デスパレートな妻たち シーズン6 第11話~第15話 あらすじ・感想

第11話 時をかける妻たち

あらすじ・感想

飛行機がウィステリア通りのパーティーに突っ込んできて多くの負傷者が出てしまい、住民達は病院に集まっている。

カールは怪我をして手術中で、スーザンはカールと別れていなければどうなっていたかを想像する。ブランディとの浮気で出て行くカールを引き止めるが相変わらず夫は浮気三昧で、自分は太った体になってしまう。越してきたばかりの修理工マイクに流しの修理を頼みながら、自分も腹いせに浮気しようとマイクに迫るが拒否されてしまう。

カールの死を聞かされたブリーはショックが強すぎて鎮静剤で眠っていて、カールとの結婚生活の夢を見ている。自分は変わると宣言するカールにお姫様抱っこされて帰宅し、初夜をどこで迎えるか夫となったカールと話しながら幸せ一杯だった。

その数年後、ブリーはカールが自分のヨガの講師を家に連れ込んでいる浮気現場を目撃してまう。そして、元夫のオーソンが心臓発作で一人きりでなくなり、大家からはブリーの話をいつも聞かされていたとオーソンがずっと自分を愛し続けていたことを知る。

リネットにセリアの命を救われたカルロスはリネットに感謝し、ガブリエルはセリアに付き添ってうたた寝して夢を見る。セリアは神に何か偉業を成し遂げるために生かされたと信じてるガブリエルは、子役のオーディションを受けさせて将来セリアは大女優になると信じて疑わない。カルロスはこっそりセリアを連れ出してキャンプに連れて行こうとするがガブリエルに見つかり、セリアはミュージカルのオーディションへ行くハメに。

事故で転んだリネットは急に腹痛を感じて医師に診てもらうと、お腹の中の双子のうち一人が危ない状態だと解り手術を受けることに。この子が障害を持って生まれたらと思いを馳せる。現実をどうしても受け入れられないリネットは赤ちゃんのリハビリも辛くてできなかったが、トムの励ましで子供と向き合うことに。

やがて子供パトリックが成長して小学生になりサンドイッチを作ってくれとリネットにせがむが、自分の力でできることは自分でやれと、心を鬼にして手を貸そうとはしなかった。

モナに脅されていたが払うお金がないアンジーは、モナが手術中に彼女が警察に証言したらと想像する。FBIの取調室ではテロのリーダーは姿をくらましているから、自分が全ての罪をかぶることになると捜査官から言われる。そして、法廷に立ち有罪で刑は執行猶予なしの終身刑と言い渡される。


お気に入りキャラのカールが亡くなってしまって、ちょっとショックです。
浮気ばかりして妻からしたら困った夫ですが、どこか憎めないところがありました。
あの能天気で明るいキャラは大好きでしたね。

色々とかき回してくれてストーリーを面白くしてくれていたから、これからカールが出なくなるとかなり寂しいですね。
スーザンやブリーの想像では浮気亭主のまんまだったけど、あのブリーと結婚して一緒にすごしていたら、カールも多少変わったかもしれません。

ジュリーへの愛情はとても深いから子供はかわいがるだろうし、ブリーと結婚して子供ができてからのブリー&カールの家庭内のゴタゴタも見たかったです。

感動するリネットの想像も素晴らしかったし、サンドイッチを息子に作らせている時に手がワナワナと震えていた姿には感銘を受けました。

ゲスト

成長したセリア – グロリア・ガラユア
バロン医師 – マイケル・ホールデン
クレイン医師 – ジェームズ・マクドネル
サリバン判事 – スティーヴン・アンダーソン
ぺディラ – ミゲル・ペレス
ジーン – ヘレン・エイゲンバーグ
コートニー – レイガン・ウォレク
グレッコ – ジェイン・タイニ
マクリーン医師 – ポール・キーリー
子供の頃のパトリック – ゼイン・エモリー
成長したパトリック – アンソニー・トレイナ
11歳のセリア – カロリーナ・ビリャレアル

DATA

原題:If…
放送日:2010/1/3
監督:ラリー・ショウ
脚本:ジェイミー・ゴレンバーグ

第12話 デリケートな問題

あらすじ・感想

セリアの命を救ってくれたお礼だと、カルロスとガブリエルはリネット達にプラズマテレビをプレゼントする。さらにリネットの産休は有給扱いにしてくれるとまで言ってくれる。産休の間はカルロスが仕事をカバーすると言うが負担がかかりすぎるとリネットが心配していると、トムが代理で仕事をすると言い出す。

初日からカルロスや社内の同僚から高評価されているトムの仕事ぶりが気になったリネットは、早速会社へ出向いてチェックするのだが…。

カールの遺産相続でスーザンはカールが共同経営者をしていたダンスクラブを相続する。新しいオーナーとして挨拶に出かけてそこのダンサーと話をしていると、デルフィーノという苗字からダンサーがマイクのことを覚えていたのだ。気になったスーザンはマイクに聞いてみると配管工事で何度か出入りしているだけだと言うが、いかがわしい場所に行って欲しくないとスーザンはマイクにクラブへ行くのを禁止する。

ブリーはサイクス牧師に全てを打ち明けて相談すると、オーソンの世話をして許しを請うのが良いとアドバイスしてくれる。早速病院へ行ってオーソンに自宅へ戻ってきて欲しいと頼むが、君の世話にはなりたくないときっぱりと断られてしまう。自宅にスロープなどをつけてオーソンを迎え入れる準備を進めていたのだが、オーソンはブリーの家ではなくカレンの家に下宿人として住むことになっていた。

オークリッジ校から生徒の空きがあると連絡を受けて、カルロスとガブリエルはホワニータを連れて校長に会いに行く。すぐにでもガブリエルは入学させたかったのだが、入学待ちの生徒が多いとのこと。

しかし、多様性を求めているオークリッジ校はメキシコ系の生徒を優先させたいと校長が言うと、自分はメキシコ人なの?とホワニータが言い出して気まずい雰囲気に。さらにカルロスがメキシコ系が多い公立校に入学させようと言い出してしまう。

エディが漫談ショーに出演することになり客集めでダニーはジュリーに来て欲しいと頼む。入院の件を知っていたジュリーはそれとなくダニーを気遣い、彼は色々と良くないことが重なっただけだと心配しないよう言う。ジュリーはダニーに好意を持っているアナと一緒にエディのショーを見に行くことに。


元キャリアウーマンのリネットは、トムが自分の代わりをするには力不足だと感じていただろうし、トムが仕事で成功してしまったら、自分が戻る場所がなくなると、怖くなっていたのかもしれません。

一緒に乗り越えようというトムの優しさはリネットにもわかっているのでしょうが、どうしても素直になれないのがリネットらしいところです。
長年色んなことがあって乗り越えてきた夫婦ですから、子供や仕事の件も上手く乗り越えていってほしいですね。

カールったら、スーザンにとんでもない遺産を残していました。
マイクにクラブへ行くなと禁じても、マイクからしたら浮気しているわけじゃないし、別にやましいことは何もないけど、妻にやりたいことまで左右されるのが我慢ならなかったのでしょう。

スーザンのダンスもなかなか良かったし、妻にここまでやられたら、正しいことかどうかよりも、マイクは素直に自分の負けを認めるしかなかったですね。

ゲスト

ジェニファー・モレリ – ブリアンヌ・デイヴィス
ジンボ・ルーニー – ブレント・ブリスコー

DATA

原題:You Gotta Get a Gimmick
放送日:2010/1/10
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:ジョー・キーナン

第13話 怒りの矛先

あらすじ・感想

トムとリネットはボブとリーの食事会に呼ばれて楽しんでいると、二人がセラピーに通っていてリーが感情日記を付けていることを知る。トムは自分達も通おうと言い出すが、リネットは反対。トムは一人でセラピーに通い始めてリーと同じく感情日記を付け始めていて、プライベートなものだからとリネットにも見せてくれない。

アンジーは腕によりをかけてイタリア料理を作りダニーとアナをもてなすが、アナは将来モデルを目指していてダイエット中だからとサラダしか食べてくれない。さらにアナはダニーが詩を作る才能があり二人でニューヨークに行こうと語り、息子の知らない面を見せられたアンジーはさらにアナのことが気に食わなくなる。

オーソンは相変わらずメイドのようにブリーをこき使いお風呂にも長期間入らないため、ブリーは朝食のワッフルをオーソンの手が届かない場所へ置いてしまう。リハビリの担当者がやって来るとオーソンが倒れているのを見かけて、帰宅したブリーにオーソンの面倒をきちんと看ていないと責める。命令口調で「お願い」の一言も言ってくれないオーソンにとうとうブリーはぶち切れてしまう。

ホワニータのことで学校にやって来たガブリエルはスーザンの所へ顔を出し、クラス分けのことで口げんかに。数学でMJはキリンクラス、ホワニータはヒョウのクラスで、スーザンはキリンクラスが特進クラスだと信じていてガブリエルをフォローするような発言をしてしまう。学校の方針でどのクラスが優れているかは明かされていないため、ガブリエルはホワニータの友達の算数の宿題をカメラで撮って問題を分析することに。

キャサリンは専門的な治療を受けてどんどん回復に向かっている。カレンがお見舞いにやって来るがウィステリア通りのみんなは許してくれないだろうと語り、もうここへは来ないで欲しいとやんわりと拒否する。


子供を亡くしてから、リネットはさらにトムにも心を閉ざしてしまうようになっていました。
夫婦仲を上手くいかせようとトムなりにセラピーに通い始めたのでしょうが、リネットとしては日記に何が書いてあるのか気になって仕方なかったのでしょう。
結果として、セラピーの先生の前で素直になれたから、抱えていたものが少しは軽くなったかもしれませんね。

スーザンとガブリエルのクラス分けレベルの争いは面白かったですね。
最初、スーザンが優位に立っていましたが、ふたを開けてみると実はMJよりもホワニータの方が優秀だったいう結果でした。

スーザンとマイクがコップに手を突っ込んだわが子を窓の外からのぞいて、がんばれと一生懸命応援していた姿がかわいかったです。
2人は校長先生に呼ばれていましたが、きっとこっぴどく叱られたのでしょう。

ゲスト

コリーン・ヘンダーソン – ウェンディ・ベンソン
ジョイス – パトリシア・ベスユーン
ドクター・グラハム – ジェーン・リーヴス
ブレント・アベドン医師 – リチャード・ギリランド
ジョーイ・マーフィー – エイディン・ミンクス
レイチェル・ミラー – マッケンジー・ブルック・スミス
ジェームソン – ヴィンス・ チェファル
チャップマン – キャンディス・ブラウン

DATA

原題:How About a Friendly Shrink?
放送日:2010/1/17
監督:ロニー・プライス
脚本:ジェイソン・ガンゼル

第14話 やり直す勇気

あらすじ・感想

アナとダニーの仲は進展していてガブリエルはまだ17歳のアナのことが心配でたまらない。アンジーは若い男女が一緒にいたらいずれは体の関係になってしまうから、正しい知識を教えるのが親の務めだと考えている。悩んだ挙句にガブリエルはアナにサインなしの高額な小切手を渡して、高校卒業まで男性と一線を越えなければ晴れて使えるようにすると提案し、アナはそれを受け入れる。

スーザンはクラブの共同経営権を売るためにクラブへと行き、そこで働いているロビンという女性が「白鯨」を読んでいるのを目にして、もっと別の仕事を探すようアドバイスをする。

スーザンのアドバイスで仕事を辞めてしまったロビンはお礼を言いにやって来て、蓄えもないし仕事のあてもなく困っていると知り、スーザンの学校の図工のアシスタントとして雇ってもらうことに。しかし、父兄の一人がロビンのことを知っていて、私立校にはふさわしくないとクビにされてしまう。

リネットとトムはセラピー通いを続けているが、セラピストのグラハム先生はいつもトムの肩を持ちリネットが悪役になってしまうため、セラピー後のトムは気分爽快だがリネットはストレスたまりまくりである。先生が芝居に出ると知って夫婦で出かけるが、演技が上手とは言えず拷問に近い3時間を過ごすことに。次のセラピーで芝居のことが話題になり、リネットは先生の演技に対する本音をぶちまけトムへの不満も口にする。

オーソンが持ち物を近所の男連中にあげようとみんな集まっているところへブリーが帰宅し、必要なものまであげようとするオーソンに不審を抱く。パソコンにオーソンの遺書らしきものを目にしたブリーは、同じ立場にある車椅子の仲間を自宅に呼んで自殺を思いとどまるよう説得してもらうことに。

しかし、オーソンに愛しているかと聞かれても愛しているとは答えられず、オーソンの気持ちを変えることができないまま夫婦でラッキー夫妻の金婚式に出席することに。


年頃の娘がいるガブリエルも、色んな悩みを抱えています。
高額な小切手を渡してしまうあたりがガブリエルらしい解決法ですね。

カルロスは相変わらず血の気が多くてダニーに暴力を振るおうとしていましたが、それにも増してアンジーの方が血の気が多かったようです。
ドアの前でお菓子を食べながら、聞き耳を立てていたガブリエルとカルロスが妙に可笑しかったです。

新キャラのロビン登場で、スーザン達にまたもや災難が降りかかる予感がします。
スーザンのいつものおせっかいから始まって、とんだお荷物を背負い込んだことにならなければいいですね。

ゲスト

ジンボ・ルーニー – ブレント・ブリスコー
ロン – ダリル・ミッチェル
ドクター・グラハム – ジェーン・リーヴス
ウォルター・ラッキー – エドマンド・L・シャフ
ダン – マイケル・クライダー
アンソニー – ジェフ・グリッグス
フィロ – カリール・ジョセフ
クリス – ジェイ・クレイマー
シャーリー・ラッキー – レタ・ローズ

DATA

原題:The Glamorous Life
放送日:2010/1/31
監督:ベサニー・ルーニー
脚本:デイヴ・フレボット

第15話 となりのオアシス

あらすじ・感想

キャサリンの快気祝いがソリス家で開かれご近所さん達が集合し、スーザンがロビンを連れてくる。男性陣はみんなキャサリンそっちのけでロビンの美しさに見とれて群がり、女性陣はキッチンで男性陣の盛り上がりにカッカしている。

ある朝、パーカーの友達が学校に行こうと朝からスカーボ家へ押しかけてきて、パーカーの部屋へと入って行く。パーカーと彼の友達がいつまで経っても下りて来ないので様子を見に行くと、いきなり蜘蛛の子を散らすようにみんな学校へ。

パーカー達は窓際から双眼鏡でお隣を覗いていて、視線の先にはロビンがシャワーを浴びていた。リネットはロビンに文句を付けに行くと彼女からパーカーがお金を払って寝て欲しいと頼まれたと、衝撃の事実を聞かされる。

スーザンとマイクのためにケーキを作りたいとブリーの元へロビンがやって来る。ケーキを作りながらブリーは夫婦関係を修復中だと語り、体の関係で心も深まるとロビンがアドバイスする。仕事から帰ったブリーはセクシーダンスをしながら上着を脱いでオーソンに迫るのだが、イヤリングが服に引っかかって転んでしまう。

ボーレン家の怪しげな会話を聞いたガブリエルとカルロスはアナとダニーが付き合っているのを心配し、ガブリエルの計らいでアナにニューヨークでモデルになれるという話を持ちかける。しかし、高校卒業してダニーと一緒でないと行かないとアナは話を断る。そのことをスーザンにぼやいているのを聞いたロビンは自分がバレエダンサーになれなかった経験を話し、ガブリエルはアナにもその話をしてやってくれと頼む。

配管の仕事でいつも腰を痛めているマイクを、医学部を目指していて整体の心得があるロビンが軽く治してしまう。ある時、スーザンが帰宅すると本格的な整体をマイクが受けていて、セクシーな格好でマイクの体をあちこち触っているロビンにどうしても嫉妬を感じてしまう。ロビンが留守の時、マイクが帰宅しいつものようにロビンに腰を治してもらおうとするが、無理矢理スーザンが整体の真似事をしてマイクは病院行きに。

スーザンから頼まれた届け物をロビンがキャサリンに持ってきて、スーザンの家には居辛いしキャサリンは一人で孤独を感じているらしいから、ここへ下宿させてくれと頼む。キャサリンのOKが出てロビンが引っ越して来るが、人ごみに出たくないというキャサリンの気持ちを変えさせて二人で飲みに行くことに。


ロビンメインのエピソードですから、今後のストーリーのキーパーソンになる人なのでしょうか?
自分から元の職業を明かして、屈託がなく素直なところが魅力ですね。
ユーモアのセンスもあるし、みんなに優しくて思いやりもあるから、すぐにウィステリア通りになじめることでしょう。

最初にロビンと知り合って家に置いてあげることにしたスーザンなのに、マイクの整体をロビンがやってあげただけで嫉妬してしまうのがスーザンらしいところです。

対抗して無理してマイクを病院送りにしたかと思ったら、MJもそんなスーザンの血を引いていて、何かやらかしてマイクの容態を悪化させてしまったとにらんでいます。
スーザンの家を出てキャサリンの家に移ったロビンですが、この2人のただならぬ新たな展開が待ち受けていそうです。

DATA

原題:Lovely
放送日:2010/2/21
監督:デイヴィッド・ウォーレン
脚本:デイヴィッド・シュラッドワイラー

デスパレートな妻たち

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