーンとは違って安いワインを作っているチャーリーはホルトとショーンの妻が不倫していて、ホルトのことは好きだったし殺していないと話す。フィッシャーのアイデアで骨がきれいになると、胸骨の刺されたような傷は円形でワインボトルと同じ直径だと判明し、ブレナンは頭蓋骨にも傷を発見する。

感想

今回はブレナンの子作り宣言やブースの病気で、事件どころじゃありませんでした。
突然ひらめいたようにブレナンが子供が欲しいと言い出し、相手にブースを選ぶなんて気持ちが現れていました。

ブレナンの聡明な頭脳とブースの体力や人への思いやりなどが合わされば、それは素敵な子供が生まれるでしょう。
ブレナンはこうと決めたら突き進むタイプだから人工授精でブースの子供が授かればそれでいいのでしょうが、ブースはそうはいきません。

あれこれと悩んでいましたが、ブレナンがそうしたいならと協力することに決めたのは、ブレナンへの愛情からだと思います。
でも、ブースとしては自分の子なのだから、父親として関わりたいと素直に伝えて、ブレナンも納得してくれてよかったです。

ブースが幻を何度も見て緊急事態で、ブレナンも子供どころじゃなくなったのもありますね。
ブレナンが気づかなかったらもっとブースの病状が進んで、治療が遅れていたかもしれません。

今回は楽しい実験パートもあり、すいかをワインボトルで殴っていたけど、意外とボトルは強力で割れないものなんですね。
そして、スイカが飛び散っていつものごとくカミールが被害にあって、せっかくおめかししていたのに残念でした。

ゲスト

ショーン・モーテンソン – ジェフ・イェーガー
チャーリー・ダンウッド – チャド・ウィレット
ジェニー・ホルト – ラターシャ・ローズ
キム・モーテンソン – スコッティ・トンプソン
ブルース・ハノーバー – スコット・アラン・スミス
ステューイ・グリフィン – セス・マクファーレン
レス・グレンジャー – スティーブン・ミーク
レイチェル・グレンジャー – ケリー・ヌーナン
スペンサー・ホルト – ジェームス・ハフマン

DATA

原題:The Critic in the Cabernet
放送日:2009/5/7
監督:ケヴィン・フックス
脚本:スティーブン・ネイサン

第26話 “ザ・ラボ”殺人事件

ジャックのナレーションで始まる「“ザ・ラボ”殺人事件」。お互いに深く愛し合っている夫婦ブースとブレナンが経営するナイトクラブ「ザ・ラボ」で殺された遺体が見つかり、全員が容疑者に。

あらすじ

ナイトクラブ「ザ・ラボ」を経営するブースとブレナン夫妻の家に刑事カミールと部下でブースの弟ジャレッドがやって来て、クラブで殺人が起こったと告げる。第一発見者はウェイターのザックでバスルームにあった遺体を見つけて大声で悲鳴を上げ、シェフのフィッシャーが駆けつけてきたとのこと。

被害者は銃で撃たれていたが関係者達は誰も被害者の顔を知らず、死亡推定時刻は0時から4時の間でブレナンは事務所にいたはずだが銃声を聞いていなかった。クラブの弁護士キャロリンは全員が容疑者で誰かが防犯カメラのスイッチを切っていたと話す。

ホステスのアンジェラはブースがアーティストのCシンクともめていたと話し、受付のデイジーはボーイフレンドのフィッシャーと関係を持っていて、プライバシー保護のために防犯カメラを切ったと話す。

用心棒のウェンデルは何も話そうとはせず、バーテンダーのスイーツは市長のマックス・キーナンがブース夫妻が手数料を払わないとブツブツ言っていたのを聞いていて、クラブを買収しようとしていたイラン人のバジリはブレナンとしょっちゅう会っていたのを思い出す。ジャレッドはブースにバジリにはアリバイがあり、銃は布に包まれて撃たれたと情報を教える。

DJのヴィンセントが準備を進めようと機材のケースを開けるとザックが中から銃を発見して触ってしまう。常連客で推理作家のジャックは被害者の写真を見て、事件当夜にこの店で見かけ、彼は殺し屋だと推理する。

クラブにCシンクがやって来てライブをさせて欲しいと頼むがブース達の意見は変わらず、Cシンクの兄がマフィアと関係があるのでライブさせるわけにはいかないと断ってしまう。ヴィンセントとザックは銃のことをブースに報告しブースはキャロリンに相談すると、カミールを呼んでヴィンセントとザックは逮捕されてしまう。

感想

前回のブースの手術からどうつながるんだろうと思っていたら、ブースが昏睡中に見ていた夢だったんですね。
ブース&ブレナンのいちゃいちゃぶりが見たかったので、とても満足できるエピソードでした。

クラブはまんまジェファソニアン研究所のセットそのもので、ザックまで登場して懐かしかったです。
ブレナンの助手も色んな役で登場してたし、マックスやジャレッドまで登場して豪華な出演者達で、シーズンファイナルにふさわしい内容でした。

BONESの小ネタがあちこちに散りばめられていて、マックスのボスが墓堀人だったり、ブースが墓堀人に金を払わなかったせいでブレナンが殺し屋に狙われたり、スイーツのバンド名がゴルモゴンだったりなど、なかなかこっていました。

そういえば、ヴィンセントがザックのことを「殺してもいないのに刑務所に入れられる」なんて言っていましたが、ブースはこのことを知らないはずです。
ザックは罪をかぶったんじゃないかと心のどこかで思っていて、それが夢にも現れたのでしょう。

カラオケ好きなんて言っていたスイーツの歌声はとても素敵だったし、デイジーはそんなスイーツに一目惚れして現実世界と同じ展開でした。

ブースがやっと目覚めたのはよかったですが、どうやら記憶喪失みたいでブレナンのことを覚えていません。
ビックリな展開でシーズン5でブースは記憶を取り戻すのか、気になるところです。

ゲスト

グレイソン・バラーサ – ショーン・ブレイクモア
モトリー・クルー

DATA

原題:The End in the Beginning
放送日:2009/5/14
監督:イアン・トイントン
脚本:ハート・ハンソン

BONES (ボーンズ) -骨は語る-

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