BONES/ボーンズ、シーズン2第15話「赤いテープ」のあらすじと感想です。
最近出版されたブレナンのミステリー小説の売り上げは好調で、ボーイフレンドのサリーとの恋愛も上手くいっています。本のプロモーションのための準備を進めている中、殺人事件が起きてしまいます。
あらすじ
マリーナで遺体の一部が浮いていると通報を受けて警察が潜って調べてみると、残りの遺体が発見される。碇に吊るされて赤いテープが巻かれ、ブレナンの最新作の小説と同じような殺され方をしていた。
被害者は40代半ばの男性で死後5日は経っていて、頭部を撃たれて魚達に食べられた跡があった。
事件を聞いてサリーが手伝いたいとやって来てブースはあまりいい気はしなかったが、ファンレターの中から怪しい人物を探してもらうことに。
ジム・ロパタだと身元が判明し妻コニーと彼女の兄グレッグから事情聴取すると、コニーは夫から暴力を受けていてグレッグは早く別れるよう言っていた。
ブースはグレッグが妹を守ろうとしてジムを殺したのではないかと容疑をかけるが、グレッグにはキャンプに行っていたというアリバイがあった。
ジャックは砂を見つけるが、事件現場にはないものだ。
弟2の殺人が起こり被害者はネズミにたかられて体を食べられていて、これもブレナンの本の通りだった。被害者セイディ・ケラーは資産家で夫アシュトンから事情聴取すると、妻は活動的で外に出るタイプで男もいたとのこと。
妻の遺産を狙った夫の犯行という線が濃かったがアシュトンは殺害日時にはアリバイがあり、ゴルフ大会に出ていた。
弟2の殺人では弾はネズミの体内にあり、出てきたものを比較すると弟1の殺人の弾と一致。テープも同じものが使われていたが、手口が違っていてブレナンの本の通りに殺人を犯しているという共通点しかない。
サリーがファンレターの中から、怪しいものをピックアップ。その中にブレナンのストーカーだったオリバーが含まれている。ブースは彼の家に行ってみると、人形を用いてブレナンの本を再現してあった。
感想
いつかはブレナンの本を題材にしたエピソードがあると期待していましたが、予想以上にミステリーしていて楽しめました。
それにしても、ネズミやら虫やらがたくさん出てきて今回も割とグロかったです。
冒頭からジャックの虫講義でしたから嫌な予感はしていましたけどね。
アンジェラの耳元で事件の詳細をささやくジャック。
ブースも負けじと耳元でささやいてキュートだったけど、単にアンジェラに早く仕事をやってほしかっただけかも。
ブレナンは自分の小説が犯罪に使われて、容疑者でもターゲットでもありませんでしたが、殺人のきっかけを作ってしまったことで、責任を感じずにはいられないですよね。
そんな怒りやイライラが合わさったせいか、最初はラブラブだったサリーを自分から遠ざけてしまいました。
2人の関係をサポートしたのがブースです。
ブレナンには「サリーはいいヤツだ」とほめて、サリーには「ブレナンは人を遠ざけることろがあるから離れるな」とアドバイスして、結局2人はブースのおかげで元通りになったようなものです。
ブースは2人がイチャイチャしてる所を見て、ちょっぴりジェラシーを感じていたように見えました。
だったら2人が仲直りするように仕向けなければよかったのに、やはり、ブレナンのために放っておけなかったのでしょう。
ブースの言う通りサリーはいい人で信頼できそうですね。
ブレナンは一時的な関係だと言っていたけど、サリーはブレナンのことが大好きだと力説していました。
思いやりがあってロマンチックだし、強がりなブレナンが素直になれば長続きしそうです。
キャスト
■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
新作小説を模倣した殺人が起きて、やや不安になる。
罪の意識のせいか、手伝ってくれているサリーに冷たくしてしまう。
■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
オリバーの部屋のドアを蹴破り、異様な部屋の様子を見て逮捕する。
ブレナンのことについて、サリーに助言する。
■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
虫を解剖しながら解説し、ブレナンの編集者に見せる。
最初の被害者から見つかった砂は、ゴルフ場で使われていると突き止める。
■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
最初の被害者の顔を復元して身元を特定する。
ネズミを解剖せずに弾を取り出してほしいと頼む。
■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
最初の被害者が見つかり、本の通りならあと2人被害者が出るとつぶやく。
弾を分析して、同じ銃が使われたと報告する。
■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
ブレナンの本を読む時間がなく、内容を知らない。
ネズミ全部薬を飲ませ、弾を排出しやすくする。
■ ティム・サリバン捜査官 – エディ・マクリントック
事件の事を聞いて手伝わせてほしいと、捜査をサポートする。
分析官をやっていたこともあり、ブレナン宛のファンレターに目を通す。
■ オリバー・ローリエ – クリス・コナー
ブレナンの大ファンでストーカー。
ブースに逮捕され、チャットサイト「ブレナニスト」について触れる。
■ ハンク・ベルデン – ジョナサン・スレイヴィン
ブレナンの編集者エレンのアシスタント。
糖尿病でブースからチョコバーをもらうが、パサついているとつい言ってしまう。
■ エレン・ラスコー – ヴァラリー・ペッティフォード
ブレナンの本の編集者。
ブレナンに仕事を辞めて、執筆に専念させようとする。
■ グレッグ・ブラレイ – コルビー・フレンチ
最初の被害者の義理の兄。
妹が夫に暴力をふるわれ殺したと疑われるが、アリバイがある。
■ アシュトン・ケラー – スティーヴ・ブラウン
第2の被害者の夫。
妻が金持ちの遊び人だったので疑われるが、やはりアリバイがある。
■ コニー・ロパタ – ダービー・スタンチフィールド
最初の被害者の妻。
作品データ
原題:Bodies in the Book
放送日:2007/3/14
監督:クレイグ・ロス・Jr
脚本:カリーヌ・ローゼンタール
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