BONES／ボーンズ、シーズン3第2話「青空に散った正義と真実」のあらすじと感想です。
子供達がサッカーを練習しているグラウンドの側でミニバンが爆発してその中から死体が発見される。ブレナンは父マックスに面会できるようになったが、面会に行くのを嫌がっている。
あらすじ
死体の一部は木の上にあり、ブレナンは車の中から娘らしき写真が入ったロケットを見つけて、被害者のサッカーママを誰が殺したのかと不思議に思っていた。
車ごとラボに運ばれてきてブレナンとブースは遺体を集めジャックは微粒子を取ろうとしていたが、爆弾班のフロスト捜査官がやって来てジャックと協力して分析を進めることに。車の持ち主はジェレミ―・ナッシュで被害者は妻のエイミーだった。
エイミーの肩には銃で撃たれた古傷があったが完治していて、体にはボールペンと縫い針で入れたタトゥーがあり、1970年代の学生過激派組織NLAのものだった。1975年の警官殺しでNLAの2人が指名手配されていて、そのうちの1人ジューン・ハリスが今回の被害者エイミーだった。
キャロリンがラボにやって来て、ジューンは司法取引して4日後に出頭するはずだったと語り、当時の事件担当捜査官でブースの師匠でもあるサムは司法取引のことを知らず、怒ってFBIにやって来る。
ハリスの共犯者で恋人だったニール・ワトキンスの居場所を探るため、当時ハリスの弁護士だったハンツィンガーに聞くが知らないらしく、殺された警官の息子なら知っているかもしれないと語る。
雑感
「爆弾犯の爆弾女、最高にセクシー」
アンジェラがフロスト捜査官をこんな風に表現していました。
ジャックがセクシー捜査官に目移りしそうになりますが、どっしりとかまえたアンジェラが素敵。
ジャックを信頼していて、男性だからホットな女性に引かれても仕方ないと寛大な考えがアンジェラらしいです。
ジャックも最初はフロスト捜査官にドギマギして一緒に仕事していましたが、大切な証拠を捨てられそうになって一気に冷めてしまったようです。
はたから見たらガラクタでも、ジャックにとっては宝の山。
エアフィルターを調べて出て来た物質と他の物質とを分析し、ワトキンスの居場所を見事に絞り込みました。
前シーズンで困ったらみんなジャックに頼っていたけど、これだけ仕事ができるから気持ちもわかりす。
ブレナンはマックスとの関係がギクシャクしていて、しばらく引きずりそうです。
マックスはブレナンに会いたくてトランプを頼んだりソックスを頼んだりして、とにかく顔さえ見て会話を重ねていけば和解できると信じています。
かたくなだったブレナンもブースのアドバイスや今回の事件を通して、理屈抜きに親子の愛情の深さというものに気づいたんでしょう。
今後もごたつくことはあるでしょうが、少しずつマックスとの関係を深めていってほしいです。
ブースはサムとブレナンの間に立って仲介するのが大変そうでした。
昔かたぎのサムは老いぼれ扱いされるし、素直に思ったことを口にするブレナンに我慢ならなかったのでしょうね。
最近出番の多いキャロリンの毒舌も冴えていましたし、ストーリーの緩急が付いて楽しかったです。
キャスト
■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
FBIは骨や組織をぞんざいに扱うと、車ごとラボに運ばせる。
マックスの面会に行き、子供の頃やったトランプのゲームを一緒にやる。
■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
ブレナンとマックスが個室で面会できるように取り計らった。
恩師でもあるサムに敬意を払いながら、捜査を行う。
■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
FBIのホットな爆弾班の女性に目がいく。
見つかった物質2つの地域から、ワトキンスの居場所を絞り込む。
■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
骨から、被害者のお手製タトゥーを再現する。
被害者が持っていた手紙を復元し、ブレナンからセリアに手渡す。
■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
カツオブシムシで肉片を取り除く。
肩にあった銃弾を見つけ、手にも銃創を見つける。
■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
散り散りになった紙片の復元をアンジェラに頼む。
ザックから、銃弾の跡は昔のものだと報告を受ける。
■ マックス・キーナン – ライアン・オニール
面会に来てすぐ帰ろうとするブレナンに、ソックスがほしいと頼む。
■ キャロリン・ジュリアン – パトリシア・ベルチャー
司法取引で、被害者は4日後に出頭予定だったとブースに話す。
ブースと一緒に関係者の尋問を行う。
■ マーカス・ゲラー捜査官 – デヴィッド・グリーンマン
FBIの科学捜査官。
■ サム・ライリー捜査官 – ロン・カナダ
ワトキンスとハリスを長年追っている捜査官。
キャロリンが内緒で取引したのを良く思っていない。
■ キャサリン・フロスト捜査官 – デボラ・ゾーイ
FBIの爆弾班の専門家。
ジャックと爆弾の分析を行う。
■ ジェレミー・ナッシュ – エリック・アンダーソン
被害者の夫。
車にあった大量の荷物は、娘が寮を移ることになったと説明する。
■ セリア・ナッシュ – スカウト・テイラー＝コンプトン
被害者の娘でサッカーをやっている。
■ レオナルド・ハンツィンガー – リチャード・コックス
ハリスの弁護士。
尋問中にサムがつかみかかる。
■ ダニー・バレンティ – クリス・タルディオ
ワトキンス達に殺された警官の息子。
■ エイミー・ナッシュ – スーザン･ローラー
サッカーママで被害者。
1970年代過激派組織にいて、罪をつぐなうため出頭するはずだった。
作品データ
原題：Soccer Mom in the Mini-Van
放送日：2007/10/2
監督：アラン・クローカー
脚本：エリザベス・ベンジャミン
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