BONES -骨は語る- 6×15 善と悪の境界

BONES-骨は語る-シーズン6 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン6第15話「善と悪の境界」のあらすじと感想です。
墓堀人を狙撃したブロードスキーが再び姿を現す。今回の被害者は偽札作りに関わっていて、証人保護を受けている。ブロードスキーは何者かの依頼により、法の裁きから逃れた者に手を下している。

あらすじ

荒れ果てた倉庫でねずみに食べられている死体が見つかり、遺体の側には大量に紙幣がばら撒かれていて、金目的の犯行ではなさそうだ。ブースは壁にめり込んでいた弾を見つけ出し、手製の銅の弾でブロードスキーの仕業だと見ている。遺体のポケットにあったIDで、身元はウォルター・クレーンという建設業者だと判明する。

子供の名前を思いついたとアンジェラの父ビリーが突然やって来て熱心にアンジェラを説得し、断りきれずにジャックと話すとアンジェラは父に約束する。

ジャックは紙幣が漂白されたもので被害者は偽札作りに関わっていたとブースに告げる。5ドル札を漂白し、100ドル札を作っていた。

被害者は証人保護プログラムを受けていて、すでに刑務所に入っている麻薬密売人オーティスについて不利な証言をすることになっていた。オーティスがスナイパーに依頼したわけではなく、向こうから連絡がきたとのこと。

証人保護プログラムを受けていた被害者の情報がどこからか漏れていて、内通者に連邦捜査官がいるらしい。キャロリンが持って来た資料に目を通していたブレナンとブース。

ブレナンはブロードスキーとつながりがある人物はいないと言っているが、ブースはポーラ・アッシュウォルドが怪しいと言っている。元軍人でアフガニスタンに従軍していて、資料には残っていないがブロードスキーが助けたチームの一員だった。

ブースはポーラに会って問い詰めると、自分で決着をつけるから時間が欲しいと言われるが、翌日、ポーラは自殺してしまう。

ブースとブレナンはブロードスキーのために借りていた山小屋へ行くとカラスが何羽も飛んでいて、鹿の遺体の一部が残されていた。ショットガンで何かの射撃練習を行っていたらしく、次のターゲットと関係しているようだった。

雑感

久々にアンジェラの父登場で、相変わらずインパクトが強いですね。
アンジェラは父につけられた名前がイヤで改名していますから、孫の名前をつけたいと言われた時には複雑な気分だったでしょう。
でも、父に食い下がられてノーとは言えず、結局、勇気を出してジャックが言ってくれました。

何せ、パパが啓示を受けた名前というのが「スタッカート・マンバ」ですからね。
何?どんな意味があるの?
一応礼儀として聞いてみたものの、そんな奇抜すぎる名前じゃ、ジャックも断るはずです。

もう独身時代のジャックじゃなくて愛するアンジェラと子供を守るパパになるジャックですから、アンジェラパパに負けじとやんわり断って受け入れてくれたかに見えたんですけどね。
いつものパターンでジャックが気づいたら知らない場所にいて、腕には素敵なアンジェラパパのタトゥーが施されていました。

スイーツもダイナーでジャックとアンジェラから相談されたとたんに逃げ出してしまいましたから、どれだけアンジェラパパのことをビビっているのかがわかりますね。
痛い目にあうとわかっていて、巻き込まれたくなかったのでしょう。

ブースとブロードスキー。
同じスナイパーでブレナンはひとくくりにしていたわけではないでしょうが、ちょっとした彼女の一言で、ブースは頭を悩ませてモヤモヤしていました。
スイーツに相談して、自分の中で納得する何らかの答えが得られたのかも。

ブロードスキーには逃げられてしまいましたが、次の被害者を出さずに済んだのは良かったです。
出て来ると場がしまって面白さが増すキャロリンは、材質などから裁判所の女子トイレだと言い当てて大活躍でしたね。
相変わらず存在感があって「私が法だ」と、武器商人を尋問していた場面はカッコ良かったです。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
スナイパーについてつい固執し、あれこれとブースに質問する。
ブースのスポッター役として、サポートする。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
殺人現場の弾を見て、ブロードスキーの仕業だと気づく。
資料に乗っていない情報を知っていて、内通者がポーラだと気づく。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
現場の札は偽札だと報告する。
アンジェラの父親が孫につけようとしている名前に反対する。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
シカから見つかった弾を元に、スマート弾だと特定する。
父から孫の名をつけたいと言われ、反対しきれない。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
アンジェラの報告を聞く。

■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
ジャックとアンジェラの家族問題を相談され、すぐにその場から逃げ出す。
スナイパーとしての過去に悩むブースに、的確なアドバイスをする。

■ ビンセント・ナイジェルマリー – ライアン・カートライト
トリビアで人との関係を築くのを止め、やや無口になっている。
ブレナンの指示で、シカの頭を分析する。

■ キャロリン・ジュリアン – パトリシア・ベルチャー
オーティスの尋問で、警備の緩い刑務所に移すとエサをちらつかせる。
大理石や銅などの材質や箱の大きさから、ターゲットとなる場所を特定する。

■ アンジェラの父 – ビリー・ギボンズ
孫の名前を思いついたと、アンジェラに会いに来る。
ジャックから名前を断られ、いつも通りの対応をする。

■ ジェイコブ・ブロードスキー – アーノルド・ヴォスルー
偽札作りの犯人を狙撃する。
ポーラが自殺した件で、ブースの家に入り込み恨みを伝える。

■ ポーラ・アッシュウォルド – マリサ・ラミレス
元軍事で、ブロードスキーに命を救われた。
連邦保安官で、犯罪者の資料をブロードスキーに渡していた。

■ ラウル・オーティス – ホス・ビラモンテス
ブロードスキーから連絡があり、裏切った被害者の始末をしてもらう。

■ ベニー・ウィンクラー – アンドリュー・パトリック・ラルストン
武器商人。
ブロードスキーから特殊な弾を作るよう依頼されていた。

■ ウォルター・クーリッジ – マイケル・パパジョン
ブロードスキーに殺された被害者。
偽札作りをしていて、証人保護プログラムを受けていた。

作品データ

原題:The Killer in the Crosshairs
放送日:2011/3/10
監督:ミラン・チェイロフ
脚本:マイケル・ピーターソン

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