BONES -骨は語る- 4×11 良い親の条件

BONES-骨は語る-シーズン4 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン4第11話「良い親の条件」のあらすじと感想です。
政府管轄の森林で骨のかけらが多数見つかる。被害者は元軍人だったが記録がない。捜査が進み、被害者は著名人の子供が通う私立学校、ある富豪に関係していた。

あらすじ

カミールからマックスをジェファソニアンを訪れる子供達のために雇ったと聞かされ、ブレナンは反対する。証拠には一切近づかないとマックスと約束して、様子を見ることに。政府が所有する森林で木の上に散らばった人骨の破片がたくさん発見され、風に飛ばされて来たようだ。

ウェンデルが舌骨を見つけ首を絞められた跡があり、ブレナンは殺人だと断定する。被害者は30歳くらいの男性。燃焼促進剤で焼かれていて3ヶ月から6ヶ月前に圧迫骨折し、骨髄のDNAで元軍人のカルビン・ウォーレンだと身元が判明し3年前に退役していた。

データベースから皮膚科医のアントニア・エズラロウがカルビンに薬を処方しているが覚えがないと言っている。アンジェラはカルビンのSNSから住所を突き止め、ブースとブレナンが部屋を捜索すると各国の紙幣とキーカードが見つかる。

キーカードはデュポン・サークルの政府の高官や企業のCEOなどの子供達が通っている学校のもので、カルビンの名前を調べてもらうとキング家の子供達の子守りだったことが判明する。

エリザベス・キングの話では日曜から連絡が取れなくなったとのこと。その日、カルビンはロイスをラクロスの試合に送って行き、ロイスが試合で怪我をしたので同級生の母親で医師のエズラロウ先生に手当てしに連れて行っていた。

エズラロウ医師はカルビンがキング家の子守りで名前までは知らなかった、自分はパイロットで子供達と一緒にカルを自家用機に乗せたことがあると話す。

雑感

良い親とは?がテーマのエピソードでした。
事件だけでなく、マックス、ブースが娘や息子のために何が最善かを考えて、悩みながら行動していたのが素敵でしたね。

マックスは娘の気持ちを第一に考えて仕事を捨てようとしたし、ブースはパーカーの将来を第一に考えて私立に通わせる必要はないと決めていたのが印象的でした。

久々にマックス登場で、何とジェファソニアンの子供達に科学の楽しさを教える案内係に抜擢されました。
みんないい事だと認めているのに、ブレナンだけ猛反対して反発しています。

純粋に犯罪の容疑者だった父親が神聖な科学の場に影響を与えるという気持ちももちろんあったんでしょうが、スイーツの言うように幼い頃の辛い記憶を思い出したり、また親に捨てられるのではという恐怖心が芽生えてしまったからなんでしょうね。

子供達に科学を教えている時のマックスはイキイキとしていたし、子供達やパーカーも本当に楽しそうです。
理科の先生だったマックスは意外にも子供の扱いは上手だし、子供達に科学へ興味を持ってもらうきっかけづくりにはいい仕事だと思うのですが。

周りが説得しようとしても応じなかったけど相棒として頼むとブースに言われてパーカーの笑顔にも悟され、頑なに閉じていたブレナンの心が溶けたようでよかったです。
これをきっかけに、ブレナンとマックスの仲がもっと良くなってくれたらばんばんざいですね。

ブースは事件でお金持ちの子供が通う私立学校の実情を見て、パーカーを私立に通わせるべきかどうか悩み始めます。
ここでもスイーツが鋭い指摘をして、子供をどこに通わせるべきかを真剣に考えていることこそ、いい親だと言えるとアドバイスします。
ブースもパーカーは普通の学校でも十分学べると心を決められたのも、スイーツのアドバイスがあったおかげですね。

ジャックもウェンデルとマックスの助けがあって、ずっと避けていた実験する楽しさを思い出したようでよかったです。
今後は毎回違うブレナンの助手くん達と、また楽しくてバカげた実験で楽しませてくれそうですね。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
被害者カルビンの骨が見つかり、犯人の大まかな身長を割り出す。
マックスが研究所で働くことに反対し、実験に参加したことを理由にクビにする。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
ネクタイをキング家にあったイタリア車のガソリンに漬ける。
パーカーを私立学校に通わせるべきか悩む。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
燃焼促進剤を質量分析にかけ、飛行機の燃料が使われたと突き止める。
マックス、ウェンデルと共に風速の実験を行う。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
カルビンのホームページの画像から、住所を割り出す。
実験や気象庁などの情報を元に、残りの骨のありかを突き止める。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
ブレナンに内緒でマックスを雇い、クビにするよう彼女から言われる。

■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
ブレナンがマックスをクビにしたい本当の理由を指摘する。
容疑者の取り調べを見て、誰かをかばっていると分析する。

■ ウェンデル・ブレイ – マイケル・グラント・テリー
カルビンが焼かれた温度について、有意義な意見を出す。
マックス、ジャックと共に実験を行う。

■ マックス・キーナン – ライアン・オニール
子供達を案内し、簡単な科学の実験を行う部門で働き始める。
証拠には触らないという条件で、ジャック達の実験をサポートする。

■ パーカー・ブース – タイ・パニッツ
マックスとの理科の実験を大いに楽しむ。

■ トニ・エズラロウ医師 – ジーナ・トーレス
お金持ちの皮膚科医で、飛行機も飛ばせる。
カルビンとは浮気していた。

■ エルスベス・キング – モリー・ヘイガン
子供達の子守りとして、カルビンを雇う。
彼が急に来なくなったと心配していた。

■ リチャード・キング – ロビン・トーマス
キング家の目の前の森でカルビンの骨が見つかり、容疑者として疑われる。

■ ドネガン校長 – ジョン・ラファイエット
要人などの子供達が通う学校の校長。
カルビンの情報をコンピュータで調べ、ブースに教える。

■ ノーマ・ランドール – アイシャ・ハインズ
野生生物局の職員。

■ アレクサ・キング – ハンナ・リー
リチャードとエルスペスの娘。
カルビンが面倒を見ていた。

■ ロイス・キング – スターリング・ボーマン
アレクサの兄。
カルビンに最後に会った時のことをブースに聞かれる。

作品データ

原題:The Bone That Blew
放送日:2008/11/26
監督:ジェシカ・ランド
脚本:カーラ・ケトナー

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