第21話 母の決断
あらすじ・感想
ブリーとアンドリューは表面上は平穏を保ってはいたが、一触即発の状態であった。ブリーはピーターを子供達に紹介するため自宅の夕食に招くことにするが、ピーターの依存症を知ったアンドリューはダニエルをけしかけて、セクシーな服で誘惑するように仕向ける。
リネットはエドが何か理由をつけてトムを解雇するつもりなので、スキを見せないで仕事をこなすようトムに忠告する。しかし、エドと直接話し合いに行ったトムは彼を殴ってしまう。
イーディが雇った探偵がスーザンの周りをかぎ回っているのをマイクが発見する。探偵の持っている証拠テープを買い取るお金がないスーザンは、カールとの関係を書いた謝罪の手紙をイーディ宛に出したのだが…。
移民局からの手紙をずっと隠していたシャオ・メイは強制送還の危機にあった。アメリカ市民の子供を身ごもっていればシャオ・メイがアメリカに残れると知ったガブリエルとカルロスは、シャオ・メイに二人の子供の代理母になってもらおうとする。
最後の晩餐だと、意を決してケイレブをピクニックに連れ出したベティ。ケイレブを安らかな眠りにつかせようと毒の入った食事を食べさせるつもりだったが、彼がマシューの策略によってダニエルにキスしようとしたことを知って、計画を中止する。
スーザンの家が火事になったりアンドリューが置き去りされ、トムには浮気疑惑と盛りだくさんな内容でした。
ブリーはボロボロに傷ついてピーターのおかげでやっと復活できそうだったのに、アンドリューがブリーを傷つけるようなことをして前以上に傷ついてしまったのでしょう。
置き去りにするほど切羽詰っていて、もう家族としてはやっていけないという決断を下してしまいました。
落ち着いたら後悔して、アンドリューを迎えに行きそうな気もしますが。
一番意外だったのがトムです。
出張のたびにアトランティックシティに行っていて、ほぼ浮気確定ですね。
2枚の芝居のチケットと花束を買っていたらしいですが、ちゃかり会社の経費にしてしまったらバレるのは時間の問題です。
今までスカーヴォ家は夫婦間の大きなトラブルがなくていつも仲がよかったですから、トムが本当にリネットを裏切っていたのならショックです。
ゲスト
ガス – マイク・ハガティ
オリバー・ウェストン – ジョン・マリアーノ
サム・キリアン – ジム・オヘア
DATA
原題:I Know Things Now
放送日:2006/5/7
監督:ウェンディ・スタンツラー
脚本:ケビン・エッテン、ブルース・ジマーマン
第22話 気がつけば独り
あらすじ・感想
家が全焼したスーザンはしばらくの間ブリーの家で暮らすことに。火事の原因が放火で保険金が降りないスーザンは、イーディから放火の証言を取ろうと行動するが…。
アンドリューとの揉め事でダニエルの誕生日をすっかり忘れていたブリーは、遅ればせながら誕生日パーティーを開くことにした。完璧なパーティーにしようと頑張るのだが、空回りしてパーティーは惨憺たる状況になってしまう。
パーティーで傷ついたダニエルはケイレブが居た地下室に閉じ込められているマシューを発見する。ベティの隙を突いてマシューを助け出し、二人で家出することに。
シャオ・メイが妊娠してつわりがひどくなったため、ガブリエルは匂いがきつい美容用品を封印されて、寝室まで明け渡すことになる。子供のことばかりに気が行っているカルロスはシャオ・メイを大事にしすぎて、ガブリエルは危機感を覚えてある行動に出ることに。
旧友に誘われてトムはアトランティックシティへ行くと言うが、経費の件でトムの浮気を疑っていたりネットはトムの話がどうしても信じられなかった。マクラスキーさんに子供を預けてリネットもアトランティックシティに飛んで、トムの後を付けることにした。
フェリシアはポール・ヤングに脅迫されていると警察に電話をかけるが、これはポールを追い詰めて逮捕させるための布石でしかなかった。フェリシアは計画を成功させるために自分の血液を採取して冷蔵庫へためておき、ポールの家の鍵を盗みに侵入する。
イーディの家が焼けた時にはフーバーさんが助けてくれましたが、スーザンにはブリーが手を差し伸べてくれました。
イーディの様子から放火したのは彼女だと気づいたのは鈍いスーザンにしては冴えていましたが、具体的にどう証明するかが問題でしたね。
録音しようとしたのはいいアイデアでしたが、スーザンとイーディなら一筋縄じゃいきません。
やっぱり、イーディが巻き込まれてハチに刺され、病院送りにされてしまいました。
スーザンに関わるとみんな怪我するかひどい目にあっていて、イーディがこれ以上関わりたくないという気持ちもわかります。
ブリーはどんどん落ちていきますね。
とうとうダニエルまで家出してしまって自分から精神病院へ行くなんて、初期の頃のブリーからは想像できません。
果たしてブリーは元気になって病院を出られるのか、アンドリューとダニエルは戻って来るのかが気になります。
ゲスト
バド・ペンロッド – スティーブン・トボロウスキー
モーリン – リンジー・ホリスター
バービー – ティファニー・ソーントン
DATA
原題:No One Is Alone
放送日:2006/5/14
監督:デヴィッド・グロスマン
脚本:ケビン・マーフィー、クリス・ブラック
第23話 過ぎ去りし日々
あらすじ・感想
ブリー、リネット、スーザンがウィステリア通りに引っ越してきた時のメアリー・アリスの回想から始まる。
1年前のシカゴでの出来事。マシューとの別れ話で揉めていたメラニー・フォスターは彼を呼び出すのだが、そこへやって来たのはケイレブだった。キスをしようとしたケイレブに平手打ちをくらわし、そのショックでケイレブは近くにあった木材で彼女を殴ってしまう。
自ら精神病院に入院したブリーだが、担当医に素直に心の内を話す事ができずにいた。自宅の留守電をチェックしていると、ベティからメラニー殺害の真相とマシューがダニエルと家出したというメッセージが入っていたのだ。一刻も早くダニエルを連れ戻すために病院から出ようとするブリーだが…。
家が丸焼けになってしまったスーザンは、自力で何とかしようとトレーラー暮らしを始める事に。マイクがスーザンのために婚約指輪を買っているのを見かけて焦ったカールは、対抗意識を燃やしてスーザンとジュリーのために新居をプレゼントする。
子供達を連れてホテルで過ごしていたリネット。ポーターが事故で腕の骨を折って入院し、やむなくトムに連絡をする。トムからアトランティックシティへ通っていたのは浮気ではないと本当の理由を聞かされて、動揺しながらも家へ戻る事にする。
ガブリエルはカルロスとゴルフに行くはずだったが、カルロスの仮釈放の条件だったボランティア活動の予定と重なり、一人で行く事になる。休憩時間に警察からカルロスがボランティア中に事故で車にはねられて死亡したと電話が入り、急いで家に戻るとカルロスはピンピンしていたのだ。カルロスは自分の代わりにお金を払って庭師のラルフをボランティアに行かせたのだが…。
フェリシアにハメられて刑務所暮らしのポールはザックに面会し、祖父のノアから金をもらって優秀な弁護士をつけるよう頼む。ザックはノアに会いに行くがノアは全てお見通しで、娘ディアドラを殺したポールのために金を出すわけにはいかないと、断わられてしまう。
メラニー殺しの犯人はケイレブではなく、マシューだとわかって、今一緒に家出したダニエルの身の安全が気になります。
こんな時に限ってブリーは精神病院に入っていますが、自分から入ったのに出るのはそう簡単じゃないんですね。
ブリーも精神科医に全て話したら少しは楽になれるのに、断酒会と同じで自分が問題を抱えているというのを認められず、素直に話せないのでしょう。
ダニエルのためにも先生に全てさらけ出して、とっとと施設を出て家に戻ってほしいですね。
回想シーンはみんなの特徴が現れた出会いで、スーザンの髪型の遍歴が面白かったし、久々に生のメアリー・アリスとレックスが登場して懐かしかったです。
スーザンは越してきた時からドジっぷりを発揮していて、いくらジュリーが優秀でも2歳の子がトレーラーの鍵を開けるなんて無理でしょう。
ちょうどメアリー・アリスが通りかかってくれて助かりました。
ゲスト
バー先生 – ウィリアム・アザートン
アマンダ – ジュリー・ホワイト
メラニー・フォスター – ジョイ・ビスコ
サリー – メラニー・チャートフ
ファロン刑事 – ジェームズ・シャンクリン
スタン – ジョン・キャラハン
子供時代のアンドリュー – ハンター・アラン
DATA
原題:Remember, Part I
放送日:2006/5/21
監督:ラリー・ショウ
脚本:マーク・チェリー、ジェナ・バンズ、アレクサンドラ・カニンガム、トム・スペジアリー
第24話 人生のいたずら
あらすじ・感想
精神病院でベッドに拘束されているブリーは何とか逃げ出してダニエルを助けに行こうと画策するも失敗。担当医とのセラピーの最中に小さなジオラマを医師に投げつけて逃亡し、自宅へと戻る。一方、お金がなくなったダニエルとマシューはブリーの家の金庫を開けようとウィステリア通りに戻っ来ていた。
スーザンをめぐってのマイクとカールの対立は激化し、通りで殴り合いのけんかを始めてしまう。歯が欠けてしまったマイクはスーザンから歯科医のオーソンを紹介してもらう。オーソンはマイクの歯の治療跡に見覚えがあり、自分の過去に関連した人物だという事に気付くのだった。
リネットとトムはアトランティックシティからトムの血の繋がった娘ケイラと母ノーラにまずは会って、話し合いをすることに。しかし、やって来たのはノーラだけで、棘のある言葉でリネットを刺激してしまい、レストランでノーラとリネットは言い合いになってしまう。
カルロスとシャオ・メイの浮気を疑っているガブリエルは、家にベビーモニターを仕掛けて現場を押さえるためにわざと外出することに。リネットの家で偶然拾ったソリス家のベビーモニターの音声を聞いて、ガブリエルはとうとう現場を押さえるのだった。
今回もメアリー・アリス、レックス、ジョージ、ジョンと懐かしい人達が何人も出てきました。
アップルホワイト家の事件もきれいに片付きましたが、後味のいい終わり方ではなくてちょっと残念でした。
ブリーの決死の覚悟がものすごくて迫力があったし、病院からの脱出ぶりもお見事でした。
ブリーのことだから銃を持って来ると思ったのですが、帰ってすぐだったせいか上に取りに行く暇がなかったのでしょう。
とにかく、ダニエルが無事でよかったです。
スーザンもカールとの関係に終止符を打ってマイクと新たな幸せをつかもうとした矢先だったのに、マイクがひき逃げされてとんだことになってしまいました。
引いたのがまたオーソンだから、次シーズンはマイクとオーソンの関係が明らかになりそうです。
それにしても、マシューの狙撃とマイクの事故とが同じ日に起こっていますから、この町は閑静な住宅街どころじゃないですね。
ゲスト
バー先生 – ウィリアム・アザートン
アマンダ – ジュリー・ホワイト
ファロン刑事 – ジェームズ・シャンクリン
子供時代のザック – タナー・マグアイア
子供時代のダニエル – サヴァンナ・マクダーモット
アルフレッド – ランディ・スパイア
子供時代のアンドリュー – ハンター・アラン
DATA
原題:Remember, Part II
放送日:2006/5/21
監督:ラリー・ショウ
脚本:マーク・チェリー、ジェナ・バンズ、アレクサンドラ・カニンガム、トム・スペジアリー
コメント