BONES -骨は語る- 3×12 悲しき子守唄

BONES-骨は語る-シーズン3 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン3第12話「悲しき子守唄」のあらすじと感想です。
道路から飛び出し森に突っ込んで、黒こげになった車から女性の死体が発見される。現場からは被害者の赤ちゃんが見つかり無事だった。ブースとブレナンは被害者の住む町へ行って捜査する。

あらすじ

ブレナンは被害者は20代前半の女性で出産経験があり、車にはガソリンがまかれ事故ではなく殺人だと鑑定する。ブースはどこからか赤ちゃんの泣き声を耳にし、事故現場の木の上に赤ちゃんを見つける。

オムツを探しているとバッグから鍵を見つけ赤ちゃんの傍らにそれを置き、ちょっとしたスキに鍵を赤ちゃんが飲み込んでしまう。
ブレナン達は証拠の鍵が自然に出るまで赤ちゃんを保護することに。被害者はタッカー郡の寂れた町に住んでいたメグという女性で、赤ちゃんはメグの子供アンディだと判明。

アンディの面倒をよくみていたグラント夫妻は橋が流されてから町は衰退していく一方で、メグは夫ルーが出て行きタイヤのリサイクル工場で働きながら1人で子供を育てていたと語る。

メグのトレーラーを調べに行くと男が中を物色中でメグの夫ルーだったが、忍び込んで金をもらおうとはしたが殺してはいないと容疑を否認する。

メグの体には栄養失調や骨の痛みがあった跡が見られ、職場のボスバーネットもメグに休むよう言ったがお金を稼がないと暮らしていけないと無理をしていたらしい。従業員がたまにやって来る会計士シェパードがメグに色目を使っていたと言う。

アンディの体から鍵が出てきてブレナンは鍵の番号をアンジェラに伝え、ターズバーグのグリーンヒル銀行の貸金庫のものだと判明する。

雑感

赤ちゃんが木の上で見つかるというだけで、興味をそそられる始まりでした。
事件が起きてブース達が駆けつけるまで時間がどのくらいかかったのかわかりませんが、落ちなくてラッキーです。

最初はブレナンと赤ちゃんが不似合いだなと思っていましたが、だんだん母性に目覚めてブレナンがアンディをかわいがっている姿がとても素敵でした。

てっきりブレナンは子供嫌いで、赤ちゃんには見向きもしないと思いましたが、一緒にいるうちに愛情がわいて別れる時にはさみしかったでしょうね。

自分と似た境遇で、母親は死亡して父親はろくでなしの犯罪者となれば、どうしても放っておけず自分と同じようにさみしい思いをさせたくなくて、ちゃんとした里親を見つけてあげたかったのかもしれません。

いつもブースがおむつ替え担当で、ブースとブレナンと赤ちゃんという構図が妙に似合っていて家族っぽかったです。
しばらくはブースとブレナンがくっ付くことはないだろうけどいずれ結婚なんてことになったら、こんな風に2人で子育てに四苦八苦しながら、家族として暮らしていくのかなとつい想像してしまいます。

最後にブースがブレナンにごちゃごちゃ言って、口うるさいブースにおしゃぶりをくわえさせたのが面白かったです。
チュパチュパしているブースが意外とかわいい。

ラボのみんなもアンディに夢中で、アンジェラは子供をたくさん生みたいなんて言っていましたね。
そんなアンジェラの気持ちをちゃんとジャックは受け入れてあげて、アンジェラがブヨブヨになってもいいなんて優しいです。
ボソっとアンジェラが自分は太らないと言っていたのは、女心でしょう。

最後にはブレナンが町のために投資して、橋を作って町の復興に手を貸すなんて並大抵ではできないことです。
数日間であれ、関わったアンディのために何かしたいというブレナンの気持ちの表れですね。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
事件現場で見つかった赤ちゃんを、しばらくあずかり面倒を見る。
指骨のダンスで赤ちゃんをあやす。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
子育て経験があり、赤ちゃんのおむつを手際よく替える。
ブレナンと赤ちゃんを危険な目にあわせないように、車で待っていろと指示する。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
微粒子などから、赤ちゃんの出身地を割り出す。
将来、アンジェラが大勢出産して体型が崩れても愛すると伝える。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
壊れたフラッシュメモリーからデータを復元する。
ブレナンが仕事で外出中、赤ちゃんの世話をする。

■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
被害者メグの骨にあった特徴から、痛みに耐えていたと報告する。
ブレナンとの電話中に「ダメダメ」と言われ、用件を伝えず電話を切る。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
赤ちゃんの便の色がピンクだった原因を突き止める。
銃と骨のカケラのDNAを比較し、同一人物だと特定する。

■ チップ・バーネット – トーマス・F・ウィルソン
タイヤのリサイクル工場のオーナー。
腰痛がひどいメグに休むよう言うが聞かなかった。

■ ジミー・グラント – オースティン・オブライエン
キャロルの夫。

■ キャロル・グラント – ベッキー・ウォールストロム
メグの友達でジミーの妻。
よくメグの子供アンディを預かっていた。

■ ルー・テイラー – キャメロン・ダイ
別居中のメグの夫。
事件当時には留置場に入っていた。

■ ポール – ジェームズ・ラシュリー
メグと同じ町の住人。

■ ドロシー – シーラ・ショウ
ポールの妻。
アンディを見てメグの子供だと気づく。

■ リッチ – ジェームズ・C・ヴィクター
工場の従業員。

■ デルピー保安官 – スティーヴ・シーグレン
ブースとブレナンに事件現場のあらましを説明する。

■ アール・デランシー – フランク・クレム
工場の元従業員でクビになっている。

■ テリー – ロナルド・ウィリアム・ローレンス
工場の従業員で、ブレナンの指示で機械を止める。

■ チャーリー・バーンズ捜査官 – ネイサン・ディーン
ブースの部下で、ブレナンが赤ちゃんの世話をするというのに興味を持つ。

作品データ

原題:The Baby in the Bough
放送日:2008/4/28
監督:イアン・トイントン
脚本:カリーヌ・ローゼンタール

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