BONES/ボーンズ、シーズン6第1話「再会のとき」のあらすじと感想です。
ブースやブレナン達が海外へ行って7ヶ月が経ち、カミールは仕事で窮地に陥る。彼女を助けるために再びチームメンバーが集合。行方不明中の子供の事件解決に乗り出す。
あらすじ
チームのみんなが散り散りになって7ヶ月後、FBIの検視局ではカミールが苦境に立たされていた。2歳の子供の骨の身元を特定できず、マスコミから責められ上からもクビにされかかっている。
そんなカミールを助けるため、ジュリアン検事は世界中に散らばっているブレナンやブース、ジャックやアンジェラに連絡して帰国させることに。
ブースとブレナンはリフレクティング・プールの前で7ヶ月ぶりに再会し、お互いの近況を話して喜び合う。ブースは恋人ができたとブレナンに話す。
全員が集まって再会して喜び合うが、ラボも今はなくなっていてFBIの検視室で仕事を始めなくてはならない。
ブレナンは助手が必要だと整備工場で働くウェンデルを説得しさっそく骨の鑑定を始めると、行方不明になっている2歳のローガンとは別人だと判明する。身体的な特徴からアジア系の少なくとも3歳以上で、残されていた虫からジャックは死亡時期は16週間前だと特定する。
ブースは離婚したローガンの両親から話を聞き、夫妻は離婚しているがどちらも不審な点は見つからない。ブースは夫に疑いを向けるがアリバイがある。
遺体の骨ののどの部分に小さな穴があり、爪楊枝のようなものを飲み込んで、親が助けようとして死亡した事故の可能性がある。アジアの地域にはこの遺体のように、手や足を縛って埋葬する風習がある。ブレナンはこれは殺人ではなく事故だと結論づける。
遺体が包まれていた布の繊維から北朝鮮の出身だとわかり、ブース達はある縫製工場へ。そこのオーナーの親類で、北朝鮮から逃げて来たある女性に3歳の息子がいて、韓国に帰したと言っているらしい。
ブレナンはベビーベッドを詳しく観察し、子供が木ねじをのみ込んだのではないかと気づく。ブースが問い詰めると、母親が事故だったと認める。
ブースはローガンが行方不明になった数日後、父親のトレバーが車を買っているのを不審に思う。
雑感
冒頭のインドネシアでゲリラに囲まれて、デイジーが下着姿になっていたのには笑いました。
確かにセクシーだったけど、あれでゲリラ達の気をそらすことができたのかどうか疑問です。
下着に「monday」と書かれていたのもかわいかったですね。
相変わらずブレナンはたくましくて得意の武術で、1人でゲリラ全員をやっつけてしまいました。
前髪ありでストレートの新しい髪型も似合っていて素敵です。
ブースもアフガニスンで親子は離れていてはいけないと身をもって体験したことだし、みんないい経験ができて一回り成長して戻ってきてくれましたね。
カミールのピンチで、みんなを呼び戻したのは意外にもジュリアン検事でした。
いつもの迫力でピシっと的確で必要な情報だけ告げて、全員を集めてしまうとは流石です。
スイーツを呼び戻す時にはブースが戻ったけどPTSDだと言って、すぐにでもスイーツが必要だという雰囲気を出していました。
ヒゲにハットをかぶっていたスイーツは休暇中というのもあるけど、子供っぽい見た目からイメチェンしたかったのかしら。
デイジーが戻って来ると、やはりスイーツとの関係の話を出さないわけにはいきません。
デイジーの方はスイーツとやり直したがっているけど、スイーツの方は捨てられて傷ついているからすんなり元に戻るというわけにもいかないですね。
最新鋭の機器がないごちゃっとした検死部屋だったけど、みんな実力を発揮。
普段は見ることのできない白衣姿も新鮮でした。
このメンバー達がいかに優秀かがわかります。
とんとん拍子に遺体の年齢が違うことや東洋系だということ、死亡時期がずれていたことなどを指摘して、ローガンくんじゃないと短時間で突き止めてしまいました。
どっちの事件も見事に解決して、新スタートを切るのにふさわしいエピソードでした。
キャスト
■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
マルタでデイジーと移動中にゲリラにからまれ、シャベルで殴って片付ける。
のどの小さな傷に気づき、木製の何かを被害者がのみ込んだと死因を特定する。
■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
息子と一緒にいたいと思い、戦場に戻らないと決意する。
ローガンの父トレバーが怪しいとにらみ、張り込みをして子供を見つける。
■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
遺体の死亡時期が違っていると指摘し、16週間前だと告げる。
アンジェラから妊娠を打ち明けられ、他の言葉が耳に入らないほど喜ぶ。
■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
ジャックより先に、ブレナンに妊娠を打ち明ける。
頭蓋骨を見て、アジア系だとすぐにわかる。
■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
遺体が失踪中のローガンかどうかわからず、窮地に立たされる。
みんなの力添えで、ジェファソニアンに戻れることに。
■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
休暇中でジャズバーでピアノを弾いていると、検事から戻るよう連絡がある。
デイジーからやり直したいと言われ、少し考えることに。
■ ウェンデル・ブレイ – マイケル・グラント・テリー
修理工場で働いていると、ブレナンがやって来る。
助手に戻ることにして、遺体の骨を分析する。
■ デイジー・ウィック – カーラ・ギャロ
ブレナンと一緒にゲリラに襲われそうになる。
婚約指輪をスイーツに返し、やり直したいと告げる。
■ キャロリン・ジュリアン – パトリシア・ベルチャー
司法省がカミールをクビにしようとしていると知り、みんなを呼び戻す。
ブレナンがハグしようとして、思わず避ける。
■ パーカー・ブース – タイ・パニッツ
ブースと一緒に朝食を取り、またいなくなるのかと聞く。
■ キャリー・バートレット – メリッサ・マーサラ
行方不明のローガンの母親。
トレバーは口は悪いが、息子を殺したりしないと証言する。
■ トレバー・バートレット – ディラン・ブルーノ
ローガンの父親。
キャリーとは離婚していて、息子の失踪時にはアリバイがある。
■ カン・キュウボク – ピーター・キム
縫製工場のオーナーの親類。
ミチャの祖父で、言葉がわからない。
■ カン・ミチャ – ジェシカ・シム
キュウボクの孫娘。
子供は韓国に帰したと言っている。
■ マーロウ・ベッカー – ダニエル・ビスッティ
カミールにインタビューしたテレビリポーター。
■ パトリック・パーク – リュン・ユー
縫製工場のオーナー。
北朝鮮から逃げて来た親類について話す。
■ ローガン・バートレット – ジョーダン・フィデリオ、サミー・フィデリオ
バートレット夫妻の子供。
数ヶ月前に行方不明になっている。
作品データ
原題:The Mastodon in the Room
放送日:2010/9/23
監督:イアン・トイントン
脚本:ハート・ハンソン
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