BONES/ボーンズ、シーズン3第8話「狙われた騎士」のあらすじと感想です。
ゴルモゴン事件とそっくりな骨が見つかり、50年以上も前のものだった。犯人は2人いるのか?ラスの恋人がラスを探していて、ブレナンは手を貸すことに。
あらすじ
ブースとカミールは現場作業員が見つけた肉付きの遺体の調査へ行き、遺体から小さな宝石を発見する。研究所へ持ち帰って分析を行う。ひざに外科手術の跡がありひざの皿がなくなっていて、死因は両刃の刃物によるものだった。
ブレナンの家にラスの恋人エイミーがやって来て、下の娘のヘイリーが重病でラスに会いたがっていると言うが、数ヶ月ラスとは会っていない。ブレナンは医師を紹介し、父マックスを通じてラスに連絡を取ることに。
エイミーが帰った直後、血の付いた封筒を開けると遺体のひざの骨が入っていて、郵便はワシントン内から送られ、奇妙な模様の紙で包まれていた。ザックが凶器を見つけ、ゴルモゴン関連の倉庫にあったナイフだった。
スイーツがやって来てひざは父亡き息子の骸骨に当てはめるものだと言うと、アンジェラが包み紙の模様はゴルモゴンの倉庫にかけてあったタペストリーと同じ柄だと思い出す。歯型から被害者はダグラス・クーパー神父だと判明する。
アンジェラはタペストリーの絵柄はバラバという聖書のもので、ゴルモゴンは秘密結社などを悪だと見ていて全てに逆さまの意味を持たせていたと言う。
タペストリーにあった絵を暗号だと取ってザックが数字化し、地図上に表示させて線でつなぎそれを逆転させると、父亡き息子の殺人事件現場と一致していた。まだ調べていない墓地の霊廟があり、ブースとジャックがそこへ行くと全て白骨でできた別の父なき息子の像があった。
これらの骨は18人の別々の骨からできていて全てに歯型があり、骨は50年以上前のもの。今の父亡き息子に付いていた歯型とは、どれも一致しなかった。神父の遺体からはトルコの泥が見つかり、神父はエデンの園があったトルコのアナトリア地方へ旅行に行っていたことが判明する。
雑感
ゴルモゴン事件の謎がどんどん解かれてさらに大規模になり、50年以上前から代々受け継がれて行われている連続殺人にまで発展しました。
ブースとブレナンが狙われて怪我をしたりと、どんどんブースとスクインツ達が危険な目にあうような気がします。
とうとうスイーツまで事件の捜査に加わって、色々と手がかりも増えました。
彼の言うように犯人は2人組だったし、堕落した者がロビイストのポーターだと突き止めるヒントを与えるなど、なかなかの活躍ぶりです。
あのジャックに「やるなぁ」と言わせるなんて、かなりの切れ者ですね。
犯人が金庫室を監視しているとわかって、ブース達はわざとガイコツを動かすと犯人に思わせておとり作戦を決行。
この時のブレナンはセリフが棒読みすぎだし大声で話すしで、犯人にバレても仕方ないですね。
ブースとの潜入捜査の時には上手く演技できているのに、今回ばかりはへたすぎでした。
案の定、犯人にバレて、歯の入った爆弾を投げつけられてしまいます。
ブースが早く気付いてくれて、ブレナンを救い出しました。
2人とも怪我が大したことがなくて良かったです。
ブレナンの家族絡みでも進展がありました。
ラスの恋人エイミーの娘が病気でラスに会いたがっていてブレナンがひと肌脱ぐのですが、ラスはブースに逮捕されてしまいます。
マックスがラスをワシントンに連れ戻すために捕まらないと嘘を付いたのですが、ブレナンが嘘を付いたとラスが思い込んで、危うくまた家族がバラバラになりかけます。
結局はラスもブレナンを信じてブースの尽力もあり、ラスは30日の拘留と保護観察ですんで、ちょっと経てばエイミー達の元に戻れそうだからよかったです。
今回のブースは大活躍。
爆弾からブレナンを救い、ラスをヘイリーに会わせラスを逮捕、ラスを助けるためにコネを使ったりなど、一段とカッコいいブースを見られました。
キャスト
■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
ラスの恋人エイミーの娘が病気で、ラスに会いたがっていて願いをかなえようとする。
ブースと一緒に歯が入った爆弾で吹き飛ばされる。
■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
ジャックと墓地の霊廟を調べに行き、古い父なき息子の像を見つける。
ラスを逮捕するが、釈放になるよう裏で力を尽くす。
■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
秘密結社やゴルモゴンの歴史を話し、手がかり発見のヒントを与える。
ゴルモゴンの独自の見解を話し、スイーツの興味を引く。
■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
膝の骨が包まれていた布の紋章に見覚えがある。
地図にシンボルなどを重ね、手がかりと位置関係をわかりやすくする。
■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
凶器は金庫室にあったゴルモゴンの剣だと突き止める。
古い骨から別の歯型を見つけ、ゴルモゴンは2人いると報告する。
■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
ブレナンではなくカミールだけが現場に呼ばれる。
ジャックに先代ゴルモゴンを探してほしいと頼む。
■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
ゴルモゴン事件の捜査に加わり、鋭いプロファイルを行う。
ゴルモゴンは2人組で本人と弟子がいると分析する。
■ キャロリン・ジュリアン – パトリシア・ベルチャー
ブレナンから頼み込まれて、ラスの審問を開く。
非公式な話し合いで、ラスの刑が軽すぎると述べる。
■ マックス・キーナン – ライアン・オニール
ブレナンが会いに来て、エイミーの娘がラスに会いたがっていると伝える。
■ ラス・ブレナン – ローレン・ディーン
逮捕されないと聞いてDCに来るが、ブースに逮捕されてしまう。
ブレナンの策略だと思って怒っている。
■ エイミー・ホリスター – ベス・ウォール
ラスの恋人。
娘が重い病気だとブレナンに会いに来る。
■ ヘイリー・ホリスター – スカイ・アレンズ
エイミーの娘。
ブレナンの力添えで入院でき、ラスに会いたがっている。
■ チャーリー・バーンズ捜査官 – ネイサン・ディーン
FBI捜査官。
■ スティーブン・ウォレス – レオン・ラッサム
大司教。
司祭が死んだ時のことをブースに聞く。
■ ワトキンス判事 – デヴィッド・ブリスビン
ラスの件で非公式な話し合いを開いた判事。
■ ジョイス・ヒューイット – カーリース・バーク
貸金庫にあったカードキーの部屋を使っている福祉局の職員。
キーは現代では使われておらず、過去のことで知っていることを話す。
■ エリカ・デイビス – ロクサーナ・ブルッソ
ラスの保護観察官。
軽い刑でラスの釈放を認めてもらう。
■ レイ・ポーター – レイ・アブルッツォ
ロビイスト。
ブースが家に行った時には、父亡き子と同じ格好で拘束されていた。
■ アーサー・グレイブス – ジョー・ジェファーソン
施設に入院していて、歯がない。
■ マーク・ネイラー – エリック・ジョージ
施設の介護係。
作品データ
原題:The Knight on the Grid
放送日:2007/11/20
監督:ドワイト・リトル
脚本:ノア・ホーリー
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