BONES (ボーンズ) -骨は語る- シーズン7 第12話~第13話 あらすじ・感想

第12話 ハリウッド殺人事件

あらすじ・感想

ブレナンの本が映画化されることになり、ブースと2人でハリウッドの映画スタジオに来ている。撮影を見ていたが脚本が大きく改変されていて、ブレナンはついカットと叫んで映画の撮影を中断してしまった。

監修に当たっていたのは、かつてブレナンとも組んだことがある足病学者のフィルモア博士。撮影が再開されて新しい遺体が運び込まれたが、異臭に気づいて小道具ではなく本物の遺体だと判明する。ブレナンはフィルモア博士を助手にここで分析し、ブースが捜査に当たることに。

ジャック役の俳優バリー・サマーズは植物学などの学位を持っていて、ジャックの代わりに微粒子などの分析を依頼する。アンジェラが頭蓋骨から顔を復元すると、バリーがその顔を見て、映画スタジオの社長ハンソン・スティーブンスだと判明する。

社長のオフィスから携帯が見つかりアンジェラが分析すると、脚本家のリアムから脅しのメッセージが入っていた。また、携帯の発信場所近くにあるスプリンクラーには血痕が付いていて、頭蓋骨から見つかった微粒子とも一致。しかし、リアムにはアリバイがあり、犯人ではない。

そんな中、被害者の骨を分析していると、車にひかれた形跡が見られる。ブレナン役の女優シェリーは社長と深い関係にあったらしいが、次回作には別の女優を起用するこになったと言っている。

また、副社長のマンディは社長の座を狙っていた可能性があり、社長の骨の状況と一致する小型車に乗っていた。車のタイヤには被害者の証拠として見つかっている植物に似た葉が絡まっていた。

マンディは植え込みなどを刈っているバレリーを呼び止め、1週間ほど前に自分が車で植木に突っ込んだことを証言させる。フィルモア博士は独自のマシンで足跡を分析し、アンジェラトロンと同期させて、犯人の身長や体重などを割り出そうとしている。


何となく覚えのあるフィルモア博士が登場したり、ジャックばりに使える俳優バリーが活躍したりなど、ハリウッド版BONESもなかなか楽しかったです。

容疑者はたくさんいましたが、あっけない終わり方だったのが少し残念でした。
ハリウッドらしくもっと派手な展開を期待していたのですが、何となく尻すぼみでした。

一番楽しかったのが、カミールが若い頃出演していた映画「マザー・サッカーの侵略」ですね。
アフロのカミールには笑えましたし、B級ホラーばりの展開には笑えました。

最後にみんながピクニックして映画に出ていましたね。
ジャックも子供に自分の姿を見せたいという願いがかなってよかったです。

ゲスト

バリー・スコット – ジョン・デュセイ
マンディ・オー – ロザリンド・チャオ
ジョッコ・ケント – ハル・オズサン
シェリー・レッドフェーン – アシュリー・ジョーンズ
ブレイン・コンウェイ – ジョーダン・ベルフィ
マイク・グラスリー – クリス・ウィリアムズ
バレリー・ロジャース – エイミー・ランダース
リアム・トイネン – マイケル・チャールズ・ロマン
ジェルナンド・パラ – レネ・ロサド
ニック・サミュエル – アビ・シンハ

DATA

原題:The Suit on the Set
放送日:2012/5/7
監督:エミール・レヴィセッティ
脚本:カリーヌ・ローゼンタール

第13話 決断のとき

あらすじ・感想

過去に捕まえたハッカーのペラントの仮釈放審理が行われるが、殺人容疑がかかっているため延期に。そんな中、ブレナンとブースの携帯が鳴るが、着信音が何故か狼の遠吠えになっていて、ペラントの仕業らしい。

野生動物保護区の中で白骨死体が発見され、ブースとブレナン達は現場へ。被害者は30代後半の男性で、肉はほとんど狼に食べられていて、死後2日は経っている。遺体の骨折跡を見たブレナンは、被害者は大学院時代の友人イーサンだと気づき、ペラントが殺したと主張する。

カミールとウェンデルが遺体を調べていると、イーサンは生きたまま狼に食べられたが、毒物は発見されていない。イーサンは数学の天才だったが統合失調症で入院していて、ブレナンはペラントの件で力を借りていた。

イーサンはブースとブレナンの子供クリスティンは悪魔の子で、殺さないといけないと、診察の映像では語っていた。アンジェラはイーサンが入院していた病院の監視カメラ映像をチェックしていると、ブレナンが出てくるところが映っている。

ブレナンは2週間前に本を渡しに行ったと言っているが、映像のタイムスタンプはイーサンが姿を消す直前のものだった。どうやら、ペラントがハッキングして映像に細工をしたらしい。全てはペラントの仕業だと見られるが、出てくる証拠はブレナンに不利なものばかり。

ブースはだまされてペラントの家に呼び出され、彼に暴力をふるって捜査を降ろされ、ブレナンにはイーサン殺しの容疑がかかってしまう。ブレナンと関係の深いスイーツやジュリアン検事も捜査から外されてしまう。


ペラントにやりたい放題やられて、とうとうブレナンが殺人の容疑者になってしまいました。
マックスの助力で逃げる道を選びましたが、残されたブースの動向が気になりますね。

また、ジェファソニアンの面々はきっとブレナンを助けるために何か証拠を見つけるでしょうが、現段階では全てブレナンが犯人だと指し示すものばかりです。
ペラントも一体どうやってこんなに大規模な計画を実行したのか不明ですし、次シーズンの対決が楽しみです。

ブレナンやブース、仲間達はきっとやられっ放しでは収まらないでしょうから、きっとスカっとするような反撃でペラントを追い詰めてくれるはずです。

今シーズンは話数が少なくて物足りなかったですが、ブースとブレナンの間に子供が生まれたりして、2人が家族として絆を深め、ほんわかムードのエピソードが多かったように感じます。

ゲスト

アリソン・ノーブル – ナディーン・エリス
メグ・ビニコム – アニー・テデスコ
ハリエット・ブローバー – ナンシー・リナリ
ヘイズ・フリン捜査官 – リード・ダイアモンド
キーズ – ケヴィン・ブリーフ
イーサン・ソーヤー – ダリン・トゥーンダー

DATA

原題:The Past in the Present
放送日:2012/5/14
監督:デヴィッド・ボレアナズ
脚本:カーラ・ケトナー

BONES (ボーンズ) -骨は語る-

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