第11話 裏切り
あらすじ・感想
誘拐されたオリビアは頭に電極を付けられ脳脊髄液を採取される。すきを見つけてサンプルを数本持ち出して逃げ出し、サンプルは近くに埋めてFBIに連絡する。応援がやって来るが身柄を拘束され、気が付いたら病院で手錠につながれていた。
目の前にはサンフォード・ハリスがいて、フリンジ・チームの内務調査をするとこのと。オリビアが監禁されていた場所はもぬけの殻で、ウォルター達を呼んでサンプルの分析を頼む。そんな中、オリビアの妹レイチェルが娘を連れてやって来て、一晩泊めてほしいと頼まれる。
ボストン大で講義中にキンバーグ教授が亡くなり、教授の口から巨大ななめくじのような生物が出てきた。ウォルターが巨大なめくじを捕まえてラボで分析すると、オリビアが持ち帰ったサンプルと構造が似ているとのこと。
教授はCDCで特別な職に就く予定になっていたと聞かされ、同様の立場にあるサイモン教授が狙われる可能性があるとFBIで保護する。しかし、サイモン教授はFBI内でキンバーグ教授と同じ方法で殺されてしまう。
オリビアはミッチェルの靴が誘拐犯のものと同じだと気付き、彼の家を調べることに。一方、オリビアからミッチェルのことを聞いたチャーリーは、密かにピーターにミッチェルの盗聴を依頼する。
もっとオリビアの誘拐を引っ張るかと思ったら、意外とあっさり脱出してしまいました。
ローブがつかまって1つ事件が解決したかと思ったら、また敵っぽいフリンジ・チームの調査にやって来たハリスが現れましたね。
彼もくせ者っぽいし、脱獄したジョーンズとつながっているのでしょうか。
ローブがオリビアを助けたと言っていたけど、その理由も気になります。
新キャラとしてオリビアの妹親子が登場しましたが、こっちもワケアリっぽいです。
旦那さんが厄介な人物で、家から逃げ出して来たとか、そんなオチなのでしょうか。
何はともあれ、序盤で暗躍していたローブを捕まえることができてお手柄でした。
ゲスト
サンフォード・ハリス – マイケル・ガストン
ミッチェル・ローブ – チャンス・ケリー
サマンサ・ローブ – トリニ・アルバラード
タラ・コールマン – サラ・ウィルソン
サイモン医師 – ピーター・ジェイ・フェルナンデス
マイルズ・キンバーグ教授 – スティーヴン・シュネッツァー
ロイド – チナサ・オグブア
DATA
原題:Bound
放送日:2009/1/20
監督:フレデリック・E・O・トーイ
脚本:J・J・エイブラムス、ジェフ・ピンクナー、アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー
第12話 殺人プログラム
あらすじ・感想
グレゴリー・ワイルズの死体が届き、ウォルターとピーターは液状化した脳の分析をすることに。また、グレッグのパソコンの一部が溶けていた。オリビアはグレッグの友達ルークから話を聞くが、その夜はメールしたが返事がなかったとのこと。
同様の事件が起こり、カーショップのセールスマンの脳が液状化して死亡。セールスマンのパソコンもグレッグのと同様一部が溶けていた。ピーターは知り合いに頼んでハードディスクを調べてもらう。その最中、犯人が送ったと思われるファイルがダウンロードされていて、住所はオリビアの自宅だった。
間一髪でエラが犠牲になるのを阻止し、エラの話では色々な映像が現れたと言う。オリビアはエラが使っていたノートPCのカメラのライトが点いていたのを確認し、犯人が見ていたと気づく。
そして、三人目の被害者が同様の手口で死亡し、ウォルターとアストリッドは人に感染するコンピュータ・ウィルスのようなものだと原因を特定する。この三人目の被害者はルークの母親の再婚相手で、ルークの父親が容疑者として浮上する。
アストリッドの存在感が回を増すごとに大きくなっていて、今回はコンピュータ科学に詳しいことが判明しました。
コンピュータやネットがらみの事件も増えるだろうから、アストリッド活躍の場も多くなりそうですね。
それにしても、あんなにかわいいエラちゃんが狙われてしまうなんて、怖いです。
オリビアと一緒に住んでいるというだけでリスクがあるのでしょうが、オリビアも仕事の疲れやストレスがあっても、レイチェルやエラがいるからこそ、がんばれる部分もあるのでしょう。
2人が事件に巻き込まれないようにちゃんと守ってあげてほしいですね。
ウォルターが2000ドルもするヒヒの精液を何のために買ったのかも気になります。
ゲスト
ブライアン・デンプシー – クリス・バウアー
サンフォード・ハリス – マイケル・ガストン
ジェシカ・ウォーレン – メアリー・ベス・ペイル
ルーク・デンプシー – ノア・フレイス
アキム – ベンガ・アキナベ
シンシア・ワイルズ – スーザン・ナイト
ポール・ワイルズ – マーク・ロティート
マーク – ランディ・コヴィッツ
ミリアム – ケリー・カークリン
グレゴリー・ワイルズ – ジェイク・オコナー
DATA
原題:The No-Brainer
放送日:2009/1/27
監督:ジョン・ポルソン
脚本:デヴィッド・H・グッドマン、ブラッド・ケイレブ・ケイン
第13話 突然変異
あらすじ・感想
ニューヨークで旅客機が墜落し、遺体の中に動物のようなものが混じっていた。ウォルターは元は人間でウイルスによって突然変異を起こしたと推測する。乗客名簿を見ていたオリビアは突然ジョンの記憶がよみがえり、変異したのはマーシャル・ボウマンだとチャーリーに告げる。
ジョンの記憶からボウマンとダニエル・ヒックスが仲間だと知り、彼をFBIに呼んで尋問中、変異が始まりかけてしまう。オリビアはヒックスからウイルスを入れたのはコンラッドだと聞き出した後、ヒックスは鎮静剤を投与して進行を抑えられてウォルターのラボへ。
また、ボウマンとヒックスの手の中から、過去にあった小さなガラス状の物体が見つかる。ブロイルズはオリビアをマッシブ・ダイナミックへ連れて行き、ジョンの遺体とディスクの解析を行っていることを知らせる。
生物兵器の取引を阻止するため、オリビアはまたタンクに入ってジョンの記憶をたどることに。ジョンは自分達は国家安全保障省のスパイで、非公式の任務についていた、コンラッドとの取引場所はヒックスが知っていると告げる。
ウォルターは解毒剤をヒックスに投与して彼を起こし、オリビアは捜査協力を依頼する。
散りばめられている謎が少しずつ解明されていきますね。
ジョンがテロリストではなく国家安全保証省の任務についていたことや、マッシブ・ダイナミックとブロイルズがつながっていたこと、ジョンは仮死状態でニーナの元にいた理由も判明しました。
ウォルターの見立てではジョンの記憶は近いうちにオリビアの中から消えてしまうらしいですから、オリビアは最後にジョンに会って本当のジョンの気持ちを知ることができて、本当によかったです。
すいかで解毒剤の実験をしようとするおちゃめなウォルターもかわいかったし、オリビアを1人で取引きに行かせたくなくて、くっ付いて行ったピーターもカッコよかったです。
危機一髪でFBIが踏み込んできてきれいに終わりましたね。
ゲスト
ダニエル・ヒックス – フェリックス・ソリス
マーシャル・ボウマン – ニール・ハフ
ギャビン – アルマンド・リスコ
コンラッド – アル・サピエンザ
–
DATA
原題:The Transformation
放送日:2009/2/3
監督:ブラッド・アンダーソン
脚本:ザック・ウェドン、J・R・オーチー
第14話 テスト
あらすじ・感想
ジョーンズが脱獄して2週間、オリビアへも調査が行われる。新聞スタンドの店員が目や鼻、口がふさがった状態で死亡する事件が発生し、ジョーンズの仕業ではないかと考えられていた。
オリビアがローブに話を聞くとZEFは書かれたことを実行しているだけだと言っていて、この頭文字のバイブル的な本があるらしい。テレポートで体に影響の出たジョーンズはFBIに出頭してオリビアに会わせろと要求するが、ハリスが却下する。
オリビアはジョーンズがいた倉庫の捜索に行き、FBI捜査官1名が新聞スタンドの事件と同様の死に方をする。オリビアはジョーンズと会うがテストに合格しなければ、もっと大惨事になると脅される。FBI捜査官のように、目や鼻がふさがってしまう毒を大量に散布する気らしい。
オリビアはジョーンズが持っていた鍵で、取りに行と言われた中身をラボに持って来る。小さなライトが大量に並んだ箱で、手を触れずに点いているライトを1つずつ消せと言うのだ。ジョーンズが言うには、オリビアは抗テキシファンという薬を投与されていて、特殊な能力があるとのこと。
大惨事を止めるためにオリビアは、ピーターに頼んでライトに細工をし、ジョーンズにテストに合格したと嘘を付く。ジョーンズは毒のありかを白状するが、現場に行くと箱の中のライトと同じものがガラス窓に設置されていた。
久々にジョーンズ絡みのエピソードでしたが、話がまた大きくなっていましたね。
別宇宙のことが出て来たりオリビアに特殊能力があったりして、SFチックな展開です。
スタートレックなんかでは簡単にテレポーテーションしていますが、現代科学ではまだ人を分子レベルまで分解して再構築すると弊害が出てしまうようですね。
ウォルターが作った装置も大がかりなものだし、時代が進むともっと簡単にコンパクトにできるのでしょう。
オリビアも特殊能力発揮で、手を触れずにライトを消していましたが、物を動かす念力みたいなものが備わっているのでしょうか。
ベル博士が投与した抗テキシファンとやらで、子供の頃にオリビアの力が開花されたのでしょうね。
ゲスト
サンフォード・ハリス – マイケル・ガストン
FBI捜査官 – ノア・ビーン
ミッチェル・ローブ – チャンス・ケリー
ウォールデン・ヨハン・レノックス – ケネス・タイガー
トミー – フィリップ・レストレンジ
エドワード・マーカム – クラーク・ミドルトン
デイビス – エリック・L・エイブラムス
ジョアン – エリザベス・デイビス
DATA
原題:Ability
放送日:2009/2/10
監督:ノルベルト・バーバ
脚本:グレン・ホイットマン、ロバート・チアペッタ、デヴィッド・H・グッドマン
第15話 幽閉
あらすじ・感想
建物の取り壊しの前に誰もいないか確認が行われるが、一人の作業員が床が薄いと言い出し、踏み抜いてしまう。地下深くまで穴は延びていて、その中で子供が発見される。いつどうやって子入ったのか不明で、小児科に移されるが言葉を話すことができなかった。
その頃、オリビアとチャーリーが追っていたアーティストという連続殺人犯が復活していた。オリビアは病院へ少年に会いに行くと、少年はサム・ギルモアとメモを書く。アーティストの被害者が見つかり、彼女の名がサマンサ・ギルモアだった。
オリビアは少年ともっと交流を持とうとしていると、少年はある住所をメモに書く。オリビアとチャーリーは周辺を探るが手がかりなしで、次の被害者が発見され、彼女が飼っていた犬が少年から教えてもらった住所に紐でくくりつけられていた。
オリビアは少年とコミュニケーションを取りたいとウォルターに頼み、こっそり少年をラボに連れて来る。ウォルターは以前使った神経刺激装置を改良して音楽を流し、少年に装置を装着したところへ、ブロイルズと福祉局のマイケルズがやって来た。
マイケルズは実はCIAの科学技術者で、ブロイルズとオリビアは事件解決のために少年を引き渡すのを1日だけ待ってほしいと頼む。
ウォルターったら音楽好きだったんですね。
ダンスとコミカルな動きで少年を笑顔にさせるなんてさすがです。
少年がどこの何者で、オリビアに強く共感していた理由もわからないけど、事件が無事解決できてよかったです。
マイケルズに引き渡されていたら、きっと研究やら実験などをされいたでしょう。
ナイスなオリビアの判断と行動だったし、ブロイルズもそれに協力するとは意外でした。
見た目が監視人とそっくりだったし、車の中から監視人をじっと見つめていたから、何か関係があるのかもしれませんね。
CIAが少年を見てまた見つけたと言っていたから、他にも同じような子を保護か研究しているような気がします。
ゲスト
エリオット・マイケルズ – エリク・パラディーノ
幽閉されていた子供 – スペンサー・リスト
フィル – ビクター・ウィリアム
ウィニック医師 – サンドラ・デイリー
マイク – ジミー・パルンボ
アーティスト – ジェレミー・シェイモス
アーチー・ドネリー – フィル・ニー
DATA
原題:Inner Child
放送日:2009/4/7
監督:フレデリック・E・O・トーイ
脚本:ブラッド・ケイレブ・ケイン、ジュリア・チョー
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