BONES -骨は語る- 1×1 墓地の眠れぬ魂

BONES-骨は語る-シーズン1第1話 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン1第1話「墓地の眠れぬ魂」のあらすじと感想です。
B&Bとスクインツ達の物語がスタート!
グァテマラでの大量虐殺事件の調査から2ヶ月ぶりに帰国した法人類学者のテンペランス・ブレナン博士が、同僚のアンジェラにワシントンDCの空港で出迎えられるところから始まります。

あらすじ

ある捜査官が不法に人骨を持ち込んでブレナン足止めしようとするがブレナンは彼を投げ飛ばして捕まる。捜査官は国土安全保障省の人間で、FBIのブース捜査官がやって来た途端に開放される。

ブースはブレナンにアーリントン国立墓地で見つかった腐乱死体の捜査に協力してくれと頼み、墓地の池の中の白骨を見せて了承してもらう。ブレナンはアシスタントのザックを呼んで白骨を引き上げ、その場で性別と大まかな年齢、テニスが趣味だったことを言い当て、詳しいことは研究所で調べることに。

ジャックの調べでは遺体は少なくとも2年は池に浸かっていて、蛙のような骨が一緒に見つかったとのこと。アンジェラは特許申請中の3Dホログラム映像で白骨の復元を行う。被害者の身元はクリオ・ルイーズ・エラーで、ベツレヘム上院議員と不倫の噂があった女性だった。

クレオは議員の側近トンプソンと付き合っていてオリバーという男にストーカーされていて、この3人が殺人容疑者として浮かび上がる。

雑感

冒頭からインパクトがあり、つかみはOKですね。
無視する案内係の気を引こうとしたアンジェラの下着見せシーンは、彼女らしい奔放さが感じられます。

すぐにブレナンが登場するけど捜査官と格闘したり、バッグの中には頭蓋骨。
展開が早いし序盤から盛り上がるシーンの連続で、俄然、興味がわきました。

キャラの大おまかな自己紹介はあったけど、まだまだ個性を発揮するには不十分かな。
ブレナンの堅物さや、ジャックの陰謀好きあたりがちょっとすり込まれた程度でしょうか。

ボーンズというニックネームや、スクインツという呼び名は、初回からだったんですね。

シーズンが進んでも、ずっとブースはブレナンを「ボーンズ」って呼んでいるしラボの面々をスクインツって呼んでいて、こんなに長く使われるニックネームになるとは思っていませんでした。

アンジェラの3Dホログラムも初回からなんですね。
復顔だけじゃなく色んなシミュレーションもできるし、相当、先進的な技術です。

これを作ったのがアーティストのアンジェラっていうのがまたスゴいし、自由でポジティブ思考の彼女が作ったというのが意外性ありすぎます。
後シーズンに出て来る「アンジェラトロン」のベースで、シーズンを追っての進化がこれまた期待できそうです。

ほんのちょっとはさまれていたけど、ブレナンが結婚していたっていうのも驚き!
どう見ても今の時点では結婚に向いていなさそうだし、どんな結婚生活を送っていたのか気になりました。

ブースはシーズンを経てのブースと根本は同じですね。
正義を重んじ捜査には前向きで人の気持ちを理解し、長年のカンで容疑者を見抜いて捕まえるという感じです。

ただ、理不尽でも上の命令には素直に従って、強気で意見を通そうとはしていないですね。
今回はブレナン達スクインツの論理付けがあったから上に逆らって独断で家宅捜索を決めていたように、型破りな捜査も増えてきそうです。

捜査中にブレナンは無茶ばっかりして、DNA鑑定のために上院議員のガムを奪って乱闘になったり、ラストでは1人で犯人の元へ乗り込んでいって、かなり心配になりました。

魚というキーワードにピンと来て犯人が誰なのかを特定し、証拠隠滅を図ろうとしていた犯人を追い詰めたブレナンはお手柄でした。

お気に入りのシーンは、ブレナンとアンジェラの友達トークです。
ブレナンが悩みをにアンジェラにぶちまけ、「素の自分を見せるといいよ」とアンジェラがアドバイス。

2人の友情の深さがうかがえる素敵なシーンでした。

まだぎくしゃくしているブースとブレナン&スクインツ達ですが、今後どう進展していくのか楽しみです。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
ジェファソニアン研究所の優秀な法医学者で、愛称は「ボーンズ」。
FBIの要請で、殺人事件の捜査に協力する。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
FBI特別捜査官。
ブレナン博士の天才的な能力を見込み、彼女の希望を聞いて捜査協力を依頼する。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
ジェファソニアン研究所の博士。
生物や微粒子の専門家で、凶器に付着していた珪藻土などを見つけ出す。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
ジェファソニアン研究所の一員。
ブレナンの親友、アーティストでもあり、特許申請中のソフトで複顔などを行う。

■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
ブレナンの助手。
ブレナンには忠実で、高い能力でサポートする。

■ ダニエル・グッドマン – ジョナサン・アダムズ
ジェファソニアン研究所の所長。
ブレナンとFBIとの捜査協力を決断する。

■ サム・カレン – ジョン・M・ジャクソン
FBI副長官で、ブースの上司。
ブレナンが先走り、ブースを捜査の担当から外すと伝える。

■ ベネット・ギブソン – デイブ・ロバーソン
国土安全保障省の職員。
FBIの指示で、空港でブレナンを足止めする。

■ オリバー・ローリエ – クリス・コナー
クロエのストーカー。
ブレナンにほれ込んで彼女のストーカーとなる。

■ ラン・ベツレヘム – ラリー・ポインデクスター
クリオと不倫していた上院議員。
DNA検査を拒否し、捨てたガムをブレナンが無理やり拾う。

■ ケン・トンプソン – サム・トラメル
上院議員の秘書で、クリオの恋人。

■ テッド・エラー – タイリーズ・アレン
クリオの父で元軍人。
娘を殺した犯人を知りたがっている。

■ シャロン・エラー – ボニータ・フリーデリシー
クリオの母。

■ ピーター・セント・ジェームズ – ドミニク・フムザ
ブレナンの元夫。
こっそりテレビを取りに来て、ブレナンに泥棒と間違われる。

■ クリオ・ルイーズ・エラー – ナジャ・ヒル
アーリントン墓地の池の中から見つかった被害者。
上院議員と不倫していたらしく、妊娠中だった。

■ ベツレヘム夫人 – キャサリン・アン・マクレガー
上院議員の妻。

作品データ

原題:Pilot
放送日:2005/9/13
監督:グレッグ・ヤイタネス
脚本:ハート・ハンソン

コメント

タイトルとURLをコピーしました