BONES -骨は語る- 2×4 殺人ゲーム

BONES-骨は語る-シーズン2第4話 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン2第4話「殺人ゲーム」のあらすじと感想です。
若い女性だと思われる白骨遺体が発見されます。ラボで分析し始めると、ハワード・エップスの手口そのものでした。

あらすじ

森の中で白骨死体が発見されるが犬が骨の一部をくわえて離そうとはせず、ブレナンは物を投げて犬に取りに行かせて追い払うのに成功する。ラボで死体の周りにみんな集まり分析が始められて、被害者は若い女性で頭蓋骨の状態からうつぶせに埋められていて、死後7年から10年は経っていた。

手足に拘束された跡が残されていて肩や腕の骨の状態からゴルファーらしく、傷の状態からタイヤレバーのようなもので殴られている。この手口は過去に因縁のあるハワード・エップスで、ブースは刑務所のエップスに会いに行くと、これはゲームだと言い出す。

ラボに戻ったブースはブレナンにこの事を伝え、ブレナンやザックが骨を分析すると手首から別人の骨の一部が見つかる。今度はブースとブレナンの2人でエップスに会いに行くと、獄中結婚していて妻キャロラインが面会に来ていた。

エップスはブレナンに固執する様子を見せるが、子供の頃に母が潔癖症でアンモニアで手を洗わされていたことや、石の十字架について語る。ラボで別人の骨をアンモニアのガスにさらしてみると鉱山のマークが浮かび上がり、ジャックが見つけた成分が含まれる鉱山の入口付近に十字架のように石が積まれていた。

その下から女性の死体が発見されるが死後1週間程度で、刑務所にいるエップスには犯行が不可能で共犯者がいることを示している。

アンジェラは歯型から被害者の身元を特定し、エップスの妻キャロラインの美容室の従業員だとわかる。被害者と一緒にクリスチャンのペンダントが見つかる。あるクリスチャン系高校のもので、3日前から行方不明になっている生徒へプレゼントされていた。

ブースとブレナンはエップスと手紙のやり取りをしていた人物の住所へ向かうが、ただの空き地。2人は再びエップスに会いに行き、エップスはドイツ語のフレーズを口にする。

雑感

かなりエップスに振り回されましたがそんな事は物ともせず、スクインツ+ブースで見事に事件を解決しました。
前回エップスが登場した時は死刑執行直前で坊主でしたが、今回は髪の毛が生えていて余計に不気味さが増していました。

彼の仕掛けたゲームを解こうとブレナンとザックがテンポの早いゲーム理論を戦わせていましたが、ちんぷんかんぷんでブース同様付いていけませんでした。

次々に死体が現れて、刑務所にいるエップスには犯行不可能で、共犯者の正体がかなり気になりました。
まさか、最初に死体を発見した犬を連れた人のよさそうな男性だとは意外性ありすぎです。

今回はアンジェラが大活躍。
遺族への説明の時にブースの傍らで両親をなぐさめたり、キャロラインから話を聞きだしたりと、アンジェラの魅力を改めて感じました。

ブレナンは生きた人間が苦手だし、カミールは毒舌すぎて相手を怒らせてしまうことがあり、ブースが言うように生身の人間に一番強いのはアンジェラですね。

アンジェラとジャックも急接近しています。
ブースにせかされて推理しろと言われジャックが焦っている時も、ちゃんと落ち着かせて頭が回転するようにサポートし、ヘレンの監禁場所を推理させました。

今まではジャックがアンジェラに片思いしていると思っていたけど、アンジェラもまんざらでもない様子。
ジャックのことを「ホッジ」と呼んだり、彼を見つめる目が明らかに違っていましたから。

表向きはエップスの復讐ゲームでしたが、アンジェラの支えがあってこそ解決した事件です。

最後のブースがジャスパーという名前の豚の置物を、ブレナンにプレゼントしたのも素敵。
人を撃って殺してしまったと、落ち込んでいるブレナンへの優しさと気遣いが感じられました。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
森で見つかった遺体を分析し、エップスの手口だと気づく。
ペットを飼うなら豚で、「ジャスパー」と名付けたいとい言う。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
最初は1人でエップスに会いに行き、彼のゲームに巻き込まれる。
みんなでアナグラムを解いていて、郵便局のモットーだと気づく。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
骨のカケラにアンモニアを噴霧し、出て来たのはフリーメイソンのマークだと勘違いする。
アンジェラの助言で、被害者の監禁場所を特定する。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
被害者の父親に状況を説明し、絵を見せて怪しい人物を聞き出す。
キャロラインに心を開かせ、メモを届けた先を教えてもらう。

■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
骨のカケラに浮き出たのは、鉱山のマークだとジャックに突っ込む。
ドイツ語はアナグラムではないかと、いくつか候補を出す。

■ カミール・サローヤン タマラ・テイラー
エップスについてみんなから説明を受ける。
キャロラインと会うと言うが、ブースから毒舌はダメだと止められる。

■ ハワード・エップス – ヒース・フリーマン
謎のヒントをブース達に出し、捜査や分析をかく乱する。
拘束用の鎖をブースに引っ張られ、頭を机にぶつける。

■ キャロライン・エップス – クリスティー・リン・スミス
エップスの妻。
経営している美容室の従業員が殺され、容疑者として疑われる。

■ ギル・ラッピン – ロドニー・ホランド
森の遺体の第一発見者。
飼い犬が骨をくわえて離さず、追いかけ回す。

■ グラント・ハサウェイ – ジム・ジャンセン
被害者の父。
ゴルフ場の従業員が怪しいと伝える。

■ カレン・ダン – アイリーン・ロゼーン
遺留品のペンダントは生徒ヘレンにあげたと語る。

■ ヘンリー・ガーバー – グレゴリー・スコット・カミンズ
エップスと同房だった元囚人で、車いす生活をしている。

■ ヘレン・メジャース – タラ・ペイジ
犯人に誘拐された少女。
ブースとブレナンに無事に発見される。

作品データ

原題:The Blonde in the Game
放送日:2006/9/20
監督:ブライアン・スパイサー
脚本:ノア・ホーリー

コメント

タイトルとURLをコピーしました