第21話 罪と罰
あらすじ・感想
4人はブリーの家に集まってトリップの指導で裁判の証言の練習をしていた。ブリーはうっとりとトリップと握手を交わし、ガブリエル達はブリーがトリップに恋しているのに気付く。しかし、トリップはブロンド美女の車に乗って走り去ってしまう。後日、法廷でブロンド美女を見かけたブリーは彼女を娼婦呼ばわりして怒らせ、トリップから私立探偵でブリーの事件について仕事を依頼したと聞かされる。
裁判が始まり友達みんなの証言で犯行推定時刻にブリーには殺人不可能だと立証できたが、検察側は新たな証拠を提示してきて、刑事チャックのひき逃げ事件を引き合いに出し、事態は一変し裁判はブリーに不利な流れになってしまう。
ジュリーのマタニティクラスや病院の検査にもポーターは顔を見せず、スーザンは彼の職場まで押しかける。ポーターは子供のためにバイトを3つ掛け持ちしていて色々なことを諦めていた。ポーターの足固めが必要だと感じてスーザンは重大な決心をすることに。
トムのムンバイ行きで子供達が寂しがる姿を見て、リネットはグレッグにトムの転勤を止めて欲しいと頼む。グレッグに他に好きな人がいると告げ、怒ったグレッグはトムの前でリネットをこき下ろす。最初のうちはトムも我慢してグレッグの話を聞いていたが、とうとう頭にきて彼を殴り会社をクビになってしまう。
裁判のリハーサルを終えてガブリエルはついトリップの前でアレハンドロの名を口にし、昔いた庭師の名前だとごまかしその場を切り抜ける。スーパーで買い物中に他の客がゴシップ雑誌を見ながらブリーの悪口を言っているのに反論するが、客達は無実だとは思えないと去って行く。子供達が置き物を割りホワニータがセリアのせいにしているのを見て、ガブリエルは自分も同じだとホワニータを叱れなくなってしまう。
いよいよブリーの裁判が始まって、友達が一致団結してブリーを助けようとする姿が感慨深かったですね。
カルロスがアレハンドロを殴ったにせよ、みんなで死体を始末したのだから、ブリー1人に罪を押し付けまいと必死に助けようとしています。
本当のことを言ってしまうのが一番いいのでしょうが、事件から時間が経ちすぎていますし、チャックの件もありますから信じてもらえる可能性は薄いですね。
優秀すぎるトリップが過去のガブリエルとアレハンドロの写真を見つけてきましたが、これで事件の真相が明るみに出そうな感じです。
スーザンもジュリーとポーターのために一大決心をしましたが、マイクを失った今だからこそ、スーザンにもジュリーにもいいことだと思います。
家族ですからお互いに支え合って、新たな幸せをつかんでほしいですね。
ゲスト
グレッグ・リモン – リード・ダイアモンド
ストーン検事 – クリスティーナ・チャン
リンジー – ブリット・モーガン
コンティ判事 – アリソン・リード
DATA
原題:The People Will Hear
放送日:2012/5/6
監督:デイヴィッド・ウォーレン
脚本:ブライアン・タネン
第22話 劇的な証言
あらすじ・感想
カレンの病状が進みロイだけでは看護ができないと判断されてカレンはホスピスに入ることに。リネット達4人が集まり交代で看護を手伝うと申し出て、カレンのホスピス行きは中止に。
ブリーの裁判はマスコミでもセンセーショナルに取り上げられ、ガブリエルは新聞を隠していたがカルロスが見つけ、自分がやったと証言すると言い出す。
ベンが検察側の証人として喚問されるが質問に答えようとせず、留置場に入れられてしまう。面会に来たレネとの会話を検事が聞いていて、ブリーの食事会の日のことを全て話さなければベンを強制送還すると脅し、レネは検察側証人としてブリーが不利になる証言をしてしまう。
本当のことを全てしゃべってくれとトリップはブリーに迫りキスして、ブリーはアレハンドロ殺しのことを正直に話す。ブリーを救いたくても打つ手がなくなったトリップは、ブリーとの約束を破ってガブリエルを証人席へ。ブリーはガブリエルに証言させたくないと気絶したふりをし、混乱した法廷は休廷となりガブリエルは翌日証言することに。
トムの所へ行っていたペニーから電話がありジェーンが家を出て行ったと聞き喜ぶリネット。トムから電話をもらって8時に家へ来ることになり、やり直すチャンスだとガブリエルに頼んでおしゃれしてメイクもばっちりだった。トムは玄関先で離婚届を出したことを伝え、リネットは結婚が終わったのはジェーンが原因ではなく自分だったと改めて実感していた。
ブリーはとことん不利な状況に追い込まれてしまって、あのままだと有罪確定でしたね。
ベンは黙秘を続けていたけど、レネの証言でテープの信憑性が上がってしまいました。
レネからしたら婚約者を助けたい一心からの証言ですし、しかも事情をしらない上に真実を話していましたから責められません。
トリップがブリーを有罪にしまいと約束を破ってしまった気持ちもわかりますし、ブリーがここまで友達をかばっていたからトリップの行動が許せない気持ちもわかります。
そして、最後のマクラスキーさんの証言が素晴らしかったですね。
自分が罪をかぶって有罪になる可能性だってあったのに、勇気ある行動です。
判決は次回に持ち越しかと思ったら、今回ブリーもマクラスキーさんも罪に問われなくてよかったです。
次回でとうとう終わりですが、どうまとめてくるのか楽しみです。
ゲスト
ストーン検事 – クリスティーナ・チャン
コンティ判事 – アリソン・リード
フレッド・ニューマン – ギビー・ブランド
ジーン・ニューマン – ジル・ベイジー
DATA
原題:Give Me the Blame
放送日:2012/5/13
監督:ラリー・ショウ
脚本:ボプ・デイリー
第23話 晴れやかな妻たち
あらすじ・感想
キャサリンが久しぶりにウィステリア通りを訪れ冷凍食品の会社を立ち上げて大成功し、リネットにアメリカ支社を任せたいのでニューヨークに来てくれと仕事のオファーを出す。トムとやり直す決心をしたばかりだからとオファーを断るが、スーパーで以前勤めていた会社の同僚と会い、俄然仕事への情熱が燃え上がりキャサリンに詳細が聞きたいと連絡していた。
ガブリエルは昇進して一部門任されることになり、忙しくてカルロスと過ごす時間もなくなってくる。高級な腕時計をプレゼントして機嫌を取ろうとするが、それは以前カルロスが使った手だった。昔の自分とそっくりなガブリエルにカルロスは反撃することにして、若くてきれいな女性の庭師を雇いガブリエルを怒らせてしまう。
友達にやっと引っ越すことを告げたスーザン。ジュリーの検診に付き添って若い産婦人科の医師とジュリーとくっつけようとする。
カレンはブリーにどうしてもジョニー・マティスの「ワンダフル! ワンダフル!」が聞きたいと頼み、ブリーはCDを手に入れるが、カレンはレコードプレイヤーでドーナツ盤を聞きたいと言っている。そんな中トリップからブリーに電話が来るが、もう会わないと冷たく断ってしまう。それを見ていたカレンはおせっかいを焼くことにし、トリップにレコードとプレイヤーを届けてもらってそのことをブリーに報告する。
いよいよレネの結婚式の日がやって来てレネは仕度に時間がかかり、ガブリエルとスーザン、ジュリーとでリムジンに乗り込んで式場へと急ぐ。リムジンの中でジュリーが破水しレネのドレスが水浸しに。ガブリエルは自分の店にはブライダルコーナーがあるとレネを連れて行ってドレスを選ぶことに。
2人を待っている間にジュリーの陣痛の間隔が短くなり、孫をリムジンの中で生ませるわけにはいかないとスーザンは運転手を追い出し、自分でリムジンを運転して病院までジュリーを連れて行く。
とうとう最終話になってしまいましたが、きれいにまとまっていました。
スーザンがこの通りを去る前にみんなで集まってポーカーする姿は久しぶりでしたし、みんなでまたやろうと言いつつも実現しなかったのはちょっと寂しいですね。
でも、1人1人がそれぞれの人生を歩み始め、幸せをつかんだみたいでよかったです。
スーザンだけはその後どうなったのかわかりませんでしたが、娘や息子、孫と充実した人生を送ったはずです。
リネットとトム、ガブリエルとカルロスは最後まで冷や冷やさせられましたが、やはりお互いに愛情があるからこそ、意見のぶつかり合いやけんかしつつも、夫婦として長年連れ添って行ったんでしょう。
強がっていたブリーもマクラスキーさんの最後のおせっかいのおかげで、無事にカップルになれました。
レネとベンの結婚、ジュリーの出産、マクラスキーさんの永眠と、盛りだくさんで締めくくりにふさわしかったです。
メアリー・アリスやフーバーさん、マイクなど、懐かしのキャラがわんさか出て来たのもフィナーレにぴったりでしたね。
ゲスト
ベイリー医師 – ウェズ・ブラウン
ジェニファー – リンジー・クラフト
ジーン – パトリカ・ダーボ
ナタリー・クレイン – ニケ・ドゥーカス
ケント – トッド・ウィークス
キャサリン・メイフェアー – ダナ・デラニー
リリアン・シムズ – エレン・ギア
カルメン – ロゼリン・サンチェス
ブラッドリー・スコット – デヴィッド・スターズィック
DATA
原題:Finishing the Hat
放送日:2012/5/13
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:マーク・チェリー
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