BONES/ボーンズ、シーズン4第9話「過去からの訪問者」のあらすじと感想です。
警察が訓練中に遺体を発見。被害者は発明家の父親。被害者は発明家が子供の頃、家を出て行って以来音信普通で、最近再会したばかりだった。
あらすじ
州警察の訓練で催涙弾を麻薬捜査で押収したトレーラーに打ち込んだらどうなるかの実験を行い、教官が弾を撃ち込んだ直後にトレーラーは爆発し、中にあった遺体も一緒に吹っ飛んで近くの車のフロントガラスに激突。
被害者は銃で撃たれた跡がありポケットにノートが入っていて、何かのラフな設計図が書かれてあったことから機械のデザイナーかエンジニアだろうと見られる。
被害者は発明家で特許出願番号がノートに書いてあり、アンジェラがそこから身元を探り出すことに。カミールとブレナンは弾の射出口が見つからず凶器が特定できずにいる中、戻って来た助手のクラークが頭蓋骨に格子模様が付いていると報告を。
被害者の身元はジム・ステグマンで彼の息子ポールこそが発明家で、父とは3日前に会ったきりだとのこと。酒を飲んで暴力をふるっていた父は子供の頃に家を出て行ったきりだったが、ポールの発明が新聞に載って電話がかかってきて交流を持つようになったとのこと。
クラークはジムは長年酒を飲んでいた骨の状態ではなく丈夫で、ポールが言っていたような両足の骨折が見られないとブレナンに報告し、被害者はジムではないと判明する。DNA検査の結果から遺体は詐欺で逮捕歴のあるアンソニー・ポンジェッティで、ジムの息子ポールの財産狙いでジムになりすましていたとブースは見る。
雑感
いつもながら、死体の発見状況が面白すぎます。
警察官たちの訓練中に教官が車に催涙弾を撃ちこんだら車が爆発し、死体が爆風で飛ばされるなんて普通ではありえないです。
死体が見つかって教官もテンパっていたのか、まずは消火しようと言っていたのが人間らしい反応でしたね。
ブースの家族初登場で、弟ジャレッドは海軍の制服が似合うイケメンです。
兄がFBI捜査官で弟は海軍少佐とは、ブース一家は国に尽くしていますね。
ジャレッド役のブレンダン・フェアはCSI:マイアミのダン・クーパー役でも知られていて、おなじみの俳優さんでうれしいです。
ジャレッドはワシントンに移動になってパーティーに同伴する相手探しにやって来て、顔なじみのカミールに頼むんですが、私も聡明だとさりげなくブレナンが主張していたのがおかしかったです。
結局、カミールが仕事で行けなくなり、ブレナンとジャレッドがいい感じになっていましたが、くっ付くことはなさそうです。
そして、ジャレッドが飲酒運転で捕まり、ブースは弟を逮捕させないために、事件の手柄を譲ってしまいました。
このことを知ったブレナンが激怒し、負け犬となじってジャレッドを突き飛ばした時にはちょっと過激だけど、胸がスカっとしましたね。
せっかくのブースの誕生日だったのに、弟にはブースの気持ちが伝わらず残念でした。
ブースの様子からすれば、過去にもお酒がらみでジャレッドは問題を起こしていたんでしょうね。
ブレナンの言葉には耳を傾けて、ジャレッドの成長のためにかばわないという決断をしたブースもカッコよかったし、誕生日でのブレナンのスピーチも感動的でした。
今回の助手は優秀なクラークでプライベートと仕事をきっちり分けようとネクタイまでしてきたのに、周りがそれを許してくれないみたいで、ため息をつく生活が待っていました。
どうやら助手はブレナンが見てる学生の持ち回りみたいで、次回は誰が登場するのかちょっぴり楽しみです。
キャスト
■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
ドレスアップして、ジャレッドと海軍のパーティーへ行く。
ブースを思いやって、ジャレッドに負け犬と怒りをぶつけ突き飛ばす。
■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
ジャレッドの尻拭いのため、リコ事件の手柄を州警察にゆずる。
犯人が人質を解放後、大きな銃で射殺する。
■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
アンジェラとのことをクラークに説明する。
被害者のノートにあった発明品をクラークと作成する。
■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
ジャレッドをひと目見て、素敵だと反応する。
ノートにあった特許番号から、被害者の身元を割り出す。
■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
久しぶりのジャレッドとの再会を喜び、パーティーへのお誘いをOKする。
パーティーに行くのを止めにして、DNA鑑定を進める。
■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
ジャレッドに会い、ブースが弟の世話を焼きすぎていると懸念する。
サローヤンと一緒にブレナンにジャレッドの事を話す。
■ クラーク・エジソン – ユージン・バード
ラボのプライベートな話題には踏み込まないと宣言するが、巻き込まれてしまう。
ジャックと発明品の実験を行う。
■ ジャレッド・ブース – ブレンダン・フェア
ブースの弟で海軍少佐。
ブレナンとパーティーに行き、彼女にキスする。
■ レオナルド・ウィルキンソン – ブライアン・ハウ
保安官。
本物のステグマンの品物を保管していた。
■ ライアン・ウォルチャック – ジョセフ・C・フィリップス
州警察の署長。
ジャレッドの飲酒運転を見逃す代わりに、ブースから手柄をゆずってもらう。
■ リリー・ステグマン – マンディ・フロイント
ポールの妻。
彼が発明したほこり取り機の紙袋に、金を隠していた。
■ ポール・ステグマン – エリック・ラディン
被害者ステグマンの息子。
発明家として雑誌に載ったことがある。
■ スティーブ・ジャクソン – エリック・ラング
ステグマン、ポンデッティ殺しの容疑者。
足首に監視用のデバイスを着けている。
■ マイク・キャンベル – ジョン・ウェルナー
発明家。
ポールの家から工具を借り、被害者に飲酒の忠告をした。
■ ウィリアムス – ダニエル・ルー
警察の訓練の教官。
作品データ
原題:The Con Man in the Meth Lab
放送日:2008/11/12
監督:アリソン・リッディ=ブラウン
脚本:カリーヌ・ローゼンタール
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