デスパレートな妻たち シーズン1 第1話~第5話 あらすじ・感想

第1話 一通の手紙

あらすじ・感想

閑静な高級住宅街ウィステリア通りに住む平凡な主婦メアリー・アリス・ヤングが自殺する。 彼女と親しかった近所の友達が弔問にやって来た。

元キャリアウーマンで夫トムからの勧めで仕事を辞め専業主婦となり4人の子供を育てているリネット、離婚した絵本作家で15才の娘ジュリーと暮らすシングルマザーのスーザン、料理から家具のリメイクまで何でも完璧にこなすカリスマ主婦のブリー、元モデルでお金持ちのカルロスの妻であるガブリエルだ。

スーザンはそこで最近引っ越してきた配管技師マイク・デルフィーノと出会い、娘ジュリーのプッシュもあって彼とお近づきになろうと家に行ったところ名うての男ハンターイーディと鉢合わせして、マイク争奪戦の開始となる。

リネットの子供達がヤング家のプールで遊び始め上がるよう言っても聞く耳持たず。切れたリネットは喪服のままでプールに入って子供達を捕まえて、ずぶ濡れ状態でポールに挨拶してヤング家を後にする。

バン・デ・カンプ家は家族でレストランに食事にやって来た。子供達はゲームコーナーへ行き、夫婦二人きりになったテーブルで夫レックスはブリーに離婚したいと切り出す。

夫カルロスの仕事関係のパーティーに妥協して出席すると返事して、夫を見送ったガブリエル。いつものように不倫中の庭師ジョンを誘惑して、体の関係を持つのだった。


いきなり閑静な高級住宅街で普通の主婦メアリー・アリスが自殺するところから始まります。
自殺というとかなりショッキングで重たい雰囲気になりそうなんですが、コミカルなストーリー展開でそれを全く感じさせないところがスゴいですね。

メアリー・アリスと仲良くしていた主婦達が弔問にやって来るんですが、それぞれ個性的な登場の仕方で持って来る料理もキャラに合っていました。
かなりストーリー展開が早くて盛りだくさんで、ブリーの夫レックスが離婚を切り出したり、スーザンがイーディとマイクを取り合ってイーディの家を火事にしちゃったのは初回だったんですね。

ゲスト

ウェンディ – シェリカ・ダードリー
ナタリー・クライン – ニケ・ドゥーカス

DATA

原題:Pilot
放送日:2004/10/3
監督:チャールズ・マクドゥガル
脚本:マーク・チェリー

第2話 それぞれの秘めごと

あらすじ・感想

メアリー・アリス宛の脅迫状を見つけた妻たちは、ポールに見せるかどうかみんなで相談するが結論は出ずしまいで、彼女が怖ろしい秘密を隠していたのではと想像する。

ジュリーの勧めでマイクを食事に誘いマイクの家で食事をする事になったスーザン。二人で材料の買出しから帰ってきた所にイーディが現れ、有無を言わさず食事会に割り込んできて、マイクの飼い犬ボンゴに取り入ってマイクに近づく作戦に出る。

ジョンとの浮気中に夫カルロスが突然帰って来て、大慌てでガブリエルはジョンを裸のまま窓から放り出す。その場はバレずに済んだもののガブリエルはジョンの家を訪ねて、「今後は別の場所で会おう」と提案し、ジョンから完璧で傷ひとつない一輪のバラをプレゼントされて感動する。

離婚の危機にあるブリーは夫のレックスとカウンセリングに通うことに。ある日、ブリー一人でカウンセリングを受けることになり、ゴールドファイン先生の上着のボタンを繕いながら、心の内をそれとなく話すのだった。

後部座席で暴れまわる子供達を乗せた車を運転中のリネットは、シートベルトをしていなかったため警官に止められてしまう。リネットは警官の言葉にキレて警官に子育ての大変さをまくし立て、違反キップを切られずに済むが・・・。


メアリー・アリス宛ての脅しの手紙については未だ進展なしで、自殺の原因についてはまだまだ真相が解らない状態です。
スーザンとイーディのマイク争奪戦が激化してきて、やっとスーザンが勇気を出してマイクを食事に誘ったのにイーディの邪魔が入ってしまいました。
ボンゴを味方につけてイーディ優勢かなとも思いましたが、ジュリーが意外と健闘してくれてイーディをやり込める辺りは親子プレイがきれいに決まっていました。
スーザンのお肉用ソースを体につけてボンゴと仲良くなるという作戦はよかったのですが、手痛いしっぺ返しを食ってしまって散々でしたね。

ガブリエルとジョンの不倫はカルロスにバレそうでバレないギリギリのところが、ガブリエルにとってはスリルがあるんでしょう。
ただの不倫じゃなくてジョンは完全にガブリエルに恋していて、完璧な一輪のバラをプレゼントするなんて、若いのに女心がわかっていますね。家庭を顧みないカルロスにも見習ってほしいところです。

DATA

原題:Ah, But Underneath
放送日:2004/10/10
監督:ラリー・ショウ
脚本:マーク・チェリー

第3話 ガラスの理想

あらすじ・感想

上半身裸のジョンとキスしている浮気現場を近所の少女アシュリーに目撃されたガブリエルは秘密を漏らされないよう人形をプレゼントするが、自転車が欲しいと要求される。

スーザンは元夫のカールの恋人ブランディが投げた空き缶がきっかけでカールと言い合いになってしまう。そして、浮気に関してカールからの謝罪を求めるが、罪の意識などまるでないカールは怒って帰ってしまう。

出張続きでハードワークのトムは夕食会はやめて、夫婦水入らずで家でゆっくりしようとリネットに提案する。トムから写真の現像を頼まれていたリネットだが、そこに写っていたのは、飲み会ではっちゃけているトムの姿だった。

ブリーはカウンセリング通いを周りの人に悟られないように、夫婦でテニスレッスンに通っていることにしようとレックスに口裏を合わせてもらうことに。しかし、みんなが集まり、バン・デ・カンプ家で開かれた夕食会では思わぬ展開に。


今回の見所は何と言ってもスーザンで、食事会にマイクを誘って行くつもりです。
しかし、元夫のカールとのゴタゴタで空き缶1個でけんかになってしまって、そんな醜態をマイクに見られてしまいました。
それだけじゃ終わらなくて、さらにカールとの話し合いがこじれて、裸で家から締め出されてしまいます。
植木でいい塩梅に体を隠して、ガニマタ横歩きで移動しているシーンには大爆笑してしまいました。

窓から入ろうとして植え込みに倒れ込み、そんな姿をマイクに見られてしまって、なぜか食事会へのお誘いにはOKしてもらえてよかったです。このドタバタで一気にマイクとスーザンの仲が親密になって、フランクに冗談を言い合えるようになった収穫は大きかったですね。

波風立たず普通の夫婦として仲睦まじかったのはリネットとトムくらいのものでしょう。
家庭内のちょっとしたゴタゴタはあるものの微笑ましい夫婦です。

ゲスト

ブランディ – アン・デュデック
アシュレイ・ブコウスキー – エミリー・クリスティーン

DATA

原題:Pretty Little Picture
放送日:2004/10/17
監督:アーリーン・サンフォード
脚本:オリヴァー・ゴールドスティック

第4話 女は多面体

あらすじ・感想

イーディの家の焼け跡から見つかった黒焦げの計量カップから、スーザンが放火したとのだと考えたフーバーさんは、スーザンを脅し始める。スーザンはジュリーと協力して、フーバーさんの家にある証拠の計量カップを取り戻そうとする。

ソリス家では泡だらけのバスルームで足を滑らせ転倒したケーブルテレビの業者は救急車で運ばれ、夜遅くに業者が自宅に居たのを不審に思うカルロスは、翌朝、ソファーの下から男物の靴下を見つけ、ガブリエルが浮気しているのではと疑いを持つ。

双子の息子がクラスの女の子にいたずらをしたと学校から呼び出されたリネットは、注意欠陥障害の薬を飲ませるよう先生から要求されるが、薬に頼りたくないリネットは双子を別々のクラスにして様子を見て欲しいと先生に頼むのだった。

レックスが出て行ったのを感付いた子供達。帰りの遅いアンドリューを心配したブリーは携帯電話でアンドリューがバーに居る事が分かり、アンドリューの部屋を家捜ししてバーのマッチを発見し、息子を連れ戻しに行くのだった。

ブリーがカウンセラーの所からこっそり持ち帰ったメアリー・アリスのテープをみんなで聞いていると、「自分の本名はアンジェラだ」と語る彼女の声が聞こえてくる。みんなはメアリー・アリス宛の脅迫状をポールに見せることにするが・・・。


フーバーさんはイーディの家を燃やしたのがスーザンだと気づいて脅しにかかります。
メアリー・アリスが死んで彼女のミキサーを自分のものにしたりと、ちゃっかりしたおせっかい焼きのおばちゃんというイメージだったんですが、それ以上に腹黒かったですね。

脅されたスーザンはジュリーに相談する時点でどうかとも思いますが、2人の作戦勝ちでした。フーバーさんの家に忍び込んで黒こげになった計量カップを取り戻し、脅しに屈することなくフーバーさんを払いのけられたのはよかったです。
イーディがスーザンの目が鹿みたいで、あの目を見ていると鹿狩りに行きたくなるとボヤいていたのには笑いました。
あの後スーザンの目が写った時にまじまじと見てしまいました。

アクションスター顔負けのキックを披露してくれたブリーもスゴかったですね。
アンドリューがお酒を飲む場所に行ってしまって、どこへ行ったかを探るために部屋のドアを蹴破っていました。
部屋の中にあったものを色々とあさってクラブのマッチを探し出し、ブリー流にアンドリューを連れ帰った手腕はお見事でした。

ゲスト

エレノラ・バターズ – メアリー・パット・グリーソン
ジョナサン・リスゴー – ジョン・ニュートン

DATA

原題:Who’s That Woman?
放送日:2004/10/24
監督:ジェフ・メルマン
脚本:マーク・チェリー、トム・スペジアリー

第5話 招かれざる客

あらすじ・感想

ウィステリア通りの住宅に不法侵入されるという事件が相次ぎ、スーザンも被害に遭ってしまう。地域住民で話し合って順番にパトロールすることになり、その場に出席していた警官リックにスーザンはドライバーを渡して調査して欲しいと頼む。

子供達が出かけてしまい一人きりの週末を過ごすことになったブリーはザックを食事に招待し、子供時代に母を亡くしたことを打ち明ける。

リネットは双子を私立学校に入れるためにブリーに推薦してもらうことに。一卵性双生児に興味を示した学校側から「双子を観察したい」と言われ、リネットは学校で子供達をおとなしくさせておくために前日にしこたま運動をさせ、疲れさせるという作戦に出る。

ガブリエルが浮気しているかどうか確かめて欲しいと、カルロスが母ホワニータをソリス家に呼び寄せる。自分にべったりとくっ付いて来るホワニータの監視の目を逃れてジョンと密会するため、ホワニータに小さめサイズの服を試着させてその隙に姑の荷物の中に料金を払っていない服を忍ばせる。


マイクもすっきりはっきりしない態度を取っていたのもよくないですが、スーザンもマイクを好きなのによく警官とのデートをOKしましたね。
カール2号なんて言っていましたが、まさにノリがよくて軽薄そうだしずるがしこいカールっぽい雰囲気がありました。

ヤング家はポールにしろザックにしろ、どっちも怪しすぎです。
ブリーはザックのことを心配して、元気付けようと食事に誘ったんでしょう。
秘密をザックから聞き出すために誘惑している風にザックを夕食に誘っていたのが面白かったです。

結局、ザックではなくレックスとの食事を優先させてしまって、家が素敵な空き巣によって飾りつけされて、ブリーもさぞびっくりしたことでしょう。

ゲスト

リック・トンプソン巡査 – スティーヴン・エックホルト
レンツ校長 – ハリー・S・マーフィー
ヘレン・ベイル – ローナ・スコット
エドウィン・マリンズ – シャイアン・ウィルバー

DATA

原題:Come In, Stranger
放送日:2004/10/31
監督:アーリーン・サンフォード
脚本:アレクサンドラ・カニンガム

デスパレートな妻たち

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