BONES -骨は語る- 2×11 過去からの告発

BONES-骨は語る-シーズン2第11話 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン2第11話「過去からの告発」のあらすじと感想です。
ザックの博士論文の口頭試問中で、ブレナンは評価する側として参加。ブースがやって来て、事件だと連れ出されてしまいます。

あらすじ

磔にされて焼死した男性の死体が発見されのどにはメモが詰められていて、ブースは警告を与えるために殺されたと見ている。

ラボの分析でメモにはギャレット・ディレイニーと書かれてあり、遺体からコロンブスのコインが発見される。

ブレナンのオフィスにラスがやって来て、父から2人とも危険だと警告する電話があったとのこと。ラスは誰かに見張られている気配を感じると話し、ブレナンは「うちに来て」と自宅の鍵を渡す。

被害者の身元は元FBI捜査官のディレイニーで、ブースとブレナンはディレイニーの部屋を調べるとラスの写真が部屋中に貼ってあり、狙撃しようと狙っていた。

アンジェラはディレイニーの名が書かれてあったメモを復元すると、その下から重要な文書が出てくる。60年代の公民権運動家で1978年にFBI捜査官ハーパーを殺害した罪で収監されたマービン・ベケットは無実だとあり、書類の下にはハーパー捜査官のサインがあった。

その当時の警察とFBIは堕落し銀行強盗から金をもらっていて、ベケットに濡れ衣を着せて逮捕させたが、ハーパーは罪を告発しようとして仲間から消されてしまった。

ハーパーはこのメモの他にも証拠を全てオハイオの銀行の貸金庫に預けていたが、そこへ銀行強盗に入ったブレナンの両親が見つけて狙われるようになった。

ハーパーの上司がディレイニーで銀行強盗に入った泥棒達にコード名を付けていたが、現在生き残っているのはマックスだけで、彼のコード名がコロンブスだった。

ブースはジュリアン検事を呼び出して事情を話し、ハーパーの遺体を掘り起こしたいと頼む。

ラスは父マックスと長年親しくしていたコルター神父を連れて来る。神父は数日前にマックスから電話があり、「事件から手を引け、子供達を愛している」という内容のメッセージを伝えられたと語る。

雑感

ブレナンの父登場でブレナンの過去がまた少し明かされました。
ラスとせっかく仲直りできて自分の過去がわかっていたところだったのに、また父と兄を失ってしまって、ブレナンも相当ショックだったでしょう。

マックスも妻と重要な事件の証拠をにぎってしまったがために、FBIの裏切り者達から追われる立場になってしまって、ラスとブレナンを置いて逃げるしかなったんでしょうね。
神父役でライアン・オニールが出てきましたが、ただのマックスのメッセンジャー役じゃ終わらないだろうと思ったら、案の定、ブレナンのパパでした。

ザックは晴れて博士になれてイメチェンして正式にジェファソニアンで働くことになり、本当に良かった。
おめでとう!
みんながカミールの方を見て、ザックを雇えと目で訴えていたのがカッコよかったです。

冒頭の審問では普段着で髪はボサボサだし、不合格だったとしても不思議じゃなかったですね。
ザックが欠けたらチームじゃなくなるし、ジャックとの楽しい実験コーナーも盛り下がってしまいます。

かわいらしいザックからスーツ姿で髪も切ってさっぱりしたし、ちょっぴり大人になったザックの活躍にも期待したいです。

ブースもすっかりスクインツ達の仲間入りですね。
自分は仲間じゃないからザックのお祝いの席を遠慮しようとしていたけど、すでにみんなブースを仲間だと認めています。

ブースが停職になった時もみんなが協力すると手をあげていたし、仲間のお祝いはブースなしじゃ始まらないですね。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
ラスの命が狙われていると知り、自分の家で過ごすようすすめる。
ブースの停職を解こうと、証拠となる資料の行方を探る。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
元FBIのギャレット・ディレイニー捜査官の事件を捜査中。
副長官から停職を命じられるが、独自に捜査をすすめる。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
アンジェラと一緒にディレイニーののどにあったメモを復元。
イメージチェンジしたザックに帽子をかぶせる。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
ジャックと一緒にメモを復元。
ザックから今の仕事を続けたいと相談され、大変身の手伝いをする。

■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
博士論文の口頭試問を受け、良い手ごたえを得る。
カミールに認めてもらおうと、法廷で証言できる人物になろうと努力する。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
ザックからここに残りたいと頼まれるが、別の部門がいいと考えている。
ブレナンの部屋にあった血の分析を行い、ラスじゃないと伝える。

■ キャロリン・ジュリアン検事 – パトリシア・ベルチャー
ブースに頼まれて、オーガスト・ハーパーの遺体の発掘を判事に依頼する。
反対する地方検事補に強気で反論する。

■ ラス・ブレナン – ローレン・ディーン
父から連絡があったと、ブレナンを訪ねて来る。
ブースと食事中に狙撃され、弾が首をかすめる。

■ トビー・コルター/マックス・キーナン – ライアン・オニール
マックスと旧友の神父で、マックスから警告の電話を受ける。
ブレナンに昔話をして、父親だと正体を明かす。

■ マービン・ベケット – ルー・ベティ・Jr
FBI捜査官殺しの濡れ衣を着せられ、30年間刑務所にいた。
釈放後、ブレナンの所へお礼を言いに来る。

■ ロバート・カービーFBI副長官 – ライアン・カトロナ
ブースの上司。
ブースに停職を言い渡す。

■ バーバラ・ハーパー – バーバラ・ウィリアムズ
オーガスト・ハーパーの妻。
夫の捜査記録が貸金庫にあったと伝える。

■ テッド・ケンパー判事 – マディソン・メイソン
ハーパーの遺体の発掘の採択を迫られる。

■ ダン・バーリッジ検事補 – ブライアン・カプリル
地方検事補。
ジュリアン検事の発掘依頼に反対する。

■ コンスタンス・ライト博士 – キャシー・ライクス
ザックの論文の口頭試問の面接官。

■ ウィリアム・グレイソン教授 – ジョセフ・ラスキン
ザックの論文の口頭試問の面接官。
ザックの肩を手のひらで触ったらしい。

作品データ

原題:Judas on a Pole
放送日:2006/12/13
監督:デイヴィッド・ドゥカヴニー
脚本:ハート・ハンソン

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