カリフォルニア・ドリーム シーズン5 第6話~第10話 あらすじ・感想

第6話 Reel Teens

あらすじ・感想

リアリティー番組「Reel Teens」に出演することになったジェイク。1週間カメラがティーンエイジャーの生活を追って、ティーンの悩みやストレスを生で伝えるという番組である。

最初は大したストレスもないと言っていたジェイクだが、初日の朝から寝坊して遅刻しそうになり、イライラ気味。学校では宿題が山のように出されティファニーに車の修理を頼まれ、スライからはドリームスの新曲はまだかとせっつかれる始末。

やるやると何とか仲間たちの力を借りてがんばっていたジェイクだが、次第にストレスがマックスに達して、全てを投げ出して逃げ出そうとする。


全国ネットのリアリティ番組に出演することになって、みんなカメラの前で少しでもいいカッコをしようとしてたのがかわいかったです。

トニーとサマンサの最初の衣装が大げさすぎて笑えたし、意外にスライが静かだなと思っていたらシャツの背中のメッセージで肩っていました。

こんな時に限ってジェイクにはミッションが色々と課せられ、さすがのジェイクも参っていましたね。
ストレスとは無縁に見えたジェイクだけど、ちょっとナイーブな面も見られて良かったです。

マイクはカメラの前ではしゃべれなくなるほどシャイだったし、ロレーナはルックスを気にしすぎだったし、みんなそれぞれの特徴が現れていました。

ゲスト

ソルティス – マイケル・インメル
ソロモン先生 – ペリー・ムーア
スコット – クリス・ペグラ
アーボン – リン・ウィンタースティラー
ギブソン – ジャック・シェルドン

Music

「Take It Higher」Vo:マーク
「Stand Together」Vo:マーク、ジェイク

DATA

邦題:-
放送日:1996/10/12
監督:パトリック・マロニー
脚本:ロナルド・B・ソロモン

第7話 Father Knows Bets

あらすじ・感想

スライは父と野球の試合を見に行く予定だったが、いつものように仕事が忙しいからとすっぽかされてしまう。それが引き金となってギャンブルを始めるようになり、順調に儲けを出していた。父にそれを伝えようと電話するが仕事人間のスライの父は、忙しくてちゃんと話を聞いてくれず、親戚一同が集まる週末のパーティーも欠席すると言ってきたのだ。

ショックを受けたスライはますますギャンブルにハマるようになり文無しになてしまう。みんなからちょっとずつお金を借りてまたギャンブルで大きく勝って、意気揚々とみんなにお金を返すことができた。味を占めたスライはまたギャンブルに手を出して、とうとう全財産を失っただけでなくドリームスの楽器まで借金のカタに取られてしまう。

最上級生の中から最も個性的な生徒を選ぶヒマラヤ・アワードの委員をしているトニーは、ジェイクが受賞することを黙っていられず、ドリームスに「内緒にしておいて」と耳打ちして、ジェイクの受賞をこっそりしゃべってしまう。


スライとスライのパパはやはり似た者親子で、スライがお金大好きなのはパパがやり手ビジネスマンで、お金を稼いでるからなんですね。
口癖まで同じだったのは笑いました。

お金儲けに堅実だと思っていたスライがギャンブルにハマってしまったのは意外でした。
父親が仕事第一で自分のことなどどうでもいいと思い込んでいて、孤独を感じてしまったのでしょう。

仲間達のお金をすってしまって、ジェイクが怒りまくってスライに殴りかかりたいのに抑えていた様子がかわいかったです。
いつもふざけているスライも面白くて好きだけど、シリアスなスライもまた魅力的でしたね。

トニーのサイドストーリーはちょっと薄いかなって感じたけど、みんながニヤニヤしながらジェイクと接していた姿にはクスっとさせられました。

ゲスト

ドム・ウィンクル – ジェームス・ハーパー
マンキューゾ – マリオ・ロカッツォ
シュワルツ – ポール・マルコム・プルーエット

Music

「Just Do Something」Vo:ジェイク、トニー、ティファニー

DATA

邦題:-
放送日:1996/10/19
監督:パトリック・マロニー
脚本:トニー・ソルティス

第8話 Letters from Woo

あらすじ・感想

サマンサが加わってからのカリフォルニア・ドリームの総集編。

香港にいるサマンサの叔父が遠く離れたアメリカで暮らす姪のことをとても心配しているので、サマンサは友達と楽しそうに暮らしてる姿をビデオレターに撮って叔父に送ることにする。

ドリームスみんなで昔のことを振り返りながら、懐かしい話に盛り上がる。


サマンサがドリームスに加わったのはシーズン2の序盤頃だから、結構長く仲間達と過ごしていたんですね。
チラっと出て来たマットがとても懐かしかったです。

やはり、コスプレが目立っていましたね。
サマンサとキスしようと男の子達がしのぎを削って失敗し、女装していた姿はかなりインパクトがありました。

気のせいか、トニーのコスプレ姿が多かったように思います。
ドリームス内で恋が生まれたり終わったりしたけど、トニーとサマンサはずっと続いていますね。
2人が付き合うきっかけになったシーンや、ファーストキスなんかも盛り込まれていてかわいらしかったです。

ビデオレターの中で、みんなは家族だとメッセージを送っていました。
何かとトラブルが起きたりけんかになったこともあったけど、仲間達の友情は固いなと改めて感じました。

DATA

邦題:-
放送日:1996/10/25
監督:ドン・バーンハート
脚本:ノア・トラフト

第9話 Senior Prom

あらすじ・感想

プロムのキング&クイーンコンテストが開かれることになり、ジェイク&ティファニーとトニー&サマンサがエントリーする。ジェイク&ティファニーを支持するロレーナとトニー&サマンサを支持するスライとに分かれてしまって、競争の火蓋が切られる。スライのアイデアでトニー達のことを新聞に載せようとすると、新聞が発行される前にロレーナが記事を差し替えてしまう。

シャーキーズでジェイクとティファニーのスローダンスで二人の仲の良さをアピールしようとすると、邪魔をするかのようにトニーとサマンサが息の合ったリズミカルダンスを披露。だんだんと競争は激化していくばかりで、ドリームスの仲も険悪になってしまう。

プロムの相手を探してたマークはある女の子にアタックして断られてショックを受けていても、みんな見向きもせずコンテストに夢中なのを悲しげに見つめていた。


いつものドタバタでカップルや友情にヒビが入りそうになるけど、最後にはみんなでグループハグをして仲直りできましたね。
グループ同士のやったらやり返す競争合戦が面白かったし、色んなアイデアをひねり出しているなと感心しました。

かわいそうだったのはマークですね。
プロムに行く相手もいないしみんなはコンテストに夢中で、寂しそうな姿がかわいそうでした。
友情がちょっとずつ崩れていくのにも気づいて、余計に孤独を感じているみたいでしたね。

そんなマークがみんなに愛や友情の大切さを思い出させ、仲直りさせたのが素晴らしかったです。
みんながドレスアップしている姿がきれいだしカッコ良かったけど、プロムに行けなくて残念でしたね。

グループハグしてみんなで転んでいたのもドリームスらしかったし、最後のダンスはとてもロマンチックでした。

Music

「Too Much to Dream」Vo:マーク、ジェイク

DATA

邦題:-
放送日:1996/11/2
監督:パトリック・マロニー
脚本:トニー・ソルティス

第10話 Babewatch

あらすじ・感想

近くのビーチで人気ドラマシリーズ「ベイブ・ウォッチ」のロケが行われることに。昔からテレビスターに憧れていたトニーはドラマのゲスト役のオーディションを受けることにする。オーディションはシャーキーズで開催されることになり、ドリームスが演奏していると、主役のダンがサマンサを気に入って、彼女を相手役に選んだのだ。

サマンサとダンとのキスシーンがあると知って嫉妬したトニーは、ことごとくドラマの撮影を邪魔してキスシーンをさせないようにする。「ベイブ・ウォッチ」はつまらないと監督に意見しに行ったジェイクは、監督のアシスタントとなり雑用でこき使われる羽目に。

ティファニーはサーファー役でエキストラとして出演することになっていて、自分達も出して欲しいと言うスライ、マーク、ロレーナにサーファーのレッスンをすることに。


最初はトニーがドラマに出たがっていたのに、選ばれたのはサマンサでした。
トニーは素直にサマンサがチャンスを得たことを喜んでいて、嫉妬したりしなかったのがスゴいですね。

でも、キスシーンがあると知ってからのトニーが面白かったし、キスシーンを邪魔していたのがかわいかったです。
ダンから付き合ってくれと告白されてもサマンサはなびかなかったし、ドラマはあくまでもドラマだと割り切っていたサマンサがちょっぴり大人に見えました。

サイドストーリーのティファニー絡みのサーファーシーンや、いつも強気なジェイクが監督に丸め込まれていい様に扱われていたのも楽しかったですね。
シャーキーズでのドリームスの演奏で、久々にトニーのカッコいいラップやダンスが見られたのも貴重でした。

ゲスト

マーティ・スティンソン – ポール・クレッペル
ダン・ハザコフ – マイケル・トルッコ

Music

「Next Big Thing (He’s So Funky)」Vo:トニー

DATA

邦題:-
放送日:1996/11/9
監督:パトリック・マロニー
脚本:ポール・ランダー

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