第1話 家族の絆
BAUメンバーは聴聞会で1人1人質問を受けていた。事の起こりは数ヶ月前にまでさかのぼり、モーガンとガルシアはイアン・ドイルの行方を追っていて、何か手がかりが出てからホッチやJJに報告しようと示し合わせていた。ドイルは息子デクランの前に姿を現すと確信し、二人はデクランの行方を探し寄宿学校に通っていることを突き止める。
2ヶ月間ずっとデクランを監視しガルシアは監視カメラに映っているドイルの姿を見つけ、モーガンはパキスタンにいるホッチに連絡し、戻るまではまかせると言われる。リードとロッシはデクランのアパートへ行くが付いていた捜査官2名が殺害され、デクランの姿はどこにもなかった。モーガンとJJはドイルを追い詰め逮捕する。
デクランをどこに連れて行ったか言えと尋問するがドイルは息子の行方を知っている様子がなく、彼に恨みを持つものが連れ去ったと見られる。ガルシアは監視カメラの映像から武器商人のジェレイシーを見つけるが、ドイルは奴とは決着が付いていると否定する。ホッチはデクランの命を救うためにある者の経力を得ることに。
エミリー復活にみんな複雑な気持ちみたいでしたが、やはりメンバー勢揃いしている姿が見られて嬉しいです。
ドイル事件も決着がついたし、これからBAUの本領発揮となります。
ホッチのヒゲはインパクトありすぎで、パキスタンでどんな生活をしていたのか心配になってしまいます。
第2話 虚構の愛
リードはエミリーが生きていたことを隠していたJJに冷たい態度を取っている。エミリーの死でショックを受けて10週間JJの家に通ったのに何も教えてくれなかったからだ。
オクラホマ州デュラントでブロンドで青い目の2人の若い女性の死体が発見され、拷問の跡があり目が硫酸で溶かされていた。数ヶ月前にもナイフで目を刺され拷問された女性の死体が発見されていて、犯人が練習したのではと見られる。被害者の両親はどちらも洋服は娘のものではないと言っていて、犯人がリサイクルショプで被害者の服と80年代風の服を交換したものらしい。
また、2人目の被害者は鼻にも硫酸を入れられていて犯行がエスカレートし、五感を奪おうとしていると見られる。さらに犯行が起こり3人目の被害者はホームレスが住むエリアで発見され、口が焼けただれていた。犯人は40代の白人男性で硫酸が手に入る職に就き、80年代に被害者と似た女性から拒絶されたのを恨んでいて、似たような女性を誘拐して妄想を楽しんでいるとプロファイルする。
娘タミーが行方不明だという連絡が警察に入り、ロッシとリードは彼女が夕べ行ったパーティー会場へ、モーガンはタミーの部屋を調べることに。
リードはJJに怒っていて、ホッチやエミリーでなく何でJJなの?と不思議でしたが、JJの家に10週間も通って泣いていたからなんですね。
一番親身になってくれた人だったからこそ怒りもその分大きくて、ナイーブなリードは自分の中で消化しきれなかったのでしょう。
そんな悲しみと怒りでいっぱいになっているリードの心を溶かしてくれたのがとエミリーでした。
姉さん、さすがです。
第3話 抜け出せない迷宮
ヴァージニアでインターネットセキュリティ会社の従業員8人が殺される事件が発生。現場の状況から犯人は1人で経営者のワーナーを狙い、手際のよい殺し方でワーナーが海軍出身ということから犯人は元軍人だと見られる。一般家庭で銃殺事件が起こり被害者ドーラン夫妻の息子ルークは元軍人で、ワーナーの会社へ電話していることが判明する。
ドーランはPTSDで本人は戦場にいてミッションを行っているつもりなのだろう予想し、彼の元妻と娘に危険が及ぶと判断して警察に保護してもらうことに。その後の調査でドーランはネイビーシールズで極秘任務に当たっていて、その時のリーダーがワーナーでドーランはサブを務めていたと解り、彼の能力の高さからとめられる者はごくわずかだ。
ガルシアはドーランが先日交通事故にあい病院で手当を断っていることから、怪我が何らかの影響を与えているのではと疑う。ドーランはミルグラム将軍を誘拐し、奥さんの話では両親は替え玉だとか家族を帰せなどと怒鳴っていたらしい。リードはドーランの症状から、親友や両親が別人に見えてしまう病気のことを思いつく。
ドーランはサイコでも何でもなく、国の英雄として戦った素晴らしい経歴の持ち主だけあって、余計に悲しみが押し寄せます。
病気のせいで愛する人が偽者に見えてしまって、自ら愛する人達を手にかけてしまうとは何たる悲劇でしょうか。
そして、精神疾患を患っているのにBAUまでやって来たドーランのスキルの高さにも脱帽です。
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