BONES (ボーンズ) -骨は語る- シーズン6 第17話~第20話 あらすじ・感想

BONES/ボーンズ-シーズン6第17-20話 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン6の17話から20話のあらすじと感想です。
17話はカナダの法足医学フィルモア博士がブレナンと協力して、事件を解決していきます。
19話は「ザ・ファインダー」とのクロスオーバーエピソードで、ウォルターやレオ達も登場します。ウォルターがブレナンの大切な物を探せるかも注目です。

第17話 国境の遺体

アメリカとカナダ国境付近で洪水が発生し、8体の足のみが発見される。そのうち7体は近くの死体農場のものだった。ブレナン達は法足医学のフィルモア博士と協力して分析を進めることに。

あらすじ

大雨の影響で川の近くのアメリカとカナダの国境付近に、靴を履いた足のみが複数発見される。アメリカ側の分析はブレナンが行い、カナダ側の足はフィルモア博士が行うことに。

フレナンはフィルモア博士とは顔見知りで、彼は自分の分野をブレナンにことごとく否定されて、学会からも追い出されている。その影響で博士の右腕は麻痺して動かなくなっていた。カナダ側の足を分析するため、ブレナンはフィルモア博士をラボに招いて一緒に分析することに。

ジャックは一足だけ長期間川に浸かっていたにしては、汗の臭いが残っていると気づき、DNA検査にかける。また、靴にはハダニの糸がくっ付いていて、現場の特定ができそうだった。

靴に残っていたDNAからバーニーという男が見つかり、川沿いでスニーカーを見つけて自分のと入れ替えて履いて帰ったとこのと。

足はホーガンズバーグ大の死体農場から流れ出たもので、ブレナンとブースが現場へ。様々な環境下で死体の腐敗状況を調査している施設で、ブレナンは興奮気味だった。しかし、死体農場から流された足は7体のみで、残りの1体は殺人の可能性が高い。

フィルモア博士はアンジェラのソフトを使いこなし、スニーカーと足の状況は一致し、被害者の物に間違いないと断定する。バーニーが履いていたスニーカーが届くと2000ドルはする限定モデルで、シリアル番号から被害者はディラン・マッケルロイで、ホーガンズバーグ大の学生だと判明する。

スイーツはフィルモア博士を心配し、思っていることをブレナン博士に話すようすすめるが、自分はカナダ人だしトラブルは避けたいと断られてしまう。

感想

ミシェルの大学合格通知が届いたかと思ったら、タイミングよくミシェルが彼氏と別れてしまって、カミールにとっては願ってもない展開になりました。
でも、子供の見本となりたいと素直に真実を話したし、ミシェルの決断が素晴らしかったです。

ブレナンがやり込めたフィルモア博士登場で、久しぶりに自信たっぷりで嫌味すら通じない堅物ブレナンが見られて楽しかったです。
最後のスイーツの行動が面白すぎて大笑いしてしまいました。

ブレナンがフィルモア博士の実力を認めて、麻痺していた右手の指がピクっと動いたのをスイーツは見逃しませんでした。
ショック療法的に物を投げたら右手でキャッチすると思ったんでしょうが、コツンと見事に頭に当たってしまいました。
スイーツの読みは外れましたが、結果的に右手の麻痺が取れてよかったです。

ゲスト

ノーマン・ヘイズ – マイケル・ウェルチ
ピーター・シンプキンズ – ターマス・ラウンズ
ケント・ダーラム – ハンク・ハリス
バーニー・ガレスピー – アンディ・マッケンジー
ラリー・ウルフラム – デビッド・ユーリー
ディラン・マッケルロイ – マーティン・モース

DATA

原題:The Feet on the Beach
放送日:2011/4/7
監督:エミール・レヴィセッティ
脚本:パット・チャールズ

第18話 伝説を葬った男

血が抜かれ心臓のない遺体が発見され、他の証拠などからもチュパカブラの仕業の可能性がある。被害者は謎の伝説などに迫るテレビ番組の司会者で、チュパカブラのことを調査していた。

あらすじ

森の中で遺体が発見され蝶が遺体に集まっていて、ジャックは人を食べる蝶だと説明する。被害者は男性で血が抜き取られていて、胸元に動物の歯型らしきものが付いている上、心臓が抜き取られていた。

ブレナンは腐敗臭だけでなく、硫黄の臭いがすると言い出す。周辺を調査していたジャックは首にロープが付けられたヤギを発見する。

ヴィンセントは足首に骨折をしてピンを埋め込まれた跡を発見し、胸の噛み跡から上に鋭い牙2本と下に牙が1本ある未確認動物だと分析する。

ヴィンセントは今断酒会に通っていてそのプログラムの一環として、みんなに謝罪して回っていた。ジャックの研究用生物にいたずらしたり、アンジェラと付き合っているとウソの噂を流したと告白し、みんなから許してもらう。

未確認動物はチュパカブラではないかという意見が大半で、この事件の内容にぴったりと合っていて、ジャックは目を輝かせて喜んでいる。

被害者の洋服は新品でアウトドア派ではないことからブースは被害者は観光客で、近くのロッジの失踪者リー・コールマンだと突き止める。リー・コールマンは謎の生き物や伝説を暴くテレビ番組のホストで有名人だった。

ブースとブレナンがロッジに着いてオーナーから話を聞くと、コールマンはチュパカブラの件を調べに来ていたらしい。そんな中ブレナンにジャックから電話が入り、コールマンを襲った動物は爬虫類の皮膚を持ち、哺乳類の毛を持つ生き物だと報告する。

コールマンの過去の番組を分析してみると、隠しカメラをしかけていた。今回のチュパカブラ探しでもどこかにカメラがあるのではと、アンジェラとジャックが森の中を探し、木の上に仕掛けられていたカメラを発見する。

感想

ヴィンセントがみんなにお酒に酔って何をしたかを謝っていました。
女性陣には寝たという噂を流したみたいで、聞きたくなかったという人や全然気にしていないという人など、反応がそれぞれでしたね。

そんな事はあり得ないと大笑いしたのがブレナンで、誰も信じないと指摘しましたが、ヴィンセントの友人は少しは信じたのかもしれません。
面と向かってブレナンに否定されてヴィンセントも傷ついたでしょうが、ちゃんとブレナンが最後にフォローしていましたね。

それに対し、妻と寝たと噂を流したのに許してくれて、大らかで心の広い人だとヴィンセントからほめられたジャックが、一番子供っぱい反応でした。
ヴィンセントが目の周りを真っ黒にしているのを見て、必死に笑いをこらえている姿がかわいかったです。

ゲスト

ランディ・シェパード – ケヴィン・ウィル
テリー・ビミス – R・F・デイリー
ナディーン・ツイード – ジェリカ・ヒントン
リー・コールマン – リー・マクロスキー
ダイアン・マイケルズ – ジョー・アン・ウォーリー
キム – サラ・ベイカー
ゲイリー – チャド・ジャミアン
メリッサ・ローソン – ローラ・アイヒホルン

DATA

原題:The Truth in the Myth
放送日:2011/4/14
監督:チャド・ロウ
脚本:ジョナサン・ゴールドスタイン、ジョン・フランシス・デイリー

第19話 財宝船殺人事件

フロリダでの事件を解決するため、B&Bは現地へ。被害者は18世紀の海図のかけらを持っていたらしく、ブースは何でも探し出すファインダー、友達のウォルターに協力を頼む。

あらすじ

フロリダのエバーグレーズで遺体が見つかり、ブースとブレナンが現地へ。被害者は男性で20代後半、ガラス製の義眼にシリアルナンバーがあり、身元が判明する。

被害者は海洋歴史博物館で警備員をしていたサム・ノジックで、学芸員のチャイッソンは10日前から無断欠勤をし始めて失踪届けを出したとのこと。防犯カメラ映像を見せられ、ノジックは18世紀の海図の切れ端を盗んでいる現場が映っていた。海図には沈没船エスペランス号のありかが印されていて、本物かどうかはわかっていないとのこと。

ブースはファインダーパワーを使って失くし物を探すウォルターに海図探しを頼むことに。ウォルターのバーへ行くと、彼の仲間レオとアイクがいた。変わり者のウォルターがブースとの再会をひとしきり楽しんだ後、ノジックが映っている映像をみんなに見せる。

ウォルターはノジックが片方義眼で酔っていたことを言い当て、自分達が海図を探し、ブース達が犯人を逮捕しろと取引がまとまる。ファインダーパワーを信じていないブレナンにウォルターは何でも探すと挑戦し、ブレナンは中学の頃に理科展で1位を取った時のメダルを探してくれと頼む。

ウォルターはノジックの部屋を調べ始め、細かく部屋の中を観察して彼の人となりを探り出し、ちょうど携帯にブレナンから電話がかかってきて、自分が発見したことを伝える。

ノジックの部屋にあった本の中から質屋の引き換え券が出てきて、店主の話では壊れたウクレレの中から女性が何か紙を取って行ったとのこと。女性の胸元にあったタトゥーから、バーテンダーのブリタニーに行き着く。

感想

太陽いっぱいのフロリダが舞台だったせいか、あんまりBONESっぽさを感じませんでした。
BONESのスピンオフ「ザ・ファインダー」のお披露目エピソードで、ウォルターと仲間達が大活躍していましたね。

ブレナンは子供の頃に失くしたメダルが手元に戻って来て感動していたし、昔の新聞記事まで入れてくれてウォルターもイキなことをやるもんです。

ブースとウォルターの出会いもワケアリだったようで、ブースは根に持っているようでしたが、ブレナンのフォローでそういう見方もできるなとブースもちょっとは納得できたんじゃないでしょうか。
舞台が太陽輝くフロリダでウォルター達がアロハシャツだったりとラフでしたから、ちょっとワイルドなBONESという感じでした。

ゲスト

ウォルター・シャーマン – ジェフ・スタルツ
アイク・ラテュリッペ – サフロン・バロウズ
エドワード・ガラーノ – ダニー・トレホ
レオ・ノックス – マイケル・クラーク・ダンカン
ブリタニー・スティーブンソン – ミニ・アンデン
ロザリンド・バッサ – スージー・プラクソン
ラスティ – アルトゥーロ・ロッシ
ボビー・エールディ – マーク・ライナー
ランバート・チャイッソン – カルロ・ロタ
サム・ノジック – マイケル・バウアーズ

DATA

原題:The Finder
放送日:2011/4/21
監督:ダニエル・サックハイム
脚本:ハート・ハンソン

第20話 プランターの骸骨

チームはプランターの中から発見された遺体の事件を担当する。被害者は売れっ子広告マンで、仕事仲間や元上司らから話を聞くと、被害者はある会に入会し嫌われ者になっていた。

あらすじ

子供用の遊び場にあるプランターの中から遺体が発見される。被害者は40代中盤から後半の男性で、地面に高級車のキーが落ちていた。ジャックは土の中に遺体からはい出した虫を見つけ移動距離から、死亡時刻は3日と8時間45分前だと特定する。

ウェンデルは金欠で仕事を探していて、ブレナンはカミールがもっと勤務できる助手を探していると情報を与える。アンジェラはスマートキーの中にチップが埋め込まれているのを発見し、被害者は元広告マンのロス・ディクソンだと特定する。

ブースとスイーツが自宅を調べに行き、クライアントは大手会社ばかりで半年前に被害者がクビになっていることと関係があると見ていた。

ウェンデルはカミールに勤務時間を増やしてほしいと交渉するが、助手全員に公平に時間を割り振ると断られてしまう。

被害者はここ1年で顔を4回ほど殴られて骨折した跡があった。ある映像に被害者をトロフィーで殴る会社の同僚女性フランクージが映っていて、事情を聞くことに。

フランクージはディクソンが1年前から人が変わったようになり、何でもバカ正直に思ったことを口にするようになって、みんなから嫌われていたと語る。そのせいで、6ヶ月に6人ものクライアントを失い、彼はクビになったとのこと。「正直になれ」という会に入会していて、その影響らしい。

ブース、ブレナン、スイーツの3人で話を聞きに行くとピエロがいて、その場でブースは隠していることを告白させられる。ウェンデルは正直になるのはいいことだとジャックに本音をぶちまけた後、カミールに再び仕事の交渉をしに行ってしまう。

胃の内容物から被害者は死ぬ直前にトリュフピザを食べていることがわかり、そのピザを出している店のウエイターのヒンクルが被害者ともめていたとの情報をつかむ。

感想

今回は正直がテーマになっていて、なかなか面白い展開でした。
正直になりすぎたウェンデルは仕事はゲットできたものの、カミールのお怒りに触れてこれ以上正直にならずに、節度を持てと注意されていましたね。

ジャックもそんなウェンデルの影響を受けて、ぎくしゃくしていたアンジェラと話し合って、子供に障害がある可能性や、ジャックがアンジェラに過保護になりすぎていることなどが解決しました。

ブレナンはそんなことは言われなくてもいつも正直で思ったことはズバっと言うタイプですし、本人も率直に言うのはいいことだと賛成していましたね。
ブレナンみたいにみんなが本音を言うとお互いに傷つけてしまうから、やっぱりカミールみたいにマナーや節度を重んじで口を閉じていることも大事ですね。

ゲスト

バート・アイバーソン – エイアル・ポデール
トビー・ホルコム – アンディ・ミルダー
ニコール・フランクージ – テリー・ホヨス
ジョナ・ヒンクル – スティーヴン・クローリー
ドロシー・エムリッジ – シャロン・ブラスウェイト
ロス・ディクソン – コン・シェル

DATA

原題:The Pinocchio in the Planter
放送日:2011/4/28
監督:フランソワ・ヴェル
脚本:キース・フォーグルソング

BONES (ボーンズ) -骨は語る-

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