BONES -骨は語る- 5×20 魔女たちの饗宴

BONES-骨は語る-シーズン5 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン5第20話「魔女たちの饗宴」のあらすじと感想です。
森にある小屋で2体の遺体が見つかる。1体は現代の女性、もう1体は17世紀の魔女裁判があった頃の物。現場には魔術の儀式を行った跡があった。一方、ジャックとアンジェラは交通違反で捕まり、留置場に入れられてしまう。

あらすじ

ブースとブレナンは保安官に案内されて火事の現場へ行くと、スチール製の家具の中に白いドレスを着た白骨死体が入っていた。近くにはカラスが集まっていて、現場からもう1体焼け焦げた遺体が発見される。

家の周りは丸く石で囲われていて、それに沿って白い粉がまかれている。遺体の状態から、先に見つかった死体は17世紀のもので、セーラムの魔女裁判と同じ拷問を受けている。

もう1つの新しい遺体は溶けた化学繊維が死体を覆っていて、クラークとジャックとで取り除くことに。火事のあった家の持ち主はシェリー・ワードという女性で、新しく見つかった方の遺体の被害者で、家族の話では魔術にはまっていたらしい。デベロッパーが家を買おうとしていたが、魔術で呪われて怖くなり買うのを止めたとのこと。

ジャックとアンジェラが翌日になっても出勤せず、クラーク1人で骨をきれいにする実験を行い、胸の辺りに複数の刺し傷があるのを発見する。

スイーツは被害者の家近辺に魔女サークルがあり、今夜集会が開かれることを突き止める。こっそりブースとブレナンは儀式の様子を覗き見て2人の魔女から話を聞くと、シェリーは金儲けのために魔術を使っていて悪い魔女だったため、このサークルのメンバーではなかったと話している。

雑感

魔女絡みの事件で、スイーツが魔女裁判の研究をしていたのには驚きました。
ブレナンも言っていたけど、心理学と魔術は正反対の考え方だと思うのですが、何か惹かれる部分があったのでしょうか。
捜査に加えてほしいと自分から申し出て、うれしそうに目を輝かせていたのがかわいかったですね。
伝説的なことだけじゃなく、スイーツの知識が役に立って犯人につながり事件解決となりました。

ジャックとアンジェラのために作られたようなエピソードで、急展開でしたが2人にやっと幸せが訪れてくれて本当によかったです。
2人の結婚はシーズンフィナーレでも良かった気がしますが、ブースとブレナンの印象的なエピソードを盛り込みたかったのかもしれないですね。

ジャックのちょっとしたおふざけ運転で保安官も見逃してくれるだろうと思っていたら、甘かったですね。
法を厳格に守る保安官で融通が利かないし、アンジェラの魅力を持ってしてもダメでした。
カミールがやって来て説得しようとしても、逆に説得されてしまって太刀打ちできませんでしたね。

留置場の中ではお互いに色んな思いを語り合うことができて、わだかまりが解けていいムードになっていました。
結婚式がダメになって上手くいかなくなり、どうして別れたのか、どうして追いかけてくれなかったのかなど、冷静になってから話し合って、お互いに2人ならやっていけるという自信が持てたからこそ、すぐにその場で結婚したのでしょう。

アンジェラはジャックと別れてから他の人とも付き合っていましたが、ジャックはアンジェラ一筋で、結婚指輪を持ち歩いていたというのがまた泣かせます。
そんなジャックの一途な思いがやっと実を結んで、夫婦になれたのは感動的でした。

ここの判事は本当に何でも屋で、本業は理髪店らしいですが結婚まで取り仕切ることができる資格をお持ちのようです。
熱が冷めないうちにじゃないですが、思いが1つになれた瞬間の結婚式で派手じゃなかったけど、本当に2人とも幸せそうでした。
あの厳格な保安官まで満面の笑みで2人の門出を祝っていたのがツボでした。

ジャックとアンジェラの結婚式がシーズン2の最終話だったから、かなり引っ張りましたね。
2人の間には色々とあったけど、結ばれるべくして結ばれました。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
現場で2体目の遺体を見つける。
ブースと一緒にウィッカの儀式を見学する。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
ウィッカの儀式中にみんながローブを脱ぎ、見たくないものを見せられたとつぶやく。
魔女からもらった幸せを呼ぶ小さな人形を、ブレナンの前で燃やす。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
現場からの帰りに車の運転を誤り、アンジェラと留置場に入れられる。
アンジェラと長時間一緒にいて、お互いに必要な存在だと気づく。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
ジャックと一緒に現場に行かされる。
留置場の中でジャックとコイン投げゲームをして、圧勝する。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
ジャックとアンジェラを迎えに行くが、保安官に説得されて証拠のみ持ち帰る。
クラークの実験を見て、アセトンが靴を食べていると忠告する。

■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
魔女絡みの事件だと聞いて、自分から捜査協力を申し出る。
古い遺骨の身元を割り出し、子孫を突き止める。

■ クラーク・エジソン – ユージン・バード
遺体についている白い物質をはがそうと、色んな薬剤で実験する。
奇妙な骨を見つけジャックにモニター越しに見てもらうと、コウモリの骨だった。

■ エンバー – ジリアン・バック
いい魔女の1人で、儀式に参加していた。
古い遺骨の子孫に当たり、小柄な彼女には大柄な被害者の殺害は無理。

■ ローワン – ケイト・ヴァーノン
いい魔女の1人で、儀式に参加。
被害者は黒魔術で金儲けしていたと話す。

■ フロイド・バーバー – ウィリアム・スタンフォード・デイヴィス
ジャック達が捕まっている地域の判事。
ジャックとアンジェラの結婚式を執り行う。

■ マリオ・トリビソンノ – ジョエル・ポリス
不動産業者。
被害者に呪われ全身の毛が抜けてしまう。

■ マェシー・バード – ピーター・ホールデン
被害者の弟。
10年前から姉が魔術をやり始め、疎遠になっていた。

■ マレー・ハドラー – クリス・アフランド
琥珀に付着していた毛髪の持ち主。
古い遺体が着ていたドレスは元妻の物で、妻に逃げられている。

■ ガス・エイブラムス保安官 – ウェイド・ウィリアムズ
遺体が見つかった地域の保安官。
ジャックとアンジェラを逮捕し、判事が来るまで留置場へ。

作品データ

原題:The Witch in the Wardrobe
放送日:2010/5/6
監督:フランソワ・ヴェル
脚本:キャシー・ライクス

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