BONES -骨は語る- 5×12 JFKの真実

BONES-骨は語る-シーズン5 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン5第12話「JFKの真実」のあらすじと感想です。
ラボに政府職員が現れ、極秘で骨の鑑定を依頼する。誰1人ラボから出ることが出来ず、ブースはラボに入れない。ブレナン達は分析を進める中、ある重要人物の骨なのではと推測する。

あらすじ

一般調達局のホワイトだと名乗る黒のスーツを着た一団がやって来て、ブレナン達にある遺体の骨の鑑定を依頼する。全員拘束されてここから出ることはできず、骨のサンプルを取るのも禁止。別途用意されたサンプルも傷つける検査は禁止だと指示され、死因の特定のみをしてくれというのが要請内容だ。

たまたま研究所に来ていたスイーツも一緒に拘束され、こっそり携帯でブースに連絡を取って状況を知らせる。ブースがラボにやって来るが、ホワイトと黒服の男達に駐車場から入れてもらえず引き返すことに。

ブレナンは骨の状態から39歳以上の男性で骨粗しょう症を患っていて、頭蓋骨の状態から銃で撃たれた跡を見つける。カミールはジャックに微粒子などの分析を頼み、ブレナンは正式な骨の年代を割り出すため、骨の一部をポケットに入れて地下の標本と比較することに。

ブースは状況を上司のアンドリューに説明し、アンドリューは自分のコネを利用して政府関係筋から探ると約束する。

ジャックはピンクのウールの繊維を発見し、ブレナンが出した正確な骨の年代から、持ち込まれた遺体は1963年に暗殺されたJF・ケネディのものではないかと推測する。果たして遺体は本当にケネディなのかどうか、死因は何かなど、スクインツ達は真実を追究することに。

雑感

殺人事件の起こらない珍しいエピソードだったのに、上手くBONESのキャラが生きていてブースの大活躍も描けてました。
ホワイトの裏をかいてどんどんスクインツ達が自分達なりの分析を進めようとする手腕はお見事でしたし、スイーツの相手に不安を抱かせる作戦も成功しました。

扱うのが難しいテーマをBONES風に調理して、楽しめる最高のエンターテイメントに仕上がったなという感じです。

まず、始まり方はいつものラボっぽくて、カミールが妊娠検査薬を持ってミシェルのものかどうか確かめようと奔走中。
ブレナンは当然、自分のじゃないと言って、アンジェラも否定、となると必然的にミシェルのものということになりますね。

結局はアンジェラが部屋にジャックがいて本当のことが言えなかっただけだったので、カミール的にはほっとひと安心ですね。
ただ、アンジェラにとってはそうではなく、この後ひと波乱起きてしまいました。

アンジェラはウェンデルにどう告げるべきかなど、内心では何かと不安でたまらなかったことでしょう。
そんなアンジェラの気持ちを一番理解して、プロポーズなみの優しさと愛を見せたジャックが素敵でした。

最後にはカミールがちゃんと検査して妊娠していないとわかって、アンジェラはジャックにちゃんと話しました。
ジャックはこれで元通りだなんて言っていたけど、一度は覚悟を決めて丸ごとアンジェラを受け入れようと思ったジャック、本当のジャックの気持ちを聞いてしまったアンジェラだから、簡単に元に戻れる感じじゃなかったですね。

政府からやって来た黒服たちのせいでラボは封鎖中で、ブースだけ蚊帳の外です。
ブースは大事な仲間達を放っておけなくて、無理やりラボに侵入したやり方がド派手でカッコよかったですね。

最後のホワイト達をやっつけるアクションも、目がハート形になるほどほれぼれする動きでした。
もちろん、最初のマイケル・ジャクソンのダンスもなかなかのものでした。

久々に登場したアンドリューもいいキャラで、ちょっとタイミングが遅かったけどブースを救うためにFBIを連れて突入してきたし、まだブレナンをあきらめていないところが彼らしかったです。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
小さな骨をポケットに入れて地下へ行き、骨の年代を特定する。
骨の鑑定にメロンを銃で撃つ実験の必要があると、ホワイトを説得する。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
封鎖されたラボの扉を銃で撃ち、中へ入って来る。
実験直前で銃をライフルに持ち替えて撃ち、目的を達成する。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
サンプルの微粒子から特定の繊維を発見し、骨はJFKのものだと示唆する。
アンジェラの妊娠を聞いて、素直に自分の気持ちを話し力になると励ます。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
妊娠検査キットは、自分のだとカミール達に伝える。
顔の復元、銃がどう撃たれたかを再現する。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
妊娠検査キットを見つけ、ミシェルのかもしれないとうろたえる。
アンジェラのために検査キットを検査に出し、擬陽性だと伝える。

■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
たまたまラボにいて、スクインツ達と一緒に閉じ込められる。
ブースに電話して、状況を伝える。

■ アンドリュー・ハッカー – ディードリック・ベーダー
ブースに頼まれてホワイトのことを探るが、具体的なことはわからない。
FBIを引き連れて突入して来るが、ブースが制圧した後だった。

■ ホワイト – リチャード・T・ジョーンズ
一般調達局だと名乗り、極秘の骨を持ち込んで鑑定を依頼する。
ラボを封鎖し、サンプルの採取は禁止などの条件を付ける。

■ ジョーンズ – スコット・コナーズ
ホワイトの部下。

■ スミス – ディラン・ケニン
ホワイトの部下。

作品データ

原題:The Proof in the Pudding
放送日:2010/1/21
監督:エミール・レヴィセッティ
脚本:ボブ・ハリス

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