奥さまは魔女 シーズン8 第17話~第20話 あらすじ・感想

第17話 気紛れ台風セリーナ

あらすじ・感想

玄関のチャイムが鳴り、セリーナが落ち込んだ様子で入って来る。マダム・フィラナの婚約者とは知らずに男性に手を出し、マダムに魔力を奪われたとのこと。

ダーリンはクライアントのハリーとラリーがヘリで向かえに来て仕事へ。帰って来た3人をセリーナが迎え、ハリーにひと目惚れしてしまう。

ハリーとセリーナは3日間雲隠れし、ハリーの船で甘い時間を過ごしていた。セリーナはワインの味や銘柄にも詳しいが、ナプキンの広げ方やマッチの点け方などは知らず、ハリーは片時も目を離せないとセリーナにぞっこんになってしまう。

クライアントが心配なダーリンは頭を悩ませ、サマンサがセリーナに化けてハリーにセリーナを諦めさせることに。食事の約束していたレストランにサマンサは行き、結婚する気はないとハリーに別れを告げて去って行く。


お騒がせセリーナは今回はちょっとかわいい雰囲気で、恋する少女みたいでした。
ハチャメチャで陽気なセリーナもいいですが、しおらしく恋する乙女のセリーナもギャップがあってなかなかかわいかったです。

いくらセリーナに魔力を取り戻すためとはいえ、サマンサも思い切ったことをしましたね。
恋の魔法をかけてハリーがマダムに恋するように仕向けるとは、いいアイデアですがセリーナがちょっとかわいそうでした。

セリーナのことですから、魔力が戻ったらいつもの調子で、自分に合う男性を渡り歩くでしょうから、すぐに立ち直ることでしょう。

マダムも素敵な男性から言い寄られて悪い気はしなかったから、セリーナにすんなり魔力を返してあげたのでしょう。
魔女2人に巻き込まれてしまったハリーこそ災難で、船旅に出たくなる気持ちもわかります。
マダムも月旅行に人間を連れて行くとは、ロマンチックなデートをしたものですね。

ゲスト

ハリソン・ウールコット – ピーター・ローフォード
マダム・フィラナ – エレン・ウェストン

DATA

原題:Serena’s Richcraft
放送日:1972/1/22
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:マイケル・モリス

第18話 タバサのアイス・スケート

あらすじ・感想

タバサが友達の誕生日パーティーに招待され、アイススケートをやることになるが、タバサはまだやったことがない。そんな話をキッチンでしているとエンドラが現れ、サマンサは小さい頃には天の川をすいすい滑っていたと自慢する。

エンドラが消えた後、ダーリンは人間流にスケートを習うように言い、タバサだけでなくサマンサも一緒にレッスンを受けることに。コーチに付いてサマンサとタバサは滑っていたが、転んだり尻もちを付いてばかりである。

タバサが休憩中にエンドラが現れタバサが練習の成果を見せるが、リンクに出たとたんに転んでしまう。エンドラはタバサのために華麗に滑れるように魔法をかけ、コーチがそれを見て未来のオリンピック選手だと大喜びしている。

その夜、スティーブンス家にアイススケート協会の会長ビリーが訪ねて来て、タバサの演技を見たいと言い出す。

翌日、ダーリンは不機嫌なままだったが、サマンサはママの魔法はもう消えているとダーリンを説得。ビリーの前でタバサが下手くそなスケートをすれば、見込み違いだと納得するはずなので、タバサをスケート場に連れて行くことにダーリンも賛成する。

ビリーが来る前にタバサは転んでばかりで、エンドラがまたもや魔法をかけてスケート選手なみに上手く滑れるようにしてしまう。


アイススケートが初めてのタバサが滑れないのはわかりますが、大人のサマンサまでスケートがダメだというのは驚きました。
いつも魔法の力で滑っていたから、自分の努力で滑るなんて思いもよらなかったのでしょう。

エンドラも孫かわいさのために魔法をかけてしまって、タバサが華麗に舞う姿を見たかったのでしょうね。

いい迷惑だったのがタバサです。
最初は一生懸命練習して転んでばかりだったのに、急にエンドラの魔法で滑れるようになったかと思えば、魔法が解けて元通りです。

テストの直前にはまた魔法をかけられ、サマンサが頼んでエンドラに魔法を解いてもらうと、また転んでばかりで、なかなか忙しい思いと痛い思いをしましたね。

ゲスト

ビリー – アラン・オッペンハイマー

DATA

原題:Samantha on Thin Ice
放送日:1972/1/29
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:リチャード・ベア

第19話 若返ったラリー

あらすじ・感想

サマンサが外出している間、セリーナが子守りに来ている。ラリーがダーリンのゴルフクラブを返しに来て、セリーナはラリーにもっと楽しく過ごせばと、若返りの薬をビタミン剤だと言って飲ませてしまう。

帰宅したラリーは白髪が赤毛になっていて、ルイーズもびっくりしている。ラリーはその足でスティーブンス家にやって来て、ビタミン剤をビジネスとして売り出したいと言い出すが、サマンサはあまり効果がないからと断ってしまう。

翌日、ルイーズはラリーが若々しすぎてついて行けないと、サマンサの家にやって来る。セリーナが飲ませた薬は魔女には若さを保つ効果があるが、人間はどんどん若返ってしまうとのこと。

サマンサはドクター・ボンベイに解毒剤を作るよう頼んでくれと、セリーナをおつかいに出す。ラリーの様子を見に来たダーリンとサマンサは、学生になったラリーを家に連れて来るが、家の前でさらに若返って子供になってしまう。


セリーナのおせっかいから、ラリーがとんでもないことになりました。
白髪が赤毛やブルネットに戻ってちょっと元気になるくらいならいいですが、どんどん若返るなんて困った薬です。
魔女と人間とでは、やはり効き目が違うんですね。

ラリーがおかしくなったとショックを受けていたルイーズに、サマンサがロマンチックでいいじゃないなんて言っていました。
倦怠期くらいになると夫婦生活もマンネリになりますから、若返ったラリーが多少スパイスを与えてくれたと考えれば、ルイーズも楽しめたことでしょう。

ただ、ドクター・ボンベイがお出ましにならなかったのが、ちょっと寂しいですね。

ゲスト

学生のラリー – デヴィッド・ヘイワード
子供のラリー – テッド・フォークス

DATA

原題:Serena’s Youth Pill
放送日:1972/2/5
監督:E・W・スワックハマー
脚本:マイケル・モリス

第20話 タバサの学校生活

あらすじ・感想

スティーブンス家に教育委員会の人がやって来て、タバサを学校に通わせるよう要請される。人間の子とは違うタバサを学校に通わせて大丈夫かどうか、ダーリンは心配気味だったが夫婦で話し合って学校に行かせることに。

登校初日、タバサはカエルの観察をしていて、先生の指示で空いている席に座る。いじめっ子のチャーリーがタバサの机にカエルを入れてタバサは先生に怒られ、髪を引っ張られて悲鳴を上げたところを見つかり、チャーリーは居残りに。

タバサが帰ろうとしているとまたチャーリーがいじめようとしてきて、魔法でカエルに変えてしまう。先生に学校のカエルを持ち帰ってはいけないと飼育ケースに戻すようタバサは言われ、いったんはケースに戻すがまたカエルをポケットにしまって帰宅。

家で魔法を解こうとするがチャーリーはまだカエルのままで、サマンサに見つかってしまう。素直にタバサはママに事のいきさつを説明すると、間違って本物のカエルも持って帰ってしまったのだろうと、サマンサが学校へカエルを取り替えに行く。


タバサが登場した頃は赤ちゃんだったのに、今では学校に通うくらい大きくなりましたね。
ちびっ子魔女ですから、やはりいじめっ子をカエルに変えてしまいました。

サマンサもチャーリーがタバサの髪を引っ張っているのを見て電撃を食らわせていましたから、やはりタバサもサマンサの血を引いているのでしょう。

チャーリーのママは口うるさくて怖そうでしたが、ちょっとこじつけ気味だったもののサマンサが「愛と理解が大事」だと諭して、優しく息子に接して、ママにもチャーリーにもプラスに働いて良かったです。

ちゃっかりタバサも「愛と理解」を引き合いに出して、今回のことをママに許してもらおうとするとは、サマンサ同様に頭の切れる子ですね。

ゲスト

ロールニック夫人 – ニタ・タルボット
モード・ヒックマン – ジェーン・アーノルド
ピーボディ先生 – モーディ・プリケット
チャーリー・ロールニック – マイケル・ヒューズ

DATA

原題:Tabitha’s First Day in School
放送日:1972/2/12
監督:リチャード・マイケルズ
脚本:エド・ジュリスト

奥さまは魔女

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