BONES -骨は語る- 1×16 地下の住民たち

BONES-骨は語る-シーズン1第16話 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン1第16話「地下の住民たち」のあらすじと感想です。
地下通路の奥深くで死体が発見され、ブレナン、ブース、ザックの3人はロープで18m下まで降りて調査をおこないます。

あらすじ

死体はねずみが食い散らかし骨が粉々になっていている。
ブレナンはねずみを追い払うためにブースの銃で数発撃ち骨を調べていると、地下通路の奥に人影を見かけて追いかけていく。

ラボに持ち帰り分析を進め、身元はドキュメンタリー映画を作っていたマーニー・ハンターだと判明。死後10日経っていた。
通気シャフトから突き落とされた跡が見られるが、頭蓋骨の傷から死ぬ前に頭を殴られていた。

婚約者の話ではトンネルに住む住民達のドキュメンタリー映画を作っていて、カメラマンも照明も全て自分でやっていたとのこと。
マーニーが撮った映像を見ていたブレナンは地下通路で見た男性を見つけ、地下に住む人達の世話をしているソーシャルワーカーヘレンにその男性ハロルドを紹介してもらうことに。

ブレナンが話を聞いているとブースは彼の持ち物から血の付いたジャケットとカメラを発見し、ハロルドを逮捕してしまう。
ハロルドは自分は殺していない、彼女にあげたプレゼントが殺される原因になり、危険だと警告したと言っている。

ザックは頭蓋骨の傷を分析し、先のとがったもので一撃で殺されたと断定する。

ハロルドが渡したプレゼントはとても古く貴重なもので、所長はアンジェラに見えない部分をホログラフィックで補完してくれと頼み、18世紀の政府の紋章だと鑑定する。

ブースとブレナンはマーニーにクライミングを教えていたカイルとデューク、2人組のクライミングコーチに話を聞きに行くが、2人ともマーニーが死んだことを知らなかった。
カイルは一時期マーニーと付き合っていたことがあり、マーニーの死にショックを受けている。

雑感

地下通路の中に隠されたお宝だなんて、とてもドキドキする展開です。
ハロルドがマーニーにプレゼントした紋章は世紀の大発見だったみたい。

特に考古学者の所長は自ら現場に行って、宝探しをしたかったのではないでしょうか。
ジャックが紋章の鑑定をちゃっかり所長に押し付けて、これで報告書を書かなくてすむとにんまりしていたのが策士だなって思いました。

ブレナンは今回は2回も銃を持たせてもらって、きっと満足したことでしょう。
冒頭のねずみを撃った時は音で脅かして死体からどかせようとしただけじゃなく、ねずみを殺して共食いさせるために撃ったとはビックリです。

証拠を守りたいという法人類学者ならではの視点ですね。
最後の地下通路に踏み込む時にも銃をブースにおねだりして、貸してもらえたけど出番なしでした。

代わりにケリを入れて暴れられたから、ストレスは解消されたでしょう。

ブースも毎回「銃を貸して」とブレナンに頼まれていたらきっとめんどくさくなって、そのうち銃の許可を与えそう。
いつもブースが捜査にくっ付いていくわけにもいかないし前回みたいに危険な目にあうかもしれないから、早めに許可を与えて正しい使い方を指導した方が早いんじゃないでしょうか。

そういえば、ブースと所長が「カイルが地下室でデュークを燭台で殴った」と言って、大笑いしていたジョークが全然わかりませんでした。
どうやら、ボードゲーム「クルー」のネタのようです。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
地下で死体を鑑定中に走り去る男を目撃。
ハロルドを事情聴取するブースに、敬意を払うよう忠告する。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
被害者マーニーのジャケットと、メダルを持っていたハロルドを逮捕する。
ハロルドが元軍人だと知り、心の痛みを理解する。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
被害者の死亡時期を割り出す。
報告書を書かなくて済むと、メダルの鑑定を所長に任せる。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
ハロルドが見た金髪の女性の絵を描く。
迷路のような地下通路をコンピュータで分析する。

■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
ブース、ブレナンと共に通気シャフトから地下へ降りる。
頭蓋骨の傷は誰かに殴られたものだと気づく。

■ ダニエル・グッドマン – ジョナサン・アダムズ
被害者が持っていたメダルは貴重な物だと鑑定する。
地下で見つかった古い人骨は、北軍の兵士でお宝を盗もうとしたと推測する。

■ ハロルド・オーバーメイヤー – グレン・プラマー
地下の住人で、マーニーにメダルをプレゼントした。
容疑者だと疑われ逮捕されるが、貯蔵庫近くの境界線までブース達を案内する。

■ ヘレン・ブロンソン – メアリー・マーラ
ソーシャルワーカーで、時々、ハロルド達に差し入れしている。
マーニーが映画を撮るのには反対だった。

■ フィル・ガーフィールド – デヴィッド・デンマン
マーニーの婚約者。
マーニーが撮っていた映像をブース達に渡す。

■ デューク・ディアレル – ライアン・アロシオ
マーニーのクライミングのコーチ。

■ カイル・モントローズ – ブライアン・グロス
デュークと一緒にマーニーにクライミングを教えていた。
マーニーと浮気していた。

■ マイケル・プレストン – キース・ピロウ
ハロルドの弁護士。

■ マーニー・ハンター – フェイ・ウルフ
地下通路で見つかった被害者。
地下の住民達のドキュメンタリー映画を作っていた。

作品データ

原題:The Woman in the Tunnel
放送日:2006/3/22
監督:ジョー・ナポリターノ
脚本:グレッグ・ボール、スティーブ・ブラックマン

コメント

タイトルとURLをコピーしました