第7話 英雄との再会
カリフォルニア州サンタモニカで黒焦げの焼死体3体が桟橋に置かれるという事件が発生。犯行間隔が短くなっているため、BAUが捜査に乗り出す。最初の2体は男性でもう1体が女性ということしか解らなかったが、女性の身元が判明しホームレスだということを突き止める。
彼女が立ち寄っていたと思われるシェルターに聞き込みに行くと、ロッシはベトナム戦争で命を救われた上官スコット軍曹を見かけ、名刺を渡そうと車に戻ると軍曹の姿は消えていた。次の犯行が行われ4人目の被害者は焼かれたのではなく漂白剤に漬けられて、皮膚がただれを起こしていた。
スコットの協力でBAUは犯人がホームレスを狙っていて、一人では行動しないようにと注意を呼びかけることに成功する。ホームレスのサラが見知らぬ男に声をかけられ、スコットは眠りから覚めて彼女を救おうと戦うが犯人にサラを連れ去られてしまう。
その足でロッシの元へ行き認知面接を受けて犯人が乗っていた車の車種とナンバーの一部が判明する。車の持ち主は元消防士のミルズで倉庫で火事が起こった時に準備もせずにそのまま火の中へ飛び込み6人のホームレスを救出したが…。
思わぬロッシの過去が語られ、本の献辞の言葉には胸を打たれました。
「彼に救われた命によって、私は他の生命を救うことができたのだ」
そんな思いがあったからこそロッシは現場に復帰したのでしょう。
第8話 スクールバス・ジャック
バージニア州フレデリクスバーグで24名の生徒を乗せた高校のスクールバスが消息を絶ち、GPSは切られていて生徒達全員と連絡が取れない状態になっていた。人身売買や1人の生徒がターゲットで全員を拉致したなど様々な目的が考えられる中、運転手が射殺され死体が発見される。ガルシアとケヴィンの追跡でバスの場所が判明し、近くの納屋から14名の生徒が無事に見つかるが、10名の生徒と監視員が依然行方不明。
ブレイクが女生徒に認知面接を行って状況を思い出してもらうと、ガスマスクを付けた2人組の20代白人男性が銃を持ってバスに乗り込み、いきなり運転手を撃ったとのこと。バスを下りて首に装置を付けさせられ、犯人達はお互いに生徒を選んで10人連れ去って行った。ロッシはオンラインゲームの「ゴッズ・オブ・コンバット」そっくりで、犯人達はゲームを再現しようとしているのではと推察する。
生徒達をそれぞれのキャラクターに当てはめて、殺し合いをさせてゲームを楽しんでいるゲーム依存症だとプロファイルする。ケヴィンはゲームを改造したモッドを探り当て、参加したプレイヤーのリストを入手し、ガルシアと協力してゲームから追放されリストに載っているプレイヤーの中から、犯人だと思われる2人の兄弟を発見する。
久々のガルシア&ケヴィンコンビは息もぴったりで、サクサク仕事が進んでいてキスまでしちゃいました。
本当にお似合いのカップルなのに、ケヴィンにはもう別の誰かがいるみたいです。
がっくりきていたガルシアを元気付けてくれたロッシは優しいですね。
ガルシアはスコッチの味を楽しめたのでしょうか。
第9話 悪を聞き、悪を見る
ワシントン州シアトルで自宅で2人が刺殺される事件が起き、壁には血のようなもので「悪を聞き、悪を見る」と書き残されていた。検死官の話によれば首を切られて死亡し、その後体を30ヶ所以上も刺されていて、凶器は半円状の刃物だとのこと。
被害者同士の接点を見つけられずにいたが、2番目の被害者のCDプレイヤーにバリー・フリンの自己啓発CDが入っていて、昨晩彼のセミナーに参加していることが判明。最初の被害者もバリー・フリンのファンだった。フリンのマネージャーに話を聞くと2番目の被害者に見覚えがあり、夕べのセミナー終了後にフリンが特別セミナーを行った最後の人物だったとのこと。
フリンはセミナーの後いつも1人になりたいと言ってどこかへ行ってしまい、家族すら居所をつかんでいなかった。バーでフリンの車が発見され近くには血痕が残されていて、容疑者だと思われていたフリンは犯人に連れ去られて被害者になってしまう。犯人はフリンの熱狂的なファンでフリンに認められたがっていて、犯人の考えがフリンに否定されなければ彼は生きていられるとプロファイルする。
モーガンも辛い過去を抱えていて、1つ壁を乗り越えられたようでよかったです。
これもガルシアのプッシュがあったおかげですが、ガルシアはすっかりフリンに染まってたみたいですが大丈夫でしょうか。
そして、謎の人物がモーガンのワイングラスを持って行っていましたが、ずっとBAUの動きを追っているみたいで今後の動きが気になります。
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