第7話 証拠なき殺人
あらすじ・感想
ゴミだらけのビーチでブレナン達は捜査中。奇妙な入れ物に入った人間の遺体が見つかり、ホッジンズはサヤ人間と呼んでいる。
入れ物ごとジェファソニアンに持ち帰り、ホッジンズとアラストはレーザーで入れ物に穴を開ける。ホッジンズは顔を近づけて穴を覗き込むと、突然倒れてしまう。有毒なガスを少し嗅いだらしく気絶し、大事には至らなかった。
骨と一緒に木片が浮かんでいて、アンジェラに頼んで木片の刻印から販売店を突き止める。
ブースとブレナンは木材店へ行って店員のルネに画像を見せると、お得意様のラッキーことチャールズ・ミルナーだと言い動揺している。ラッキーには妻子がいたがルネと付き合っていたとのこと。
ラッキーの妻リサは彼の4番目の妻で不倫から始まったので、夫が浮気していたとしても不思議ではないと語る。ラッキーは事件現場の清掃の仕事をしていたらしい。
リサの息子デイビーは高校生の時荒れていたがラッキーのおかげで更生し、ラッキーの仕事を手伝っていてラッキーは後を継がせるつもりだったとのこと。スイーツがデイビーの事情聴取を担当し、ライバル業者のオーナー、メルビンが怪しいという情報を聞き出す。
メルビンはラッキーの会社と合併する予定でだったと語る。
ブースとブレナンはデイビーと共に、ラッキーが最後に担当した事件現場へやって来る。ラッキーは床材の業者と会うからと、デイビーは先に帰されたと語る。床材の業者とはラッキーと不倫していたルネのことだった。
ブレナンが珍しく勘を信じてメルビンが犯人だと決め付けていたけど、証拠を見つけて「勝った!」とうれしそうに何度も叫ぶ姿がとてもお茶目でjかわいらしかったです。
ドライヤーでコンクリートに血痕が浮かび上がるなんて、ブレナンじゃなきゃ思いつかなかったでしょうね。
事件よりも、カミールとアラストのカップルの方が興味津々でした。
あの2人はいつの間にくっ付いたんでしょうね。
ホッジンズに気づかれアンジェラにも見られてしまい、ジェファソニアン中に広がるのは早そうです。
アラストは穏やかで優しいし感性も豊かだから、詩人だと言われても納得します。
ホッジンズがアラストの詩を翻訳にかけてアンジェラに読んでいたけど意味不明で、笑える内容でした。
そういえば、ホッジンズとアンジェラのロマンチックなカップルシーンは久々な気がします。
変な翻訳の詩でも2人はロマンチックな愛の言葉となり、ラブラブだったのが素敵でしたね。
カミールは所長だしアラストはブレナンの助手だから立場上おおっぴらに付き合えないだろし、この2人の恋の行方も気になります。
ゲスト
デイビー・ベンソン – ケヴィン・G・シュミット
レネ・ミッチェル – ロバータ・バルデラマ
リサ・ミルナー – ジェナ・マリー・ハップ
メルビン・カービル – ブラッド・ウィリアム・ヘンケ
DATA
原題:The Bod in the Pod
放送日:2012/11/19
監督:ティム・ソーサム
脚本:パット・チャールズ
第8話 人気コメディアンの死
あらすじ・感想
ストリートアーティストのセスは自分の絵を貼ろうと高所に上るが、足を滑らせて地面に落下してしまう。
気づくとブースやブレナン達に囲まれていて、腐乱死体の上に落下してしまい絵を貼るための接着剤のせいで、死体と自分の背中がくっ付いていて剥がれないと知る。ブレナンはセスと一緒に遺体をラボに運ばせる。
アンジェラがセスの絵を見て、憧れのストリートアーティスト、ゼッドだと話しかけるが、本人は否定する。
被害者の身元がモーガン・ドネリーだとわかり、職場の上司デニーから話を聞く。モーガンは数日前から行方不明になっていて、捜索願が出されていた。デニーはモーガンの恋人アレクサと付き合っていて、1年前に別れたとのこと。
セスに薬を与え彼の体と腐乱死体にピーナツバターを塗りたくり、徐々に骨とセスとが分離していく。薬でハイになっているセスの所へアンジェラがやって来て、尊敬のキスをして去って行く。
ブースとブレナンはアレクサと弟エリオットが住んでいる家へ行ってモーガンの死を伝えるが、2人とも爆笑している。スイーツが代わりに事情聴取すると、モーガンはコメディアンだったからブース達がやって来たのも何かのジョークだと思ったらしい。
エリオットがモーガンのショーをいつも録画していて、彼をやじる声が入っている。エリオットが声の主を知っていて、同じコメディアンのラリーだと教えてくれる。
ラリーが言うにはお互いにやじり合って盛り上げていただけだとのこと。モーガンが死んだ時に付けていた矢がささった飾り物を使っているコメディアン、レックスが怪しいと告げる。
レックスは矢の飾りはモーガンが盗んだと主張する。彼は物だけではなく、コメディのネタも人から盗んでいたとのこと。ネタを盗まれた人物をあぶり出すため、スイーツやフィッシャー、人のネタを使って、ブースがコメディアンとして舞台に立つことに。
いつもの事件解決に加え、アンジェラのアーティストとしての悩みやフィッシャーくんがコメディアンだったりと、いろんなネタが盛り込まれていて楽しかったです。
あのブースがコメディの舞台に立つなんて信じられないし、スイーツ達のネタは全くウケなかったのにFBIネタで会場をわかせていたのが印象的でした。
反対にブレナンがスイーツが考えたネタで爆笑していて、あの頭に矢がささった小道具まで頭に付けて笑い転げている姿がかわいかったです。
笑いのツボは人それぞれだけど、ブレナンのは普通の人が理解できるもんじゃないですね。
アンジェラがすっかり落ち着いてしまって自分はアーティストじゃなくなったと落ち込んでいたけど、壁に描いた絵をセスに見せて、情熱は失っていないと自信を取り戻した姿も素敵でした。
今回の助手はフィッシャーくんでした。
雑学博士やオタクなど色んな面を見せてくれたけど、一番縁遠いコメディアンの面まで持っているとは意外でしたね。
ゲスト
セス・ザリンスキー – ジェイ・ポールソン
アレクサ・イートン – ステファニー・ルムラン
エリオット・イートン – アダム・キャグリー
アニー・ピンクス – エヴァ・フィッシャー
ラリー・バロン – ジョー・オコナー
デニー・ベネット – ジェフ・ウィツキー
モーガン・ドネリー – ラルフ・ガーマン
レックス – マルクス・フォールマー
DATA
原題:The But in the Joke
放送日:2012/11/26
監督:イアン・トイントン
脚本:キース・フォグルソング
第9話 魂の宿る骨
あらすじ・感想
ブレナン達は温室に埋まっていた白骨死体を調べていて、ブレナンは13歳から14歳くらいの男の子だろうと言っている。
アンジェラと仲の良い霊能者アバロンがラボにやって来て被害者に呼ばれたと告げるが、ラボの中には入れてもらえない。アバロンは彼にはやり残したことがあるらしくさまよっていて、みんなを見ていると告げる。
死因は首の骨が折れたことだが、他にも骨に傷のある箇所が見られる。
頭蓋骨と一緒に見つかった蜂の巣をホッジンズが分析し、死亡時期は2年前だと断定する。行方不明者リストからコリン・ギブソンだと身元が判明する。
被害者は土の上に1年弱ほど置かれた後に温室に埋められていて、誰かが遺体を動かしている。
両親に連絡が行きブース達が話すが、特に問題を起こす子でもなく勉強もスポーツもできて友達も多かったとのこと。コリンの友達2人がやって来て、彼のスケートボードやCDに入れた音楽などをブレナン達に渡す。
ホッジンズが塗料を分析して車種を割り出し、ブースは被害者の父親の車を押収する。
アバロンがラボにやって来てホッジンズに頼み込み、数分だけ被害者と話す許可をもらう。アバロンはコリンに安らかに眠ってほしいと言葉をかけて立ち去る。
コリンの父親は自分が疑われていると知ってショックを受け、車の飾りがなくなっているとブースに話したとのこと。ブースがクリスティンを抱っこしてライトのおもちゃで遊ぶ姿を見て、頭蓋骨の変色している部分は光によるものだと気づく。
頭蓋骨の状態や光の角度などから被害者が置かれていた場所を特定し、ブースとブレナンはポンプ小屋を見つけて中にはいると、失くなっていた車の飾りも一緒に発見する。
アンジェラのコンピュータで被害者がどんな風に亡くなったのかいくつかのパターンを試して検証し、謎を解明する。
久々にアバロン登場で、いつもとは違ってファンタジックな展開でした。
被害者視点でストーリーが展開していたし、煙みたいな演出も良かったです。
科学者としては霊のことは否定していたけど、やっぱりアバロンの言っていたことがそれぞれみんな引っかかっていたらしく、頭蓋骨を持ち歩いたり頭蓋骨に話しかけたりしていましたね。
いつも冷静で事実しか見ないブレナンまで感情的になったり遺体に話しかけたり、家にまで頭蓋骨を持ち帰っていたのには驚きです。
アンジェラはアバロンを普段から信じているから、遺体に話しかけるのは自然でした。
あのカミールまで向こうで母に会ったら伝えてとか、遺体を台に直接置くのは気が引けると意味のある布を敷いて骨を並べていて、しっかりアバロンの影響を受けていましたね。
前回はアバロンが事件に関係していたから出番が多かったけど、今回はちょっと少なくて残念でした。
ゲスト
ミランダ・スペディング – レイチェル・ディピロ
トレバー・ギブソン – ゲラルド・マカロック
ルイーズ・ギブソン – キャスリン・ウィンスロー
ショーン・ウォレン – ジャスティン・ジェームス・ヒューズ
コリン・ギブソン – キャメロン・ドファリア
カール – ジェームズ・オースティン・カー
クリスティン・ブース – アリ・ルイーズ・ハートマン、スーザン・アラン・ハートマン
DATA
原題:The Ghost in the Machine
放送日:2012/12/3
監督:ミラン・チェイロフ
脚本:ハート・ハンソン
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