BONES/ボーンズ、シーズン1第15話、16話のあらすじと感想です。
15話では2つの事件を扱うブレナンが銃撃されます。ハラハラする展開がたまらない!
16話では地下通路での殺人事件が意外な方向へ。
第15話 パートナーの危機
ジェファソニアンに2つの事件が持ち込まれる。1つはマフィアのボスが殺された事件。もう1つはブースが追っている未解決事件で、連続殺人犯ホリングスと同じ手口で殺された事件。
あらすじ
ブレナンはネットで出会った男性デビッドと食事に行く約束をし、所長から呼ばれて骨の鑑定をすることに。海の底から見つかり足はセメントで固められている。被害者はマフィアのボス、クジーニではないかと見られている。
ブースがクジーニの捜査を担当していた捜査官ジェイミーを連れて現れ、ジェイミーはクジーニと対立していたマフィア、ロマノ・ファミリーに潜入していた。ロマノが殺した可能性が高いとの見解だった。
別の殺人事件が起こり女性被害者が拘束され、犬に肉を食べられて殺されているのが発見され、ブースとブレナンは現場へ。死体の9割は犬に食べられていて目は刃物のようなものでえぐり取られている。過去にも似たような手口の事件が起きていて、容疑者のホリングスは充分な証拠がなく起訴されなかった。
仕事を終えたブレナンはデビッドとの食事に出かけるが、何者かに車で銃撃されてしまう。危険な目にあったのにブレナンはラボに戻ってきて仕事をしようとする。今抱えているどちらかのケースが関係していて、自分の身を守るためには証拠を探して犯人を逮捕するしかないと主張する。
ブレナンのデート相手デビッドが怪しいとブースが言い話を聞くために呼ぶが、渋滞にはまって約束の場所へ行くのが遅くなり、証人は何人もいると言っている。アンジェラは女性被害者が大学生のペニー・ハミルトンだと身元を突き止め、ブレナンは骨に残された銃の線条痕から銃を特定しようとしていた。
雑感
ブレナンがはネットで男性と交流を深めるなんてい意外でした。
しかも、相手と直接会おうとするなんて、なかなか勇気があります。
でも、銃撃されたりで初対面がFBIの取調室で、お互いに素敵ねーなんて緊張感のない尋問になっていました。
隣で面白くない顔をしてご機嫌ななめだったブースがかわいかったです。
今回はブレナンが銃で狙われるし、自宅の冷蔵庫が爆発してブースが怪我をしたりと、ハラハラする展開でした。
ブースがブレナンに張り付いて、彼女の家でフォリナーの曲で大盛り上がりでした。
お酒は入っていないのに酔っ払っているかのようなテンションで、2人ともストレス解消できたんじゃないでしょうか。
ブースは普段からノリがいいですが、ブレナンまで踊りまくって弾けていたのが印象的でしたね。
その直後の爆発でしたから、怒涛の展開でびっくりしました。
ブースが怪我をしてしまいましたが、大事にいたらなくてよかったです。
ジャックが様子を見に来てヒントを与えたことから犯人特定につながったし、ジャックは初防弾チョッキを着て踏み込んでいましたが、恐怖を表に出していなくて冷静だったのが意外です。
キャスト
■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
現在抱えている事件絡みで、命を狙われる。
犯人に拉致され、危険な目にあう。
■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
ブレナンのデート相手を容疑者だと疑う。
ブレナンの家の冷蔵庫を開け、爆発に巻き込まれて病院へ。
■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
ブースのお見舞いに行く。
話しているうちにブースが犯人に気づき、車でブースを現場へ連れて行く。
■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
骨にあった弾の跡から、コンピュータで弾を復元する。
■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
女性被害者の眼窩の傷跡から、凶器を探す。
■ ダニエル・グッドマン – ジョナサン・アダムズ
ホリングスの部屋の写真を分析し、大切な鍵の置き場所をブースに伝える。
■ サンダース捜査官 – アダム・リーバーマン
FBI捜査官で、ブースの部下。
■ ケヴィン・ホリングス – グレッグ・エリス
未解決の連続殺人事件の容疑者。
ブースとブレナンが家に行き、大量の鍵を押収する。
■ ジェイミー・ケントン – アダム・ボールドウィン
クジーニの事件を担当しているFBI捜査官。
ブースから頼まれ、ブレナンの護衛をする。
■ デビッド・シモンズ – コビー・ライアン・マクラフリン
ブレナンとネットで出会った男性。
渋滞で初デートに遅れ、ブースに容疑者だと疑われる。
■ ルイス・スレーター – ロン・マラスコ
弁護士。
作品データ
原題:Two Bodies in the Lab
放送日:2006/3/15
監督:アラン・クローカー
脚本:スティーヴン・ネイサン
第16話 地下の住民たち
地下通路の奥深くで死体が発見され、ブレナン、ブース、ザックの3人はロープで18m下まで降りて調査をすることに。
あらすじ
死体はねずみが食い散らかし骨が粉々になっていている。ブレナンはねずみを追い払うためにブースの銃で数発撃ち骨を調べていると、地下通路の奥に人影を見かけて追いかけていく。
ラボに持ち帰り分析を進め身元はドキュメンタリー映画を作っていたマーニー・ハンターだと判明し、死後10日経っていた。通気シャフトから突き落とされた跡が見られるが頭蓋骨の傷から死ぬ前に頭を殴られていた。
婚約者の話ではトンネルに住む住民達のドキュメンタリー映画を作っていて、カメラマンも照明も全て自分でやっていたとのこと。マーニーが撮った映像を見ていたブレナンは地下通路で見た男性を見つけ、地下に住む人達の世話をしているソーシャルワーカーヘレンにその男性ハロルドを紹介してもらうことに。
ブレナンが話を聞いているとブースは彼の持ち物から血の付いたジャケットとカメラを発見し、ハロルドを逮捕してしまう。ハロルドは自分は殺していない、彼女にあげたプレゼントが殺される原因になり、危険だと警告したと言っている。
ザックは頭蓋骨の傷を分析し、先のとがったもので一撃で殺されたと断定する。ハロルドが渡したプレゼントはとても古く貴重なもので、所長はアンジェラに見えない部分をホログラフィックで補完してくれと頼み、18世紀の政府の紋章だと鑑定する。
雑感
地下通路の中に隠されたお宝だなんて、とてもドキドキする展開です。
特に考古学者の所長は自ら現場に行って宝探しをしたかったのではないでしょうか。
ジャックが紋章の鑑定をちゃっかり所長に押し付けて、これで報告書を書かなくてすむとにんまりしていたのが策士だなって思いました。
ブレナンは今回は2回も銃を持たせてもらって、きっと満足したことでしょう。
冒頭のねずみを撃った時は音で脅かして死体からどかせようとしただけじゃなく、ねずみを殺して共食いさせるために撃ったとはビックリです。
証拠を守りたいという法人類学者ならではの視点ですね。
最後の地下通路に踏み込む時にも銃をブースにおねだりして、貸してもらえたけど出番なしでした。
代わりにケリを入れて暴れられたから、ストレスは解消されたでしょう。
そういえば、ブースと所長が「カイルが地下室でデュークを燭台で殴った」と言って、大笑いしていたジョークが全然わかりませんでした。
どうやら、ボードゲーム「クルー」のネタのようです。
キャスト
■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
地下で死体を鑑定中に走り去る男を目撃。
ハロルドを事情聴取するブースに、敬意を払うよう忠告する。
■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
被害者マーニーのジャケットと、メダルを持っていたハロルドを逮捕する。
ハロルドが元軍人だと知り、心の痛みを理解する。
■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
被害者の死亡時期を割り出す。
報告書を書かなくて済むと、メダルの鑑定を所長に任せる。
■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
ハロルドが見た金髪の女性の絵を描く。
迷路のような地下通路をコンピュータで分析する。
■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
ブース、ブレナンと共に通気シャフトから地下へ降りる。
頭蓋骨の傷は誰かに殴られたものだと気づく。
■ ダニエル・グッドマン – ジョナサン・アダムズ
被害者が持っていたメダルは貴重な物だと鑑定する。
地下で見つかった古い人骨は、北軍の兵士でお宝を盗もうとしたと推測する。
■ ハロルド・オーバーメイヤー – グレン・プラマー
地下の住人で、マーニーにメダルをプレゼントした。
容疑者だと疑われ逮捕されるが、貯蔵庫近くの境界線までブース達を案内する。
■ ヘレン・ブロンソン – メアリー・マーラ
ソーシャルワーカーで、時々、ハロルド達に差し入れしている。
マーニーが映画を撮るのには反対だった。
■ フィル・ガーフィールド – デヴィッド・デンマン
マーニーの婚約者。
マーニーが撮っていた映像をブース達に渡す。
■ デューク・ディアレル – ライアン・アロシオ
マーニーのクライミングのコーチ。
落ち込む
■ カイル・モントローズ – ブライアン・グロス
デュークと一緒にマーニーにクライミングを教えていた。
マーニーと浮気していた。
■ マイケル・プレストン – キース・ピロウ
ハロルドの弁護士。
■ マーニー・ハンター – フェイ・ウルフ
地下通路で見つかった被害者。
地下の住民達のドキュメンタリー映画を作っていた。
作品データ
原題:The Woman in the Tunnel
放送日:2006/3/22
監督:ジョー・ナポリターノ
脚本:グレッグ・ボール、スティーブ・ブラックマン
コメント