BONES -骨は語る- 2×17 神の庭の犯罪者

BONES／ボーンズ、シーズン2第17話「神の庭の犯罪者」のあらすじと感想です。
セント・アガサ教会の墓地で水道管が破裂して、棺おけから死体が流されてしまいました。ブレナンとザックは遺体を元の場所に埋葬する手助けをしようとします。

あらすじ

埋葬者のリストをマット神父がブレナンに渡してしまったのを、ドンラン神父は快く思っていなかった。

遺体の中から5年前に殺害されたと見られる骨を発見し、ブースを呼んで捜査を行うことに。ザックは頭蓋骨の内側に出血の跡を見つけて被害者は何かで殴打されて死亡し、現場の調査に行っていたジャックは水道管は誰かがシャベルで掘って穴を開けたと見ている。

ブースとブレナンはアンジェラが描いた似顔絵を持って教会に行き、ドンラン神父に見せるが知らない人物だと言い、教区の管理をしているロレインも見覚えがないとのこと。

マット神父も同様で、ドンラン神父のやり方とは違っているが彼を尊敬していると語り、信者の誰かが似顔絵の人物を知っているかもしれないので、ミサに出席することを了承してくれる。

宗教絡みでブレナンともめているブースはアンジェラと一緒にミサに出席し、似顔絵のコピーを信者に渡して見てもらう。ある青年がヒゲがあれば似ているかもと名乗りを上げ、アンジェラがその場で描き足すと以前ここにいたマコート神父だと言い出す。

ロレインやドンラン神父も似ていると認めて被害者の身元が判明し、マコート神父は何も言わずに5年前にここを去り入れ替わりでマット神父がやって来た。

遺体の分析を進めていたジャックとザックは死後の骨折や金属片などから、墓荒らしが犯人でそれを目撃したマコート神父は犯人が盗んだ金品で殴り殺されたと推測する。

宗教絡みでブースとブレナンがぶつかり合って上手くいかなくなったけど、あっという間にゴードン先生が丸く収めてしまいました。
ブースはここのところゴードン先生の手腕を信頼していましたが、ブレナンの方は分析医は信用できないとかたくなだったのに彼女を短時間で納得させてしまったのは、本当にスゴい。

たった3回会っただけで、サリーの件でお互いに抱いている不安をズバリと言い当て、2人が納得する答えを与えて前のように仲良く協力できるようにしてしまいましたね。

ブースとブレナン、お互いが心地良い関係になれるようにゴードン先生が手助けして、2人それぞれが求めていて納得できる答えを与えただけかも。

真実を突いてしまったら2人の関係が終わってしまって、コンビ解消の危機にきっと陥ったでしょう。

ジャックと同棲するかどうか悩んでいたアンジェラまで、一言二言で納得させてしまいました。
ゴードン先生がアドバイスしたクローゼットのロジックはとても現実的で、アンジェラのクローゼットにジャックのが半分くらいになる頃には、2人は将来について話し合って2人できっと決めるでしょうね。

恋愛眼に優れているアンジェラさまには、ブースとブレナンの件はゴードン先生が捜査を上手く生かせるための合理的な答えを与えただけだと見抜いていて、ウソが通用しませんでしたね。

そんなジャックとアンジェラも最近は目に余るほどのいちゃつきぶりで、さすがのカミールもさりげなく注意していました。
エジプトの間でランチデートとはロマンチックだけど、バレたら後が大変そうですね。

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
水道管が壊れて流された墓地で、最近殺された人の骨を見つける。
ブースと関係が上手くいかなくなり、ゴードン先生のカウンセリングで納得する。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
ブレナンと宗教に対する考えの違いで、口論になる。
ブレナンの言う第6感で、ドンラン神父が誰かをかばっていると見抜く。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
被害者がナポレオン時代の銀製品で殴られたと特定する。
アンジェラに同棲を持ちかけるが、良い返事をもらえない。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
ブースと一緒にミサへ行き、被害者の顔のスケッチをみんなに見てもらう。
ジャックとの同棲に悩み、ゴードン先生に相談する。

■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
仕事中にブースとブレナンが口論し、気まずい思いをする。
どの骨にも傷が多く、墓荒らしのせいだと結論付ける。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
検査の結果、被害者は毒を盛られていたとみんなに告げる。
職場でいちゃつくジャックとアンジェラに「水でもかけなきゃダメ？」と注意する。

■ ゴードン・ワイアット – スティーブン・フライ
ブースだけでなくブレナンのカウンセリングも行い、2人の仲を修復する。
ブレナンに頼まれて、アンジェラの悩み相談を受ける。

■ ウィリアム・ドラン神父 – ジョージ・コー
高齢で昔ながらの厳しい神父。
マコール神父がイチイの毒を盛られていたと知り、誰かをかばって自分がやったと自白する。

■ マシュー・サンズ神父 – デビッド・バーク
教区を立て直すために派遣された若い神父。
最近、胃腸の調子が悪い。

■ ロレイン・バーギン – ウェンディ・ブラウン
教区の役員で、教会の仕事をしている。
ドンラン神父に育てられた。

■ エンゾ・ファルシネラ – ジョニー・ルイス
墓泥棒。
墓の装飾品を盗もうとして、間違って水道管を破裂させてしまう。

■ ジェームス・リーバイ – ソレン・フルトン
マコール神父と親しく、父親のように接してくれたと感謝している。

■ トニー – ウィリアム・ジョナサン・ジョージズ
レスリングで、マット神父の指導を受けている少年。

原題：The Priest in the Churchyard
放送日：2007/3/28
監督：スコット・ロータネン
脚本：ライラ・オリヴァー