BONES/ボーンズ、シーズン3第11話「観覧席に埋もれた青春」のあらすじと感想です。
アトランティック州立大学の体育館にある観戦席の裏で遺体が発見され、遺体だけでなく一緒に見つかったネズミやネズミの子供、床などの施設も全て研究所へ送られる。
あらすじ
ブースは現場に案内してくれた大学警察がしているリングを見て、過去に大活躍したバスケット選手「カットのカトラー」だと気付き、ブレナンは遺体から11番を見つけ、バスケのスター選手でプロ入り間近のRJ・マニングだと判明する。
ジャックとザックの実験で事故による圧死ではなく、頭を誰かに殴られた殺人だと判明。
RJの妹達と大学OBで選手達の世話をしているフランシスから話を聞くが、ブースはフランシスが偽善的で怪しいとにらんでいる。RJの死によってレギュラーになれたコルビーは自分はスター選手ででなくチームプレイヤーで、RJのような活躍はできないと話す。
RJの遺体からステロイドが発見されコーチに疑いがかかるが、コーチ自身ステロイドを使用した経験がある。病気にかかっていてあと2年くらいしか生きられないと語り、選手全員にステロイド検査を行うと約束する。
ラボで検査が行われると2つの尿から淋病だと解りRJも淋病にかかっていて、2つの尿は同じ選手のものだった。
どちらかの選手がステロイドをやっていて、相手をかばって自分の尿を提出。2人の選手ジミーとエディをFBIに呼んでブースが追求すると、ジミーがステロイドをやっていて薬はフランシスから買ったと告白する。
雑感
最初の観覧席で潰された遺体はドロドロになっていたし、何となく人間の顔だというのがわかってかなりグロかったです。
ジャックが大量のウジをミキサーにかけようとしていたけどあれもなかなかのモノだったし、青く染まった虫の足もかなり苦手でした。
長い時間じゃなかったけど、個人的には負のインパクトがありすぎました。
体育会系のブースにとっては燃える事件で、有名だったバスケ選手カットのカトラーにも会えて楽しそうに捜査していました。
ブレナンにシュートの仕方を教えて自慢げでしたが、ブレナン理論でスポーツのことをけなされてご機嫌ななめだったのがかわいかったですね。
ブースが去ってからさりげなく、ブレナンがシュートを決めていたのもカッコ良かったです。
バスケのスター選手が殺されたことで、いつものように容疑者が二転三転しますが、結局は子供を思う親の犯行でした。
最後に自分でケリをつけようと犯人は自殺しようとして、ブースが一生懸命説得する場面は感動的です。
ブースが気を引いている間にブレナンが実力行使に出て、いいチームワークでした。
ジャックとザックの実験タイムはいつも楽しいですね。
七面鳥の肉を頭蓋骨にかぶせて圧力を実験したりと発想がユニークで、飛び散った肉を浴びせられたカミールは災難でした。
おまけに自分専用のブレンダーをジャックに分析に使われて、洗えば大丈夫なんてジャックは言っていましたが、使えるわけないですね。
カミールとアンジェラのプライベートを力説した議論はカミールの勝ち!
カミールからもらった映像をオフィスで仕事中に堂々と見るなんて、アンジェラの度胸も大したものです。
映像の自分達を見て、イケてると言える人はなかなかいませんし。
気づいたのがカミールだけでよかったですが、男性陣に気づかれたらそわそわして仕事どころじゃなかったでしょう。
キャスト
■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
男子のロッカールームにも臆せず入り、質問しようとする。
復元された頭蓋骨を見て、ダンベルが凶器だと気づく。
■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
大学警察のカトラーがチャンピオンリングをしているのを見て、カットのカトラーだと気づく。
自殺しようとした犯人を説得する。
■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
ザックと七面鳥を使って頭蓋骨の実験をする。
ウジ虫を分析するため、カミールのブレンダーを使う。
■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
ジャック宛の伝言を頼まれカミールに意見を言うが、監視カメラの映像を見て何も言えなくなる。
映像をDVDでもらい、個人的に楽しんでいる。
■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
粉々になった頭蓋骨の復元を担当する。
頭蓋骨を復元後、傷の近くにあった数字を見つける。
■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
ジャックとザックの実験を許すが、ジェリーまみれになってしまう。
DVDを楽しむアンジェラに、もう少しボリュームを落とすよう言う。
■ ジャック・カトラー – ジェームス・ブラック
大学警察の一員。
現役時代はカットのカトラーとして有名だった。
■ コルビー・ペイジ – ジャミル・ウォーカー・スミス
RJの後継者としてポジションを得る。
自分はチームプレイヤーで、RJほどの活躍はできないと自覚している。
■ ジョージ・フランシス – ダニエル・ローバック
バスケ選手の世話役。
資金面や住む所などをサポートしている。
■ モース – マイケル・マグレイディ
バスケ部のコーチ。
ステロイドには厳しく、選手全員に検査させる。
■ エディ・デッカー – エリック・フォン・デッテン
ステロイドをやっている仲間をかばう。
■ ダラス・ベローナ – ホイットニー・アンデルソン
RJのガールフレンドで、チアガール。
■ セレステ・カトラー – メキア・コックス
カトラーの娘で、コルビーの婚約者。
■ ジャスティン・ベリー – ミシェル・ペイジ
遺体の第一発見者。
体育館を開けたらひどい臭いがしたと証言する。
■ ジミー・フィールズ – テイラー・キニー
ステロイドをやっているのを仲間にかばってもらう。
ブースにステロイドの入手元を教える。
■ カマリア・マニング – ステファニー・チャールズ
RJの家族。
■ チャーリー・バーンズ捜査官 – ネイサン・ディーン
FBI捜査官。
■ マーカス・ガイアー捜査官 – デビッド・グリーンマン
FBIの科学捜査官。
作品データ
原題:Player Under Pressure
放送日:2008/4/21
監督:ジェシカ・ランドー
脚本:ジャネット・タマロ
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