第1話 再会
あらすじ・感想
ガブリエルの結婚式の日、ガブリエルとカルロスは駆け落ちしようと約束し、カルロスが荷物をまとめるためにイーディの家へ。イーディはカルロスを繋ぎ止めておくために狂言自殺を図るが、何も知らないカルロスはイーディを放っておけないと、ガブリエルとの駆け落ちを延期することに。
ウィステリア通りに新しい家族が引っ越してきた。どんな人だろうと女性陣が噂をしていたら、昔ウィステリア通りに住んでいたキャサリン・メイフェアとその夫アダムと娘のディランだったのだ。スーザンとは顔見知りでジュリーとディランは大の親友だったので、大喜びでメイフェア一家を迎え入れる。
結婚初夜なのにビクターに待ちぼうけを食わせてカルロスと駆け落ちするために荷物をまとめていたガブリエルだが、やっとカルロスから電話がきて、イーディの自殺のことを知らされる。それから一ヵ月も経つというのにカルロスは一向に駆け落ちしようとしないため、痺れを切らしたガブリエルはビクターと上手くやっていく道を探し始める。
リネットはガンの治療で化学療法を受けていて、髪の毛も抜け落ちていたが、子供達にも友達にも病気のことは一切話していないのだ。体が辛いのを我慢して母のステラとパーカーの学芸会を見に行き、そこでPTAの役員をやってくれと頼まれOKしてしまう。
マイクとの新婚生活を楽しんでいるスーザンだったが、100%マイクが幸せじゃないと解ってショックを受ける。婦人科の定期健診にやって来たのだが、担当医が留守のため代わりに診察したのがキャサリンの夫アダムだった。気まずい雰囲気に絶えかねていたところアダムから更年期の検査を勧められて、自分が若くない事を思い知らされてしまう。
ダニエルの妊娠を隠すために自分が偽装妊娠をしているブリーは、オーソンと買い物に行った先でご近所さんと出くわし、相手がお腹を触ろうとするのを何とか阻止する。キャサリンが引っ越してきて見晴らしが良くないから松の木を切って欲しいと頼まれて、早々にキャサリンと衝突しかけてしまう。
ガブリエルとカルロスはやっぱり元さやに収まりそうですが、お互いにビクターとイーディがいてそう簡単にはいかいないようですね。
結婚式に幸せになれないと気づいたガブリエルは、本当の幸せはカルロスと共にあると気づけただけラッキーです。
優しいカルロスは自殺したイーディを放っておけないし、彼女が落ち着くまで一緒にいると言っていましたが、イーディの方が一枚上手で、カルロスを手なずけておく方法をちゃんと見つけていて、ちょっと怖いくらい執着しています。
どこで2人がお互いのパートナーを切るのかが気になります。
シーズン始めに訳あり家族が越してくるのが定番になっていて、今回は昔この通りに住んでいたキャサリンです。
やっぱり秘密を抱えているみたいでディランには昔の記憶がないから、事故か何かがあの家の開かずの間で過去にあったのでしょうか。
そんな謎も徐々に明かされるでしょうし、仕切り間キャサリンとブリーが衝突しないかもちょっと心配です。
ゲスト
ミュリエル – ジュリア・キャンベル
ペニー・スカーボ – ダリアン・ピンカートン、カースティン・ピンカートン
マッキーバー – パメラ・コッシュ
ロビンフッド役 – ザカリー・ゴードン
DATA
原題:Now You Know
放送日:2007/9/30
監督:ラリー・ショウ
脚本:マーク・チェリー
第2話 作り笑いの達人
あらすじ・感想
ガブリエルの家でカルロスは浮気をしていたが、突然イーディがやって来て猛ダッシュで家まで走り、ジョギングしていたと何とかごまかす事ができた。イーディにはケイマン諸島にある隠し口座のことを知られていて弱みを握られていて、ほとんどイーディの言いなりで嫌気が差している。
ジュリーがマットのパーティーに行きたいと言って、いったんはスーザンもOKしたものの、マイクが反対したためやはりダメだと意見を翻してしまう。しかし、よくよく考えてジュリーを信頼して、マイクには内緒でパーティーに行って良しとOKを出すのだった。マイクがジュリーが行ったパーティーの家近辺で酔っ払いを見かけて荒れていたと言うのを聞いて、口実を作って家を抜け出し、ジュリーを迎えに行く。
化学療法のために病院に来ているリネットは、トムが湿っぽい雰囲気なので治療の気が紛れず追い返してしまう。新たな病院の付き添い仲間を食事会で募集したら、ガブリエル以外みんな名乗り出てくれた。リネットはガブリエルに理由を聞いてみると、人が足りてそうだったからと言う。そこで、リネットは明るくて話の面白いガブリエルに付き添って欲しいと頼み、病院に来てもらったのだが…。
キャサリンがリネットのために食事会を開こうと提案し、いつも通りブリーが仕切ってキャサリンにはサラダを担当してもらい、自分がデザートを担当することに。しかし、キャサリンは自慢の腕振るいたいからデザートを担当したいと言うが、ブリーは却下する。食事会当日、テーブルに出てきたレモンのメレンゲパイはブリーが作ったものではなく、キャサリンが自分のパイとこっそり交換したものだった。
冒頭のカルロスの逃げっぷりがお見事でした。
イーディが家に戻る前に何とかたどり着こうと必死で、スカーボ家の子供のスケボーを盗んで、イーディの車にくっ付いて行くとは、なかなか賢いアイデアでした。
イーディも子供がいてカルロスへの愛情を感じていて、彼と離れたくないとあれこれ画策していた頃は同情も感じましたが、お金でカルロスを脅し始めてからは、ただの悪女のすぎませんね。
ブリーvsキャサリンもなかなかの勝負で、あのお料理上手のブリーを負かしてしまうなんて、キャサリンの料理の腕も相当なものなのでしょう。
「お菓子を作っているの」と言って、マイクにボルトカッターを借りに行ったのには笑いました。
お菓子作りのどこにそんな物騒な物が必要だったのでしょうね。
ゲスト
マット – タージ・モーリー
アル・カミンスキー – ジェームズ・ルカ・マクブライド
ブーマー – ブレイク・フッド
トーマス – マット・T・ベイカー
DATA
原題:Smiles of a Summer Night
放送日:2007/10/7
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:ボブ・デイリー、マット・ベリー
第3話 暴露ゲーム
あらすじ・感想
スーザンとマイクがジェスチャーゲームのパーティーを開く事に。妊娠したスーザンはアダムが主治医というのはどうしても気まずいからと、ブリーが通っている産婦人科の先生を紹介してもらうことにする。ブリーから紹介された病院に行ってみると、そこは治安の悪い地区で病院も不衛生でガラの悪い人しか来ていないところだった。
キャサリンがディランを引っ叩いたのを目撃したブリーは、スーザンのゲーム・パーティーにキャサリンを誘ってお酒を飲ませて秘密を聞き出そうとみんなに提案する。寄宿学校に入っているダニエルが妊娠8ヶ月なのにローラースケートで転んでしまうが、元気そうな声に安心して電話でお説教をしてしまう。
リネットが病気のせいでほとんど食事も取らず弱っているのを見かねたステラは、アンドリューに頼んでドラッグを手に入れてもらう。ドラッグ入りのお菓子を作ってパーカーをダシにしてリネットに食べさせるが、リネットはハイになった状態でスーザンのゲーム・パーティーにやって来て、周りをどん引きさせてしまう。
洗車中だったアダムはジョギング中の若い女性に水が飲みたいと頼まれて、ホースで水を飲ませてあげる。女性にデレデレしている姿にカチンときたキャサリンは過去の過ちを持ち出して、アダムに女性にちょっかいを出すなとたしなめる。キャサリンとアダムがスーザンのパーティに出かけた後、ディランとジュリーで開かずの間になっている部屋の鍵を開けて入ってみることに。
一向にカルロスがイーディと別れようとしないがやはりカルロスとの関係を断ち切れないガブリエル。あと2週間待ってほしいとカルロスに言われて、仕方なく待つことに。しかし、スーザンのパーティーでイーディが婚約指輪を見せびらかすのを見て、カルロスに愛想をつかしてアダムにモーションをかける。
イーディに無理やり婚約をさせられたカルロスは、この事を他人には口外しないようイーディにきつく言い渡す。しかし、スーザンのパーティに婚約指輪をしてきたり、イーディの暴走を早く止めて欲しいと電話でアルという男に頼むのだった。
スーザンはブリーから紹介された産婦人科に行ってみたら、おっかなびっくりなところで、散々な目にあって大変でしたね。
ブリーも偽装妊娠だとバレないようにしていたから、自分が行っている産婦人科にスーザンが来られたら、嘘だとすぐにバレてしまうから、電話帳で適当に選んだところを紹介してしまったのでしょう。
せめて、住所くらいは見ておいて、広告が大きくて大丈夫そうなところを紹介すれば、スーザンも納得したかもしれませんね。
玄関先で本当のことを言うかと思ったら、さらに嘘を重ねてしまいました。
キャサリンの前の夫に何があったのか、あの床の傷も気になります。
みんなを適当にあしらうために話をでっち上げた感がありましたが、暴力を振るうひどい夫という部分はあながち嘘じゃないかもしれません。
隠すからディランやみんなが知りたがると機転を利かせ、方針を変えたことがプラスになるといいですね。
ゲスト
アル・カミンスキー – ジェームズ・ルカ・マクブライド
ミーガン – クリスティ・クレイノス
DATA
原題:The Game
放送日:2007/10/14
監督:ベサニー・ルーニー
脚本:ジョーイ・マーフィー、ジョン・パーディー
第4話 好かれたい症候群
あらすじ・感想
定期検診に行ったイーディは産婦人科医から毛じらみに感染していると言われ、カルロスにも伝えて薬を塗ることに。ビクターの演説会場にカルロスが現れて、ガブリエルにそのことをそっと耳打ちする。どうやらビクターにまで感染しているらしく、ガブリエルはビクターに気付かせずにナースのコスプレで薬を塗るのに成功する。
隣の家に新しく誰かが越してきたのを見かけたスーザンは、みんなから好かれたいと早速挨拶に行く。越してきたのはゲイのカップル、ボブとリーだったが、失礼な発言をしてしまって相手を怒らせてしまう。料理がド下手なスーザンは買ったクッキーを温めて手作りだと偽り隣へ謝りに行くのだが、ボロが出てしまってますますお隣とは険悪なムードになってしまう。
みんながベビーシャワーを開こうとするが、拒否するブリーに代わって、アンドリューがサプライズパーティーの協力を申し出る。パーティーが開かれてサプライズ・ゲストとして、前の夫レックスの母フィリスがやって来たが、ブリーとフィリスとの仲はレックスが生きていた頃から悪かった。フィリスは二階のブリーのクローゼットから毛皮のコートを取り戻そうとして、ある物を発見してしまう。
しばらく抗がん剤治療が休みになり、元気を取り戻したリネットはトムと夜の営みをしようとベッドへ誘う。ベッドで愛し合おうとしているとかつらがずれてしまい、トムのやる気が失せてしまう。翌日、ガブリエルと一緒にかつらの修理に行き、ガブリエルのアドバイスで新しいかつらを買って、イケイケの女ブランディになりきって、トムとの楽しい夜を過ごすのだが…。
キャサリンの叔母シムズが退院してキャサリンの家で暮らすことになる。過去の出来事で良心の呵責に耐え切れず真相をディランに話そうとキャサリンに訴えるが、キャサリンは反対する。キャサリンが出かけた隙にシムズはディランを呼び、記憶がない理由を話そうとするが、忘れ物を取りに帰ったキャサリンに邪魔されてしまう。
ブリーのパーティーでイーディはビクターから毛じらみ薬のニオイがしただけで、カルロスがガブリエルと浮気しているとピンときたみたいですね。
女の勘は鋭いなんてよく言いますが、まさにイーディにぴったりでした。
カルロスからガブリエル、ビクターへと視線を移していく姿がちょっと怖かったけど、どんな手を使って反撃に出るのか楽しみです。
スーザンの家のお隣にまたもや個性的なカップルが越してきました。
さっそくスーザンらしくご機嫌取りして気に入られようとしますが、元来のトラブルメーカーぶりを発揮してしまって、どんどんドツボにはまっていましたね。
ボブとリーもスーザンに関わるとろくなことにならないから、ちょっと距離を置いていた方がきっと無事でいられることでしょう。
今回はさすがにマイクも頭に来ていたようで、ピシっとスーザンに言い聞かせていた姿が夫として頼もしく見えました。
ゲスト
リリアン・シムズ – エレン・ギア
クロード・カイル医師 – アレン・ウィリアムズ
DATA
原題:If There’s Anything I Can’t Stand
放送日:2007/10/21
監督:ラリー・ショウ
脚本:アレクサンドラ・カニンガム、ロリ・カークランド・ベイカー
第5話 近隣トラブル
あらすじ・感想
ボブとリーの庭先に奇妙なオブジェが置かれて早速ご近所中の話題になり、キャサリンを始めみんなで町の景観を損ねるから撤去して欲しいと頼みに行く。しかし、二人ともこれはアートだと聞く耳持たずで、キャサリンはメアリー・アリスが死んでから空白になっていた持ち家組合の理事長選を行なって、規則に則ってオブジェを撤去させようと目論む。
リネットは近所のごたごたに巻き込まれないように理事長選にはノータッチのつもりだったが、リーからスカーボ家のツリーハウスも撤去されるかもと聞かされて、自分も理事長に立候補することに。いよいよ選挙当日、キャサリンとリネットの票は14票のタイとなり、最後の1票はスーザンに委ねられたのだが…。
ブリーがダニエルの寄宿学校に電話したらフィリスがダニエルを連れて行ったと聞かされ、オーソンとフィリスの元へ向かう。フィリスの入れ知恵でダニエルはフィリスの元で出産してここで子育てすると言い張っている。ブリーとオーソンがダニエルの事を話し合っていると、アンドリューがフィリスよりいい条件を出せとアドバイスして、二人はそれを採用することに。
週末は仲間とゴルフ同窓会だとイーディに嘘を付いて出かけたカルロスは、ホテルでガブリエルと落ち合うつもりである。ガブリエルが出かけようとしたところ外に不審な車が止まっていて、ビクターの差し金だろうと予想する。上手く尾行をかわしてホテルに着くと偶然にも昔の不倫相手ジョンに出くわしてしまう。
リーとボブのオブジェはアートだと唯一賛成派だったスーザンだが、オブジェが実は噴水で音がうるさくて眠れないため、オブジェ反対派に加わる事に。理事長選ではキャサリンに票を入れると約束したが、リネットとの友情も裏切れずリネットに入れると約束してしまい、投票で二人に手を上げたのだが、イーディがそれを見逃さなかった。
ボブとリーも庭にとんでもない物を設置してしまいましたね。
ただのオブジェならまだしも、水が流れる噴水だと水しぶきも飛ぶだろうし、スーザンみたいに音で邪魔されて眠れない人も出てくるでしょう。
ご近所から文句を言われても仕方ないですね。
これを見て何とかせねばと立ち上がったキャサリンは、元来のリーダーシップを取りたいタイプみたいです。
リネットとブリーを合わせて割ったような感じで、行動力があるところは評価できますね。
キャサリンvsリネットで板ばさみになったスーザンですが、相変わらずの優柔不断ぶりを発揮していました。
結局は噴水の音でマイクが眠れないことを一番に考えてリネットを裏切る形になりましたが、2人がけんかにならずに仲直りできてよかったです。
ゲスト
タミー・ローランド – ミシェル・ピアース
ブレット – オースティン・メジャース
DATA
原題:Art Isn’t Easy
放送日:2007/10/28
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:ジェイソン・ガンゼル
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