第16話 予期せぬ出来事
あらすじ・感想
ガブリエルとカルロスは養子をもらうことに決め、子供を育てるのにふさわしい親というの印象を与えるためにリネットの子供達の名付け親という事にしてもらう。リネットの子供達との写真を持って養子斡旋所に行ったもの、そこではジョンの母ヘレンが働いていた。
手術直前にスーザンは看護師のヘイゼルにカールと結婚していることがバレてしまう。健康保険のための偽装結婚でロン先生に迷惑がかかるのを恐れて秘密にしていると、必死に説明して解ってもらうが、麻酔で意識が朦朧としている時にマークが見舞いに来る。
アンドリューから車が欲しいと言われたブリーだが、きっぱりとそれを拒否した。アンドリューは信託財産を自由に使えるように友達のジャスティンに自分の顔を殴らせ、ブリーのアルコール依存症のせいで虐待を受けているように演出をし、弁護士を立てて争うという暴挙に出る。
社内プレゼンでリネットから「100%の力を出し切っていない」と自分の案を却下されたトムは、何かにつけてリネットが主導権を握りたがっていると非難し、家庭生活もぎくしゃくしてしまう。
ノアの差し金で警察に逮捕されたポールは囚人輸送車の中でノアの息のかかった囚人達に襲われる。マイクは無事に生き延びるためにはザックをノアに会わせるしかないとポールを説き伏せ、ザックをノアの元へ連れて行く。
ガブリエルとカルロスはやっと子供を迎えようと手続きに行ったら、因縁のある相手へレンがいたとは本当にツキがないですね。
リネットに頼んでいい子供の親に見せようプロデュースしてもらった矢先だったのに、その苦労も水の泡になってしまいました。
でも、カルロスはガブリエルが本気で子供を欲しがっていると改めて気づけたから、夫婦の絆は少しは深まったことでしょう。
どうやらモグリの養子斡旋所に手を出してしまったみたいだから、トラブルが起きなければいいのですが…。
スーザンはギャグみたいに色んなことがなだれ式に暴露されて、優しいロン先生の気持ちを考えたら酷ですね。
カールが旦那だと看護師さんにバレて、それを止めようと点滴やら機械につながっている状態であたふたしている姿は、ベタだったけど笑ってしまいました。
看護師さんに説明してわかってもらえたものの、麻酔でマイクと再会して素直な気持ちを口走ってしまったのでしょう。
めんどくさい四角関係になってしまいましたが、ある意味スーザンはモテモテです。
ゲスト
ヘレン・ローランド – キャスリン・ハロルド
ユージン・ビール – ジョン・カペロス
サミュエル・ボーマニス – ブルース・ジャーチョウ
ローダ – デボラ・シアカー
ルース・アン・ヘイゼル看護師 – ダグニー・カー
カニンガム先生 – ティム・モンション
子供時代のザック – タナー・マグアイア
DATA
原題:There Is No Other Way
放送日:2006/3/12
監督:ランドール・ジスク
脚本:ブルース・ジマーマン
第17話 別れは突然に
あらすじ・感想
スーザンはマイクという名前に心当たりはないと隠し、ロン先生の誤解を解くためにカールと三人の食事会を計画する。スーザンとロン先生のラブラブぶりが気に入らないカールは水道管をわざと詰まらせて、ロン先生にマイクを呼びに行かせる。
重役候補として能力のあるヴェロニカを何としても採用したいリネットは、ヴェロニカが母乳を与えている子供が居ると知り、託児所がある事をプッシュして採用することに成功する。しかし、ヴェロニカの子供は赤ちゃんではなく5才の男の子だった。
ガブリエルとカルロスは見た目も理想的な養子に出したいという妊婦リビーを紹介してもらい、養子縁組が進むかに見えた。しかし、リビーはソリス夫妻がメキシカンの中流家庭だからという理由で、養子縁組を断ってきたが、ガブリエルは引き下がらずにリビーに会いに行く。
断酒会に通い始めたブリーだが、自分がアルコール依存症だと未だに認められないでいる。デパートにドレスを買いに来たブリーは、ワインを飲みすぎて寝て店内に閉じ込められてしまい、断酒会の世話係ピーターに助けを求めるのだった。
カールの悪巧みが見事に成功して、ロン先生とマイクがけんかになってしまいました。
スーザンは必死に止めようとしているのに、けしかけたカールはデザートを食べながら止めもせず、デザートを食べながら楽しんでいたのには笑いました。
この2人が対立してスーザンがロン先生に振られれば、自分のお株が上がってライバルを消せるという考えが見え見えです。
マイクもまだスーザンに未練タラタラだし、今後スーザンが誰を選ぶのか楽しみです。
リネットは苦労して作った託児所がヴェロニカ獲得の鍵になってラッキーでした。
ヴェロニカの説得には失敗してしまいましたが、ドノバンにチョコレートミルクの味を教えるとは、なかなかの策士です。
親でなく子供を釣る方が楽ですし、ドノバンのためにもよかったです。
それよりも、ヴェロニカが子供のために授乳してたのではなく、自分の体型維持のためにやっていたのにはビックリでした。
ゲスト
リビー・コリンズ – ニコール・ヒルズ
ヴェロニカ – クリスティン・バウアー・ヴァン・ストラテン
フランク・ヘルム – エディ・マクリントック
ユージン・ビール – ジョン・カペロス
サミュエル・ボーマニス – ブルース・ジャーチョウ
セシル – ジェニファー・ライオンズ
ディアナ – ジェニファー・ヴォーン
ウィリアム – ウィリアム・スタンフォード・デイヴィス
ジェリー – ミッチ・シルパ
DATA
原題:Could I Leave You?
放送日:2006/3/26
監督:パム・トーマス
脚本:スコット・サンフォード・トビス
第18話 危ない綱渡り
あらすじ・感想
ブリーはリネットがアンドリュー側の証人として証言することを知り、彼女と仲直りをするために会いに行く。子供達のことを謝って断酒会に通っていることを知らせ、アンドリューが車欲しさに虐待をでっち上げたのだと主張する。
虐待されたというアンドリューの写真を見たリネットはブリーの言葉を信じきれず、アンドリューに新車の意見を聞かせて欲しいと話しかけ、車をエサに真相を探ろうとする。
イーディがカールとのサプライズウェディングを企画していると知ったスーザンは、カールに知らせて手立てを講じようとするが、ロン先生から二人の結婚の事がイーディの耳に入ってしまう。
ガブリエルとカルロスはリビーの恋人フランクがお腹の子の父親だと解り、フランクにお金を払って親権放棄書にサインさせることにする。子供を手放すのに猛反対するフランクにリビーは「お腹の子の父親はあんたじゃない」と怒鳴り、正式に子供はガブリエルとカルロスの養子になりそうに見えたが…。
フェリシアは妹マーサがポールに殺されたにもかかわらず、人々の記憶から事件が忘れ去られてウィステリア通りの住民がポールと親しくしているのが我慢ならない。マイクにポールを何とかするようけしかけるが、当のマイクは事情が変わったと全く聞き耳持たずである。
リネットとブリーがやっと仲直りできましたが、一度失った信頼はなかなか戻らないようですね。
以前のリネットならブリーのことを信頼していたから、ブリーがアンドリューはウソの証言をしていると言ったなら、素直にそれを信じたはずです。
でも、ブリーのお酒の問題で自分の子供達が危機にさらされてしまったから、ブリーが言っていることが本当かどうか、今イチ信じられなかったのでしょう。
その点、ガブリエルは疑う余地なしとブリーの味方になっていて、アンドリューの狂言だとすぐに見抜いていました。
ブリーへの信頼も厚く、ティーンエージャーはバカをやると知っていたからですね。
リネットも車でアンドリューを釣って真実を確かめると、あっさりボロを出してしまいました。
アンドリューも友達に指輪までさせて殴ってもらって痛い思いをしたのだから、もっと用心して芝居してほしかったです。
ゲスト
フランク・ヘルム – エディ・マクリントック
ユージン・ビール – ジョン・カペロス
ドナ – ダイアン・デラーノ
サミュエル・ボーマニス – ブルース・ジャーチョウ
リビー・コリンズ – ニコール・ヒルズ
セシル – ジェニファー・ライオンズ
DATA
原題:Everybody Says Don’t
放送日:2006/4/2
監督:トム・シュローネス
脚本:ジェナ・バンズ、アレクサンドラ・カニンガム、ジム・リンカーン
第19話 恥と伝聞
あらすじ・感想
パーカーが子供がどこから生まれるのか興味津々で、リネットは種がお腹の中に入って子供が生まれると細部をぼかして教えたことで、パーカーはマクラスキーさんのお腹にひまわりの種を植えようと考えたらしい。困ったリネットはマクラスキーさんから性教育についてのアドバイスをもらうが・・・。
病院から赤ちゃんを連れ去ったガブリエルとカルロスはリリーと名付け、法廷で一時的な養育権を認められる。リリーの夜鳴きや世話を持て余すガブリエルはシャオ・メイに育児を頼んで外出するが…。
ブリーの父と継母が突然やって来てブリーとアンドリューの仲裁に入るが、争いの根は深くアンドリューをロードアイランドに連れて行こうとする。ブリーはジャスティンと協力してそれを阻止する作を練る。
スーザンはイーディと別れたカールと寄りが戻ってしまうがジュリーが反対し、ジュリーと行くはずだった映画を一人で見に行く。映画館でデート中のマイクを見かけ一人だと悟られたくないスーザンは、近くの観客オーソン・ホッジに彼氏のふりをしてもらう。
フェリシアのポールに対する嫌がらせは日を追うごとにエスカレートし、階段にショートニングを塗って怪我をさせようとしたり、バーベキュー用の油をガソリンと入れ替えて危うく火事になりかけてしまう。
ブリーとアンドリューの裁判も意外な形で終焉を迎えました。
ブリーとアンドリューとの確執がどれだけ深いかが身に染みてわかったはずです。
お互いに死人が出ていますから謝罪云々ではなく、まずは警察に行くべきかどうか家族で話し合うべきでした。
ブリーの両親にとってはアンドリューは手に負えないでしょうから、こうなって逆によかったです。
アンドリューの本性を知ってしまえばやはり信託財産は取り上げられたでしょうし、その時期が早いか遅いかの違いでしょうね。
ブリーのアイデア勝負でジャスティンと手を組んだことで、アンドリューを連れて行かせないという作戦は見事に成功です。
後に大きな鍵を握るオーソンが初登場でしたが、きっかけはスーザンだったんですね。
無茶なことを頼まれてその場で即興のお芝居をするなんて優しいし、スーザンのゴタゴタに的確にアドバイスしていて驚きました。
ゲスト
サミュエル・ボーマニス – ブルース・ジャーチョウ
ユージン・ビール – ジョン・カペロス
ペイト先生 – エイミー・ヒル
ヘンリー・メイソン – ロニー・コックス
エレノア・メイソン – キャロル・バーネット
リア・ラパポート – サリー・アン・ブルックス
ユアン – ジャック・ガスマン
チャック – ヴィンス・メロチ
クレンショー判事 – ウィリアム・チャールズ・ミッチェル
DATA
原題:Don’t Look At Me
放送日:2006/4/16
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:ジョシュ・センター
第20話 引き裂かれた運命
あらすじ・感想
妻との結婚生活が上手くいっていないエドのおかげで残業三昧のリネットは、熱烈な内容のトム宛のメールを間違ってエドに送ってしまう。エドに夫婦のコミュニケーションをもっと取るようアドバイスするが、リネットが代わりにエドの妻とメッセージのやり取りをするハメになる。
リリーの父である高校生のデイルがガブリエル達の元に現れ子供の親権は渡さないと宣言する。ガブリエルはデイルが所属するフットボールチームの決起集会で、不祥事を起こせば本人だけでなくチームも出場停止になるとスピーチしてデイルにプレッシャーをかけ、親権放棄書にサインさせるのだが…。
カールは婚約までしていたイーディを捨てて出て行ってしまい、イーディはカールに浮気相手がいると確信する。カールと一夜を共にしたスーザンは罪の意識からイーディを励ますために一緒飲みに行き、イーディに味方してケンカにまで加担する。
ブリーはピーターの世話係クロードに付き合いを禁止され、クロードの店まで出向いてピーターを支える旨を伝えるが、甘い考えだと一蹴されてしまう。麻薬依存症の男性がクロードに薬を渡しに来たのを見たブリーは、偶然やって来た警官達にそのことを話してクロードは逮捕され、ブリーが代わりにピーターの世話係になる。
アップルホワイト家に買い手付くが、マシューと別れたくないダニエルはマシューと協力して策を練ることに。マシューはケイレブに入れ知恵して、ダニエルにさよならを言いに行くようけしかけるのだった。
シーズン終盤に近づいて来て、それぞれの問題が深刻化してきました。
リネットはエドの夫婦円満のために力を尽くしたのに、結局失敗してトムがとばっちりを受けそうになっています。
困ったちゃんで子供のエドだから、子守役のリネットはいつ切れてもおかしくないですね。
夫婦で同じ会社で働くのも何かとトラブルの元でしょうが、トムをクビにされるくらいならリネットが自分から辞めそうな気もします。
一番ママっぽくないガブリエルが頑張って子育てしていたのに、悲しい結果になってしまいました。
実の父のデイルや兄貴のフランクではなく、子供を手放そうとしていた母親が気持ちを変えてしまったから仕方ありません。
泣き叫ぶガブリエルを見ていたら、こっちまで胸が痛くなりました。
ゲスト
リビー・コリンズ – ニコール・ヒルズ
フランク・ヘルム – エディ・マクリントック
クロード – M・C・ゲイニー
デイル・ヘルム – サム・ホリガン
ジュディ – アリシア・ブラント
ケリー – ホイットニー・ディラン
オリバー・ウェストン – ジョン・マリアーノ
ジェリー – ミッチ・シルパ
マーク – ゲイリー・ウルフ
DATA
原題:It Wasn’t Meant To Happen
放送日:2006/4/30
監督:ラリー・ショウ
脚本:マーク・チェリー、トム・スペジアリー
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