BONES -骨は語る- 3×6 燃え尽きた優等生

BONES-骨は語る-シーズン3 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン3第6話「燃え尽きた優等生」のあらすじと感想です。
ジェファソニアン研究所の作業員が焼却炉で、若い女性の遺体を発見する。被害者はアンジェラの知り合いだった。

あらすじ

ジェファソニアン研究所の焼却炉の中から焼死体が発見され、死亡推定時刻は朝の1時から3時の間だったが夜の9時30分以降は誰も来館しておらず、犯人は職員の可能性が大きい。アンジェラは研究所のトップ、バンクロフトが来るとみんなに知らせ、鑑定中の頭蓋骨を見てある女性の顔が浮かび、そのまま自分のオフィスへ。

様子がおかしいアンジェラを心配してブレナンがオフィスに行くと、被害者が誰だか解り実習生のクリステン・リアドンだと告げる。研究所で以前働いていたリアドン博士の娘で、アンジェラに「ここの職員で既婚者と付き合っている」と打ち明けたとのこと。

クリステンの死を知り彼女のボスがブレナンとブースに会いに来て、彼女は優秀で部署のトップで奨学金をもらう予定になっていて、2番手はニールだと話す。

ニールは連続殺人事件でブレナン達が持ち帰ったゴルモゴンの鑑定をしていてクリステンとは仲が良く、昨日はクリステンより先に帰ったとのこと。

ブレナンはクリステンのバッグを発見し携帯の発信履歴には同じ番号がずらりと並んでいて、もしかしたらゴルモゴン事件絡みで殺されたのではと言い出す。

ジャックとザックが人騒がせな人体模型を最上階から落下させて実験を行い、クリステンは最上階のゴミシューターから落とされ、その前に背中から刺されて大量出血していることが判明する。

最上階には携帯の履歴にあったアルドリッジ博士の部屋がありFBI捜査官が調べてブース達を呼びに来て、ブルーライトをかざすと大量の血液の跡が見られた。

アルドリッジの取調べはブレナンが行いアルドリッジは横柄で高圧的な態度を崩さなかったが、クリステンとの関係やFBIは犯人だと見ていることを伝えると、検事と弁護士を呼ぶよう要求する。

雑感

ゴルモゴン絡みの品を鑑定していた実習生が殺されたから、犯人はゴルモゴンじゃないかと噂が立ち始めています。
捜査に関わりのない研究者や職員ならそう思うだろうけど、犯人には独自のこだわりがあり人肉を食べていないし、ブースが主張するように別の事件と考える方が妥当ですね。

ジェファソニアンが事件の中心になるなんて初めてのことです。
こうしてふたを開けてみれば、不倫アリ、違法な密輸アリ、政治的な画策アリで、一般企業と大して変わらないですね。

働いているのが頭のいいスクインツというだけで、ブレナンくらいまっすぐで研究心に燃えている学者の方が珍しいくらいなのでしょう。

冒頭から焼却炉の係の人が、ザックが豚を使って実験をして死体を投げ込んだ的なことを言っていて、ザックは研究所内では変な実験をする天才として有名人みたいです。
こんなことで名が売れて、ザックも迷惑でしょう。

ジャックとザックの実験コーナーは今回もお騒がせでした。
アンドロイドっぽい人体模型を高所から投げ落とし、骨折の様子を分析するためだったみたい。
ブースは窓越しに見たから人が落ちたって思ったけど、ただの実験で良かったです。
どの高さから被害者が投げ落とされたのかが具体的にわかったし、ブースが捜査対象を絞り込むのにも役立ちましたね。

カミールに恋人のふりをしてくれと頼まれて、嫌々ながらもプレゼントまで用意していたブースでしたが、彼女の妹からキスされてややこしい状態になってしまいました。

カミールの妹も姉と同様の美人のナイスバディで、姉を困らせるためなら何でもする女豹タイプですね。
姉妹げんかの仲裁に入ろうとしたら両方から嫌われるしで、踏んだり蹴ったりでした。

ゴルモゴン絡みでは研究所の職員が大勢借り出されていて、やはりかなり大掛かりな事件で謎が深まるばかりです。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
クリステンの父親に娘の死を伝える。
アルドリッジ博士の尋問を行い、相手は司法取引を希望する。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
カミールの父親の誕生日祝いに万能リモコンを用意し、恋人のふりをする。
彼女の妹フェリシアにいきなりキスされて驚く。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
ザックと人体模型を落下させて、被害者の骨折程度などを検証する。
アルドリッジ博士に使われたロープから、皮膚と毛を検出。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
頭蓋骨だけ見て、被害者がクリステンだとわかる。
クリステンが殺された状況をコンピュータで再現する。

■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
アンジェラのことを話題にして、ジャックに後頭部をバコーンと殴られる。
遺物の中から凶器を特定する。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
ゴルモゴンの噂が広まるのを抑えろとブースから言われる。
60歳になる父の誕生日祝いのため、ブースに恋人役を頼む。

■ フェリシア・サローヤン – ロシェル・エイツ
カミールの妹。
いつも姉と張り合っていて、ブースにいきなりキスする。

■ マーカス・ゲイヤー – デビッド・グリーン■
FBI捜査官。

■ バンクロフト – ザンダー・バークレー
ジェファソニアン研究所のトップ。
事件に関する見解を述べ、アンジェラに注意しろと伝える。

■ カイル・アルトリッジ – テレル・ティルフォード
中東部門のトップ。
自殺に見せかけて殺される。

■ エバン・クリムキュー – スコット・リンカー
被害者クリステンの上司。
クリステンは優秀で、トップの成績だったと証言する。

■ テッド・リアドン – トム・ヴァーチュー
クリステンの父親。
死後に見つからない毒物に関する本を書いている。

■ クリステン・リアドン – ミリー・ハッカビー
焼却炉から見つかった被害者。
胸を刺され高所から落とされている。

■ タイラー・ネビル – サム・ジョーンズ3世
鑑定部門の実習生。
クリステンと奨学金を争っていた。

■ フィル – E・E・ベル
ジェファソニアンの作業員で、焼却炉で遺体を発見する。

■ ニック – J・R・ナット
ジェファソニアンの作業員で、焼却炉で遺体を発見する。

作品データ

原題:Intern in the Incinerator
放送日:2007/11/6
監督:ジェフ・ウールノー
脚本:クリストファー・アンブローズ

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