奥さまは魔女 シーズン6 第21話~第24話 あらすじ・感想

第21話 社長の椅子をねらえ

あらすじ・感想

ダーリンは仕事を半日休んでゴルフに行ってから会社に出社することに。それを聞いたエンドラは仕事に対する野心がないと感じ、ダーリンに魔法をかけて野心家に仕立て上げる。

出社したダーリンは、ブラドック・スポーツの社長ボブにラリーと一緒に会う。最初は乗り気じゃなかったこの仕事だが、ボブに話を合わせてすっかり気に入られ、宣伝を担当することになる。

野心がどんどん膨らみラリーを追い出して、ダーリンはマクマン&テイトの社長になりたいと思い始めていた。ラリーには内緒でマクマン会長夫妻を自宅に呼び、ラリーはもう年だからと吹聴して自分をそれとなく売り込んでいる。

すっかりマクマン会長もその気になっていて、サマンサはまずいと思って魔法でラリーとルイーズを家に呼ぶことに。マクマン会長が大幅な人事異動でダーリンを社長にしようと思いついたところで、ラリーとルイーズがやって来る。

ちょうどラリーが来たからマクマン会長は人事の発表をするのにいいと、酒を飲み干したら話すことに。サマンサの魔法で何とかマクマン会長の発表を先延ばしにし、サマンサはエンドラを呼び出して魔法を解いてもらう。


エンドラの余計な魔法でまた、ダーリンが被害にあってしまいました。
仕事一筋で野望を持ってしまったダーリンは、サマンサの話すら聞かず自分の心のままに動いていて、ちょっとイヤな奴に見えました。

いつもの優しくて友達思いのダーリンの方が、家庭内もラリーとも上手くいくんだと思います。
ラリーが調子よくクライアントにばかり合わせているのをダーリンが止めて、軌道修正することも多いですからね。

エンドラの宇宙服やカウガール姿はなかなかキュートでした。
いつもエンドラはスティーブンス家に来ていない時は何をしているのか不思議でしたが、世界や時代を飛び越えて、色々と楽しんでいるようですね。

ゲスト

ハワード・マクマン – レオン・エイムズ
ボブ・ブラドック – アーチ・ジョンソン
マーガレット・マクマン – ジェーン・ソレル

DATA

原題:What Makes Darrin Run?
放送日:1970/2/12
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:リラ・ギャレット、バーニー・カーン

第22話 宇宙舞踏会への招待

あらすじ・感想

ダーリンはシャンプーの宣伝を担当することになり、最近人気のボビー&ハートにショーを任せることに。セリーナが突然やって来て宇宙仮装舞踏会の余興担当になったので、自分の曲を歌わせるグループを探している。

ちょうどダーリンが置いてあったボイス&ハートのレコードを聴き、パーティーにぴったりのバンドだと仕事をオファーすることに。ボビー&ハートの仕事場まで行くが、スケジュールがいっぱいだと断られてしまう。

サマンサとダーリンの前でセリーナは愚痴をこぼし、自分の歌を披露するが、ダーリンにけなされてしまう。サマンサから人気のないバンドに頼めばと言われ、頭に来ていたセリーナはボイス&ハートの人気を急降下させ、仕事をゼロにしてしまう。

彼らの事務所に行って改めてパーティーの依頼をすると、快く引き受けてもらえた。

一方、ダーリンはラリーから、ボイス&ハートの人気が急降下したことを知らされ、ボイス&ハートだけでなくシャンプー会社との契約がお流れになりそうである。誰の仕業か察しが付いているサマンサ達だが、セリーナを呼んでも一向に姿を現さなかった。


サマンサの身内はみんなユニークでトラブルメーカーが多いですが、セリーナほど愉快で弾けている魔女はいませんね。
今回も、セリーナの歌が最高にぶっ飛んでいて楽しそうでしたし、サマンサが言うように自分で歌った方がウケたかもしれません。

エリザベス・モンゴメリーさんは歌もお上手だし、ノリノリでダンスもお見事でした。
サマンサとセリーナの性格の違いがよく出ているし、楽しみながら演じている様子がわかりますね。

ボイス&ハートは実在のグループみたいで、トミー・ボイス&ボビー・ハートでヒット曲もあるようです。
初めて聞いたグループですが、なかなかキャッチーな曲で、当時は人気があったのでしょうね。

今回はセリーナオンパレードという感じで、彼女の弾けた魅力がたっぷりのストーリーで楽しめました。

ゲスト

トミー・ボイス
ボビー・ハート
チック・キャッシュマン – アート・メトラーノ
リー・アン – シンディ・マローン

DATA

原題:Serena Stops the Show
放送日:1970/2/19
監督:リチャード・マイケルズ
脚本:リチャード・ベア

第23話 大人になるのはイヤ!

あらすじ・感想

サマンサとタバサはおもちゃ屋に買い物に来ていた。従業員のアービンが仕事をさぼってゲームをしていて上司に怒られ、サマンサ達の会計を担当する。

サマンサが席を外した間に、アービンはもう一度9歳の子供に戻りたいと言うと、タバサがその願いをかなえ、アービンは子供になってしまう。すでに、サマンサとタバサは帰った後で、アービンは上司の目を盗んでスティーブンス家の住所を調べる。

自分の車で行こうとするが警官に怒られ、タクシーでサマンサの家へ。免許証を見せて自分は大人のアービンだと納得させ、サマンサはタバサに魔法を解くよう言い聞かせる。タバサが魔法を解いたのにアービンはまだ子供のまま。

ダーリンがお昼を食べに帰宅してひと悶着あり、色々と話し合った結果、ドクター・ボンベイを呼ぶことに。ドクターの治療でもアービンは元に戻らず、ドクターはサマンサと2人きりで話したいとのこと。

アービンは元に戻りたくなくて、タバサは友達ができてこのままでいたいと思っているから、アービンが大人に戻らないらしい。そこで、サマンサはアービンが大人に戻りたくなるような策を練ることに。


タバサのかわいい思いやりからアービンを大人にしてあげたけれど、アービンにもう一度人生をやり直したいという気持ちがあったから、魔法が解けなかったのですね。

大人のアービンはさえない中年という感じでしたが、子供のアービンは美少年で似ても似つかない感じでした。
さすがは魔女課の医師だけあって、ドクター・ボンベイはいつもよりアービンの魔法が解けない原因を特定するのが早かったです。

タバサもアービンみたいなお兄ちゃんがいたら、毎日楽しいと思ったのでしょう。
ドクターの言うように潜在意識でお互いにつながっていて、ずっとこのままでいたいと思ったからアービンは大人に戻れなかったのですね。

サマンサったらアービンに焼きもちを焼かせて大人に戻りたくなるように仕向けるなんて、さすがでした。

ゲスト

子供のアービン・ベイツ – リッキー・パウエル
アービン・ベイツ – ロン・マサク
ルーシー・キャンベル – パット・プリースト
ハーマン・ドラッカー – C・リンジー・ワークマン
ウォーターマン – ジョナサン・ホール

DATA

原題:Just a Kid Again
放送日:1970/2/26
監督:リチャード・マイケルズ
脚本:ジェリー・メイヤー

第24話 女子大生ってキライ?

あらすじ・感想

ダーリンは広告業界を目指しているクライアントの娘出すティの面倒を見ることに。エンドラはサマンサに危険だと忠告するが、サマンサは大丈夫だと言っていて、エンドラに何もするなと魔王に誓わせる。卑怯なことはしたくないと、エンドラはセリーナを呼び出していた。

宣伝のことを勉強したい大学生のダスティは強気で真面目なタイプで、ダーリンが考えたコーヒーの宣伝案にケチをつけている。エンドラとセリーナがこっそりその様子を見ていて、セリーナはエンドラの頼みでダスティに恋の魔法をかけてしまう。

さっきまでダーリンに反発していたダスティだったが、手のひらを返したようにうっとりとダーリンをながめている。困ったダーリンは、宣伝に役立ちそうな個性的なコーホーポットを探して来てくれと買い物に行かせる。

帰宅したダーリンが家でくつろいでいると、昼間とは違ったセクシーな格好をしたダスティがやって来た。宣伝用のポットを5つも買って来たとダーリンにアピールし、ダスティが帰った後、ダーリンは担当を替えてもらうとサマンサに告げる。

会社でダスティにそのことを話すと泣いて家に帰り父親に全て報告したらしく、ダーリンは窮地に立たされてしまう。


前にも女子大生が出て来てダーリンに夢中になるというエピソードがありましたが、今回は魔法でそうなってしまいましたね。
エンドラも卑怯なことはしないと言いつつ、セリーナに魔法をかけさせるなんて、それこそが卑怯なことじゃないでしょうか。
セリーナの出番があまりなかったですが、ちょっと出て来るだけでも彼女は存在感がありますね。

妻子ある男性に失恋したからって、父親に泣き付くダスティもどうかと思います。
ダーリンはクライアントであるダスティの父ハリソンさんに何とかわかってもらおうとしてがんばっていましたが、偽サマンサだったからうまくいかなかったですね。

そんなこんなで最後には、クライアントが横領をしていてつかまったなんてニュースで締めくくられました。
ダーリンはラリーからクビにされずにすみましたが、ちょっと後味のよくない終わり方でしたね。

ゲスト

ダスティ・ハリソン – メロディ・ジョンソン
ジョン・ハリソン – アーチ・ジョンソン

DATA

原題:The Generation Zap
放送日:1970/3/5
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:エド・ジュリスト

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