BONES (ボーンズ) -骨は語る- シーズン4 第1話~第4話 あらすじ・感想

BONESボーンズ- シーズン4第1話-4話 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン4の1話から4話のあらすじと感想です。
第1話と第2話はブレナンとブースがイギリスで大活躍します。
前後編で意外な展開にハラハラするし、イギリス版B&Bも登場です。 
3話からは実習生が当番制になり、デイジーが初登場!

第1話 イギリス事件簿: パート1

ブースはスコットランドヤードでスピーチを行い、今日はオクスフォード大学でブレナンが講義を行い、2人ともイギリスに来ていた。ブレナンを招いたのはイアン・ウェクスラー博士で、ブレナンに気があるらしい。

あらすじ

イアンは事件の電話を受けて、ブースとブレナンも一緒に行かないかと誘って3人で現場へ行くと、イアンの相棒でロンドン警視庁の警部ケイト・プリチャードが待っていた。

テムズ川から引き上げられた車には死体が乗っていて、ブレナンは頭を誰かに殴られていると見る。被害者はアメリカ人の実業家の娘ポーシャ・フランプトンでブースとブレナンは事件の捜査に協力することに。

ポーシャは2週間前に自宅で開かれた彼女の21歳のバースデー・パーティーの翌日から姿を消していて、そのパーティーで撮られたゴシップ写真がタブロイド誌に載っていた。クラークはポーシャは数回刺された形跡があるが凶器はまだ断定できないと報告する。

ブース達はポーシャの家族から話を聞き彼女が公爵の息子ヘンリーと付き合っていたことを突き止め、カミールからポーシャが妊娠2ヶ月だったと連絡が入る。ブース、ブレナン、ケイトの3人は公爵の宮廷へ行き、ヘンリーは最後にポーシャに会ったのはパーティーの翌日だと答えるが、その後ポーシャの携帯履歴からポーシャがヘンリーに電話しているのが発覚する。

ヘンリーはポーシャから別れを告げられ理由を聞いたが何も言わなかったと話し、ブースとブレナンはポーシャの妊娠を持ち出してヘンリーを揺さぶるが、それ以上何も聞き出せなかった。

感想

いきなりイギリスから始まってビックリしましたが、ブースがイギリスの車にイライラしまくっていたのが可笑しかったです。
ブースは勝手の違うイギリスにストレスたまりまくりで、交差点のど真ん中で叫びまくってすっきりしていたようですね。
おいしいコーヒーが飲めないばかりか、いつものパターンでブレナンはホテル、ブースはモーテルとここにも格差があります。

イギリスというお国柄が良く出ていたし、そんなことお構いなしにブースとブレナンはいつものようにズバっと切り込んだ質問をしていて、この2人はどこに行っても変わらないですね。
そのおかげで事件は何とか解決しましたが、犯人が執事だったのかどうか真相は闇の中です。

ラボ組にも動きがあって、ザックの後任はマックスの事件で大活躍したクラークが担当しています。
まだなじめずに浮いたような存在ですが実力もあるクラークですから、今後の活躍に期待したいです。

そして、驚きのアンジェラの夫グレイソン登場で、ジャックとの仲も進展しそうです。
最初は離婚を拒んでグレイソンはジャックをゴミの配送車に投げ入れてしまいますが、宇宙の導きだと感じてすんなり離婚に応じてくれそうです。

ゲスト

グレイソン・バラサ – ショーン・ブレイクモア
ロジャー・フランプトン – マイケル・ブランドン
イアン・ウェクスラー博士 – アンドリュー・バカン
ヴェラ・ウォーターハウス – タペンス・ミドルトン
シビル・ビビー – エド・コールマン
ヘザー・ミラー – タイ・グレイザー
ハリー・ボーナム – ベン・ライトン
デューク・ジェラルド・ボーナム – デヴィッド・イェランド
アン・ボーナム – ジェーン・ハウ
ペイジ・ボーナム – シーラ・リード

エマーソン – ジョナサン・ラザー
レイク – ロッキー・マーシャル
パルマー – デイヴィッド・ファーム
ケイト・プリチャード – インディラ・ヴァルマ
ジェイミソン – ニック・エルスワース
ウィリアム・カリー – サイモン・ダットン
ジャスパー・フェリー – ベン・ロイド=ホームズ

DATA

原題:Yanks in the U.K. Part1
放送日:2008/9/3
監督:イアン・トイントン
脚本:ハート・ハンソン、カリーヌ・ローゼンタール

第2話 イギリス事件簿: パート2

グレイソンがラボにやって来て離婚届にサインする。カミールが空港までグレイソンを送って行くがフライトが中止になり、カミールが相手をすることに。

あらすじ

ブレナンとブースはアメリカへ帰ろうと車に荷物を積んでいる最中にブースへケイトから連絡が入り、2人はケイトが待つ現場へ行くと、ケイトはイアンがガス爆発で死んだと彼のアパートの前で2人に告げる。

黒こげになったイアンの遺体はベッドに横たわっていてガスにはやかんが置かれていて、イアンの手にはタバコがあったが、ケイトはイアンはタバコは吸っていなかったと言う。警察は事故だと見ていたがブースはやかんには水が入っていなかったのに気付き、ブレナンはイアンの頭部に傷があり火事の前で、これは殺人だと断定する。

大学でイアンの死を生徒達に伝え、イアンと親しかった生徒ヴェラとシリルから話を聞くことに。2人は2日前にウェクスラー博士と飲みに行き、2年間ここで発掘調査をやっているが、フランプトンが発掘を中止させてビルを建てようとしていると愚痴を言っていたとのこと。

ブレナンはイアンの遺体から燃え残ったポーカーのチップを見つけHGCという紳士クラブのもので、ブースとケイトはマネージャーからイアンが2日前にやって来て、5000ポンドを現金で払ったと聞かされる。

その時の映像を撮っていて酔ったイアンを2人の男が店から連れ出していて、1人の男の腕にはタトゥーがあった。ラボの分析ではアルコールは大量に検出されたが薬物やニコチンは発見されず、タバコは偽装されたものだと断定される。

感想

ちょっと無理矢理感のあるイアンの殺人でしたし、関係者の中に前回娘を殺されたフランプトンまでいて、ブレナンとブースの身近で事件が起こりすぎですね。
イギリスに来てまで事件を呼び寄せてしまうのでしょうか。

前回しきりにブレナンを口説いていたイアンでしたが、こんな形で殺されてしまうなんて、相棒のケイトはさぞや辛かったでしょう。
そんなケイトの気持ちが痛いほどわかるからこそ、ブースも進んで捜査に協力していました。
調べれば調べるほどイアンの表向きとは違う顔が見えてきて、さすがのケイトもちょっと呆然としていました。

ブースとブレナンにとってのイギリス旅行はとんだハプニング続きでしたが、事件が無事解決してくれて、サー・ブースも満足げでした。

ブレナン不在のラボでも急展開が待ち受けていました。
カミールがグレイソンと寝たことでアンジェラとジャックを怒らせてしまい、仲裁に入ったスイーツのおかげで何と丸く収まってくれます。

しかし、この波紋はアンジェラとジャックの信頼関係を崩してしまって、あんなに愛し合って苦労してグレイソンと離婚したのに別れてしまいました。
色んなことを乗り越えてきた2人なのにこんなことでダメになってしまうなんてとても残念です。
結婚式で2人して逃げ出した時はあんなに幸せそうだったから、また仲直りして欲しいです。

ゲスト

グレイソン・バラサ – ショーン・ブレイクモア
ロジャー・フランプトン – マイケル・ブランドン
イアン・ウェクスラー博士 – アンドリュー・バカン
ヴェラ・ウォーターハウス – タペンス・ミドルトン
シビル・ビビー – エド・コールマン
ヘザー・ミラー – タイ・グレイザー
ハリー・ボーナム – ベン・ライトン
デューク・ジェラルド・ボーナム – デヴィッド・イェランド
アン・ボーナム – ジェーン・ハウ
ペイジ・ボーナム – シーラ・リード

エマーソン – ジョナサン・ラザー
レイク – ロッキー・マーシャル
パルマー – デイヴィッド・ファーム
ケイト・プリチャード – インディラ・ヴァルマ
ジェイミソン – ニック・エルスワース
ウィリアム・カリー – サイモン・ダットン
ジャスパー・フェリー – ベン・ロイド=ホームズ

DATA

原題:Yanks in the U.K. Part2
放送日:2008/9/3
監督:イアン・トイントン
脚本: スティーブン・ネイサン、スコット・ウィリアムズ

第3話 浮気の代償

トラック運転手が道路沿いの簡易トイレに入りタバコに火をつけようとすると、爆発が起き運転手は吹っ飛ばされる。汚物の中に死体が放置されていた。

あらすじ

被害者は至近距離から銃で撃たれた形跡がありのどに丸めた写真が詰め込まれ、アンジェラは写真を復元することに。

アンジェラは顔を復元し、被害者はテレビ番組「ビルにはめられた」のホスト、ビル・オーロークだと判明する。番組は女性を使って男性をだまして下着姿にさせて、妻を現場に呼んで修羅場を面白おかしく放映するという内容のもの。

ビルの妻は番組を始めてから裕福にはなったがビルは敵をたくさん作ってしまい、その中の1人に殺されたのではと言っている。番組スタッフ達に話を聞くと、製作者のアーサーが金曜の夜に最後にビルを見たと言い、軽い口論になってビルは番組を降りると息巻いていたとのこと。土曜の朝カメラマンのピートが迎えに行くと留守だったのでそのまま番組制作は中止になっていた。

写真を復元していたアンジェラはまだ途中だが写っているのは裸の男女だと言う。テレビ局から過去の映像を全て借りてきてブースとスイーツがチェックし、スイーツはだまされて怒りを露にしてビルを殴った男性ジム・ドットが怪しいと見ている。

写真家の仕事をしていたジムは番組が原因で離婚し、5日前から行方をくらましている。ブースはストーキングが得意な情報屋ノエルに頼んで、ジムの友人ガットマンを尾行してジムの居所を突き止めるよう指示する。

感想

最近は事件よりもブースやブレナン、ラボのみんなのプライベートの方がしっかり描かれています。
今回はブレナンが体と心の欲求両方を満たすため、双方にマッチした男性2人と同時進行で付き合っています。
そういえば、以前にもブレナンのベッドに男性がいて、カジュアルな関係だなんて言っていたことがありました。

世間的に見て二股はよくないこととブースは決めてかかっているから、スイーツを連れてデート中のブレナンを襲撃したんでしょう。
残念ながらダブルブッキングで2人の男性が鉢合わせしてしまって、振られたブレナンもちょっとショックみたいでした。

そんな傷ついたブレナンを会話だけで優しく励ますブースというのはいつものことなんですが、スイーツいわく代理恋愛だと指摘されても、ブレナンは心が痛まないとまだまだ本気の恋愛をするには時間がかかりそうです。

クラークに次いで新たな助手が入って来ましたが強烈な個性の持ち主で、始終しゃべってばかりで残念ながら採用されなかったようです。
ブレナンがデイジーに冷たい視線を送っていたのがちょっと怖かったです。
最後にスイーツがデイジーに電話していましたが研究所でも初対面でいい雰囲気だったから、新たな恋愛が始まるかもしれません。

ゲスト

ノエル・リフティン – スクート・マクネイリー
ベロニカ・ランドー – エリザベス・ラッキー
ホリー・マークウェル – ジル・ワグナー
ピート・ステッケル – ティム・グリフィン
アマンダ・オーローク – ミシェル・グリーン
ジェイソン・デフライ – ロブ・ボルティン
マーク・ガフニー – ブレナン・エリオット
アーサー・ラング – リチャード・ガント
ジム・ドッド – ジョン・ディマジオ
フランセス・ダイヤモンド – ディー・フリーマン

ビル・オーローク – ダン・サチョフ
ジョー – デイヴ・シャランスキー
ドワイト – Ted Mehous

DATA

原題:Man in the Outhouse
放送日:2008/9/10
監督:スティーヴン・デポール
脚本:カーラ・ケトナー、マーク・リッソン

第4話 無垢なる者の牙

ブースとパーカーが講演でアメフトのキャッチボールをしていると、パーカーが木の上に鳥の巣を見つける。ブースはパーカーを抱き上げて巣を見せてあげると、中から人間の指の骨を発見する。

あらすじ

ブレナンの新しい助手を一番年長のスタレットが努めていて、ジャックが指についていたのは桜の木の樹液だと報告しに来るとスタレットの顔に見覚えがあるようだった。

博識のスタレットは桜の木がある場所を教えるとそこから動物に食べられた死体が発見され、近くにはPDAとウエストポーチが落ちていた。骨の状態から被害者は35歳から40歳の男性で死後4日経っていてのどの辺りに深い傷があり、頭蓋骨の損傷が激しくアンジェラの復顔から3人の候補に絞られ、身元は獣医のセス・ヘリオットだと判明する。

セスはギャンブルをやっていたがアシスタントが言うには主にオンラインのギャンブルばかりだったが、病院から薬を盗んだ男をセスが捕まえて刑務所送りにし、恨みを買っていたかもしれないとのこと。

傷口近くから唾液が発見されてDNA鑑定を行うと、人間のものではなく犬のもので、被害者は犬にかみ殺されたことが判明する。
セスが捕まえた麻薬の売人タッカーは大型犬シャッツィを連れていて、歯型を照合するが一致しなかった。

セスの車が発見され中には血の跡があり、一緒にD・ティモンズと書かれた薬が落ちていた。ティモンズはセスとは学生時代からの友達で2匹の大型犬がいたが歯型が一致しなかった。

感想

ブレナンの助手は日替わりになったのでしょうか。
今回のスタレットもいい味を出していて彼の幅広い知識は捜査に役立ちそうだったのに、アリゾナに発掘しに行くとは残念です。
でも、ジャックと仲直りできてよかったです。

意外にもブレナンは犬好きで、色んな犬とたわむれては楽しんでいるようでした。
最後にはリプリーを引き取って自分で育てようと、リプリー・ブレナンという名札まで作ったり預け場所まで確保したりと素早い行動です。

でも、残念ながらリプリーは処分されてしまいました。
あれだけ準備してうちの子になると思っていたリプリーが亡くなったと知らされ、ブレナンの行き場のない喪失感や怒りをぶつけるシーンは感動的でした。

ジャックは何かとゴタゴタ続きで表にこそ出ていませんでしたが、精神的に参っていたんでしょう。
スイーツからセラピーをすすめられても応じませんでしたが、スタレットの後押しがあってやっとその気になったみたいで、スイーツとのセラピーもスムーズに運んだみたいでよかったです。

ゲスト

シーザー・ミラン
ドン・ティモンズ – ディーン・ノリス
ロビー・ティモンズ – デヴォン・グレイ
アンドリュー・ホップ – アダム・ローズ
カレン・ランドリュー – スーザン・チャン
アリス・エリオット – ハイジ・スウェドバーグ
スコット・スタレット – マイケル・バダルコ
タッカー・ペイン – デミトリアス・グロッセ
スコット・スターレット – マイケル・バダルコ
マーカス・ガイアー – デビッド・グリーン
デイブ – スティーブ・スペル

DATA

原題:The Finger in the Nest
放送日:2008/9/17
監督:ジェフ・ウールノー
脚本:ライラ・オリヴァー

BONES (ボーンズ) -骨は語る-

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