BONES (ボーンズ) -骨は語る- シーズン5 第21話~第22話 あらすじ・感想

第21話 正義の行方

あらすじ・感想

墓堀人ことタフェットの予備審問が始まり、検察側はジュリアンが担当しタフェットは自分で弁護することに。証拠は不法に入手したものだと主張し、倉庫から押収された証拠は裁判で使えなくなってしまう。

残りの証拠を徹底的に調査していると、拘置所からタフェットが電話していることを突き止め、アンジェラの調べで座標だということがわかる。まだ見つかっていなかった墓堀人の被害者テレンス・ギルロイが冷凍庫に押し込まれて埋められているのが発見される。

ブレナンが骨を分析しようとしているとジュリアンがやって来て、証拠には手を触れるなと警告。ブレナン達は墓堀人の被害者なのでこの遺体の分析を行うことができず、ブレナンはタフェットに勝つために自分の事件の起訴を却下してもらい、テレンスの事件のみでタフェットを追求することに。

ブースも自分の事件の起訴を取り下げ捜査に加わるが、タフェットは最初からこうなることを読んでいた。アンジェラが脅迫テープの暗号を解読するがタフェットに切り返され、拘置所からの電話は刑務官の可能性があること、ブレナンが証言すると精神分析医にかかっていると能力を疑う反対尋問をしてくる。

裁判はタフェットに押されていたが、テレンスの歯の間から有力な証拠が見つかる。


とうとう墓堀人事件に決着が付く時がやって来ました。
ジャックとブレナンが車に閉じ込められて埋められたのがシーズン2の序盤でしたから、かなり長く引っ張ったものです。
逮捕されたとはいえ、タフェットの反撃もなかなかのもので、拘置所で無罪になる計画を着々と練っていたのでしょう。

ことごとく検察側の証拠や証言に信憑性がないと指摘し、陪審を味方にしようとしていました。
アンジェラのコンピュータ技術にまでケチをつけたり、偽テープまで用意するとはきちんと計画していた証拠ですね。

しかし、テレンスの歯にダニが潜んでいて自分の皮膚が残っているとは思っていなくて、大きな誤算でした。
ここでも証拠の破壊を持ち出してカミールをやり込めようとしますが、さすがにDNAの偽証はできないと陪審も納得したからこそ有罪判決を出したのでしょう。

そんなうれしい知らせを聞く前にジャックとアンジェラの結婚というビッグニュースで、みんなお祝いムードでしたね。
何となくみんなも2人が最近、仲がいいとは思っていたでしょうが、結婚なんて急展開は予想していなかったでしょう。

1回結婚に失敗しているからこそ慎重に進めるだろうという予想を裏切っての幸せなニュースでしたから、裁判の判決以上にみんなにとっては大事なことだったはずです。
そんなうれしいニュースと共に飛び込んできたタフェットの有罪判決で、きれいに墓堀人事件も解決してくれました。
ただ、あのタフェットの様子から、刑務所の中で何か企んで、エップスみたいに何か仕掛けてくるかもしれませんね。

ゲスト

ヘザー・タフェット – ディアドレ・ラヴジョイ
デュフリー判事 – H・リチャード・グリーン

DATA

原題:The Boy with the Answer
放送日:2010/5/13
監督:ドワイト・リトル
脚本:スティーヴン・ネイサン

第22話 新たなる旅立ち

あらすじ・感想

あるアパートで天井が壊れて上の階から荷物が降って来るが、荷物だけでなく遺体も紛れていた。被害者ティモシー・マーフィーは荷物を溜め込むクセがあり、大家がいくら注意しても荷物を捨てようとはせず、アパート中から苦情が出ていた。

ブレナンは頭蓋骨に刃物のようなもので切りつけられた跡があり、これが死因ではないかと考えている。デイジーは頭蓋骨の傷は修復しかかっていると気づき、死因は別にあるとブレナンに告げる。骨を持った感じに違和感があって通常の骨よりも軽く、ブレナンはデイジーに分析するよう指示する。

アンジェラは特許申請中の自分のプログラムを使って荷物の位置や状況を再現し、通常とは違う状況である場所を突き止め、現場のジャックとスイーツに場所を教える。2人が確認してみると、何か物が置かれていてなくなっているのに気づき、ジャックは現場にいた虫の卵を採取する。

ブースは被害者の元同僚エレインの事情聴取を行い、彼と1ヶ月ほど前に電話で話した時、5万ドルで何かを買いたいという話を持ちかけられたとのこと。ブレナンは骨の状態から分析して、被害者は荷物の下敷きになって動けず、餓死したと死因を特定する。

ブースとジャック、スイーツで現場を調査中、ブースがドアに傷が付いているのを見つけ、何者かが無理やり押し入って5万ドル相当の物を盗んだのだと推測する。


5年間一緒に相棒として犯罪捜査をやって来たブレナンとブースですが、一時的にコンビ解消となってしまいました。
ブレナンからしたら本業の発掘調査に加わって、人類の進化や歴史など謎を紐解いていきたいという気持ちが強くなったのでしょう。
前回のタフェットの事件からちょっと元気がなかったし、このまま犯罪捜査にどっぷり浸かっているのに疲れと恐怖を感じていたみたいでした。

デイジーがマルタ島の調査団のメンバーに選ばれたと聞いた時にもうらやましそうだったし、向こうから団長のオファーが来てすぐにでも受けたかったでしょう。
ブースに相談してからでないと決められないというのも、ブレナンが成長した証ですね。

ブースにもタイミングよく軍から復帰の依頼が来て、現地で兵士達の指導に当たることになりました。
ブースの場合はパパに人が死なないように助けしてほしいというパーカーの言葉に気持ちが動いて、軍に戻る決心をしたのでしょう。

ジャックはアンジェラパパから頼みごとをされてスイーツに手伝ってもらって、見事にアンジェラパパのお眼鏡にかなって家族の仲間入りを果たしました。
去って行くブレナンとブースに対し、2人は一緒に残るはずがどうやらパリで1年過ごすみたいです。
幸せいっぱいの新婚さんだから、どこで何をしていてもこの2人なら大丈夫ですね。

空港でのブレナンとブースの別れがちょっと切なかったし、5年間という長い間に築いた絆の強さが、握り合った2人の手から感じられました。

ゲスト

モーガン・フィンリー – スコット・アトキンソン
エレイン・アクスタ – デイドリー・ヘンリー
ロッキー・デナイト – レジナルド・バラード
ダン・ペラント – ネッド・ヴォーン
ディラン – スカイラー・ジェームス・サンダック

DATA

原題:The Beginning in the End
放送日:2010/5/20
監督:イアン・トイントン
脚本:ハート・ハンソン、スティーヴン・ネイサン

BONES (ボーンズ) -骨は語る-

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク