第7話 完璧なハネムーン
あらすじ・感想
ブースとブレナンはブエノスアイレスでハネムーン中で、ブレナンは興味深い場所があるとブースを遺体安置所へ連れて行く。何十年も前の骨に混じって、ここ最近殺された人の骨があるのにブレナンは気づき、ここの責任者ドクター・ペレスと一緒に調べることに。
ブースとブレナンは地元の刑事バレンツァに会って、捜査を手伝うと伝える。ブレナンの本はアルゼンチンではとても人気で、ブースは本の中のキャラクター、アンディ捜査官として大いに歓迎される。
ブレナン達はジェファソニアンのメンバーとオンラインで会話し、骨の鑑定などを依頼する。アンジェラの複願で、被害者はミゲル・シルバだと判明。ブースとバレンツァはミゲルの家へ行き、若き妻ビアンカに事情を伝える。
ビアンカは貧しい地区の出身で、ミゲルからお小遣いなどをもらっていて死んでしまったらまた貧乏に逆戻りだと言っている。
防犯カメラ映像に不審なメルセデスが映っていて、ミゲルのものだったと判明する。車は危険な地区にあり、車の中からブースは謎の鍵を発見する。
鍵は被害者のワインセラーのもので、部屋の中はナチスの物であふれていた。ワインセラーから血痕や他の証拠などが見つかる。
ミゲルの本名はハーマン・ハウプト少佐で、大勢をガス室送りにした戦争犯罪人だとわかる。
ペレスは誤って頭蓋骨を床に落とし粉々になってしまうが、ブレナンは2人で修復しようと提案する。頭蓋骨から金が見つかり、被害者は金塊で頭を殴られたのが死因だと突き止める。
怪しい金塊を扱う業者を呼びバレンツァ刑事はブースのことをアンディ捜査官だと脅し、業者はビアンカから金塊を買ったとしゃべる。
ハネムーン中でもやっぱり事件に巻き込まれ、仕事しちゃうブースとブレナン。
海をながめてビールを飲みながらゆっくり過ごすよりも、いつも通りに捜査をする方が2人とも楽しいってことでしょうか。
滝のあるプールよりも歴史のある白骨死体の方が興味深いというのがブレナンらしいし、渋々付き合うブースも優しいですね。
研究所のみんなもまさか2人がモルグにいて、事件を調べているとは思っていなかったみたい。
あれだけ苦難を乗り越えてやっと結婚できたから、2人はゆっくり新婚気分を味わっているんだろうなと思っていたでしょうね。
ジャックとアンジェラはクリスティンを預かって、マイケルとの2人の子供の世話で大変そうでした。
負担は大きいけど2人が仲良くする姿を見てもう1人ほしいと言っていたから、今シーズン中にアンジェラ妊娠なんてうれしいニュースがあってもおかしくないですね。
ブースはアンディ捜査官人気ですっかりご機嫌だしバレンツァ刑事の習慣にもすっかり慣れて、カフェでコーヒーを飲んでから仕事という流れに染まっていましたね。
事件解決後は2人ともゆったりと楽しく過ごして、きっとハネムーンを満喫できたと信じます。
ゲスト
レティシア・ペレス – アンジェラ・アルヴァラード
ビアンカ・シルバ – ルシラ・ソラ
ラモン・アルバレス – ジェフリー・リヴァス
デビッド・ハル=エル – マイケル・フェアマン
ラファエル・バレンツァ – ジョアキム・デ・アルメイダ
マイケル・ビンセント・ホッジンズ – ローガン・モロー
DATA
原題:The Nazi on the Honeymoon
放送日:2013/11/4
監督:ヤノット・シュワルツ
脚本:デイヴ・トーマス
第8話 ダムの中の死体
あらすじ・感想
若い男女がビーバーのダムで白骨死体を発見する。崖の上には遺体を引きずったような跡があり、被害者は殺された後に川へ落とされている。ジャックは遺体を食べている大量のナメクジを集め、後で分析するとのこと。
ブレナンはウェンデルに骨を洗うよう指示し、ナメクジの分泌物だらけの骨に彼が触ると接着剤のように手袋がくっ付いてしまう。ジャックは南米のハエの卵を首で育てていて、もうすぐ生まれるとうれしそうだ。
被害者の歯には遺伝的な特徴があり、ショーン・ノーランだと身元が判明する。ショーンの恋人ベロニカはショーンは雑誌モデルをやっていて、仕事でしばらく町を離れると話していた。
ショーンは公園で大勢の子供の写真を撮っていた。ブースとブレナンは公園でショーンの写真を見せて聞き込みするが、誰も見たことがないとのこと。
ブレナンは公園にいた子供達の遺伝的な特徴がショーンと同じで、全員彼の子供だと気づく。母親達は精子バンクの同じドナーから生まれた子供達で、みんなで集めっていると話す。
精子バンクのオーナー、ジュディスが言うにはショーンが経歴詐称していて、契約を打ち切ったとのこと。ラボの分析でショーンは精子を増やす薬を飲んでいて、自分でネットで精子を売っていたらしい。
ショーンが通っていたジムのトレーナーが麻薬の売人で、薬は売ったが殺してはいないとのこと。
ショーン宛に脅しのメールが来ていてショーンから精子を買った最後の客だった。精子バンクのすすめもありショーンから精子を買ったが妊娠せず、怒ってメールを送っただけだと語る。
殺人の凶器は三面刃のクワだとわかり、アンジェラのシミュレーションでショーンは股間を守って手と骨盤に怪我を負っている。
ブレナンが作家テス・ブラウンの本を酷評したから、今度はブレナンの本がテスに酷評されてしまいました。
以前のブレナンなら相手を傷つけたとか言い過ぎたなんてことは気にしなかっただろうけど、今のブレナンはちゃんと周りを見たり相手の気持ちを考えることができて、謝罪するとは素晴らしいですね。
そんなブレナンの気持ちはテスには全く通じなかったけど…。作家2人のやり取りを見たスイーツがバシっと、心理学的に答えを出してお見事でした。
相手は策士でブレナンの性分なども分かっていて敢えて本が売れるように仕組んだけど、結局は仕組んだことが世間にバレてしまいました。
ジャックの虫好きが過熱して自分の首でハエを育てるなんて、いくら危険がないって言ってもやはりおぞましいですね。首からニョロっと幼虫っぽいものが出たり入ったりしていて、かなり気色悪かったです。
アンジェラも気持ち悪いと言っていたけどウェンデルが忙しかったから、覚悟を決めてハエの誕生を手伝っていました。クレイジーで科学者としての探究心はスゴいジャックの行動だったけど、サポートしたアンジェラもスゴかったです。
ゲスト
ジュディス・ランフランコ – ボティ・ブリス
ベロニカ・バーダック – ジャネット・ブロックス
テッド・ロバートソン – イアン・カーン
ウィリアム・ワイズマン – ローレン・レスター
アリソン・ストーリング – アレクシス・カラ
CC・クリーチ – マルコム・グッドウィン
ステイシー – グレイス・バノン
ベン – BJ・ミッチェル
テス・ブラウン – ノーラ・ダン
ケニー – パトリック・ブラウン
DATA
原題:The Dude in the Dam
放送日:2013/11/11
監督:ケヴィン・フックス
脚本:キャシー・ライクス、ケリー・ライクス
第9話 怒りの陪審員
あらすじ・感想
世界的に有名なサッカー選手ピーター・キッドマンの妻シャーリーン殺害の裁判で、ブレナンは陪審員に選ばれている。妹アリソンが弁護側の証人として証言し、兄は殺していないと主張する。
ブレナンは空き時間に仕事に戻り骨の鑑定をしていると、電話で法廷に呼び戻される。判事から説明があり陪審員は全員ホテルで拘束され、電話も制限されるとのこと。
どうやら、ピーターの親友クリストファー・バーンズが証言することになっていたが、法廷に現れなかったのが原因らしい。
ラボの被害者は骨移植を受けていて、ドナーのDNAから被害者が手術を受けた病院がわかる。被害者はブレナンが陪審員を務める事件に関係していて、法廷に現れなかったバーンズだった。
陪審員達は協議を重ね、キッドマンは無実となる。ブレナンは仕事に戻ることができたが、ブースからバーンズが殺されたと聞いてショックを受ける。
バーンズは2ヶ所銃で撃たれていて、車のシートにくるまれていた。バーンズの遺体は海岸に打ち上げられていて、怪しいドラッグディーラーをブースが尋問するが殺人はやっていないとのこと。
ブースとスイーツはキッドマンを尋問するが、弁護士はキッドマンは裁判中で家に軟禁状態だったのでアリバイがあると主張する。
デイジーが見落とした骨にブレナンが気づき、バーンズは足を撃たれていたことがわかる。
ジャックの分析で被害者の肺から見つかった水は淡水だとわかり、他の証拠なども加味して殺害場所を突き止める。
現場で黄水晶が見つかっている。
ブレナンの法廷編とブース達の殺人事件の2軸で展開するかと思ったけど、意外な所で繋がっていました。
キッドマンは限りなく怪しくてブレナンも心の中では有罪だと思っていただろうけど、確たる証拠が出て来なくて無罪にせざるを得なかったのでしょう。
ラボに戻って遺体がバーンズだと知ってから、自分らしく証拠を見つけてキッドマンを逮捕しようといつも以上に力が入っていましたね。
小さな証拠も見逃さず見事にキッドマンを逮捕できたし、さすがはブレナンです。
カムのなりすまし詐欺事件はまだ続いていたようです。
アンジェラのおかげで犯人を突き止めることができたけど、大学時代からの友達だったというのはカムにとってはショックでしたね。
今回は犯人逮捕まで行かなかったから、どこかのエピソードでこの件がまた取り上げられるのでしょうか。
それにしても、陪審員席で裁判中にブレナンが描いていた頭蓋骨や手などの絵が上手すぎでした。
アンジェラ以上の才能があるかもしれませんね。
ゲスト
マーティン・ザンド – ベン・ローソン
アリソン・キッドマン – マーゴ・ハーシュマン
ピーター・キッドマン – ブランドン・クイン
ジェシカ・ミラー – ジャズ・レイコール
ペギー – サラ・モーネル
ブルース・コーエン – マイケル・ロスハー
エド・バロー – チャド・アディソン
ロバート・シーガー – ダン・ロージアン
マイク・ノートン – レイ・オークシアス
バート・ホーグ – ロバート・アラン・ボイト
ベン・マンスフィールド – クリストファー・グッドマン
メレディス・マックイーン – キーヴァ・ジャンプ
フランク・フィニージオ – フレデリック・ローレンス
ドン・ベニントン – スティーブ・マイズ
ヘザー・カープ – カーリー・ローゼンバーグ
ウィル・フエンテ – トニー・サンチョ
ジミー – ダン・ウェルズ
クレーベンス – ジョナサン・クレイグ・ウィリアムス
シャーリーン・キッドマン – アナ・フランチェスカ・ルソー
クリストファー・バーンズ – ジェームズ・T・シュレーゲル
DATA
原題:The Fury in the Jury
放送日:2013/11/15
監督:ドワイト・リトル
脚本:サンフォード・ゴールデン、カレン・ウィスカーヴァー
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