デスパレートな妻たち シーズン3 第1話~第5話 あらすじ・感想

第1話 どしゃ降りの心模様

あらすじ・感想

月日は流れ6ヵ月後経った。オーソンの運転する車にはねられたマークはずっと昏睡状態のままで、スーザンは目覚めないマイクに話しかけたり世話をしながら付き添っている。スーザン同様に妻が昏睡状態で3年もの長い年月入院していて付き添っているイアンと親しくなり、食事に誘われる。

ブリーとオーソンはまだ付き合って半年ほどしか経っていないが、ある晩ブリーはオーソンからプロポーズされる。婚約披露の夕食会を開く前にその事を報告するブリー流昼食会を開いて、親しい友人に婚約のことを話す。結婚初夜まで体の関係は持たないと宣言するが、オーソンの完璧な掃除の知識にスイッチが入り深い関係へと進展するのだった。

カルロスと離婚したガブリエルは一人で代理母シャオ・メイの面倒を看ているが、付け上がるシャオ・メイの態度に怒りが爆発。シャオ・メイはガブリエルの家を出て行ってしまいカルロスと一緒にシャオ・メイの行方を探す。

トムの昔の彼女ノーラと娘のケイラが近くに越してきてから、スカーボ家はノーラに引っ掻き回されてばかりいる。ケイラをダシにしてノーラはクリスマスカード用のファミリーフォトにまでちゃっかり収まる始末。リネットはノーラの言動や彼女にピシっと言えないトムにも、イライラが募るばかりで・・・。

訳ありのポール・ヤングの家を売り込もうと必死のイーディだが、マクラスキーさんがここで起こった事を客に話したり、シャオ・メイがヤング家のクローゼットに隠れていたりとハプニング続出で、かなり手こずっている。


ウィステリア通りの顔ぶれもやや変わって、オーソンが仲間入りしましたね。
前シーズンからブリーとデートしていたから、親密になるのは時間の問題だと思っていました。

オーソンはマイクを引いただけじゃなく、奥さん殺しの可能性もあります。
最後に埋められた死体が出てきて、あれがオーソンの奥さんかもしれません。

どうもブリーはスーザン以上に男運が悪く、いい人となかなか巡り会えませんね。
前シーズンはブリーにとって落ちるところまで落ちた感じでしたが、今シーズンの幕開けは明るくて幸せそうだし、ブリーらしさが出ています。
今回はオーソンのお掃除テクに参っていたし、そんな弾けたブリーをたくさん見たいです。

逆に幸せいっぱいだったスーザンですが、マイクが昏睡になって新たな心動かす男性イアン登場です。
相変わらず不器用ぶりを発揮していてマイクのほっぺを何ヶ所も切ったり、イアンの奥さんにまでスムージーをぶっかけたりと、このシーズンも突飛な行動で楽しませてくれそうです。

ゲスト

キャロリン・ ビグズビー – ローリー・メトカーフ
リー・ワン – ジーン・サカタ

DATA

原題:Listen to the Rain on the Roof
放送日:2006/9/24
監督:ラリー・ショウ
脚本:マーク・チェリー、ジェフ・グリーンスタイン

第2話 恋は二度目から

あらすじ・感想

ノーラに彼氏ができてつかの間の平穏を楽しむリネットだったが、ノーラが彼氏と別れて元の木阿弥に。そこでリネットはブリーの結婚式にノーラを招待して、彼女と独身男性との出会いのきっかけを作ろうと目論む。

ガブリエルとカルロスは離婚調停事務所で財産の所有権争いで対立し、お互いに譲ろうとせずけんか腰である。もうすぐ生まれてくる子供のためにも協力し合おうとカルロスが一歩譲って、母の真珠のネックレスをガブリエルに渡し、ガブリエルはソリス家で開かれるブリーの結婚披露宴にカルロスを招待する。

イアンとの初デートで食事に行ったスーザンはレストランでイアンの妻ジェーンの両親とばったり会ってしまう。イアンのとっさの嘘でジェーンの担当医にされてしまったスーザンは、携帯を取り出して病院からの呼び出しだとそそくさとレストランを後にする。お互いに相手に罪悪感を感じているので、これ以上付き合うのはやめようとイアンに告げる。

夜遅くに自宅に何者かが侵入しようとする音を聞きイーディは果敢にもライフルを構えて侵入者を脅すが、その正体は18歳の甥オースティンだった。母の若い恋人と上手くいかず家出してきて、ほとぼりが冷めるまでイーディの家で暮らす事に。

オーソンとの結婚式の準備に余念のないブリー。ブリーのことが心配なスーザンはオーソンの妻殺しを告発した元隣人キャロリンや警察に詳しい話を聞きに行く。挙式直前にリネット、ガブリエル、スーザンは仕入れた情報をブリーに話すが、それでもオーソンを信じるというブリーの気持ちを尊重し、結婚式へと送り出すのだった。


ブリーとオーソンの結婚式、ガブリエルとカルロスの子供誕生と、おめでたいこと続きでしたが、すんなりいかないのがデス妻ですね。
付添い人のドレスはスーザンがバシっとブリーに言ったから、シンプルでカッコいい黒のドレスにしてもらえました。

でも、本当はスーザンが言いたかったことはそれじゃなくて、オーソンに妻殺しの容疑がかかっていることでしたね。
カーラーだらけの頭でキャロリンのところまで情報を聞きに行ったのには笑いましたけど。

式直前でブリーに警告するなんて、ギリギリすぎました。
でも効き目はバッチリで、オーソンにブリーは引っかかっていたことを質問できたし、すっきりして式にのぞめてよかったです。

結婚式と同じ日にカルロスとガブリエルの子供が生まれるとは思いませんでした。
でも、残念ながら病院側で手違いがあって、生まれてきた子は2人の子じゃありませんでした。
離婚しやすくはなったけど、子供を通してつながっていたソリス夫妻ですから、2人のバトルが激化してししまいそうです。

ゲスト

キャロリン・ ビグズビー – ローリー・メトカーフ
ジェフ – ピーター・ジェイソン
レネ – メアリー・マーガレット・ルイス
ジェリー – リック・フィッツ
アルビン・ポーツ – マスマーティン・グレイ
フェーンおばさん – フィオナ・ヘイル
タッド – ジェイソン=シェーン・スコット

DATA

原題:It Takes Two
放送日:2006/10/1
監督:デヴィッド・グロスマン
脚本:ケビン・マーフィー、ジェナ・バンズ

第3話 週末旅行

あらすじ・感想

ブリーはオーソンと新婚旅行へ向かう空港ロビーのテレビで、ホームレスとしてインタビューされているアンドリューの姿を見る。新婚旅行を放り出してすぐに息子を探し始め、教会の炊き出しでアンドリューを見つけることができたが、「自分を捨てた母を許さない」とアンドリューは逃げ出してしまいブリーは落胆する。

豪華なホテルに週末を過ごしにやって来たガブリエルとリネットは、マッサージを受けて寛いでいたところ、子供達とキャンプに行ったトムがぎっくり腰で動けなくなり迎えに来てくれと、助けを求める電話が入る。自宅に車を取りに戻るとノーラが待ち受けていて一緒にトムを助けに行くと強引に車に乗り込むが、長い道中で二人は大喧嘩してしまう。

ホテルに一人残されたガブリエルは庭園デザイナーとして成功を収めている昔の不倫相手ジョンと再会し、焼け木杭に火が付いてジョンと寝てしまうが、ジョンの婚約者が突然やって来て部屋を追い出されてしまう。

スーザンはイアンと山小屋でロマンチックな週末を過ごしていたが、昔付き合っていた異性の人数でケンカになり、お互い別々の部屋で寝ることに。

家で科学の課題をしていたジュリーは電気のヒューズが飛んでしまって停電してしまう。オースティンに直してもらっていいムードになりかけた時、イーディが用事でやって来てオースティンには近づかないよう釘を刺されてしまう。


あれからアンドリューはどうしていたのかと思ったら、路上生活していたんですね。
ブリーはそれを新婚旅行に行く空港のテレビで見つけてしまうとは、何というタイミングでしょう。
オーソンは色々とプランを立てていたみたいだけど、残念ながら実現できませんでした。

アンドリューを置き去りにした時はブリーもどん底で、対処する余裕がありませんでしたが、立ち直って幸せな結婚をした今なら、息子を置き去りした後悔と罪滅ぼしができると迎えに行く決心がついたのだと思います。

当然アンドリューは恨んでいるから、すんなり家に戻ろうとはしなかったけど、オーソンの説得のおかげでとうとう家に戻ってきました。

もう1人の懐かしい顔ジョンが久々に登場し、ちょっとたくましく男っぽくなりました。
昔は高校生でソリス家のかわいい庭師だったのに、今は園芸家として大成功しています。
それにしても、ガブリエルはスーツケースに収まってしまうほど、小柄で体が柔らかいのには笑いました。

ゲスト

タミー・シンクレア – ミシェル・ピアース

DATA

原題:A Weekend in the Country
放送日:2006/10/8
監督:ウェンディ・スタンツラー
脚本:ボブ・デイリー

第4話 巻き戻せない時間

あらすじ・感想

マイクが昏睡から目覚めたというニュースは瞬く間にウィステリア通りに広がった。目覚めた時に偶然側にいたイーディはそれ以来、スーザンが居ないのをいい事にかいがいしくマイクの世話を焼き、スーザンの悪口をここ2年間の記憶を失ったマイクに吹き込んでいる。

アンドリューが家に帰って来て息子が留守だった理由をあれこれと考えるブリーは、オーソンのアドバイスでドラマキャンプに行っていたことにする。ダニエルが出展している歴史展に家族で行き、アンドリューはそこで路上生活をしていた時に小遣い稼ぎで体の関係を持ったケック医師と会い、息子が何をしていたか知ってしまったブリーは打ちのめされる。

野球が下手なパーカーは野球チームを辞めたがっていたがリネットは続けさせようとする。試合の日、パーカーに自信をつけさせるために相手チームのピッチャーニッキーを50ドルで買収し、遅い球を投げてもらいパーカーはヒットを打つが、球がニッキーの頭に直撃して倒れユニフォームのズボンから50ドル札が出てきてトラブルになる。

ガブリエルとカルロスの離婚騒動は泥沼化し扶養費だけでは生活できないからと、ガブリエルはカルロスの物をガレージセールで売っていた。物の所有権争いに疲れたカルロスはガブリエルが希望する扶養費を支払う代わりにソリス家へ居候することに。

スーザンは週末から何かと理由をつけては滞在を延ばし、イアンと山荘でロマンチックな日々を楽しんでいる。そして、マイクが目覚めたのも知らずに一週間が経とうとしていた。


とうとうマイクが目覚めましたが、何とここ2年間の記憶を失っているとはビックリしました。
昼メロみたいな展開で、ドロドロした愛憎劇が繰り広げられそうな予感がします。

スーザンがいない間にちゃっかりイーディはマイクに偽の記憶を植えつけようとしているし、スーザンはイアンになびいて山荘でロマンチックな1週間を過ごしていました。

マイクが目覚めたと知った時のスーザンの態度もいただけません。
その場にいなかったのはイアンだけのせいではなく彼を受け入れたスーザンにも責任があるのに、イアンを責めまくってちょっと自分勝手すぎます。

イーディはマイクを愛しているわけじゃなくてただスーザンに復讐したいだけで、そのうちマイクが記憶を取り戻して、元さやに収まりそうな気がします。

ゲスト

ファラティ先生 – アンソニー・アジジ
ハワード・ケック – テリー・ローズ
ベラ・ケック – リサ・ベインズ
ニッキー – ブライアン・カーリー
カッツバーグ – マイケル・デュレル

DATA

原題:Like It Was
放送日:2006/10/15
監督:ラリー・ショウ
脚本:ジョン・パーディ、ジョーイ・・マーフィー

第5話 破壊の女神たち

あらすじ・感想

ガブリエルが帰宅するとカルロスがシャンペンやイチゴを用意していて、ムード作りを演出していた。ガブリエルは「その気はない」とカルロスにきっぱりと言いバスルームに行くと、見知らぬ女性が。カルロスがガブリエルに嫉妬させる作戦だったのだが、これに対抗してガブリエルはカルロスの知人でもあるフィルを家に連れ込む。

マイクの記憶を取り戻そうと、思い出のデートについて語ったり音楽をかけるスーザンだったが、マイクは冷たく「帰ってくれ」と言う。看護師から、マイクが目覚めた時から毎日イーディが見舞いに来て彼女が恋人だと聞いたスーザンは、イーディと言い合いになり病院を追い出されてしまう。

トムはピザパーラーを開くという自分の夢をやっと見つけてやる気満々だが、現実を考えるとリネットは手放しでは喜べない。友達に相談しているのを耳にしたノーラから、経済的にも追い込まれるとアドバイスされるが、ノーラには別の魂胆があったのだ。

ブリーに歴史の先生との不倫現場へ踏み込まれたダニエルは、当てつけに自殺未遂を図る。家族全員でカウンセリングを受けることにしたが、かけがえのない娘を失いたくないというブリーの気持ちに付け込み、先生との間を邪魔したら家出するとダニエルに宣言されてしまう。

ジュリーはオースティンに英文学のレポートの手伝いを頼まれて15ドルで引き受け、彼が更生施設に入れられた経緯を聞いて同情し、レポートを肩代わりして作成するが・・・。

検視官が身元不明の女性の遺体いの手の甲に青いインクで何か書かれているのを発見する。それは誰かの電話番号らしきもので最後の一桁をやっと読み取り、担当のリドリー刑事がその番号に電話をかけると…。


ダニエルが歴史の先生と不倫していて、現場に乗り込んで行ったりダニエルの荷物を先生の所へ運んで行ったりと、突き抜けた行動に出たブリーが見られて本当に楽しかったです。

アンドリューがおとなしくなった分ダニエルが暴れ回ってくれて、なかなか盛り上がっていました。
ブリーが何かするとダニエルがそれを上回る行動を取り、最後にはきっちり先生に復讐していました。

オーソンがぽつりとどうしてあんな陰険なことを思いついたんだろうと言っていましたが、そりゃブリーが母親ですから、とことんまでやる込める術は引き継いでいます。
ブリーは娘に不倫を止めさせて娘を取り戻せたし、振られたダニエルはきっちり復讐を果たせて、一応決着がついたようです。

あんなに愛し合っていたスーザンとマイクなのに、すっかりスーザンがお邪魔虫扱いになっています。
スーザンの変なダンスは見物だったし、マイクとの出会いや裸で追い出された昔のエピソードなども盛り込まれていて、つい懐かしくなってしまいました。

ゲスト

ファラティ先生 – アンソニー・アジジ
フィル・ロペス – マルコ・サンチェス
サラ – メイ・ホイットマン
ジェリー – リック・フィッツ
マクレーン医師 – ポール・キーリー
ピータース – リック・スカーリー
パーカー看護師 – ウェンディ・ワシントン
ガス – ラフ・マウロ
トリシェ – エヴェリーナ・テュレン
ハンク – クリスチャン・エリック・ビリングス

DATA

原題:Nice She Ain’t
放送日:2006/10/22
監督:デヴィッド・ウォーレン
脚本:アレクサンドラ・カニンガム、スーザン・ニラ・ジャッフェ

デスパレートな妻たち

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