BONES -骨は語る- 1×10 自分を消し去った女

BONES-骨は語る-シーズン1第10話 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン1第10話「自分を消し去った女」のあらすじと感想です。
ブレナン達は古い遺体の鑑定を始めようとしています。保存状態が良く鉄器時代の物らしく興味を惹かれています。ブースはロス空港で見つかったバラバラ死体の事件を持ち込みます。

あらすじ

ブースがバラバラ死体を発見し、すぐにロスに行くぞと誘いに来る。グッドマン所長はブレナンには仕事が山積みだと断ろうとするが、ブースは現場はハリウッドだから研究所の宣伝になると説得して2人はハリウッドへ。

死体はコヨーテによって食べ散らかされてバラバラになっていて、ブレナンの所見では20代の女性で何度も整形手術を受けていて元の骨格が解らないため、アンジェラも復顔に手こずるだろうと言っていた。また、豊胸バッグが見つかり製造番号から身元を特定しようとするが、バッグは盗まれたものだった。

豊胸の線からあるコールガールの斡旋会社に話を聞きに行き、被害者はレイチェルと名乗るコールガールだと判明。お客の中にいた豊胸バッグを盗まれた整形外科医に疑いがかかるが、殺してはいないと主張する。

ブースは詳しい話を聞くために斡旋会社からレイチェルと仲の良かったコールガールレスリーを呼び出し、レイチェルはキャンディスと名乗っていて売れない俳優の元恋人ニックがいたとの情報をつかむ。ニックはレイチェルは自分にはスーザンと名乗っていて、娼婦だということを知って別れたとのことだった。

一方、ラボではグッドマンとザック、ジャックが鉄器時代の遺体を鑑定していたが、考古学者のグッドマンのやり方は科学的ではないとジャックが反発していた。

雑感

ブースとブレナンがハリウッドへ。
最初はブレナンだけじゃなくて所長も断ろうとしていたけど、研究所の評判が上がるかもと甘い言葉に釣られて所長がOK。

トップが承諾してしまったら、ブレナンも行くしかないですね。

ブレナンはオープンカーを運転させてもらったりと、意外と楽しんでいました。
いつもはスーツ姿のブースもラフな格好が多くて、Tシャツ姿も似合っていてカッコ良かったです。

ブレナンとブースがここまで事件に手こずるのは珍しいし、アンジェラですら顔の復元が難しいと愚痴っていたのが印象的です。

ブースが何1つ手がかりをつかめなくてロス支局に後をまかせて帰ろうと言い出し、珍しく諦めムードだったから、よほど難しい事件だったのでしょう。

そんなブースに葉っぱをかけて、やる気を出させたブレナンはさすがですし、いいコンビです。
その後、ザックからいいタイミングで電話がきて、あれだけブースが頭を抱えていたのにすんなり事件解決でした。

LAのFBI捜査官トリシアが完全にお飾り化していました。
ハリウッド気質なトリシアをブースは完全無視。

ミーハーっぽくブレナンに接していたから捜査官としての自覚がないと感じて、FBIの仕事に全力投球しているブースにすれば許せなかったんでしょうね。
女性には優しいブースだけど、仕事には厳格だというのが現れていました。

グッドマン所長自ら鑑定に加わるとは珍しいですね。
考古学者の本領を発揮していましたが、ジャックとぶつかってばかりでした。

そういえば、研究所の資金集めパーティーでも所長にジャックは反抗していたし、この2人、あんまり相性はよくないのかもしれません。

確かに、考古学と法医学では仕事のやり方など色んな部分で違っているだろうから、意見の相違があるのも仕方ないですね。

所長は批判ばかりするジャックを簡単にクビにできたけど、本音を言ってくれる希少な存在だとジャックのことを認めていました。
考古学的な考え方をしっかりとジャックに説明して理解してもらえて、2人が和解できて良かったです。

ブレナンの本が映画化されるなんて、本の売れ行きは絶好調なのかな。
過去のエピソードでもブレナンは出版社からオープンカーをもらっていたし、ミステリー作家としても第一人者ですね。

テレビのインタビュアー、映画化のプロデューサー役の方はご本人が登場。
「ビッグ」を時空間のパラドックスが面白いと表現するのはブレナンくらいでしょうか。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
ブースと一緒にロスで見つかった骨の鑑定に行く。
整形は個性をつぶすと反対する。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
オープンカーを運転して楽しんでいたが、すぐにブレナンに運転を代われと脅される。
被害者と仲の良かったコールガールに金を払い、情報を得る。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
所長の科学的でない鑑定方法にイライラする。
鑑定を中止した所長と言い合いになるが、理由を聞いて納得する。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
手術跡だらけで元の骨格がわからず、複顔に手こずる。
鉄器時代の遺体の顔も、ホログラムで復元する。

■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
ブレナンにモニター越しに分析結果を報告する。
ジャックの助言で凶器に関する情報がわかり「ぶったまげた」と驚く。

■ ダニエル・グッドマン – ジョナサン・アダムズ
ハリウッドに行けばラボの宣伝になるとブースに説得され、ブレナンのロス行きを認める。
鉄器時代の遺体を、物語を紡ぐように鑑定していく。

■ トリシア・フィン捜査官 – クレア・コフィー
ロス支局のFBI捜査官で、ブレナンの本の映画化に興味がある。

■ レスリー・スノウ – マリカ・ドミンスク
被害者と一緒に働いていたコールガールで、被害者に恋人がいたとブースに話す。

■ アントン・コストフ医師 – ‎マイケル・B・シルヴァー
豊胸バッグを盗まれたと嘘を付いていた整形外科医。

■ ヘンリー・アトラス医師 – ‎ハリー・グローナー
特殊な器具と手術法で被害者の整形を担当。

■ ニック・ハドソン – アダム・グライムス
被害者の元恋人で、整形を繰り返す被害者とは別れていた。

■ イワーナ・バルドゥー – ナタリア・ノグリッチ
被害者が働くコールガール斡旋所の担当者。

■ ペニー・マーシャル
プロデューサー。
ブレナンの本の映画化について、ブレナンと共にインタビューを受ける。

■ ジャン・カール
テレビの司会者。

■ マルティナ・サイクス – マクナリー・セイガル

作品データ

原題:The Woman at the Airport
放送日:2006/1/25
監督:グレッグ・ヤイタネス
脚本:テレサ・リン

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